衝撃! タイの抹茶ブーム 海外バイヤーの心をつかむ日本の茶道具
2023年06月01日
「世界は今」のアクセシビリティ対応について
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タイでは今、空前の抹茶ブーム。現地ならではの抹茶が楽しめるカフェが急増中! 茶道具を買って自分で抹茶をたてる人も、実は多い。日本製の茶せんは、クール!と外国人の心をつかんでいる。バンコクやニューヨークのバイヤー、奈良の茶せんの老舗などを取材。日本の茶道具の可能性に迫る!
(11分51秒)
テキスト解説:視覚障害のある方のための文字おこしテキストです。
映像説明: 画面右手側にある大きな窓から明るい光がさす、白い壁の室内。窓際の席に座るメッシュの入った長い黒髪で黒いシャツを着た女性が、抹茶ドリンクを窓側にかざしてスマートフォンで写真を撮っている。 外の植物が見える大きな窓際の席でウェービーボブヘアーに、茶色のタンクトップを着て、二の腕に女性の顔のタトゥーのある女性が抹茶ドリンクを飲んでいる。 大理石のテーブルに、抹茶の入った黒い丸い茶わんを両手で差し出される。茶わんの下には、丸いコルクのコースターが敷かれている。抹茶の表面には、白いクリームで、丸く渦を描いようなラテアートが施されている。
テロップ: 海外で人気! Matcha(マッチャ) 抹茶
ナレーション: 海外でも高い人気を誇る抹茶。
映像説明: 藍色の小皿に乗った、幾何学的なレリーフ模様のロックグラス。グラスの中には、 3層仕立て(さんそうじたて)の抹茶ドリンクが入っている。上から、きめ細かな薄緑色(うすみどりいろ)の泡、2段目は濃厚な抹茶、1番下(いちばんした)が、やや濁りのある暗いピンク色の液体。薄緑色(うすみどりいろ)の泡の上には濃いピンク色の花びらが散らされている。
テロップ: Matcha Sparkling Rosé(マッチャ スパークリング ローズ)
映像説明 カフェの大理石のテーブルに置かれた抹茶ドリンク。フタ付きの透明なプラスチックカップから透けて見える中身は、口から3分の2の深さまでが濃い抹茶、その下に白いミルクの層を挟んで、1番下(いちばんした)が鮮やかな赤の層になっている。プラスチックカップの側面には、三角形のモチーフで描かれたショップのロゴマークと、「SO! MATCHA(ソー マッチャ)FARM TO HERE(ファーム トゥ ヒア)」の文字がプリントされている。
テロップ: Strawberry Matcha Latte(ストロベリー マッチャ ラテ)
映像説明 こげ茶色(こげちゃいろ)の丸テーブルに置かれた抹茶ドリンク。口が細く、底に向かって広くなり、底辺が丸みを帯びた形のタンブラーグラス。グラスの下に、竹細工の茶たくが敷かれている。タンブラーの口を塞ぐように斜めに差し込まれた輪切りのレモンを、ふんわりした薄緑色(うすみどりいろ)の泡が受け止めている。その下には濃い緑色(みどりいろ)の抹茶の層があり、残り3分の2はレモン色(いろ)の半透明な液体で満たされている。レモン色(いろ)の液体の中に、無色透明のキューブアイスが透けて見えている。
テロップ: Matcha Wild Honey Lemon(マッチャ ワイルド ハニー レモン)
ナレーション: タイでは、さまざまな抹茶ドリンクを楽しめるカフェが急増中!
映像説明: 窓から外の木々(きぎ)が見える白い壁の店内で、ガラステーブルに置いたプラスチックカップの抹茶ドリンクに手を添えて、メッシュの入った長い黒髪で黒いシャツを着た女性がインタビューに答える。
メッシュの入った長い黒髪で黒いシャツを着た女性・英語: 抹茶の香りと味が好き。
映像説明: 奥に、カフェの茶色のカウンターと銀色のカウンターが透けて見えるガラスの壁の前で、ウェービーボブヘアーに、茶色のタンクトップを着て、二の腕に女性の顔のタトゥーのある女性がインタビューに答える。
ウェービーボブヘアーに、茶色のタンクトップを着て、二の腕に女性の顔のタトゥーのある女性・英語: 抹茶が1日のエネルギー源。
映像説明: こげ茶色(こげちゃいろ)の茶せんを使い、黒い片口茶碗(かたくちぢゃわん)で抹茶をたてる手元のアップ。 白い壁の室内。グレーのソファーに座り、茶色のセミロングヘアーで黒地に白の小花柄(こばながら)のブラウスを着た女性がストローで抹茶ドリンクを飲んでいる。
テロップ: 自分で抹茶をたてる人も!
ナレーション: 茶道具を買って自分で抹茶をたてる人も。
映像説明: 作業台の上に、2個の茶せんが穂先を上にして立てられている。左のものは赤と白の糸が、右のものは青と白の糸が、穂の根元に編み込まれ、糸端(いとはし)は結び目から数センチ残してカットされている。 右奥に、ガラス越しに表通りの街路樹が見える室内で、胸までの黒髪で紺色のシャツを着た男性が抹茶ドリンクを置いたテーブルに片肘を置きながらインタビューに答える。
胸までの黒髪で紺色のシャツを着た男性・英語: 茶せんはクール。 アート作品みたい。
映像説明: ニッチ棚に茶わんがディスプレーされた白い壁の前で、こげ茶色(こげちゃいろ)の小ぶりの茶せんを手に持った、短い黒髪で白いポロシャツを着た男性がインタビューに答える。 ベージュ色(いろ)のテーブルに、左手にこげ茶色(こげちゃいろ)の小ぶりの茶せん、右手に化粧箱が並べて(ならべて)立てられている。奥には、茶わんがディスプレーされたニッチ棚が見えている。縦に長い長方形の化粧箱は商品名のある面がこちらに向いている。箱はアイボリー色(いろ)で布目の柄(がら)があり、右から3分の2の幅まで白いトレーシングペーパーが巻かれている。トレーシングペーパーには、英語で「SUIKAEN(スイカエン) Takayama Chasen(タカヤマ チャセン)」の文字と、その下に日本語で「泡立つ茶筌(ちゃせん)」の文字が、黒で印字されている。
テロップ: 抹茶カフェ オーナー
抹茶カフェ オーナー・英語: 茶せんを日本から輸入して、即、売り切れた。
映像説明: 木製の造り付け家具が特徴的な和風の室内。画面左手に障子があり、中央手前から左端にかけて大きな作業机が斜めに映っている。作業机の手前の端には、製作段階の異なる形の作りかけの茶せんが並べられている。作業机の向こう側に、作務衣(さむえ)を着た男性が2人、下を向いて作業している。向かって右の男性は、短い黒髪で青地に茶と黒の縦じまが入った作務衣(さむえ)を着て、メガネをかけ、白いマスクを着けている。向かって左の男性は、上半分を長く伸ばし、下半分を刈り上げたツーブロックの黒髪を後頭部でまとめ、藍色の無地の作務衣(さむえ)を着て、白いマスクを着けている。2人の前には、太い竹筒の土台に立てた透明アクリルのパーティションが置かれ、背後には、茶せんがぎっしり並ぶガラス戸のついた棚がある。 茶せんを作る手元のアップ。割りばしくらいの太さに割られた茶せんの穂の部分を、外側へ向かって丁寧に薄く剥がしている。
テロップ: 茶道具の老舗が挑む海外展開
ナレーション: 茶道具の老舗が挑む、海外展開のウラ側とは!?
映像説明: 白地に緑色(みどりいろ)で茶せんのイラストがバックプリントされたTシャツに、黒いエプロンを掛けた人物の背中。 奥に青いのれんが見える和風の室内で、白いスタンドカラーのシャツを着た女性が、茶せんを5本立てたこげ茶色(こげちゃいろ)の丸盆を左手に、茶せんを入れた黒い茶わんを右手に持って話している。 障子の前の作業台に、7個の茶せんが、穂を上にして立てられている。それぞれの茶せんの穂の根元には、緑色(みどりいろ)や紅白、青と白、赤と青と白など、さまざまな色の糸が編み込まれている。糸端(いとはし)を5センチほどに切ったものもあれば、長く残して垂らしたものもある。
テロップ: 衝撃! タイの抹茶ブーム 海外バイヤーの心をつかむ日本の茶道具
ナレーション: 抹茶人気とともに世界で評価が高まる、日本の茶道具の可能性に迫る!
