知的財産ニュース 浙江省寧波市、模倣対策に自動車部品の「トレーサビリティシステム」を導

2013年4月8日
出所: 中国寧波網

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浙江省の寧波市は昨年に自動車修理工場10社でトレーサビリティ制度を試行したのに続き、先週から江北区で同システムを全面的に導入した。今年に150社が同システムに加入する見込み。市道路運輸管理処の責任者が明らかにした。

自動車部品市場は模倣品被害の「極度被災地」とも呼ばれるほど、模倣品が氾濫している。修理工場で使用される部品が本物であることを確保するために、寧波市は修理工場を対象とするトレーサビリティシステムの導入を決定した。部品に付いている20桁のバーコードを調べれば、その部品の供給者、入荷日付、製品合格証などが一目瞭然となる。模倣品はシステムに関連情報がないのですぐ判明できる。

「自動車部品のトレーサビリティシステムを導入することで、自動車修理市場の模倣品を防止できるほか、修理された車の安全確保にもつながる。」同責任者が話した。

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