知的財産ニュース 取締が強化されても、ニセモノ製造業者が増え続ける=英紙報道

2013年12月11日
出所: 参考消息網

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英フィナンシャル·タイムズは12月11日、「増え続ける中国のニセモノ製造業者」と題した記事を掲載し、中国では法的取締が強化されつつとしても、ニセモノ製造販売は依然として問題となっていることを指摘した。知的財産権に詳しい弁護士によると、中国では法制度は年々強化されているが、業者は増加する一方だという。参考消息網が伝えた。

中国は「ニセモノ大国」と呼ばれ、2006~2010年の間に摘発されたニセモノの75%は中国製だと言われている。2012年、米国税関のデータによれば、模倣品の84%が中国本土·香港からのものだった。

報道によれば、中国では、商標権に関する民事的な司法システムは長足の進歩を遂げているものの、ネット販売や進歩を続けるニセモノ業者、刑事訴訟システムの不足などが依然として問題になっている。ニセモノ製造業者の多くは広東省に集中しており、正規品の工場と結託している場合もあるという。

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