知的財産ニュース 第24回JCCT、19日から開催、米国側関心事項に知的財産権など

2013年12月16日
出所: 商務部公式サイト

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中国国務院の汪洋副総理と米商務省のプリツカー長官、フローマン通商代表が共同議長を務める第24回中米商業貿易合同委員会(JCCT)は12月19~20日に北京で開催される。米国通商代表部(USTR)は13日、今年の会議では知的財産権法執行、商品·サービス市場アクセス、規制障壁除去の3課題に焦点を当てることを表明した。

JCCTは経済貿易に関して両国政府間で最初に確立されたハイレベル対話メカニズムの1つで、これまで23回開催された。中米の経済貿易関係の安定した発展と協力の拡大のために、かけがえのない役割を果たしてきた。

第24回は両国の新政権発足後に初めて行われるJCCTとなる。双方は前回JCCT以来の成果を回顧し、それぞれの関心を寄せている課題について意見を交わした。中国はハイテク輸出規制の緩和、中国企業の米国進出に対する公平な待遇、知的財産権保護協力の強化、農産品検疫、貿易救済調査などの面で米国が適切な措置を講じるよう求める方針を示している。

中米両国は互いに第2の貿易パートナーである。中国側の統計によると、今年、双方の商品貿易総額は5000億ドルを、サービス貿易総額は400億ドルを、双方向の投資額は1000億ドルをそれぞれ超える見込みだ。

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