知的財産ニュース 国家質検総局、EUと偽ワイン貿易取締りの意向書交わす
2013年7月23日
出所: 人民網
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経済発展に伴いワイン人気が高まる中国で、フランスなど世界各地の有名産地、メーカーを偽造したニセモノのワインが出回っている。国家質量監督検験検疫総局と欧州連合(EU)の政策執行機関、欧州委員会が23日北京で、産地偽装など偽物の酒類の貿易取締りに関する意向書を交わした。
意向書によれば、双方は対話による原産地偽造問題の解決の重要性を認識し、原産地証明書制度の導入、偽造品貿易の情報交換の強化など、協力を密にし、偽物酒類の貿易を共同で取り締まっていくことで合意した。
欧州委員会側の代表者は、「EUと中国が偽物のワインやスピリッツの取り締まりに向けて大きな一歩を踏み出したものであり、双方の作業効率を高めて経済効果を拡大すると同時に、食品の安全を守るための対策となる」と強調した。
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