知的財産ニュース 浙江省、有名ブランドをめぐる知的財産権犯罪の摘発を強化

ipshow_BID_4037.html

浙江省の公安機関は、イノベーション環境の改善を目指し、有名ブランド侵害をめぐる知的財産権犯罪の摘発を強化している。各公安機関は今年、有名ブランド侵害犯罪150余件、50以上の犯罪グループを摘発し、模倣品製造販売の拠点130数カ所を閉鎖させた。差し押さえられた模倣品は総額で10億元以上に上るという。

浙江省の公安機関はまた、6～7月に同省企業の有名ブランドに重点を置いた特別行動を実施した。企業から模倣品関連情報の通報を呼び掛けるとともに、大手ショッピングサイトに担当官を派遣し、ウェブサイト側と提携して模倣品通販の取締りに力を入れていた。

このほか、各地の公安機関は企業側との連絡を密にし、管理制度の整備、ビジネスモデル調整などを通じて権利侵害を避けるよう指導するなど、企業の知的財産権対策の強化を支援している。