知的財産ニュース 「山東省専利条例」が採択へ、技術の産業化を奨励

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山東省第12期人民代表大会常務委員会の第3回会議で8月1日、「山東省専利条例」が採択された。9月1日より施行される。

「山東省専利条例」は総則、専利促進、専利保護、専利管理、専利サービス、法律責任、附則の7章、56条からなる。権利の実施・産業化を促進するための奨励策と保障策、行政法執行の手段・措置、専利情報と権利保護、人材育成――などの内容が取り込まれている。

数多くの専利、研究成果を抱える山東省は、実際の生産力に転化されたものが少なく、新「条例」の発布·実施により、発明創造、専利実施、産業化の促進が期待される。

同条例はまた、一部の市、県で権利保護の公益性支援機構を設立し、関連のコンサルティングサービスを無料で提供することを求めている。