知的財産ニュース 発展改革委など12部門、物流パーク発展計画を発布、知的財産権重視

2013年10月18日
出所: 国家知識産権戦略網

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国家発展·改革委員会、科学技術部、工業·情報化部など国の12部門は10月16日、「全国物流パーク発展計画」を共同で発布した。同「発展計画」は知的財産権の役割を重視し、自主的知的財産権を有する自動認識、電子データ交換、可視化、貨物追跡、インテリジェント輸送、モノのインターネットなどの技術、設備の導入、普及を推し進めることを求めた。

「発展計画」は知的財産権制度の整備で物流パークのサービス環境を改善し、イノベーション能力が強い物流企業を育成し、物流企業の核心的競争力を向上させることを強調。このほか、自主的知的財産権を有する情報プラットフォームの整備を支援し、情報化と知能化を進め、研究開発活動を指導することを求めている。目標として、2015年までに物流パークの建設·管理に関する制度、インフラの整備と複数のモデルパークの形成を目指す。

中国は近年、物流産業の規模が絶えず拡大し、物流産業の取引総額が年平均21%、付加価値が年平均16.7%で増加している。物流産業の発展を一層推し進めるために、国は同「発展計画」の作成·発布を決定した。

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