知的財産ニュース 広東省、医薬産業特許の競争情報を分析する報告会を開催

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広東省知識産権局は12日、医薬産業関連特許の競争情報の分析と早期警戒に関する報告会を広州市で開催した。広東省戦略的新興産業発展促進指導グループのメンバー機関、広東省各地方の知識産権局、大学、研究機構、知的財産権サービス機構、バイオ医薬企業からの代表が報告会に出席した。

会議では国内外と広東省の特許技術の現状と動き、広東省医薬産業の優位性などが分析され、政策の科学性の向上、知的財産権リスクの回避、イノベーション能力の強化などに関して議論が交わされた。また、北京国之専利予警諮詢センターの専門家により「広東省バイオ医薬産業特許競争情報分析と早期警戒報告書」が発表された。

広東省のバイオ医薬産業の発展を促し、企業が同分野の特許の実態を把握したうえで研究開発の重複を避けるよう取り組んでいる広東省知識産権局は2011年から、「広東省戦略的新興産業発展の十二五計画」を踏まえて、バイオ医薬産業を対象に特許分析と早期警戒の研究活動を繰り広げてきた。今回発表された報告書はその成果の1つである。