知的財産ニュース 2012年の海賊版率が36%、前年比2ポイント減、SIPO報告書

2013年5月22日
出所: 国家知識産権網

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国家知識産権局(SIPO)が超元実験室とインターネット実験室に依頼して作成した「2012年中国ソフトウエア海賊版率調査報告」によると、国内の有料ソフトウエア海賊版率は前年比2ポイント減の36%で、減少傾向を続けていることが分かった。

2005年より実施してきた同調査は、今年が8回目となる。無料ソフトウエアを含めたインストール数でみれば、前年とほぼ同じの11.8%だった。 有料ソフトウエアのうち、情報セキュリティソフトウエアの海賊版率が36%、前年比3ポイント減、オフィスソフトウェアが53%、2ポイント減、オペレーティングシステムが23%、1ポイント減。

報告書では国内のソフトウエア海賊版問題について、農村地域の正規版普及やサービスの重視、国内ソフトウエア企業への支援、消費者の権益を考慮した価格決定メカニズム――などの提案を行なった。

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