映像説明: ジェトログローバルアイオープニングタイトル。各国のさまざまな人々の笑顔や、農作物(のうさくぶつ)を収穫している様子、ガントリークレーンが並んでいる港、緑色(みどりいろ)の仏像、小型飛行機や新幹線、バイクなどの乗り物や生き物など、世界中のいろいろな写真が現れて白い画面を埋めていく。連なった写真に重なるように世界地図のCGが浮かび上がり、中央に紺色の文字で「世界は今 JETRO Global Eye(ジェトロ グローバル アイ)」と書かれたタイトルテロップが表示される。
映像説明: 画面中央に、ベージュ色(いろ)の壁と窓ガラスが交互に重なったようなデザインの高層ビルが建っている。ビルの足元には、高架鉄道・BTS(ビーティーエス)の駅が見え、電車が画面の右から左の方向へ走っていく。高架下をたくさんの自動車が走っている。画面右下の四角い枠に地図が表示される。薄茶色(うすちゃいろ)の周辺地形にタイの国土が緑色(みどりいろ)で示され、南部に位置するバンコクが赤い星印で示されている。 画面右手に大きく、電車の高架が見える。高架下(こうかした)の街路樹の脇に抹茶カフェの街頭看板が出ている。看板は青空と茶畑を背景に、たっぷりのクラッシュアイスと抹茶ドリンクが入った透明のカップがレイアウトされている。カップには、帯を巻いたような白いラインがあり、そのラインの上に亀をモチーフにしたロゴマークと、「TAO BIN BEVERAGE(タオ ビン ビバレッジ)」の店名が、黒で描かれている。カップの両脇に、ピンク色の亀の2頭身キャラクターが楽しげにポーズを取っている。青空には、ピンク色の亀の2頭身キャラクターをバルーンに見立て、抹茶ドリンクのカップをつり下げた気球が2つ浮かんでいる。
サイドテロップ(画面右上に常時表示): タイで抹茶 大ブーム! 驚きの飲み方続々
テロップ: バンコク
ナレーション: タイでは今、空前の抹茶ブーム!
映像説明: 通りに面したガラスの壁に茶せんのイラストが大きく描かれた店内。ガラスの壁の前で、髪を後ろで結び白いカットソーを着て白いマスクを着けた女性と、黒いTシャツとバミューダを着て黒い野球帽をかぶり、黒いマスクを着けた男性がステンレスのベンチに座って一緒にスマートフォンをのぞき込んでいる
。カメラの視点が右手へ振れると、白木調の天板のあるカウンター席が奥へ伸びているのが見える。カウンター席では3人の男性客が抹茶ドリンクのカップを前に置き、それぞれスマートフォンをのぞき込んでいる。
テロップ: MTCH™(エム ティー シー エイチ)
ナレーション: バンコク市内で3店舗を展開するこちらのカフェでは、
映像説明: 白木調のテーブルの中央に、グレーのトレーが置かれ、透明のプラスチックカップに入った2種類の抹茶ドリンクが、白い紙袋に包まれたストローとともに置かれている。テーブルの右奥には白いポット、左手には白で茶せんのイラストが描かれた透明のビニール袋が置かれ、中にはテイクアウト用の抹茶ドリンクが入ったパウチパックが入っている。 グレーのトレーの上に置かれた2つのカップのズームアップ。向かって左側の抹茶ドリンクは、やや白みがかった緑色(みどりいろ)で、表面にキューブアイスが見え、透明なプラスチックのフタがされている。カップの側面には「CONTEMPORARY MATCHA BAR(コンテンポラリー マッチャ バー)」の白い文字がプリントされている。右側のドリンクは、濃いモスグリーンの抹茶に白く丸いアイスクリームがのっている。アイスクリームには、抹茶の粉がトッピングされている。カップの側面には「MTCH™(エム ティー シー エイチ)」のロゴが白い文字でプリントされている。
ナレーション: さまざまなラテのほか、
映像説明: 透明プラスチックカップに入った抹茶ドリンク。カップには、高さの半分ほどの位置に「MTCH™(エム ティー シー エイチ)」のロゴが白い文字でプリントされている。そのカップの底からロゴまで、真っ赤な液体が満たされている。次第にカメラが上へ移動すると、新鮮な深緑色(ふかみどりいろ)の抹茶、そしてドリンクの表面にはキューブアイスが浮かんでいる。
テロップ: MTCH™(エム ティー シー エイチ) WATERMELON(ウォーターメロン) 140バーツ(約560円)
ナレーション: スイカジュースで割ったものなど、
映像説明: 白木調のテーブルの上に並んだ3種類の抹茶ドリンク。画面向かって左から、深い緑色(みどりいろ)だけのカップ、「MTCH™(エム ティー シー エイチ) WATERMELON(ウォーターメロン)」、そして、上が緑で下が白のカップ。奥には、茶わんがディスプレーされたニッチ棚が見えている。
ナレーション: 豊富なメニューを取りそろえている。
映像説明: ガラス張りのMTCH™(エム ティー シー エイチ)の店舗の出入り口。4人連れの若者が立っている。左から、髪を黒とベージュ色(いろ)に染め、黒いカットソーにベージュのサンドレスを重ねて着ている女性、白地に青のプリントのあるTシャツを着て、黒いワンショルダーのポーチを斜めがけした男性、濃いグレーのTシャツを着て、黒い野球帽をかぶった男性、えんじ色(いろ)で左胸に白で「H&M(エイチ アンド エム)」と書かれた半袖Tシャツを着た男性。えんじ色(いろ)で左胸に白で「H&M(エイチ アンド エム)」と書かれた半袖Tシャツを着た男性がインタビューに答える。
テロップ: お客
えんじ色(いろ)で左胸に白で「H&M(エイチ アンド エム)」と書かれた半袖Tシャツを着た男性・英語: 私たちは抹茶が好き。 味が濃くて甘いので、好みに合う。
映像説明: MTCH™(エム ティー シー エイチ)のカウンター。白木調の天板の上に、銀色の金属の茶筒が11本まとめて置かれているところへ、さらに2本足される。茶筒はそれぞれ、産地などが書き込まれた緑色(みどりいろ)の丸いラベルが、フタに貼られている。 茶筒に貼られた緑色(みどりいろ)の丸いラベルのアップ。手書きの「FUKUOKA」の文字が、赤い丸で囲まれる。
テロップ: 福岡
ナレーション: 抹茶は、メニューに合わせて、日本の異なる産地のものを使っている。
映像説明: 画面向かって右へ口を向けた片口茶碗(かたくちぢゃわん)で、抹茶をたてる手元のアップ。抹茶をたて終わり、左手に持った茶せんを茶わんの脇に置く。
ナレーション: オーダーが入るたび、1杯ずつたてている。
映像説明: 白い壁の前で短い黒髪で白いポロシャツを着た男性がインタビューに答える。
テロップ: MTCH™(エム ティー シー エイチ) ソーラウィツ・パンカーセム 社長
パンカーセム社長・英語: 抹茶は、もはやトレンドではなく、タイの人たちの日常。
映像説明: 店内。ブラックボードに白のチョークで三角形のモチーフで描かれたショップのロゴマークと「SO! MATCHA」、営業時間、茶道具やカップなどのイラスト、「#FARMTOHERE(ハッシュタグ ファーム トゥ ヒア)」の文字が手書きされている。 「SO! MATCHA(ソー マッチャ)」の注文受け付けカウンター兼レジのスペース。壁は黒い大理石模様で、赤茶色のレンガ模様の台に、白い天板をのせたデザインのカウンターが目を引く。カウンターの向かって右端には、緑色(みどりいろ)の機械に透明のカバーがついた、機械式の石臼が置かれている。カウンターの向こうには、そろいの黒のシャツを着た女性スタッフ2人と、アッシュカラーの短髪でメガネをかけ、そろいの黒のシャツを着た男性スタッフが1人いて、接客している。カウンターのこちら側で、カップルらしき男性と女性が注文をし、1人客らしき男性が2人、スマートフォンを見ながら順番を待っている。
テロップ: SO! MATCHA(ソー マッチャ)
映像説明: 緑色(みどりいろ)の土台に金具で固定された石臼マシーン。石臼にステンレスの棒が取り付けられ、電動で回している。石臼の下のほうは、回転部分より一回り大きな受け皿になっていて、ひかれた抹茶がたまっている。
