モロッコの通商関係、モロッコの投資環境(2013年3月 )

最終更新日: 2013年03月29日

モロッコは、最大の貿易相手であるEUとの輸出入を順調に拡大している。モロッコ-EUの連合協定にもとづき、2012年3月1日には、工業製品に関する関税を撤廃。10月には、農業・漁業製品についても貿易自由化を定めた協定に調印した。モロッコはEU以外にも、米国、トルコなど地中海圏、アラブ首長国連邦ともFTAを締結している。

また、外国投資の促進は、経済政策の優先事項とされており、一部の産業部門を除いて外資参入に対する規制はない。また、タンジェやケニトラ、ダフラなどに輸出フリーゾーンが設けられており、税制面などでの優遇措置がとられている。高速道路や鉄道などの建設計画もあり、インフラ整備も進んでいる。課題の一つである人材育成についてモロッコ政府は、人材育成のための緊急プログラムを実施し、管理職やエンジニアなどの育成に取り組んでいる。

本報告書では、日本企業の中でも関心が高まりつつあるモロッコの通商政策、投資環境についてまとめた。


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「モロッコの通商関係(2015年8月)」「モロッコの投資環境(2015年8月)」

発行年月:2013年3月

作成部署:ジェトロ中東アフリカ課、ジェトロ・パリ事務所

総ページ数:28ページ

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記事番号:07001414

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