知的財産ニュース 国家版権局:音楽ダウンロード、料金を支払うのは当然だ

2013年4月29日
出所: 新華網

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4月25日に国務院新聞弁公室が「世界知的所有権の日」にそなえて開催した、2012年度の中国知的所有権の発展状況に関する記者会見で、国家版権局の閻暁宏副局長は「ネットで音楽をダウンロードする際に、料金を支払うのは当然だ」と指摘した。

一方、音楽ダウンロードの有料化に関して閻副局長は、「コンテンツ提供者と事業者が共同で協議し、決定するべきだ」との考えを示し、ネット環境下のビジネスモデルと伝統的な業界のモデルは異なっており、有料も無料もそれぞれの必然性と可能性が存在する」と指摘。

また、無料化宣言の前提条件として権利者の許諾を得ることを強調し、有料化の場合は1.ユーザーから料金を徴収しないが、広告などでコストを補う 2. ユーザーに料金を支払ってもらう――の2つの手段を挙げて、ユーザーからの料金徴収も1つの方向性を示しているとの認識を示した。

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