ロサンゼルスでおにぎりブームのワケ ‐パックご飯とのりを米国で売る‐
2023年03月02日
「世界は今」のアクセシビリティ対応について
ジェトロ・ウェブアクセシビリティ方針に基づき、「世界は今」では次のような取り組みを行っています。
- 聴覚障害をお持ちの方向け
- 字幕キャプションを用意しています。動画コントロールバーで字幕をオンにしてご利用ください。ただし、Internet Explorerでは文字体裁が崩れるため、 Google ChromeやFirefoxのご利用を推奨します。
- 視覚障害をお持ちの方向け
- 動画の内容をテキストに起こした「テキスト解説」をご利用ください。動画の次にテキスト解説を表示させるリンクがあります。
今、ロサンゼルスで人気が高まっているのが、おにぎり。スーパーマーケットでは連日完売し、専門店には行列が! さらに、自分で作りたいというニーズも高まっている。おにぎりがどのように食べられているのか、人気の理由などを探るとともに、おにぎり作りのワークショップを通じてパックご飯やのりを米国市場へ売り込む企業の取り組みを取材した。
(11分44秒)
テキスト解説:視覚障害のある方のための文字おこしテキストです。
映像説明: 青い空の下。広大な緑(みどり)の山に白い文字で「HOLLYWOOD」と書かれた看板が掲げられている。 パームツリーと白い壁の建物が並ぶ街。交差点で数人の男女が歩いたり、横断歩道を走ったりして渡っている。 観葉植物が置かれた店内、ベージュのブラウスを着て髪が長い女性が左手でおかかのようなものが入ったおにぎりを持ち、右手で箸を持ち、みそのようなものをつけている。 日ざしがさし込むテラス席。黒い半袖シャツを着て右腕(みぎうで)の後ろにタトゥーが入った金髪の男性トレーンジ色(いろ)のパーカーを着た黒髪の男性が向かい合って座っている。オレンジ色(いろ)のパーカーを着た髪の黒い男性がおにぎりを箸で支えながら口に運んでいる。 観葉植物が置かれたテラス席。紺色のダウンコートを着てグレーの帽子をかぶった男性が透明のフィルムのついたおにぎりを口に運んでいる。 茶色の紙皿(かみざら)の上にのりで巻かれた三角形のおにぎりが盛られている。上には青のりとゴマが振りかけられ、たたいた梅のようなものがのっている。
テロップ: 米国でおにぎりが大人気(だいにんき)!!
ナレーション: アメリカで今、おにぎりがブームに。人気の秘密は?
映像説明: グレーの床の部屋。文字が書かれた水色のTシャツを着て頭にピンクの花火のような柄(がら)があるバンダナを頭に巻いた女の子がパックご飯のフィルムをあけている。 グレーの床の部屋の別の一角。黒いパーカーを着て少しひげを生やした男性が紙皿(かみざら)に入ったごはんをスプーンでほぐしている。隣に座っているライトグレーのトレーナーを着た女性がその様子を見ている。
テロップ: 米国人の食卓を変える!?
ナレーション: アメリカ人の食卓を変える?
映像説明: 木目調の壁の店内。黒いパーカーにデニムのベストを着てひげを生やした男性がテーブルに向かって座り、金属製のトレーに載せられたのりが巻かれた三角形のおにぎり、みどり色のジュース、ペットボトルの水のほうに視線を向けながら何か話している。 おにぎりのイラストと「sunnyblue」と書かれた看板の白い建物の店の前。5人ほどの若い男女が並んでいる。
テロップ: おにぎりは スシに続くのか!?
ナレーション: おにぎりは、すしに続く、世界の日本食(にほんしょく)になるのか、その可能性を探る。
映像説明: 白い壁面に大きなスクリーンがある会場。スクリーンの前には20人ほどの子どもや男女の参加者が立ち、指でおにぎりの形のような三角形を作ったり、「ONIGIRI ACTION」と書かれた黄色い箱を見せたりしながら、全員が一斉に「オニギリー!」と言う。1人の男の子と1人の女性は、大きなおにぎりをかたどったかぶり物をかぶっている。
テロップ: Onigiri
参加者たち: オニギリー!
