知的財産ニュース 東洋ゴム、意匠権侵害でタイヤの輸入差し止めを米ITCに申し立て、中国企業7社が対象

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中国ゴム工業協会が明らかにしたところによると、東洋ゴム工業はこのほど、同社の米国法人とともに、ITC（米国国際貿易委員会）に対して、トーヨータイヤを模倣した製品の米国への輸入差し止めを求める申し立てを行った。対象となった企業には中国国内企業7社が含まれる。

申し立てられた企業は計22社、製造関連の中国企業6社、タイ企業1社と、販売関連の米企業14社、中国企業1社を含む。

東洋ゴム工業は、同社の「トーヨー」「ニットー」ブランドのタイヤのトレッドパターンや、サイドショルダー部分のデザインが模倣され、同社の8件の意匠権が侵害されたと主張している。このため、同社はITCに申し立てを行い、対象企業の調査と、侵害が認められた場合の輸入·販売の差し止めを求めている。