知的財産ニュース 河北省工商局、模倣品を取り締まる協同体制を企業と確立

2013年9月20日
出所: 法制日報

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河北省工商局は、企業の合法的権益の保護を検討するために、企業との模倣品摘発協力メカニズムを確立することにしている。有名ブランド情報バンクと双方向の協同体制を整備して権利保護と模倣品摘発の度合いを強化する。河北省工商局により先日開かれたシンポジウムでわかった。

省工商局の責任者によると、同局は中国馳名商標を有する河北省企業を主体に、有名ブランドの登録商標専用権、包装·装飾、名称などの保護に重点を置く。企業との日常連絡体制を確立するとともに、模倣品製造販売や傍名牌(有名ブランドの便乗使用)などを迅速に調査し、処理の結果を企業に適時にフィードバックする。このほか、摘発協力メカニズムには、統一した指揮体制の確立、共同エンフォースメントの実施などの内容も盛り込まれている。

河北省では、模倣品の製造販売に群体化、グループ化、ハイテク化などの特徴がみられ、政府職員や暴力団と結託した模倣品製造販売の企業も現れているなど、模倣品摘発活動が厳しい情勢にさらされていると、関係者が指摘している。

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