映像説明: ジェトログローバルアイオープニングタイトル。フランス・パリのエッフェル塔や凱旋門、アニメキャラクターのコスプレをした20代くらいの海外の女の子や、渋谷のスクランブル交差点の写真など、世界中の12枚の写真が画面の奥から飛び出してくる。水色を基調としたコンピューターグラフィックスの背景に、中が空洞になった緑色(みどりいろ)の地球儀が回転しながら現れる。画面右側で地球儀が回転し、左側に紺色の文字で「世界は今 JETRO Global Eye(ジェトロ グローバル アイ)」と書かれたタイトルテロップが表示される。
映像説明: スタジオ。横長の薄い黄緑色(きみどりいろ)の背景モニターに緑色(みどりいろ)を基調とした地球儀と「世界は今 JETRO Global Eye(ジェトロ グローバル アイ)」のロゴが映し出されている。手前にもスタンド付きモニターがあり、海岸沿いの青い空の下、6本のパームツリーが並び、白い平屋建ての建物や緑色(みどりいろ)の橋を5人ほどの男女が歩いている映像が映し出されている。スタジオ中央に髪を後ろでまとめた女性キャスターが座っている。白い襟付きの黒いブラウスに白いズボンを着ている。
テロップ: 江連 裕子(えづれ ゆうこ)
江連(えづれ)キャスター: 世界は今、ジェトログローバルアイ。
映像説明: 画面左側に手を前で軽く組んだ江連(えづれ)キャスター。右側にモニターがある。モニターには、緑色(みどりいろ)の橋を5人ほどの男女が歩いている映像、招き猫が置かれている飲食店の出入り口で、紫色と緑色(みどりいろ)のチェックのシャツを着てひげを生やした男性が黒い半袖シャツを着て黒い帽子をかぶってマスクをつけた店員から箱に入った商品を受け取っている映像、テラス席でグレーのトレーナーを着て黒い帽子をかぶった人物がおにぎりを口に運んでいる映像、茶色の紙のトレーの上に白い包み紙(つつみがみ)で包まれた3つの三角形のおにぎりがあり、それぞれのりが巻かれ、青のりとゴマがふられ、ツナや紅ショウガがのせられている映像、薄茶色(うすちゃいろ)のエプロンをつけ、ピンクの花火のような柄(がら)があるバンダナを頭に巻いた女の子がパックご飯を先割れスプーンで口に運んでいる映像、文字がある水色のTシャツを着てピンクの花火のような柄(がら)があるバンダナを頭に巻いた女の子がおにぎりにのりを巻いている映像が映し出されている。
江連(えづれ)キャスター: 海外では、すしやラーメンはよく知られていますが、最近、人気が高まっているのが、おにぎりです。おにぎり作りのワークショップなどを通じて、パックライスやのりを、アメリカ市場へ売り込む企業の取り組みを取材しました。
テロップ: ロサンゼルスでおにぎりブームのワケ ‐パックご飯とのりを米国で売る‐
映像説明: 青空の下。4車線の道路を多くの小型トラックや乗用車が走っている。 遠くに山が見え、道路沿いに等間隔に樹木が植えられた片道3車線の道路。画面右下の四角い枠にアメリカ西海岸、ロサンゼルス周辺の地図が表示される。ロサンゼルスのダウンタウンを中心として、西海岸側にサンタモニカがある。その北にノースリッジが位置し、赤い星印で示されている。
サイドテロップ(画面右上にほぼ常時表示): おにぎりが大人気(だいにんき)! スーパーで連日売り切れ
テロップ: 米国 ロサンゼルス
ナレーション: ロサンゼルスのダウンタウンから車で1時間ほどの町、ノースリッジ。
