知的財産ニュース 商務部、権利侵害取り締まりの高圧的態勢継続を強調

2013年6月9日
出所: 商務部

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全国の権利侵害·模倣品摘発活動指導グループでリーダーシップをとる商務部は6月8日、北京で活動会議を開いた。副グループ長を務める商務部の姜増偉副部長が演説の中で、相変わらず深刻な状態にある権利侵害の摘発活動で高圧的態勢を続け、長期的体制の構築に取り組む必要性を強調した。

姜副部長は会議で模倣品取り締まり活動の日常化、刑事処罰の度合い強化、制度の整備改善、国際協力の推進など、今まで収めた成果を振り返った。過去2年間に全国で実施されていた一連の特別行動で、行政機関が総額144億元に上る違法事件55万8000件を摘発し、模倣品製造販売拠点3万2000ヵ所を閉鎖させ、公安機関が犯罪事件6万5000件を摘発し、容疑者9万8000人を逮捕した。

一方、姜副部長は権利侵害、模倣品製造販売の現状は依然に深刻だと指摘し、メンバー部門に対し高圧的態勢を続け、刑事処罰の強化や業務の透明度向上、相互連携の強化などに取り組むよう求めた。

公安部や新聞出版広電総局、それに北京、内モンゴルなど地方の責任者が会議でそれぞれの活動について演説を行った。メンバー部門からの代表100余人が出席した。

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