知的財産ニュース ドイツ税関：中国とベトナムからの偽スニーカーが増加傾向

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ドイツ税関の公式サイトで7月31日に掲載された情報によると、ドイツ税関は過去2ヶ月間、ミュンスター（Münster）、ボホルト（Bocholt）、ライネ（reine）の3都市で、中国とベトナムから郵便で輸入された大量の偽ナイキスニーカーを差し押さえた。価格は50～60ユーロで、殆どは若者がインターネットで購入したものだった。

ドイツでは一般、本物のナイキスニーカーが100～130ユーロの価格で販売されている。ドイツ税関は今回差し押さえた偽物のスニーカーを廃棄処分にするとともに、購入者の民事責任を追及する可能性もあると表明した。インターネットを通じて著作権表示が無いナイキスニーカーを購入する事例が増加しつつある中、ドイツ税関は消費者に対し、ナイキの公式サイトを参照するなどして真贋判定に十分注意するよう呼び掛けている。