映像説明: 青空の下。道路沿いに屋根が緑色(みどりいろ)の白い外壁の建物が建ち、青字で「Mitsuwa」、黒字で「MARKETPLACE」と書かれた看板が掲げられている。広々とした駐車場には20台ほどの車が停車している。 天井の高い広々としたスーパーマーケット内。売り場ごとに番号と品目が表示されていて、棚にはさまざまな商品が陳列されている。3つのレジコーナーがあり、「1」と青に白抜き数字で示されたレジで黒い服に青いエプロンをした店員が白いジャケットを着て黒いマスクをつけた短髪の男性の清算をしている。 飲み物や文房具などが売られている通路。緑(みどり)のラベルが貼られたたくさんのペットボトルの飲み物が入った冷蔵ショーケースがあり、上に緑(みどり)のお茶のペットボトルの大きな模型が置かれている。奥の陳列棚にもさまざまな種類の飲料が置かれているのが見える。黄色(きいろ)の文字が書かれた青いトレーナーを着た栗色の髪が肩の長さまである女性が左手に黒いかごを持ってあるいている。後方では4人の男女が商品を眺めている。
テロップ: ミツワマーケットプレイス ノースリッジ店
ナレーション: 日系の食料品店などがなかったこの地域に1月、スーパーマーケットチェーン「ミツワ」の新店舗がオープンした。
映像説明: おにぎりコーナー。陳列棚に具の写真が印刷された透明のフィルムで包まれたたくさんのおにぎりが並んでいる。3人の男女がおにぎりを手に取っている。手前から、白いTシャツを着て眼鏡をかけた短髪の男性、紫と赤のチェックのシャツを着てオレンジ色(いろ)の帽子をかぶり、眼鏡をかけた男性、白いシャツに水色のリュックを右肩に背負い、眼鏡をかけた長い黒髪の女性。 別のおにぎりコーナー。赤いブルゾンを着た白髪交じりの男性、赤いコートを着た女性、黒いコートを着て黒い帽子をかぶり、マスクをつけた男性が商品を眺めている。奥のグレーのジャケットを着て眼鏡をかけた男性が透明のフィルムで包まれたおにぎりを棚から手に取っている。
ナレーション: 9時の開店と同時に次々とやって来たお客の目当ては、
映像説明: 透明のフィルムに包まれたのりが巻かれた三角形のおにぎりが6列並ぶ陳列棚。おにぎりは1列ずつ、底ととがった部分を上下交互に並べられている。透明のフィルムにはごはんとさけフレークの写真と黒い文字で「鮭」、白い文字で「SALMON(サーモン)」と印刷されている。下部にはバーコードと、青字で「Mitsuwa」、黒字で「MARKETPLACE」のロゴが書かれている。おにぎりを手に取り、正面を画面に向ける。
ナレーション: おにぎりだ。
映像説明: 缶入りの飲料が並んでいる棚の前。レインボーカラーのグラデーションでバラのイラストが書かれた黒いシャツに黒いダウンコートを着て眼鏡をかけ、黒いマスクをつけた女性客がインタビューに答える。 女性客が持つ数個のおにぎりとパックに入ったすし。 「ASAHI」のロゴが書かれた缶ビールが入った段ボールが積み重なった前で、女性客が話を続け、話し終わったあとで小さく笑う。
テロップ: お客
女性客・英語: ツナマヨと、さけおにぎりが好き、 軽い食事としておいしく食べている。
映像説明: おにぎりコーナー。2人の男性が棚に並べられたおにぎりに手を伸ばしている。手前の黄緑色(きみどりいろ)のパーカーを着てカーキの帽子をかぶり、少しひげを生やした男性が黒いかごにおにぎりを入れ、奥に立つ白いブルゾンを着て眼鏡をかけひげを生やした男性は2個のおにぎりを左手に持ったあと、さらに2個のおにぎりを棚から右手で取っている。
ナレーション: なかには10個近く買っていく人たちも。
映像説明: おにぎりが並ぶ棚の前で、黄みどり色のパーカーを着た男性客がインタビューに答える。 男性客が右手に持っているおにぎりをカメラに向けながら話を続ける。おにぎりの透明のフィルムには明太子の写真が見える。 透明のフィルムで包まれたのりが巻かれた三角形のおにぎりが5列並ぶ陳列棚。おにぎりは1列ずつ上下をたがいちがいに並べられている。棚には$1.99(1ドル99セント)と係れたプレートが貼られている。おにぎりをつつむ透明のフィルムには明太子の写真が印刷され、真ん中に白い文字で「SPICY COD ROE」、上部には黒く漢字で「明太子」と書かれている。
撮影スタッフ・英語: おにぎりは、よく食べる?
