知的財産ニュース 国務院、「バイオ産業発展計画」を発表、2020年に柱産業に

2013年1月7日
出所: 新華網

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国務院がこのほど発表した「バイオ産業発展計画」では、2020年までにバイオ産業を国民経済の柱産業に発展させる目標が掲げられた。

「発展計画」には、中国は2015年にバイオ産業の付加価値の対国内総生産(GDP)比が2010年の2倍に達し、鮮明な特色ある産業発展能力を形成し、経済·社会の発展への貢献度が明らかに向上し、全世界の産業競争の枠組において競争力を持つように発展させるなどの目標が盛り込まれている。

この発展計画では、2020年にバイオ産業重点分野の全面的発展、産業技術イノベーション体制の整備、多くのコア技術の研究開発、海外での特許登録件数の大幅増などを実現するとしている。また、国際レベルに達する技術革新能力を持つ制度を構築し、売り上げに対する研究開発費の割合を大幅に上昇させ、知的財産権を有する技術の幅広い運用を実現させるなども含まれている。

バイオ産業は国が定めた戦略的新興産業で、昨年の総生産額がおよそ2兆人民元を実現し、バイオ医薬、バイオ農業、バイオ製造、バイオエネルギーなどの産業がほぼ形成された。

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