知的財産ニュース 「ニセモノ一掃！」淘宝とルイ・ヴィトンが偽造品撲滅対策で協働

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中国のネットショッピングモール·淘宝網（タオバオ）とルイ·ヴィトンが11日フランスのパリで、偽造品撲滅対策で協力するための覚書に調印し、淘宝網での偽造品販売行為を共同で取り締まると発表した。今後、淘宝網でルイ·ヴィトンと関わる偽物、A貨（偽造品の等級、偽物の中でも模倣度合いが高いもの）がきちんと整理されることになる。

淘宝網とルイ·ヴィトンは、これまでインターネットが偽造品販売者にとって取引の温床として悪用されている現状に対して、偽造品撲滅で大きな前進を図るには、両社が相互に協力すべきだという認識で一致したという。

覚書の詳細、具体的な手段をアピールしていないが、「偽造品撲滅でメーカーと協力するのは初めてであり、予防と積極的な措置を採ることに協力する」と淘宝網の担当者が語った。その「積極的な措置」は商品のPRページの撤去などが含まれるが、今後さらに厳しいペナルティが課せられることも予想される。淘宝網での数多くのショッピング代理店舗に影響を与えるかどうかは不明だ。

「今回の協力はオンラインでも、実体でも、偽物のすべての製造、運輸と販売を防ぐことを目指し、採った行動だ」と、ルイ·ヴィトンのグローバル知的財産権総監は述べている。