知的財産ニュース 商務部：多国籍企業が中国で地域本部、研究開発センターの設立を奨励

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商務部の沈丹陽報道官はこのほど、中国政府が外資管理体制の改革を深化させるための措置を検討していることを明らかにした。より公平、公正で規範化された透明な競争環境を作るために、開放の拡大や投資への参入をめぐり、1. 内資·外資に係わる法律の統一化、2. 金融、教育、文化、医療などサービス分野の開放推進、3. 多国籍企業によるR&Dセンターなどの設立の奨励、4. 管理経験と高度人材の導入――の4つの取り組みを重点的に行うという。

この中で、多国籍企業によるR&Dセンターの設立については、科学技術仲介サービス、イノベーションインキュベーター、生産力センター、技術取引市場などへの外資系企業の投資を奨励するとしている。

商務部が発表したところによると、今年1～11月の実行ベース外資導入額は1055億600万ドルに上り、前年同期比5.48％増加した。11月は84億8千万ドル（銀行、証券、保険分野のデータを含まない）で同2.35％増加し、10カ月連続の増加になった。