知的財産ニュース 国が知財権を持って出資することを支援、「技術市場十二五発展計画」発布

2013年3月5日
出所: 国家知識産権網

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第12期五ヵ年計画期間中に特許の出願·登録件数は急増する傾向を維持する見通し。国は企業が知的財産権を持って出資するなどして国際的な技術移転、協力を展開し、技術輸出入を促進することを支援する。国家発展·改革委員会と科学技術部がこのほど発表した「技術市場十二五発展計画」で明らかになった。

国家発展改革委の責任者によると、2006年から2010年までの第11期五ヵ年計画の実施で、新材料、新エネルギー、バイオ医薬など戦略的新興分野において自主的知的財産権を有する多数の国際レベルのハイテク製品が開発され、多くの科学技術系中小企業が成長した。2015年までの第12期五ヵ年計画でイノベーション型国家建設の加速に伴い、知的財産権を含めた技術関連サービス業の発展が、地方のイノベーション事業と産業のグレードアップを支える重要な存在になるとみられる。

技術市場は知的財産権、科学技術成果の移転の受け皿として、科学技術と経済を緊密に結ぶ懸け橋である。「中国特色のある社会主義市場体系における重要な構成だ」と同責任者が語っている。

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