知的財産ニュース 第1回中国上海国際技術輸出入交易会が閉幕、知的財産権苦情はゼロ

2013年5月12日
出所: 新華網

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5月8日に開幕し、4日間にわたって開催された第1回中国(上海)国際技術輸出入交易会は11日、閉幕した。およそ200の技術プロジェクトで協力合意または協力意向が達成されたほか、知的財産権保護、サービスをめぐる一連の施策が功を奏し、開催期間中の知的財産権に係る苦情はゼロだった。

知的財産権の保護を強化するため、上海知識産権局は交易会の開催に向けて「知的財産権保護プラン」と紛争処理規程を作成した。現場で設置した200平方メートル以上のサービスステーションに来場者が殺到し、行政法執行担当者や専門家、ボランティアが4日間の中で100件以上の相談を受け付けた。この中、特許出願に関するものが37件、特許検索が41件、特許許諾譲渡が10件、法律相談が17件。知的財産権に係る苦情はゼロだった。

展示会主催側と上海市知識産権局はまた、今回の成約した技術契約を対象にフォローアップサービスを提供する長期的提携体制の構築をこれから進めていくこととしている。

上交会は4大国家級展示会の1つである。京交会はサービス貿易が中心、広交会は貨物貿易が中心、厦洽会は投資貿易が中心であるのに対し、上交会の中心は技術貿易となる。第1回上交会には31カ国·地域の企業約1000社が出展し、来場者·参加者はのべ3万853人に上り、来場者のうち業界関係者が91.7%を占めた。

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