知的財産ニュース 江蘇省と浙江省の6都市、著名商号保護の連動体制を構築

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江蘇省南京市、蘇州市、無錫市と浙江省嘉興市、湖州市の工商局は4月1日、著名商標を保護する連動体制を発足させた。企業の知的財産権の保護における地域間の連動を強化し、「傍名牌」（有名ブランドの便乗使用）を効果的に防ぐのが狙い。第一陣保護リストに載せられた企業には江蘇省企業20社、浙江省企業10社が含まれる。

両省の関係都市は昨年9月に有名商号保護連動体制の構築で合意し、地域を跨ぐ共同行動を実施する旨の協力協定を締結した。今年3月に南京、蘇州、無錫、嘉興、湖州の5都市が第一陣リストとして企業30社を選定した。保護期間は3年。

4月1日より保護リストに載せられている商号と同一又は類似の企業名称について協定を締結した各都市の工商当局はその企業登記を認めないことになる。