知的財産ニュース 国務院で金融支援指導意見を発布、技術系零細企業サポートを強化

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国務院新聞弁公室が7月5日に行ったブリーフィングで、中国銀行業監督管理委員会の関係責任者が出席し、国務院弁公庁の発布した「経済構造調整、グレードアップを金融で支援する指導意見」について説明を行い、記者の質問に答えた。

楊家才·主席助理によると、「指導意見」は安定的な金融政策を前提に、合理的な貸付総額を維持して、増分資金の活用と資本効率の向上を目指すもので、零細企業を対象とする多数の具体的支援策が盛り込まれている。

今年6月末時点の統計では、銀行業の零細企業に対する貸付総額は1兆1千億元増加した。昨年の貸付総額は10兆元を超え、全体の22％を占める。同委員会の黄毅·政策法規部主任が説明した。今回の「指導意見」は技術系、イノベーション型零細企業への支援強化を強調した。また、イノベーション型企業の「創業板」上場基準の緩和を求めている。

零細企業の信用格付が難しいとの課題について、「指導意見」では情報収集の統合と信用体制の整備を推進し、地方政府による監視管理を強化するなどの施策が提起されている。