知的財産ニュース 商務部、模倣品摘発の行政法執行と刑事司法間の情報共有整備を加速

2013年5月8日
出所: 商務部公式サイト

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商務部公式サイトで8日、同部市場秩序司の出した、模倣品摘発に関する行政法執行と刑事司法間の情報共有システムの整備を加速させるための通知が掲載された。知的財産権侵害、模倣品製造販売の摘発活動における行政法執行と刑事司法のつながりをいっそう密にするよう双方の情報共有強化に取り組み、国の定めた期日通りに共有システムの構築を完成することを求めた。

国務院は2011年11月13日に発布した「知的財産権侵害·模倣品製造販売の摘発活動の更なる推進に関する意見」で、行政·司法間の情報共有システムを2013年末までに整備するよう求めている。行政法執行機関と刑事司法機関の情報相互通報と業務交流に用いられる内部情報システムで、事件摘発の指導·監視を強化し、事件移送·受理の規範化、法執行活動の透明化などを向上させることを目指す。

通知によると、中央レベルの情報共有システムはすでに完成した。国の権利侵害·模倣品摘発活動指導グループ弁公室は今後、省レベルの情報システムとの相互接続を進めるとともに、各地方がそれぞれの実情を踏まえた現地の情報共有システムを期日通りに完成するよう支援を強化することにしている。

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