ナレーション: 別のカフェでは、注文を受けてから石臼で引いた抹茶も提供している。
映像説明: 石臼の受け皿にたまっているひきたての抹茶を竹製の茶さじですくって、なつめへ移すスタッフの手元のアップ。 滑り止めのエンボスがある黒いマットの上に黒い茶わんを置き、抹茶をたてる手元が映る。左手で茶わんを押さえ、右手に持った茶せんで抹茶をたてている。
テロップ: TENCHA(テンチャ) 250バーツ(約1,000円)
ナレーション: 提供するまでに2時間かかるが、フレッシュな味わいが、お客に好評だという。
映像説明: SO! MATCHA(ソー マッチャ)の注文受け付けカウンター兼レジ。茶色の髪を後ろで結び、黒いシャツを着た女性スタッフが、カウンター越しに紺色のTシャツを着た男性客へ抹茶ドリンクとレシートを渡している。店舗は、ショッピングモール内のオープンなスペースで、すぐ奥にエスカレーターが見えている。 レジカウンター兼レジ前のテーブル席で抹茶ドリンクを楽しむ、セミロングヘアーの女性の後ろ姿。 SO! MATCHA(ソー マッチャ)のロゴ入りの透明プラスチックカップに入った、全体が緑色(みどりいろ)で底から2cmくらいだけが黄色い抹茶ドリンクのアップ。
テロップ: Matcha MANDARIN SQUASH(マッチャ マンダリン スカッシュ) 100バーツ(約400円)
テロップ: SO! MATCHA(ソー マッチャ) アサダーン・アチャリヤワラノン 店長
アチャリヤワラノン店長・英語: バンコクの人たちは、抹茶の味にとても夢中だ。
映像説明: 注文受け付けカウンター兼レジの上に置かれた石臼マシーンの前で、アッシュカラーの短髪でメガネをかけ、そろいの黒のシャツを着た男性がインタビューに答える。
アチャリヤワラノン店長・英語: コーヒーのように、どこにでも抹茶の店がある。
映像説明: 幅が狭く、交通量の多い道路。街路樹のある道路の両側に、たくさんの店が軒を連ねている。画面左手にバス停が見え、カメラがさらに左へ動くと、「Tanuki 261 cha & cafe(タヌキ ツーシックスワン チャ アンド カフェ」の看板を掲げたカフェが映る。外壁は白で、出入り口んいあるドアは赤茶色の木枠のガラスドア。ドアの左横に、壁を円形にくり抜いたガラスのフィックス窓がある。ドアの上にもフィックス窓にも、タヌキをモチーフにしたシンボルイラストが描かれている。
テロップ: Tanuki 261 cha(タヌキ ツーシックスワン チャ)
ナレーション: オリジナルメニューを売りにする店も増えている。
映像説明: 木目調の丸いテーブルの上に透明のプラスチックカップに入った抹茶ドリンクが置かれている。カップには店のシンボルのタヌキが白で描かれていて、深緑色(ふかみどりいろ)の抹茶が口まで入っている。
テロップ: UME OCHAZUKE Iced Matcha(ウメ オチャヅケ アイスド マッチャ) 185バーツ(約740円)
ナレーション: この店では、なんと、日本のお茶漬けをイメージした抹茶ドリンクが!
映像説明: 「UME OCHAZUKE Iced Matcha(ウメ オチャヅケ アイスド マッチャ)」の表面がズームアップされる。抹茶の表面にキューブアイスが浮かび、竹串で中心を貫かれた半透明のキューブ形のゼリーが1個、カップの縁(ふち)に掛けられ、焦がし玄米がトッピングされている。
ナレーション: だしを固めたゼリーと、玄米がトッピングされている。
映像説明: Tanuki 261 cha(タヌキ ツーシックスワン チャ)の調理スペース。左手前から右奥へ向かって白いカウンターが伸び、上に20本あまりの茶筒が並んでいる。茶筒のほとんどは銀色の金属製で、フタの天面に、文字が書き込まれた白いテープが貼られている。銀色の茶筒に交じって、丈の短い赤の筒が2本、黒い筒が2本並んでいる。カウンターの左側で、黒いTシャツを着てモスグリーン色(いろ)のエプロンを掛けた大柄の男性が
、抹茶を茶こしに入れて計っている。エプロンの胸にはTanuki 261 cha(タヌキ ツーシックスワン チャ)のシンボルマークが白抜きで描かれている。男性の右奥では、Tanuki 261 cha(タヌキ ツーシックスワン チャ)のそろいのTシャツとエプロンを着け、髪を後ろにまとめた女性が、天開き式の冷凍庫を開けて、透明のプラスチックカップに氷を入れている。
サイドテロップ(画面右上に常時表示): タイで茶せんに熱視線(ねっしせん)! 茶道具のニーズ拡大
ナレーション: こうした店には、共通点がある。
映像説明: 黒いTシャツを着てモスグリーン色(いろ)のエプロンを掛けた大柄の男性スタッフが、右手に持った茶せんを見せている。カメラが茶せんに寄っていき、手元をクローズアップして止まる。
ナレーション: それは、茶せんを使って抹茶をたてていることだ。
映像説明: 画面向かって左へ口を向けた丸い片口茶碗(かたくちぢゃわん)のアップ。黒い幅広の指輪を薬指にはめた左手で器を押さえ、右手の茶せんで抹茶をたてる手元が映る。 Tanuki 261 cha(タヌキ ツーシックスワン チャ)のそろいのTシャツとエプロンを着け、髪を後ろにまとめた女性が、右奥に流し台、左奥にオーブンが見える調理スペースでインタビューに答える。
テロップ: Tanuki 261 cha(タヌキ ツーシックスワン チャ) カノクポーン・リキットポンパイサーン オーナー
リキットポンパイサーンオーナー・英語: 日本の茶せんを使えば、なめらかな口当たりと豊かな味わいが生まれる。 ほかのものでは、思うようにたてることは、とても難しい。
映像説明: リキットポンパイサーン オーナーが、左手に竹素材の茶せん、右手に緑色(みどりいろ)のプラスチック素材の茶せんを持ち、抹茶をたてるジェスチャーを交えながら話している。 右手におしゃれな飲食店が並ぶ、セメントの石畳の歩道。左手は道路に面し、街路樹が枝を広げた下に、ワインカラーのスクーターが2台、止まっている。歩道を歩いている緑色(みどりいろ)のサンドレスを着てサングラスをかけたセミロングヘアーの女性が、右手に茶色のバッグを提げ、灰色の壁に大きなガラスウィンドーのあるカフェへ入っていく。出入り口のガラスのドアには「リリ ティーハウス」とカタカナで書かれている。 「リリ ティーハウス」の店内。2人の女性が立ち話をしている。左側に緑色(みどりいろ)のサンドレスを着てサングラスをかけたセミロングヘアーの女性、右側にベージュ色(いろ)のブラウスを着たセミロングヘアーの女性がいて、ベージュ色(いろ)のブラウスを着たセミロングヘアーの女性は手に持った薄茶色(うすちゃいろ)の封筒のようなものに視線を落としながら話している。左側の女性のほうに肩書きテロップが表示される。
テロップ: タイ国旗 バイヤー Chaya & Co.(チャヤ アンド コー) ジットチャヤー・サラソムバット 社長
ナレーション: この店で使われている茶せんなど、タイの多くのカフェなどに抹茶や茶道具を販売しているのが、こちらのサラソムバットさん。
映像説明: 樹木が茂る閑静な家が並ぶ一角。赤い屋根にグレーの壁、一部に白いレンガ積み風の壁をあしらった建物が建っている。白いレンガ積み風の壁には、黒で放射状に並ぶ16枚の花びらを図案化したマークがあり、マークの左脇に「茶」、右脇に「屋」の漢字、下にアルファベットで「CHAYA」の文字を配置したロゴマークが配置されている。 白いふすまと床の間のある畳の部屋。部屋の中央には、炉が作られている。髪を後ろでまとめ、白いノースリーブのワンピースを着たサラソムバット社長が、炉の左側に正座し、白い茶わんに入った抹茶を前へ差し出す。
テロップ: Chaya Teahouse(チャヤ ティーハウス)