テロップ: お客
男性客・英語: 毎日。 おやつとして食べる、 明太子が気に入っている。
映像説明: おにぎりコーナー。3人の男女が陳列棚を眺めている。手前の黄色(きいろ)のの長袖シャツを着てグレーのバックを右肩にかけた黒髪の女性がおにぎりを1個手に取っている。傍らで黒いジャケットを着てパーカーのフードを頭にかぶった人物や黒いコートを着てベージュの帽子をかぶった男性がそれぞれ商品を眺めている。 紫色のセーターを着て右肩に茶色のバックをかけた長い髪の女性がおにぎりを1個手に取り、別の種類のおにぎりをもう1個を別の列から取っている。
ナレーション: おにぎりは毎日昼過ぎには売り切れとなるほど盛況なのだという。
映像説明: いくつかの保温水筒のようなものが置かれている白いトラのロゴと「TIGER」と書かれた陳列棚の前。水色のシャツに薄いグレーのネクタイを締め、グレーのパーカーを着て「Mitsuwa」のロゴが入った緑色(みどりいろ)のエプロンをつけた男性がインタビューに答える。 おにぎりコーナー。黒いコートを着て黒い短髪の男性がおにぎりを手に取っている。 透明のフィルムに包まれたのりが巻かれた三角形のおにぎりが10列ほど並ぶ陳列棚。おにぎりの透明のフィルムには「ツナマヨ」、「おかか」、「鮭」の文字が見える。 のりが巻かれた三角形のおにぎりが6列並ぶ陳列棚。おにぎりをつつむ透明のフィルムにはごはんとさけフレークの写真と黒い文字で「鮭」、白い文字で「SALMON(サーモン)」と印刷されている。 いくつかの保温水筒のようなものが置かれている白いトラのロゴと「TIGER」と書かれた陳列棚の前。濱﨑(はまさき)店長が話を続け、話し終えたあとで軽くおじきをする。
テロップ: ミツワマーケットプレイス ノースリッジ店 濱﨑 康朗(はまさき やすお) 店長
濱﨑(はまさき)店長: 300個程度、平日販売していたんですけども、即日完売してしまって 今週からですね、平日550程度、土日はですね、1,200程度、こちらご用意させていただいて、 お客様のニーズにさらに応えていこうと思っております。
映像説明: 敷石がグレーのテラス席。道の向こうには等間隔に樹木が並び、緑色(みどりいろ)やオレンジ色(いろ)の5棟ほどの建物が並んでいる。建物の前には何台かの車が駐車している。テラス席の3つのテーブルにはそれぞれ男女が向かい合って座っている。 紺色のダウンコートを着てグレーの帽子をかぶった男性とピンクのシャツにグレーのベストを着た女性が透明のフィルムで包まれたのりが巻かれた三角形のおにぎりを口に運んでいる。机にはペットボトルの水やトレーにのった紙ナプキンが置かれている。
サイドテロップ(画面右上にほぼ常時表示): おにぎり専門店が LAに新規オープン!
ナレーション: 出来たてのおにぎりを楽しめる店も人気だ。
映像説明: 筋状の雲がかかった青い空の下。茶色や白の外壁の低層の建物が建ち並んでいる。交差点を数台の車が行き交っている。画面右下の四角い枠にアメリカ西海岸、ロサンゼルス周辺の地図が表示される。ロサンゼルスのダウンタウンを中心として、西海岸側にサンタモニカがある。北東にサウスパサデナが位置し、赤い星印で示されている。
ナレーション: ロサンゼルスにある住宅地、サウスパサデナに、
映像説明: 薄曇りの空の下。レンガ造りの建物の外壁にツタがところどころに生えている。出入り口の上にあるひさしの上に白い立体文字で「RICE & NORI」と書かれた看板が掲げられている。駐車場には4台の車が止められていて、前を1台の黒い車が通り過ぎる。出入り口から黒いコートを着た1人の人物が出てくるのが見える。
テロップ: Rice & Nori サウスパサデナ店
ナレーション: 去年12月にオープンした、おにぎり専門店。
映像説明: 白い壁の店内。黒いボードに白い文字で書かれたメニューが掲げられている。木製のカウンターにはショーケースが置かれ、黄色(きいろ)の長袖のシャツの上に黒いシャツを着て黒い帽子をかぶり、マスクをつけた女性店員が黒いパーカーを着て黒いサングラスをかけた男性のレジ対応をしている。後ろには6、7人の男女が並んでいる。 黒い台の上。金属製のトレーの上に茶色い紙製の2つのトレーに、おにぎりが2個ずつ盛られている。3個のおにぎりの上には青のりと梅のようなものがのっていて、1個には紅ショウガがのっている。薄い白い紙の上には明太子のようなものが入った太巻きのようなものが置かれている。白い紙に入った箸などをトレーに置かれ、ブルーのシャツを着た人物に渡される。
ナレーション: 連日、地元の人などで行列ができる。
映像説明: テラス席。茶色の箱や小さなパッケージに入った枝豆などが置かれたテーブルで、白いセーターを着て黒いサングラスをかけた女性客がインタビューに答える。女性客と向かい合って座っているピンク服を着ている金髪の女の子が「Yummy」と話したあと、女性客と顔を併せながら何度かうなずく。
