知的財産ニュース 北京で偽部品倉庫を摘発、マツダやホンダ、トヨタ、日産など10数ブランド

2013年6月14日
出所: 中国新聞網

ipshow_BID_3712.html

北京市大興区公安局は今年4月、黄村鎮にある偽物自動車部品の倉庫を摘発し、マツダやホンダ、トヨタ、日産、北京現代など10数ブランドを詐称したエアフィルター、ガソリンフィルターなどの自動車部品1万8000点余(総額150万元)を差し押さえた。容疑者は3年間で100万元以上を売り出したという。大興区検察院の関係者への取材でわかった。

容疑者は河北省から偽物を入荷し、包装箱に入れたものをコストより0.5元ぐらい高値をつけ、北京市の各大型自動車部品市場に販売していた。容疑者によると、販売価格はそれぞれ、現代が2.8元、三菱が4元、日産が3元、フォルクスワーゲンが3元、トヨタが3.5元など。偽物販売による3年間の利益総額はおよそ7万元。

大興検察院の検察官は、権利侵害商品の総額が多大で犯罪の疑いがあるとして、登録商標冒用商品を販売する罪で容疑者を逮捕したことを明らかにした。

本ページに関するお問合せ

ジェトロ・北京事務所 知的財産部
Tel:(+86)10-6528-2781(日本語可)
E-mail: PCB-IP@jetro.go.jp