ナレーション: 抹茶を茶室で楽しめるカフェも営んでいる。
映像説明: 白い茶わんに入った抹茶のアップ。画面左上から、キューブアイスを挟んだステンレスのトングを持つ手が現れ、茶わんにキューブアイスを2個入れる。
テロップ: Cold Usucha Shizuoka Gokou(コールド ウスチャ シズオカ ゴコウ) 260バーツ(約1,040円)ナレーション: 本格的な抹茶も、アイスで楽しむのがタイ流だ。
映像説明: 白い壁に作りつけられた2段の木の商品棚。上の段には、白や黄色(きいろ)の化粧箱に入った茶せんがずらりと並び、下の段には、オリジナルのパッケージに入った抹茶商品や、茶しゃく、茶筒などが陳列されている。 茶せんの棚の一部がクローズアップされる。左端には、木箱に入ったこげ茶色(こげちゃいろ)の茶せん、その右に黄色(きいろ)の化粧箱に入ったベージュ色(いろ)やこげ茶色(こげちゃいろ)の茶せんが4個、並んでいる。右端には、白い化粧箱に入ったベージュ色(いろ)の茶せんが見えている。
ナレーション: 店内には、抹茶や茶せんなど日本の商品が並ぶ。
映像説明: 日本間(にほんま)。茶せんを持つサラソムバット社長の右手の手元。カメラがズームアウトし、茶せんを動かしながら話しているサラソムバット社長が映し出される。
ナレーション: サラソムバットさんが、茶せんの輸入を始めたのは3年前。
映像説明: 木の商品棚に陳列された、ひしゃくのアップ。左手奥に水をくむ部分、右手前に向かって柄が伸びる向きに、見本品が陳列されている。壁際には、ひしゃくの化粧箱が2つ横向きに重ねて置かれ、右端に千代紙の折り鶴が2つ、添えられている。 木の商品棚に陳列された茶しゃくのアップ。左から、ベージュ色(いろ)、こげ茶色(こげちゃいろ)、ベージュ色(いろ)の3点が、それぞれ化粧箱の上にのせて斜めに並べられている。左端の茶しゃくだけ、抹茶をすくう部分が大きくカーブを描いていて、「650 B(ろっぴゃくごじゅう バーツ)」の価格表示がある。中央と右側の茶しゃくは、抹茶をすくう部分が緩くカーブした形で、「450 B(よんひゃくごじゅう バーツ)」の価格表示がある。棚の右端には、白地に赤でアマビエのイラストが描かれた白い丸い缶が置かれている。棚の左奥には、オリジナルのパッケージに入った抹茶商品や、「茶巾」と書かれたパッケージも見える。 白いレンガ積み風の壁の前に設置された2段の木の商品棚。茶わんなどの陶器が陳列されている。下の段には、張り子の猫や絵馬など、民芸調の絵付けがされた小ぶりの茶わんや、口が朝顔形(あさがおなり)に開いた形のもの、寸胴の形のものなど、10点ほどの茶わんが並んでいる。上の段には、フタのある陶器が10点ほど並んでいる。棚の右端に、鳥の形の置物と、ミニチュアの茶がまが添えられている。
テロップ: 日本製品(にほんせいひん)のニーズ
ナレーション: 当時のタイでは、日本製品(にほんせいひん)はほとんど見なかったものの、ニーズがあると感じたという。
映像説明: 白いレンガ積み風の壁で髪を後ろでまとめ、白いノースリーブのワンピースを着たサラソムバット社長がインタビューに答える。
テロップ: バイヤー Chaya & Co.(チャヤ アンド コー) ジットチャヤー・サラソムバット 社長
サラソムバット社長・英語: 抹茶をたてるときは、よい道具が必要。 茶せんは必須アイテム。
映像説明: Chaya Teahouse(チャヤ ティーハウス)のワークショップ風景。画面右端にこげ茶色(こげちゃいろ)の枠のガラスのドアがあり、ドアの前に生成色(きなりいろ)のジップアップシャツを着てメガネをかけた男性が椅子に腰掛けている。その手前に、茶色の髪の女性の頭が見えている。正面奥の1段高いスペースには、中央に炉が作られた4畳半の畳の間が見えている。床の間の白い壁には、プロジェクター画面が投影されている。カメラが左方向へ回っていくと、白い壁に作りつけられた木の商品棚の前で、サラソムバット社長が立って話をしている。後ろには、グレーの作務衣(さむえ)を着て、あごひげを生やした男性スタッフが立っている。サラソムバット社長の左に、茶わんや茶せんなどの茶道具が置かれたこげ茶色(こげちゃいろ)のテーブルがあり、黒髪のロングヘアーで黒いセーターを着た女性と、くせのある黒髪のロングヘアーで水色のシャツを着た女性、ピンク色のリボンの髪飾りを着けた女性が椅子に腰掛けている。 黒髪のロングヘアーで黒いセーターを着た女性と、くせのある黒髪のロングヘアーで水色のシャツを着た女性が映る。右手前には、サラソムバット社長の姿が見える。黒髪のロングヘアーで黒いセーターを着た女性が、右手に持った茶せんを見ながら話している。時折、サラソムバット社長が手ぶりを添えて話をしている。
テロップ: 2023年4月 ワークショップ Matcha 102(マッチャ イチマルニ)
ナレーション: サラソムバットさんは、茶せんの使い方など、抹茶に関するワークショップを開催し、その魅力を広めている。
映像説明: ワークショップ風景。5人の受講者がこげ茶色(こげちゃいろ)のテーブルの周りに立ち、茶せんで抹茶をたてている。サラソムバット社長が様子を見ながら歩いている。 Chaya Teahouse(チャヤ ティーハウス)の出入り口の前で、サラソムバット社長と5人の受講生が横一列に並んでいる。サラソムバット社長を中央に、左側に女性が2人、右側に女性が2人と生成色(きなりいろ)のジップアップシャツを着てメガネをかけた男性が立ち、思い思いのポーズをとっている。 Chaya Teahouse(チャヤ ティーハウス)の店内。木の商品棚の前で生成色(きなりいろ)のジップアップシャツを着てメガネをかけた男性がインタビューに答える。
テロップ: ワークショップ参加者
ワークショップ参加者の男性: 抹茶のいれ方を、いろいろと試せて、とてもよかった。 抹茶を飲むと落ち着くし、毎日自分でたてて飲んでいる。
映像説明: MTCH™(エム ティー シー エイチ)の店舗の外観。白い建物の1階、外壁から引っ込んだ位置にエントランスがある。表通りに面した壁には、透明のプラスチックカップに片口茶碗(かたくちぢゃわん)で抹茶を注いでいる大きな写真看板が掲示されている。エントランスの正面はガラスウィンドーになっていて店内の様子が見え、その左手、ウィンドーと直角の位置に出入り口のガラスドアがある。 白い壁に、ステンレスの銀色と、ナチュラルな木の素材をアクセントに効かせた、モダンな店内。左手の壁には、大きなステンレスの板に、ステンレスの棚板を付けたような商品棚が、立てかけられている。女性や男性の来店客が商品を手に取ったり、眺めたりしている。 商品棚に陳列された茶せん立てへのズームアップ。左が白、右が薄い緑色(みどりいろ)の色違いで、穴の小さいドーナツのような形をしている。薄い緑色(みどりいろ)のほうには、ベージュ色(いろ)の茶せんが立てられている。
商品の手前に「ORIGAMI CHASEN STAND 450 THB(よんひゃくごじゅう バーツ)」と書かれた白いプライスカードが提示されている。プライスカードの右上隅には「MTCH™(エム ティー シー エイチ)」のロゴが小さく入っている。
ナレーション: 実は今、バンコクでは、自宅で本格的に抹茶をたてる人が増えている。
映像説明: MTCH™(エム ティー シー エイチ)の店内。胸までの黒髪で紺色のシャツを着た男性が、抹茶ドリンクを置いたテーブルに両肘を置き、手ぶりを交えてインタビューに答える。
テロップ: 抹茶カフェ お客
抹茶カフェの男性客・英語: 茶せんと茶わんを使って、家でも抹茶を飲んでいる。 日本の茶せんは高品質で、アート作品のようだ。