テロップ: お客
来店客・英語: とてもおいしいので大好き。 おいしい。
映像説明: 紅葉したオレンジ色(いろ)の葉がついたツタが巻き付いている樹皮のようなデザインの柱、黒枠の窓とドアの前。紫色のパーカーを着てグレーの帽子をかぶり、黒いサングラスをかけた男性と、青と白のチェックのシャツを着て眼鏡をかけた女性がテイクアウト用の薄茶色(うすちゃいろ)の紙のボックスを手に持って立ち、インタビューに答える。 銀色のトレーの上に載せられた茶色の紙皿(かみざら)に3個の三角形のおにぎりが置かれている。2個のおにぎりの上にはシーチキン、1個には紅ショウガが載っている。 紅葉したオレンジ色(いろ)の葉がついたツタが巻き付いている樹皮のようなデザインの柱、黒枠の窓とドアの前。紫色のパーカーを着て黒いサングラスをかけた男性客が話を続ける。
テロップ: お客
男性客・英語 いつもは日系スーパーでおにぎりを買う。専門店のものは初めて。 おにぎりはヘルシーなのでいい。
映像説明: 店内。黒と白の四角い模様のセーターを着て黒い長い髪の後ろ半分をまとめた女性客がインタビューに答える。隣にベージュに茶色や赤茶色のハート柄(がら)があるカーディガンを着て栗色の髪の長い女性客が座っている。 木製のテーブルの上でおにぎりを両手で割ると、中からサーモンフレークが出てくる。
テロップ: お客
来店客・英語: 本当においしい。 これはサーモンゆずみそ。
映像説明: 店舗のキッチン内。透明のビニール手袋をした手の上にサーモンフレークとゆずとみそが混ざったベージュ色の丸い物をごはんの上にのせたあと、さらに上からごはんを載せている。
テロップ Salmon Yuzu Miso(サーモン ゆず みそ)
ナレーション: この店で1番人気は、サーモンゆずみそ。さけをゆずが入ったみそであえている。
映像説明: 上部にごまと赤茶色のベーコンがのったのりが巻かれた三角形のおにぎりの真ん中を両手で割ると、中からアボカドと赤茶色のベーコンが出てくる。
テロップ: Sweet & Spicy Bacon Avocado
ナレーション: ほかにも、アボカドベーコンや、
映像説明: 上部に薄いオレンジ色(いろ)のソースが載った、のりが巻かれた三角形のおにぎりの真ん中を両手で割ると、中から薄いオレンジ色(いろ)のソースであえたロブスターの身が出てくる。
テロップ: Spicy Lobster Shrimp
ナレーション: スパイシーロブスターなど、さまざまな具のおにぎりがある。
映像説明: 茶色の紙皿(かみざら)にのった青のりがついたおにぎりを割り箸で割ると、茶色い肉が出てくる。そばには紅ショウガが添えられている。
テロップ: Beef Sukiyaki
映像説明: 店内。ベージュに茶色や赤茶色のハート柄(がら)があるカーディガンを着て栗色の髪の長い女性客が笑顔でインタビューに答える。隣に黒と白の四角い模様のセーターを着た女性が座っている。
テロップ: お客
来店客・英語: 私たちは、おにぎりが大好き。 私たちの町に、おにぎり店ができて、とてもうれしい。
映像説明: 4つの赤いパラソルが立ったテラスのある白い建物の外観。紺色のオーニングの上に白い立体文字で「RICE & NORI」の看板が掲げられている。窓ガラスにはいくつか料理のイラストが飾られている。テラスにはオレンジ色(いろ)の背景に白字で「SIP」などの文字やイラストが描かれたA型スタンド看板が置かれている。赤いパラソルの下のテーブルに2人の人物が向かい合って座っているのが見える。 白い壁の店内。カウンター内の壁面にメニューが掲げられているのが見える。商品が並んだショーケースが置かれ、黒い半袖のシャツを着て黒い帽子をかぶった店員が接客等の対応をしている。数人の男女が列に並んだり、メニューを眺めたりしている。
テロップ: Rice & Nori リトル東京店
ナレーション: オーナーのシェーネフェルトさんは、6年前に、ロサンゼルスのリトル東京におにぎり専門店をオープン。
映像説明: 店内のカウンターキッチン。黒い半袖のシャツを着て黒い帽子をかぶり、透明のビニール手袋をはめた店員が右手に持ったスプーンのようなもので金属製の容器からおかかのような茶色の具を取り、左手にのせたごはんに盛っている。 四角い青い容器に白い布地に包まれたごはんが入っている。透明のビニール手袋をはめた人物が右手に持った白いしゃもじで湯気が立ち上るごはんを混ぜながら、左手で白い布地を持ち上げている。
ナレーション: すしなど、和食のシェフの経験から、ごはんのおいしさを手軽に味わってほしいと考え、おにぎりの店を始めた。
