知的財産ニュース 国家知識産権局、特許出願の品質向上に向け「意見」を発布

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国家知識産権局はこのほど、「専利出願の質を一段と向上させる若干意見」を発布した。適切な措置を講じて、専利（特許、実用新案、意匠を含む）出願の質の向上を促し、イノベーションによる発展戦略を後押しするよう求めた。

「意見」は各地方に対し、「人口1万人当り平均の特許保有件数」が中心とされた、特許出願比率、特許登録比率、PCT出願件数などからなる評価体制を整備し、これにより出願の質向上を促すことを求めている。資金援助について優位性をもつ企業、研究機構などへの支援を拡大し、優れた貢献をした権利者と発明者を奨励するとしている。

このほか、「意見」には専利出願の質向上を促進できる管理監視体制の整備、キャパシティ·ビルディング、代行業務の更なる規範化、専利情報活用の促進などの具体的な施策が盛り込まれている。