知的財産ニュース 「一部のインターネット企業は優越的地位を濫用」＝工業情報化部長が指摘

ipshow_BID_4487.html

改革の全面的な深化と新型工業化の加速に関して、国務院新聞弁公室が23日開いた記者会見で、工業情報化部の苗圩部長は、革新が続くインターネットが経済、社会の重要不可欠な一部となっているとの認識を示す一方、一部のネット企業は優越的地位を濫用し、消費者の利益を損なっていると指摘した。

最近話題になっているインターネット企業間に起こった数件の訴訟についてコメントする時、苗部長が表明した。さらに「どちらが勝訴するかより、裁判の結果が業界の規範化、企業経営の規範化につながるかどうかのほうにもっと関心を持つ」と語った。

中国のインターネットユーザーは今年10月末、6億1300万人に達し、3Gユーザーも3億8700万人に達しており、社会の発展を推し進める重要な駆動力となっている。新しい時代におけるインターネット業界への管理をいかに強化するかについて、苗部長は、法整備の推進、管理体制の整備、管理手段の強化の3つを挙げ、近いうちに管理水準の明らかな向上を実現する方針を明らかにした。