知的財産ニュース 広州市で偽携帯電話の生産ラインを摘発、日当り2000台生産

2013年8月16日
出所: 新快報

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広東省広州市で韓国サムスンのスマートフォンの偽物を製造していた闇工場が摘発された。この闇工場の生産ラインは1日当りの生産台数が2000台に上り、製造コストは僅か200元だった。広州市公安局が15日、明らかにした。

広州市南沙区公安局は先月31日、同工場に対し立入検査を実施し、偽物のサムスンの携帯電話1800台を差し押さえた。これまでの生産高が500万元を超えているという。主力が「GALAXY(ギャラクシー)S3」で、主に深セン市などで販売されていた。

安価な部品を使用していたため、正規品では3000元以上となる偽物の製造コストは僅か200元。外観は正規品そっくりであるが、充電器などのアクセサリーはついていなく、品質検査も経ずに出荷されたこれらの偽携帯電話は、充電中に爆発する可能性もあると担当の警察官が指摘した。

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