知的財産ニュース 浙江省、専利で経済発展を支える「若干意見」を発布

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浙江省はこのほど、「経済のモデル転換、グレードアップを促進する支えとして専利の役割をいっそう果たすための若干意見」を発布した。国家知的財産権戦略の実施を加速させるための16の任務、目標、措置が取り込まれている。

「若干意見」は、専利が地域競争力の核心的要素とイノベーション能力を測る重要な指標だと強調し、各級の政府、関連部門に対し、指導を強化して体制整備などを通じて確実な成果を上げるよう取り組むことを求めた。

3年後と5年後の目標として、2015年に人口1万人当りの特許件数が7.5件以上、企業による登録件数が全体の6割以上に達し、サービス機構従業者が2011年より倍増することと、2017年に特許出願が67000件、特許登録が2012年より倍増の23000件に達することなどが掲げられている。

目標の実現を確保するために、「若干意見」は、企業関連専利活動の強化、戦略的新興産業における専利活動の強化、地域知的財産権モデル体系整備、産学研共同の専利創造の奨励など9つの施策を打ち出した。