知的財産ニュース 杭州税関、今年最大の侵害事件を摘発、「犬小屋」に偽腕時計3万本

2013年7月5日
出所: 海関総署公式サイト

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杭州税関は7月5日、ロレックス、アルマーニなどブランドを詐称する偽物の腕時計3万1000本を差し押さえ、今年最大の知的財産権侵害事件を摘発したと発表した。事件は公安部門で更なる調査が進められている。

事件を摘発するのは杭州税関傘下の嘉興税関。6月21日、嘉興·乍浦港で「犬小屋、金属たわし」と申告された貨物の入っているコンテナに対する検査で、犬小屋包装用のダンボール箱の中で、ロレックス、アルマーニなどの模倣品と見られる大量の腕時計が見つかった。

権利侵害の疑いで差し押さえられたこれらの腕時計は、「ゲス」が1万1000本、「Full Star」が5000本、「Tag Heuer」が3000本、「Michael Kors」が5500本、「ロレックス」が2000本、「ラコステ」が2000本、「アルマーニ」が2500本で、総額は230万元に上ったという。

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