映像説明: 黒いテーブルの上。金属製のトレーが2つあり、1つのトレーに載せられた茶色の紙に白い包み紙(つつみがみ)に2個の三角形のおにぎりが置かれている。おにぎりには、青のりと上にシーチキンやおかかのようなものが載っている。もう1つのトレーには茶色の紙皿(かみざら)の上に枝豆が盛られ、小さな丸いプラスチック容器に入ったソースや野菜が置かれている。 店内。10人ほどの女性が列を作り、そばにあるカウンターテーブルのいすには男女が座っている。
ナレーション: 予想以上に売り上げが好調で、2店舗目を構えたという。
映像説明: 紅葉したオレンジ色(いろ)の葉がついたツタが巻き付いた樹皮のようなデザインの柱と黒枠の窓の前。黒い半袖のシャツを着て黒いキャップをかぶった女性がインタビューに答える。 店内。黒いテーブルの上。金属製のトレーが2つあり、1つには2つの茶色のボックスのなかにおにぎりが入っているのが見える。もう1つのトレーにはフタが閉められている。茶色いボックスとソースや野菜が入ったプラスチック容器が置かれている。 黒いテーブルの上。茶色のボックスのなかに3個の三角形のおにぎりが入っている。おにぎりには青のりと上部にはサーモンゆずみそが載っている。 白い壁の店内。黒いボードに「ONIGIRI」などの文字が書かれたメニューが掲げられている。 日ざしがさし込むテラス席。白と茶色と紺のボーダーのセーターを着てサングラスをかけた女性、グレーのパーカーを着てスキンヘッドの男性、黒いセーターを着た女性がテーブルを囲んでいすに座り、おにぎりを口に運んでいる。 店内。カウンターテーブルの木製のいすに2人の男女が座り、そばには6人ほどの男女が列を作っている。 白いレンガ造りの壁の店内。木製のテーブルに2人の女の子が向かい合って座っている。2人とも黒いセーターを着ている。傍らに水色の服を着てスマートフォンを手に持った女の子が立っている。
テロップ: Rice & Nori ミカ・シェーネフェルト オーナー
シェーネフェルトオーナー: 最初、おにぎりも、あの、5つぐらいしかなかったけど、おにぎりが人気出て、 梅干しないか、シャケないかとかきて、それで今、18種類ぐらいありますね。 ここサウスパサデナは、家族が多いんですよね。人種も多いし。 (午後)3時ごろハイスクールでもここがいっぱい、今度は高校生たちが並んでくるんですよね。
映像説明: 店内。黒いノースリーブのシャツを着てマスクをつけ、髪を後ろで結んだ女性がメニューを見ながら商品を頼み、黄色(きいろ)のシャツの上に黒い半袖のシャツを着て黒い帽子をかぶった店員がレジ対応をしている。黒いノースリーブのシャツを着た女性の後ろに黄緑色(きみどりいろ)のパーカーニットを着て栗色の髪を後ろで結んだ女性が立っている。奥にも数人の人物が並んでいるのが見える。 黒いテーブルの上。黒い半袖シャツを着て黒い帽子をかぶり、マスクをつけた女性店員がメモを確認しながら斜めになった金属製のトレーをまっすぐに置き直す。トレーの上には、茶色の紙皿(かみざら)に2個の三角形のおにぎりと帯のようなのりが巻かれた1個の長方形のおにぎりが置かれている。2個のおにぎりには青いのりがかかり上部にはサーモンゆずみそと梅のようなものが載っている。もう1個の長方形のスパムおにぎりのようなものは卵の上に肉のようなものが載せられ、帯のようなのりが巻かれている。横に、プラスチック製の皿に載せられた抹茶のお菓子のようなものと、ソースのようなものが入ったプラスチック製の容器が置かれている。
テロップ: 今春 3店舗目をオープン予定
ナレーション: そして、この春、もう1店舗(いってんぽ)、デリバリーとテイクアウトの専門店を出店予定で、
映像説明: 黒い窓枠のある一角。グレーの長袖のシャツに黒い帽子をかぶった男性がのりのついたおにぎりを口に運んでいる。 グレーのレンガのような壁の一角。黒いテーブルで白いイラストが書かれた黒いパーカーを着て髪を後ろでまとめた女性がおにぎりを口に運んでいる。テーブルの上には黒いバッグが置かれている。
ナレーション: ほかにもアメリカのいくつもの州から出店のオファーが相次いでいるのだという。
映像説明: 白い壁に4枚の写真が飾られている会場。白いクロスがかけられた机が2列に並び、20人ほどの子どもや男女が座っている。前方のスクリーンには25個の四角い枠の中に人物の顔が映し出されている。スクリーンの前には演台(えんだい)や三脚に設置されたカメラなどがあるのが見える。 会場の一角。グレーの服を着た髪を後ろで結んだ女性が「ONIGIRI ACTION」と書かれた黒い枠を持ち、膝の上に座らせている水色の服を着た子どもの顔に合わせている。その様子を草色の服を着た人物がスマートフォンで撮影している。 黒い服を着た男性が右下にオレンジ色(いろ)の文字で「ONIGIRI ACTION」と書かれた三角形のおにぎりをかたどったかぶりものを顔につけ、笑顔で右手の親指を上げている。おにぎりのかぶりものの上部には黒で眉、目、口がつけられている。
サイドテロップ:(画面右上にほぼ常時表示): 全米でおにぎりを手作り ご飯とのりに注目!
