知的財産ニュース SIPOとEPO、特許分類協力強化で覚書締結

2013年6月5日
出所: 国家知識産権網

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国家知識産権局(SIPO)と欧州特許庁(EPO)は6月4日、特許分類分野の協力強化に関する了解覚書(MOU)を締結した。双方は国家知識産権局が今後数年で欧米共通特許分類(CPC)を次第に導入することで合意。これによると、国家知識産権局は来年1月よりEPOの研修支援を受けた技術分野で、2016年1月より全ての技術分野で新しい特許出願を対象にCPC分類を実施する見通し。

国家知識産権局の田力普局長は、「CPC導入は双方の提携強化によるまた1つの成果だ」と評価し、各国の審査官が中国特許文献を調べる際の効率向上、中国特許文献の世界各国での活用に寄与するだろうと期待を示した。

欧州特許庁のバティステリ長官は、「国家知識産権局が国際特許分類(IPC)とCPCを併用することにより、中国特許文献の取得は便利になる。世界範囲のCPC導入を促進するうえのすごい成果だ」と高く評価した。

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