知的財産ニュース 上海警察が「偽日本調味料事件」を摘発、日本料理店などでも使用

2013年8月28日
出所: 新民晩報

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上海市閔行区の警察がこのほど、案件価値520万元相当の「偽日本調味料事件」を摘発した。模倣業者は、広東省で製造された質の悪い調味料を調達し、有名ブランドを模倣した偽ラベルを張り、高級日本調味料と偽る事件であった。こうした製品が上海市内の日本料理店などでも使用されていたことが分かった。

閔行公安分局が今年5月、消防立ち入り検査をしていた際、区内にある倉庫の管理員が常に「経営者がいない」という理由で検査を拒んでいることを把握。この倉庫には頻繁に添加物や製品ラベルが運び込まれていることもつかんだ。

公安が捜査に入り、上海のほか、浙江省、江蘇省、広東省、安徽省にまたがる偽調味料の製造·販売ネットワークがあることが発覚した。警察は各地域で生産、保管、管理などの拠点を摘発し、計520万元相当の日本食調味料などを押収した。

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