映像説明: ドアスコープのある白い玄関ドア。ドアノブの20cmほど上にあるセキュリティーロックのテンキーが下から上へ1列ずつ白く光る。ドアが中から開き、茶色のセミロングヘアーで黒地に白の小花柄のブラウスを着た女性が現れ、合掌しながらあいさつし、出迎える。 室内。白いテーブルの上に、大ぶりの藍色の片口茶椀がある。片口茶椀(かたくちぢゃわん)の上にかざした茶こしには抹茶が入っていて、茶色のセミロングヘアーで黒地に白の小花柄のブラウスを着た女性が茶しゃくで抹茶をふるいにかけている。
テロップ: ピムさん
ナレーション: こちらのピムさんも、自宅で毎日、抹茶を楽しんでいる。
映像説明: 大ぶりの片口茶椀(かたくちぢゃわん)で抹茶をたてるピムさんの手元のアップ。
ナレーション: 使うのは、日本製(にほんせい)の茶せん。
映像説明: 白いテーブルの上に、大きく割った氷と、無色透明の液体が入った大ぶりのガラスのタンブラーが置かれている。そこへ、ピムさんの手元が、今たてた抹茶を片口茶碗(かたくちぢゃわん)で注ぎ込んでいる。片口茶碗(かたくちぢゃわん)とタンブラーへのズームアップ。
テロップ: ココナツウォーター
ナレーション: この日は、ココナツウォーターで割って味わっていた。
映像説明: 白い壁の前に置かれたグレーのソファーに座り、抹茶ドリンクの入ったグラスを右手に持ちながらピムさんがインタビューに答える。
テロップ: ピムさん
ピムさん・英語: 抹茶はとても複雑な味だと感じて、自分でたてることに興味を持った。
映像説明: ピムさんが、茶道具を収めた黒い棚から茶わんを2つ取り出し、両手に持って話している。 茶道具を収めた棚のアップ。棚の右手に、こげ茶色(こげちゃいろ)の柄の茶せんが2本と、ベージュ色(いろ)の柄の茶せんが1本、それぞれ茶せん立てに立てられ、黒い角盆の上に整理されている。そこへピムさんが、さらに2本、ベージュ色(いろ)の柄の茶せんを追加する。茶せんがのった黒い角盆には、細長いグラスに挿した茶こしと茶しゃくもしまわれている。ほかに、ミニチュアの畳にのせたガラスの器や白地に桜の花模様が描かれた丸い湯飲み、招き猫の布製コースターも置かれている。左手前には、白い化粧箱に入ったこげ茶色(こげちゃいろ)の茶せんが、飾るように置かれている。 白いテーブル。中央に、紅白の編み糸と赤いツバキの花のチャームがあしらわれたこげ茶色(こげちゃいろ)の茶せんが、穂を上にして立てられている。その右横に、抹茶をココナツウォーターで割った大ぶりのタンブラーが、小花模様のマットの上に置かれている。画面中央奥には、抹茶をたてる際に使った、藍色の片口茶碗(かたくちぢゃわん)が見えている。 白い壁の前に置かれたグレーのソファーに座り、抹茶ドリンクの入ったグラスを右手に持ちながらピムさんがインタビューに答える。
ナレーション: ピムさんは、たくさんの茶わんはもちろん、茶せんも、7本持っているという。
テロップ: ピムさん
ピムさん・英語: 茶せんのデザインはそれぞれで、 竹と糸の色や飾りも異なっていて、 とてもバラエティー豊かで美しい。
映像説明: 茶道具を収めた黒い棚の前。画面左手に立つピムさんが、茶せんの化粧箱を棚の左端に置く。茶せんが入った箱のズームアップ。こげ茶色(こげちゃいろ)の柄で、赤、黄色(きいろ)、青の編み糸が施され、糸端(いとはし)には白いツバキの花のチャームが結ばれている。ピムさんが箱の左上にそっと手を置く。
ナレーション: これらは、サラソムバットさんの店で購入したもの。
映像説明: 小川が流れる山あいの町。画面左下の四角い枠に地図が表示される。薄茶色(うすちゃいろ)の周辺地形に奈良県の県域が緑色(みどりいろ)で示され、最北部に位置する高山町(たかやまちょう)が赤い丸印で示される。 石垣で道路より1段高くなったところに建つ切妻屋根の2階建て日本家屋の外観。生け垣や庭の植栽(しょくさい)が青々と茂り、画面右奥に家の裏手の木立が見えている。
サイドテロップ(画面右上に常時表示): 530年の伝統の茶せん 世界が恋するブランドへ
テロップ: 奈良県 生駒市
テロップ: 翠華園 谷村弥三郎商店(すいかえん たにむら やさぶろう しょうてん)
ナレーション: この茶せんを作っているのが、奈良県高山町(たかやまちょう)にある「翠華園 谷村弥三郎商店(すいかえん たにむら やさぶろう しょうてん)」だ。
映像説明: 茶せんを作る職人の手元。茶せんの穂の部分を工具でしごき、独特のカーブを付けている。 木製の造り付け家具が特徴的な和風の室内。画面左手に障子があり、中央手前から左端にかけて大きな作業机が斜めに映っている。作業机の手前の端には、製作段階の異なる形の作りかけの茶せんが並べられている。作業机の向こう側に、作務衣(さむえ)を着た男性が2人、下を向いて作業している。向かって右の男性は、短い黒髪で青地に茶と黒の縦じまの作務衣(さむえ)を着て、メガネをかけ、白いマスクを着けている。向かって左の男性は、上半分を長く伸ばし下半分を刈り上げたツーブロックの黒髪を後頭部でまとめ、藍色の無地の作務衣(さむえ)を着て、白いマスクを着けている。2人の前には、太い竹筒の土台に立てた透明アクリルのパーティションが置かれ、背後には、茶せんがぎっしり並ぶガラス戸のついた棚がある。
テロップ: 翠華園 谷村弥三郎商店(すいかえん たにむら やさぶろう しょうてん) 谷村 弥三郎(たにむら やさぶろう) 代表
ナレーション: 室町時代から500年余り、その技術を代々受け継いできた。
映像説明: 藍色の作務衣(さむえ)を着て、小刀で竹を薄くそいでいる手元のアップ。ズームアウトすると、上半分を長く伸ばし、下半分を刈り上げたツーブロックの黒髪を後頭部でまとめ、藍色の無地の作務衣(さむえ)を着て、白いマスクを着けた男性が映し出される。
テロップ: 翠華園 谷村弥三郎商店(すいかえん たにむら やさぶろう しょうてん) 谷村 圭一郎(たにむら けいいちろう) さん
映像説明: 障子の前の作業台に、化粧箱に収められたベージュ色(いろ)の茶せんが、こちら向きに立てて置かれている。茶せんは、穂を上にして箱に入っていて、淡い緑色(みどりいろ)と白の糸が穂の根元に編み込まれている。糸端(いとはし)には、白い桜の花のチャームが結ばれている。茶せんの入った箱の左には、化粧箱のフタが、こちら向きに立てて置かれている。フタは、白で布目のエンボス柄があり、金色の文字で「SUIKAEN Takayamachasen Bamboo Tea Whisks Studio(バンブー ティー ウィスクス スタジオ) Made in Japan(メード イン ジャパン)」と印字されている。
テロップ: 新ブランド“SUIKAEN”
ナレーション: 代表の谷村弥三郎さんの息子、圭一郎さんは、伝統的な茶せんを作るかたわら、新たなブランドを立ち上げた。
映像説明: 「SUIKAEN」ブランドの茶せんのアップ。淡い緑色(みどりいろ)と白の糸が穂の根元に編み込まれ、白い桜の花のチャームが結ばれた茶せん。
テロップ: 4,800円
ナレーション: 飾り付きのものや、
映像説明 穂先3分の2ほどが深緑色(ふかみどりいろ)、そこから柄に向かって黒く燻したツートーンで、穂の根元に紅白(こうはく)の編み糸が施された茶せんが2本、右手前と左奥に置かれている画像に「SUIKAEN Takayamachasen」と小さく記載されている。
テロップ: 5,300円
映像説明 ベージュ色(いろ)の茶せんを、柄から穂に向かって見上げたアングル。穂の根元には、青と白の編み糸が施されている。
テロップ: 5,300円
ナレーション: カラフルな糸を編み込んだものなど、これまでになかった茶せんを生み出している。
