知的財産ニュース 深セン市、商品の知的財産権を二次元コードで管理するシステムを導入

2013年6月26日
出所: 深セン商報

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携帯電話で商標の中の二次元コードをスキャンすると、商品の著作権、特許などの情報や本物であるか否かが提示される。深セン市版権協会が開発した「E防標」はこのほど、正式運用が開始された。

深セン市版権協会の関係者によると、ユーザーが著作権、特許、商標などの証明書を届出して取得した二次元コードでは、商品の知的財産権状況を読み取ることができる。展示会などでの活用が期待される。

「E防標」の運用開始に合わせて、広東省版権保護連合会や深セン市版権協会、深セン市模倣品撲滅連合会などが結成した「E防標」知的財産権保護連盟は6月25日、発足した。連盟は、広東省版権局と深セン市市場監督管理局に後押しされる非営利組織として、海賊版や偽造の防止で手を携えて、企業の知的財産権と消費者権益の保護に尽力することを目標に掲げている。

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