テロップ: 2023年2月4日 Onigiri Action Workshop 主催:TABLE FOR TWO JAPAN FOUNDATION ジェトロ
ナレーション: さらに、おにぎりを自分でつくりたいというニーズも高まっている。
映像説明: 前方のスクリーンに25個の枠があり、それぞれにオンライン参加者の顔が映し出されている。手前に並べられた白い机には7人ほどの男女や子どもの参加者が座っている。 配信画面。36分割された画面に、オンライン参加者たちが、それぞれ作ったパンダの顔のおにぎりやのりを巻いたおにぎりを見せている映像が映し出されている。
ナレーション: ロサンゼルスの会場と全米をオンラインで結び、開催されたワークショップには、アメリカ30州から120人を超える参加があった。
映像説明: ワークショップ会場。青いシャツにおにぎりのイラストと「ONIGIRI ACTION」と書かれた半袖のシャツを着て眼鏡をかけた白髪交じりの男性が演台(えんだい)でマイクに向かって話している。
テロップ: ジェトロ ロサンゼルス事務所 所長 瀧 統(たき おさむ)
瀧(ロサンゼルス事務所 所長)・英語: おにぎりは簡単に作れて、とてもおいしい日本の主食。 おにぎりを日本の味の特別大使として世界に発信したい。
映像説明: 白いクロスがかかった長い机におにぎりのイラストの下に黒い文字で「ONIGIRI ACTION」と書かれた黄色(きいろ)の箱と白や黄色(きいろ)の紙皿(かみざら)に白いパッケージやおかずカップ、透明の袋に入ったフォークなどが並んでいる。 おにぎりのイラストの下に黒い文字で「ONIGIRI ACTION」と書かれた黄色(きいろ)の箱を開いた様子。中には、さまざまな材料が入っている。2個の「魚沼産こしひかり」と書かれたパックご飯、「ツナフレーク」と書かれた缶詰、パッケージに入ったのり、「ゆかり」と書かれた紫色のふりかけ、水色の背景に金魚の柄(がら)がある手拭いなどが並んでいる。 「魚沼産こしひかり」と書かれたパックご飯のアップ。 「ツナフレーク」と書かれた缶詰、パッケージに入ったのり、「ゆかり」と書かれた紫色のふりかけなどのアップ。
ナレーション: 参加者にはおにぎり作りの材料が入ったキットが配布された。魚沼産のこしひかりのパックご飯のほか、のりや、ふりかけなども入っている。
映像説明: 茶色い木目調のテーブルの上。フタのフィルムをはがしたパックご飯のアップ。 パックから箸でごはんを持ちあげている様子。
ナレーション: 日本産米(にほんさんまい)は、粘りがあり、形を作りやすく、冷めてもおいしいため、おにぎりに向いているのだ。
映像説明: ワークショップ会場。白いクロスをかけたテーブルに10人ほどの男女や子どもが座っている。前方にあるスクリーンにオレンジ色(いろ)の服に白いエプロンをつけ、眼鏡をかけたショートヘアの白髪の女性が柄(がら)のある白いてぬぐいを持って話をしている様子が映し出されている。
ナレーション: 講師のサミュエルズさんは、ボストンから参加。
映像説明: 配信画面。白い壁棚があるキッチンでオレンジ色(いろ)の服に白いエプロンをつけ、眼鏡をかけ、柄(がら)のある白いてぬぐいを頭に巻いた女性が、2個のおにぎりや梅干しのようなものが置かれた長方形の黒い皿を右手に持ち、左手にはのりが巻かれたおにぎりを持って正面を向いて話をしている。
テロップ: Onigiri Action Workshop 講師 デボラ・サミュエルズ さん
ナレーション: 日本に住んでいたこともある、和食に詳しい料理研究家だ。
映像説明: 配信画面。水色のシートの上に缶詰やシーチキンのような食材が盛られた紺色の小皿などが置かれ、小さなしゃもじが置かれたパックご飯のフィルムをめくるサミュエルズさんの手元が映っている。画面右側にある7つの小さな枠にサミュエルズさんや参加者たちが映っている。