映像説明: 障子の前の作業台に、7個の茶せんが、穂を上にして立てられている。左端の1本だけは、穂先3分の2ほどがベージュ色(いろ)で、そこから柄に向かってこげ茶色(こげちゃいろ)になったツートーン。ほかはプレーンなベージュ色(いろ)の茶せん。それぞれの茶せんの穂の根元には、緑色(みどりいろ)や紅白、青と白、赤と青と白など、さまざまな色の糸が編み込まれている。糸端(いとはし)を5センチほどに切ったものもあれば、長く残して垂らしたものもある。 穂先3分の2ほどがベージュ色(いろ)で、そこから柄に向かってこげ茶色(こげちゃいろ)になったツートーンの茶せんが、穂先(ほさき)から柄までクローズアップで映し出される。穂の根元には赤い糸が編み込まれている。
テロップ: 翠華園 谷村弥三郎商店(すいかえん たにむら やさぶろう しょうてん) 谷村 圭一郎 さん
圭一郎さん: ま、茶せんを、もっと気軽に、あの、楽しんでいただく、あの、「伝統を楽しむ日常」っていう、ような、ことをコンセプトにして、 ま、その、お茶室だけじゃなくて、リビングとか、ま、いろんなところで、あのー、茶せんと、ま、お抹茶を、ま、まっ、楽しんでいただくっていうような。
映像説明: インスタライブの映像。インスタグラムのコメント欄が表示され、その後ろに圭一郎さんと縦じま柄の作務衣(さむえ)を着た女性姿が映る。圭一郎さんが、自分の左手の前にミニサイズの茶せんを置き、カメラに向けて見せている。
ナレーション: そうした思いをSNSなどで発信するなか、
映像説明: 翠華園 谷村弥三郎商店(すいかえん たにむら やさぶろう しょうてん)の建物の前でサラソムバット社長と圭一郎さんが肩を並べて立ち、笑顔で写っている写真。
テロップ: タイ国旗 バイヤー Chaya & Co.(チャヤ アンド コー) ジットチャヤー・サラソムバット 社長
ナレーション: 知人を通じて知り合ったのが、タイのバイヤー、サラソムバットさんだった。
映像説明: 障子の前の作業台に、4本の茶せんが穂を上にして立てられている。すべてベージュ色(いろ)の茶せんで、左から順に、緑色(みどりいろ)に白、白に赤、紅白、青と白の編み糸が施されている。
テロップ: 10ヵ国以上に商品を出荷
ナレーション: 今では、タイのほかにも10ヵ国以上に商品を出荷。
映像説明: 障子の前の作業台に置かれたフランス国旗のイメージで青、白、赤の編み糸を施したベージュ色(いろ)の茶せん。
テロップ: フランス国旗 フランス
ナレーション: 国旗をイメージしたものなども作っている。
映像説明: 街角にあるセレクトショップの外観。ショーウィンドーの向かって左上に、白地に紺色で「SHOP NOVEMBER 19(ショップ ノベンバー ナインティーン)」と書かれた小さな突き出し看板ある。画面左下の四角い枠に地図が表示される。薄茶色(うすちゃいろ)の周辺地形に米国の国土が緑色(みどりいろ)で示され、東部に位置するニューヨークが赤い星印で示されている。 ガラスショーケースの上に、色や形の異なる茶せんが3本、立てられている。左のものは一般的なベージュ色(いろ)、中央は穂先3分の2ほどがベージュ色(いろ)で、そこから柄に向かってこげ茶色(こげちゃいろ)のツートーン、右のものは、中央と同じ色味(いろみ)だが、柄が長く、穂が短い形をしている。茶せんの周りには、赤みがかった木をくり抜いた浅い器や、色の変わり目をにじませたような塗装の藍色とベージュのツートーンの角盆、 真ちゅうで縁取られた(ふちどられた)ガラスケースに入ったジュエリーが並べて置かれている。ガラスショーケースの中には白地に藍色で染め付けされた絵皿(えざら)が陳列されている。
テロップ: 米国 ニューヨーク
テロップ: NOVEMBER 19(ノベンバー ナインティーン)
ナレーション: アメリカ、ニューヨークのセレクトショップにも、茶せんを去年から輸出している。
映像説明: 白い壁にクリーム色(いろ)の大きなテーブルと革張りの椅子が置かれた会議室。短髪で薄くひげを生やし、サンドベージュ色(いろ)のリブ編みのセーターを着た男性が向こう正面に座っている。ウェーブのあるロングヘアーでグレーのジャケットを着た女性が入室し、和やかに挨拶を交わす。
ナレーション: セレクトショップのバイヤーは…。
映像説明: 短髪で薄くひげを生やし、サンドベージュ色(いろ)のリブ編みのセーターを着た男性が、会議室のテーブルでインタビューに答える。 NOVEMBER 19(ノベンバー ナインティーン)の店内。ガラスショーケースの上に置かれた2本の茶せん。向かって左の茶せんは、ベージュ色(いろ)で穂の根元に青と白の編み糸が施されている。向かって右の茶せんは、穂先3分の2ほどがベージュ色(いろ)で、そこから柄に向かってこげ茶色(こげちゃいろ)のツートーンになっており、穂の根元に赤の編み糸が施されている。画面の左端には、こげ茶色(こげちゃいろ)の茶しゃくが置かれている。 翠華園 谷村弥三郎商店(すいかえん たにむら やさぶろう しょうてん)の工房。割りばしくらいの太さに割られた茶せんの穂の部分を、外側へ向かって丁寧に広げている圭一郎さんの手元。 谷村弥三郎社長が茶せんの穂の部分を工具でしごいている。 クラークCEO(シーイーオー)が、会議室のテーブルで、話を続ける。
テロップ: 米国国旗 バイヤー NOVEMBER 19(ノべンバー ナインティーン) チャング・クラーク CEO
クラークCEO(シーイーオー)・英語: 糸の編み込みがとてもユニークなので、一目ぼれ(ひとめぼれ)して買うお客もいる。 代々続く工房で作られたものと説明すると、より強く関心を抱く。 「ワーオ! そんなに前から作られてきた物なのか!」という声を聞く。
映像説明: ノートパソコンの画面。「Japan Street」と題されたウェブサイトの画面が映しだされている。ページには左手に桜の花の写真、右手に風呂敷と弁当箱の写真をアレンジした画像が表示されている。 ベージュ色(いろ)の茶せんが6本、穂を上にして立てられた写真が表示されている。それぞれ、穂の根元に色とりどりの編み糸が施されている。画面の左端には左向きの、右端には右向きの山括弧のようなアイコンがそれぞれ表示されている。右向きの山括弧のアイコンをクリックすると、次のページが開き、穂の根元に青と白の編み糸が施されたベージュ色(いろ)の茶せんを、柄から穂に向かって見上げたアングルの写真が表示される。
サイドテロップ(画面右上に常時表示): バイヤー向けカタログ Japan Streetでつながる
テロップ: Japan Street バイヤー向けのオンラインカタログ
ナレーション: クラークさんが「SUIKAEN」の茶せんに出会ったのは、ジェトロのサービス「ジャパンストリート」だった。
映像説明: Japan Streetのウェブページ。「UDON(Japanese Noodle)」の単品ページが表示されている。 「Food」カテゴリーの一覧ページ。左から、クラフトビール、寿司セット、抹茶ロール、鯛焼きが写真とともに掲載されている。 「Find your favorite products!」と書かれたカテゴリー検索のページ。1段に4つのカテゴリーが表示され、食品や化粧品、キッチンウェア、アパレルなど、多彩なカテゴリーが掲載されている。
テロップ: 国内 約4,700社の商品を掲載 約90ヵ国・地域のバイヤーが登録
ナレーション: ジャパンストリートは、日本製品(にほんせいひん)を購入したい世界中のバイヤーに向け、日用品や食品など、さまざまな商品を掲載しているオンラインカタログ。
