知的財産ニュース 黒龍江省、特許出願への支援を強化、平均保有件数は全国13位

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黒龍江省の今年1～10月の専利（特許、実用新案、意匠を含む）出願件数は2万3110件に達し、前年同期比13.6％増えた。この内、特許出願が7464件で同51.4％増加した。有効特許が同17.7％増の8412件で、人口百万人あたり平均の特許保有件数が全国13位の219.4件に達した。21日開幕した中国専利ウィーク黒龍江会場でわかった。

黒龍江省は今年、政策や資金の支援強化を通じて発明創造の質の向上に取り組んでいる。専利創造の主体と位置づけられる企業への支援を強化するために実施した「モデル企業プロジェクト」で、技術的優位を有する55社を選定しサービスを強化したほか、大学や研究機構のイノベーションにおけるリーダーシップの発揮を促すよう努めている。黒龍江省の大学、研究機構による10月末時点の特許保有件数が5145件に達し、省全体の特許登録件数の61.2％を占めた。

また、発明創造や特許出願への支援を強化するために、黒龍江省は企業の特許保有件数に基づく報奨制度を導入した。保有期間が3～5年の特許に2000元、5年以上の特許に8000元の報奨金がそれぞれ支給される。