知的財産ニュース 中国初のクラウドコンピューティング特許データシステムが開通

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国家知識産権局と重慶市知識産権局が共同で作成した国内初の「クラウドコンピューティング特許データサービス·プラットフォーム」はこのほど、重慶市で開通し、正式運用を開始した。

サービス·プラットフォームは5月中旬、試行運用を開始してから、クラウドコンピューティング産業関係者から注目を集めてきた。現在は300以上のユーザーが利用している。重慶市知識産権局の袁傑局長が紹介した。同システムを通じて、クラウドコンピューティングなど6大技術分野の特許文献20万件以上を検索、分析することができる。

システムの開通に合わせて、重慶市知識産権局は市クラウドコンピューティング産業協会、市ソフトウエア産業協会と協力して、企業や研究機構40数社を対象にシステム利用方法の研修クラスを共催した。

また、クラウドコンピューティング産業の特許情報配信·活用の「高地」としての重慶市の役割を生かせることを目指し、国家知識産権局傘下の国之専利早期警戒コンサルティングセンターと重慶市知識産権局の専利情報サービスセンターは戦略的枠組み協力協定を締結した。