映像説明: くしの歯をねじったような斬新なデザインが特徴的な建物の外観。手前に「MIAMI BEACH CONVENTION CENTER」と書かれた看板がある。。正面のロータリーを自動車が走り、歩道には、建物の出入り口へ向かって歩く人々が見える。 コンベンションセンターの中。通路に面した角(かど)にある「JAPAN」と「JETRO(ジェトロ)」のロゴを表示したカウンターのある、JETRO Japan Street(ジェトロ ジャパン ストリート)の出展ブース。白を基調に銀色の縁取り(ふちどり)を施したブース内には、中央に液晶ディスプレーが設置され、その両脇に商品サンプルを展示した棚が設けられている。向かって左手の棚の前で、チェックのシャツに黒いスーツを着た男性来場者を、白いシャツに紺色のスーツを着た男性スタッフが応対している。カウンターの前では、黒い上着にグレーのパンツをはいた女性来場者を、セミロングヘアーで黒のシャツとスカートを着た女性スタッフが応対している。 商品サンプルを展示した棚の前で、チェックのシャツに黒いスーツを着た男性来場者と白いシャツに紺色のスーツを着た男性、セミロングヘアーで黒のシャツとスカートを着た女性が話している。
テロップ: 米国 マイアミ 2022年9月 Americas Food & Beverage Show(アメリカズ フード アンド ビバレッジ ショー)
ナレーション: さらに、オンラインだけにとどまらず、世界各地の見本市で、掲載商品を展示。
映像説明: 青空の写真に「NY NOW(ニューヨーク ナウ)」のロゴが白く抜かれたデザインのアイキャッチが掲げられた会場。 展示スペース。白いパーティションをベースに、白木の棚や展示台が配置されている。棚にも展示台にも、たくさんの商品がディスプレーされ、多くの来場者でにぎわっている。
テロップ: 米国 ニューヨーク 2023年2月 NY NOW(ニューヨーク ナウ)
ナレーション: 実際に手に取る機会を設け、新規バイヤーの発掘も行っている。
映像説明: アクリルスタンドの名札に「1‐81 Agency(ワン エイティーワン エージェンシー)」と書かれた展示台。アルミニウムや銅、真ちゅうなどの、金属製のステーショナリーが展示されている。周りには、色とりどりのタオルを陳列した展示台や、黒、ベージュ色(いろ)、モスグリーン色(いろ)などアースカラーのショートブーツを陳列した展示台もある。 展示棚の後ろの白いパーティションに、棚と同じ素材の長方形の板が掛かっている。板の中央には、「凸」の字と「凹」の字を横向きにして突き合わせたような、ベージュ色(いろ)の横長の図形が描かれ、その中に「DECO BOKO(デコ ボコ)」と書かれている。このエリアには、扇子や陶器、バッグ類などが展示されている。 アクリルスタンドの名札に「Japan Street」と書かれた展示台。うちわ、カフスボタン、手帳などの商品とともに、化粧箱に入った茶せんもディスプレーされている。 左奥にブースを眺める一角で、巻き毛の短髪で茶色のセーターを着て黒いネックストラップを下げた男性がインタビューに答える。
テロップ: 米国国旗 日用品のバイヤー
米国の日用品のバイヤー・英語: 仕入れ先企業が持つストーリーや設立の背景、 環境保護や持続可能性に取り組んでいるかも重視している。
映像説明: 天井にたくさんの蛍光灯が並ぶ展示会場。左手のブースは、クリーム色(いろ)のフロアに、クリーム色(いろ)の展示台が設置され、ヒマワリや白いアジサイをはじめ、さまざまな植物が展示されている。グレーのカーペットが敷かれた通路が、画面中央から右奥へ長く伸び、多くの来場客でにぎわっている。カメラの視点が左方向へ移動すると、そちらの方向にも通路が長く延びている。 壁、床、棚が白で統一された、Japan Streetの展示ブース。通路近くに設置された液晶ディスプレーには、ベージュ色(いろ)で丸い壁掛け時計を映した映像が流れている。ブースの前の通路では、紺色の上着を着た男性来場者とグレーに淡いピンク色の花柄のブラウスを着た女性来場者を、黒いTシャツを着てメガネをかけ、黄緑色(きみどりいろ)のネックストラップを下げた男性スタッフが応対している。ブース左手の棚の前では、金髪のショートボブで白と水色の細いストライプのシャツを着てオレンジ色(いろ)のネックストラップを下げた女性来場者を、白いシャツに黒のパンツをはき、白いマスクを着けた男性スタッフが応対している。
テロップ: ストックホルム 2022年8月 Formex(フォルメックス)
映像説明: Japan Streetの展示ブース。棚の前で金髪のショートボブで白と水色の細いストライプのシャツを着てオレンジ色(いろ)のネックストラップを下げた女性がインタビューに答える。
テロップ: スウェーデン国旗 キッチン用品のバイヤー
スウェーデンのキッチン用品のバイヤー・英語: (Japan Streetで)新製品を見つけることに、大きな期待を寄せている。 長期契約での取引のために、製品のよさだけでなく、メーカーとのよい関係性が当社にとって重要だ。
映像説明: Formex(フォルメックス)のJapan Streetブース。右手の背の高い丸テーブルでは、スウェーデンのキッチン用品のバイヤーを、白いシャツに黒のパンツをはき、白いマスクを着けた男性スタッフが応対している。通路側には、丸刈りで黒いTシャツを着た長身の男性が白い低めの展示台に並ぶ商品に見入っている。
ナレーション: 新たな商品を求めるバイヤーたち。
映像説明: 「Japan Street」の出展企業のウェブページ。「Suikaen Tanimura Yasaburo Shoten(スイカエン タニムラ ヤサブロウ ショウテン)」の店名の下には、所在地や業種が書かれ、右手に「面談を希望する」、「連絡を取る」など、英語表記の用途別のボタンがある。ページを下へスクロールすると、Japan Streetに掲載されている茶せんのサムネイルが4種類表示されている。サムネイルはそれぞれの商品の詳細ページにリンクしている。詳細ページには、日本国内の小売価格や、生産地、材質、ケース入り数、最小購入単位などの詳細情報が記載されている。また、画面の左端には左向きの、右端には右向きの山括弧のようなアイコンがそれぞれ表示され、それらをクリックすることで、ほかの商品をブラウジングすることもできる。
ナレーション: 長いあいだ、茶せんを探し求めていたクラークさんは、オンラインカタログで希望通りの商品を見つけることができたという。
映像説明: 化粧箱に入った「SUIKAEN」の茶せんが2種類、立てて置かれている。化粧箱は白で、フタには布目のエンボス柄があり、金色の文字で「SUIKAEN Takayamachasen Bamboo Tea Whisks Studio(バンブー ティー ウィスクス スタジオ) Made in Japan」と印字されている。
クラークCEO・英語: 売り主にコンタクトしてコミュニケーションを取るのは本当に難しい。
映像説明: オンライン商談会のスクリーンショット。翠華園 谷村弥三郎商店(すいかえん たにむら やさぶろう しょうてん)の圭一郎さんのほかに4名が参加していて、茶せんの製造工程を説明した画面が共有されている。参加しているクラークCEOが赤い線で囲まれている。
テロップ: オンライン商談会
映像説明: 白い壁にクリーム色(いろ)の大きなテーブルと革張りの椅子が置かれた会議室。NOVEMBER 19(ノべンバー ナインティーン)のクラークCEOがインタビューに答える。
テロップ: 米国国旗 バイヤー NOVEMBER 19(ノべンバー ナインティーン) チャング・クラーク CEO
クラークCEO・英語: 最初に通訳などビジネスのサポートがあり、 一度つながりができれば再注文もしやすく、一緒に簡単に仕事ができる。
映像説明: 翠華園 谷村弥三郎商店(すいかえん たにむら やさぶろう しょうてん)の工房。圭一郎さんが、使い込まれた木の作業台に竹を当て置き、小刀で丁寧に削っている。圭一郎さんに向かって右横、谷村社長とのあいだには、電熱ヒーターがある。ヒーターの上にはステンレスの鍋が掛かっていて、茶せんの材料になる竹が6本、湯に浸されている。カメラの視点が上がっていき、白いマスクをつけた圭一郎さんの姿が映る。
サイドテロップ(画面右上に常時表示): 海外バイヤーから広がる 日本の伝統品の未来!
ナレーション: ことし3月、圭一郎さんのもとに、クラークさんから再び茶せんの注文が入った。
映像説明: 障子の前の作業台に、ベージュ色(いろ)の茶せんが穂を上にして立てられている。穂の根元には、赤、白、黄色(きいろ)の編み糸が施され、長く残された糸端(いとはし)が、ひと巻きして手前に置かれている。 作業台の上に、ベージュ色(いろ)の茶せんが2個、穂を上にして立てられている。左のものは赤と白、右のものは青色と白の編み糸が、穂の根元に施され、糸端(いとはし)は結び目から5cmほどを残してカットされている。 さまざまな糸の色のコンビネーションで穂の根元を飾った茶せんが7本、化粧箱の上に穂を上にして立てられている。右から2番目のものは、柄の部分に「非売品」と書かれたシールが貼られている。左から3番目のものは、糸の編み終わり部分に金色の鈴が結び付けられている。画面の下のほうには、化粧箱の前に複数立てられている茶せんの先端部分だけがのぞき、左端のものは透明なプラスチックケースに収められているのが見える。
テロップ: 翠華園 谷村弥三郎商店(すいかえん たにむら やさぶろう しょうてん) 谷村 圭一郎 さん
圭一郎さん: 目を、こう、引くような、色合いだったり、で、ま、編み方も、あの、そうですけど、ま、変わった、物っていうのを、ちょっと提案さしてもらって、それが、受け入れていただいたのかなと思います。 気に入っていただけるようなもの、を、ま、ちゃんと茶せんとして作っていきたいなっていうのはあります。
映像説明: 手前に池があり、奥に五重塔が見える場所。画面右下の四角い枠に地図が表示される。薄茶色(うすちゃいろ)の周辺地形に奈良県の県域が緑色(みどりいろ)で示され、北部に位置する奈良市が赤い丸印で示されている。 木々(きぎ)が植えられ、緑のパラソルが立てられた公園のような、観光客がシカにえさをあげている。
テロップ: 奈良市
ナレーション: 翠華園(すいかえん)のある奈良は、古くから茶道具を生産してきた地域。
映像説明: グレーの壁に設けられた木の飾り棚に、茶わんや皿、とっくり、ぐい飲みなど、たくさんの作品が展示されている室内で、Chaya & Co.(チャヤ アンド コー)のサラソムバット社長や青とベージュ色(いろ)のジャンパーを重ね着し、メガネをかけて薄水色(うすみずいろ)のマスクを着けた男性と、ほかに3人の女性が写っている写真。
テロップ: バイヤー Chaya & Co.(チャヤ アンド コー) ジットチャヤー・サラソムバット 社長
映像説明: 別の写真。正面に茶わんや皿、つぼなどの陶器作品がぎっしり並ぶ、ガラス戸のついた陳列棚が、右手には茶わんや花瓶などを陳列したこげ茶色(こげちゃいろ)の棚がある。サラソムバット社長が、こげ茶色(こげちゃいろ)の棚に陳列された茶わんの1つをスマートフォンで撮影している。その後ろに青とベージュ色(いろ)のジャンパーを重ね着し、メガネをかけて薄い水色のマスクを着けた男性が立っている。
テロップ: 赤膚山元窯(あかはだやま もとがま) 古瀬堯三(ふるせ ぎょうぞう) 赤膚焼き(あかはだやき)茶わんなど陶磁器の窯元
ナレーション: タイのバイヤー、サラソムバットさんは、去年、ジャパンストリートの商談サポートサービスを活用し、茶わんの窯元などを訪れていた。
映像説明: インターロッキングブロックの道路と石畳の歩道を石造りの車止めが分けている、古風な町並み。道路の右側の歩道を、バックパックを背負った中高生たちが歩いている。道路を軽トラックや黄色い乗用車が通り、
道路の右端には銀色のバンが止まっている。カメラが視点を右に移動すると、レンガの外壁に赤いテントのある建物が建っている。出入り口の上にある看板に「麻布おかい(まふ おかい)」と書かれている。
テロップ: 麻布おかい(まふ おかい) 奈良店
映像説明: 麻布おかい(まふ おかい)の店内。短髪で白いシャツを着た男性が、店内の茶巾の売り場へ案内する。
ナレーション: 江戸時代から続く麻織物の店では、茶道で使う茶巾に関心を持ったという。
映像説明: 茶巾コーナー。白い壁の前に3段の棚がある。上段の右手には「御茶巾」と書かれた白い袋が、左手には正方形の化粧箱に入った茶巾がディスプレーされている。中段は、平たい長方形の化粧箱に入った商品。下段は、生成色(きなりいろ)や緑色(みどりいろ)、黄色(きいろ)、赤などの茶巾商品が並ぶ。 目の粗い麻布を敷いたテーブルに、右に白、左に淡いうぐいす色の、縦に長い長方形の袋が置かれている。表書きに「御茶巾」と書かれた文字の右肩に、白い袋は「奈良上本麻晒(なら じょうほんあさ さらし)」、淡いうぐいす色(いろ)の袋は「奈良上本麻竹節(なら じょうほんあさ たけふし)」と書かれている。それぞれの袋の下のほうに重ねて、それぞれの材質の茶巾が置かれている。
ナレーション: 茶巾とは、茶わんをふく布巾。茶道の流派によって、生地や縫い方に違いがある。
映像説明: 茶巾コーナーの前に立ち、オレンジ色(いろ)の茶巾を手にして短髪で白いシャツを着た男性がインタビューに答える。 茶巾コーナーの前で岡井さんがオレンジ色(いろ)の茶巾を広げる。 棚の上に並べられた正方形の平箱に入った茶巾のディスプレーが、左から右へと映し出される。 店内の壁際にある機(はた)の前で、岡井さんがインタビューに答える。機(はた)の脇には麻糸の束が掛かっている。
テロップ: 岡井麻布商店(おかい まふしょうてん) 岡井 大祐(おかい だいすけ) さん
岡井さん: ちょっと、お祝いごとに使う、お茶巾っていうものに、特に興味を持たれたみたいでしたね。 「お茶巾のことを、私は知りたい」っていうふうに、だから情熱がすごくあるなあ、っていうふうに、僕は感じましたので、 「こういう人やからこそ、売っていただきたい」っていうふうに、ね、思える方(かた)、と一緒にやっぱり仕事をすると、 今後、もっと楽しく、えー、お互い、発展するのかなとは思います。
映像説明: 白い茶巾を両手で広げて見せているサラソムバット社長の手元。右手を離すと茶巾の右端が垂れ、サラソムバット社長の顔が見える。茶巾を見ながら話している。
ナレーション: サラソムバットさんは、まずは茶巾をワークショップで紹介したいという。
映像説明: Chaya Teahouse(チャヤ ティーハウス)のワークショップで、サラソムバット社長が、白い茶巾を手にレクチャーしている。 白いレンガ積み風の壁の前でサラソムバット社長がインタビューに答える。
テロップ: バイヤー Chaya & Co.(チャヤ アンド コー) ジットチャヤー・サラソムバット 社長
サラソムバット社長・英語: 茶わんを何で(なにで)拭いたらよいか、問い合わせが多いので、 茶巾は次の商品になると思う。
映像説明: Chaya Teahouse(チャヤ ティーハウス)のワークショップ風景。サラソムバット社長が、フタを開けた缶の中の抹茶を受講者に見せたあと、茶しゃくですくう。 サラソムバット社長が、口の広い黒い茶わんで抹茶をたてている。手元のアップからズームアウトし、レクチャーをしているサラソムバット社長の表情を映す。
ナレーション: そして、日本の茶道具を、さらにタイに広めようと、意欲を燃やしていた。
映像説明: Chaya Teahouse(チャヤ ティーハウス)のワークショップ風景。サラソムバット社長が、5個の茶せんを立てて置いたこげ茶色(こげちゃいろ)の丸盆を左手に持ち、茶せんを入れた、口の広い黒い茶わんを右手に持って受講者と話している。 黒髪のロングヘアーで黒いセーターを着た女性と、茶色のボブヘアーでグレーのカーディガンを着た女性、生成色(きなりいろ)のジップアップシャツを着てメガネをかけた男性が、小さなカップで抹茶をテイスティングしている。 Chaya Teahouse(チャヤ ティーハウス)の出入り口の前で、サラソムバット社長がインタビューに答える。
テロップ: タイ国旗 バイヤー Chaya & Co.(チャヤ アンド コー) ジットチャヤー・サラソムバット 社長
サラソムバット社長・英語: 新しい店舗をオープンしてお客との距離を縮めて、お茶文化をもっと広め、 日本茶(にほんちゃ)と茶道具の、品質や高い技術を理解してもらいたいと考えている。
映像説明: 大理石の丸テーブルにSO! MATCHA(ソー マッチャ)の抹茶ドリンクが3種類、置かれている。どのカップも抹茶が口から8割くらいの深さまで入っており、左からそれぞれ、赤、茶色、黄色(きいろ)の液体が底のほうに入っている。 MTCH™(エム ティー シー エイチ)のパンカーセム社長が、こげ茶色(こげちゃいろ)茶せんを左手に持ち、こちらのほうに見せている。
ナレーション: 抹茶ブームの先に起きている、茶道具のニーズ拡大。
映像説明: 画面向かって右へ口を向けた片口茶碗(かたくちぢゃわん)で、抹茶をたてる手元のアップ。抹茶をたて終わり、左手に持った茶せんを茶わんの脇に置く。 ピムさんが化粧箱に入った茶せんをこちらのほうに見せながら笑顔を見せる。 Chaya Teahouse(チャヤ ティーハウス)のワークショップで、サラソムバット社長がレクチャーしている。 翠華園 谷村弥三郎商店(すいかえん たにむら やさぶろう しょうてん)の工房で作業に打ち込む、谷村弥三郎社長と圭一郎さんの様子。 化粧箱に入ったSUIKAENブランドの茶せん。穂の根元に淡い緑色(みどりいろ)と白の編み糸が施され、白い桜の花のチャームが結ばれている。
ナレーション: 日本の伝統的な商品が世界中で愛される背景には、情熱的な海外バイヤーと、それに応える日本の生産者の姿があった。
映像説明: 水色のグラデーション背景画。画面の右側で地球の陸地部分だけが点描され、中が空洞になった地球儀のグラフィックイメージが回転している。
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テーマ:水素革命Ⅲ 世界がわかる! オーストラリアで見た最前線
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