ナレーション: パックご飯は、
映像説明: ワークショップ会場。黒い文字がある水色のTシャツを着てピンクの花火のような柄(がら)があるバンダナを頭に巻いた女の子が黒いスプーンを使い、パックご飯を白い皿の上に置かれたラップに移し変えている。 違うテーブル。黒と赤のジャンパーを着てひげを生やした短髪の男性が黒いスプーンを使い、パックご飯を白い皿の上に置かれたラップに移し変えている。隣にグレーの服を着た女性が座り、男性の様子やほかの場所を見ている。
ナレーション: アメリカではまだ一般的ではなく、初めて使ったという人が多かった。
映像説明: 配信画面。水色のシートの上に茶わんや小さなしゃもじなどが置かれている。ラップに包んだおにぎりを持ち、回転させているサミュエルズさんの手元が映っている。画面右側にある7つの小さな枠に参加者たちが映っている。 ワークショップ会場。白っぽい丸首の服を着てピンクの花火のような柄(がら)があるバンダナを頭に巻き、赤いマスクをつけた女の子がラップに包んだごはんを両手で握り、形を整えている。横に立っているグレーのVネックの服を着た人物が同じようにラップに包んだごはんを両手で握り、形を整えている。 配信画面。ラップに包んだおにぎりを両手で持ち、形を整えるサミュエルズさんの手元が映っている。 ワークショップ会場。グレーの服を着て後ろに髪を結んだ女性が首をかしげながらラップに包んだごはんを両手で握り、形を整えている。両隣に座る黒と赤のジャンパーを着てひげを生やした短髪の男性と水色の服を着た子どもがその様子を見ている。 ラップに包んだおにぎりの形を整えるグレーの服を着た女性の手元。
サミュエルズさん・英語: もう一度ひっくり返して三角形にする。
映像説明: 配信画面。水色のシートの上に茶わんや小さなしゃもじなどが置かれている。ラップに包んだ三角形のおにぎりを手のひらに置いて見せるサミュエルズさんの手元が映っている。画面右側にある7つの小さな枠に参加者たちが映っている。
サミュエルズさん・英語: 初めて作ったおにぎりの完成!
映像説明: ワークショップ会場。黒い文字がある水色のTシャツを着てピンクの花火のような柄(がら)があるバンダナを頭に巻いた女の子が、おにぎりにのりを巻いている。後方のテーブルでも黒いセーターを着てピンクの花火のような柄(がら)があるバンダナを頭に巻いた男性がおにぎりにのりを巻いている。 違うテーブル。朱色の服を着た人物の前にある皿の上に置かれた、のりが巻かれた三角形のおにぎりへのズームイン。 水玉模様があるオレンジ色(いろ)の皿に置かれた、のりが巻かれた三角形のおにぎりのアップ。
ナレーション: のりを巻いて参加者たちのおにぎりも完成。
映像説明: 配信画面。36分割された画面に映ったサミュエルズさんと参加者たちが一斉に「イタダキマース」と言いながら両手を合わせる。 ワークショップ会場。黒い文字がある水色のTシャツを着てピンクの花火のような柄(がら)があるバンダナを頭に巻いた女の子が、のりが巻かれた三角形のおにぎりを両手に持って笑顔で口に運ぶ。 黒い文字がある水色のTシャツを着てピンクの花火のような柄(がら)があるバンダナを頭に巻いた女の子がカメラに向かって右手の親指を立てたあとでうなずく。前に置かれた水玉模様のオレンジ色(いろ)の皿の上にパンダの顔のおにぎりが載っている。隣にパックご飯が置かれている。
映像説明: ワークショップ会場。文字が書かれたオレンジ色(いろ)の服を着て黒い帽子をかぶり、眼鏡をかけた男性がインタビューに答える。 ラップに包んだごはんを両手で握る、オレンジ色(いろ)の服を着た男性の手元。 ワークショップ会場。薄茶色(うすちゃいろ)のエプロンをつけてピンクの花火のような柄(がら)があるバンダナを頭に巻いた女の子がオレンジ色(いろ)の服を着た男性から水色のスプーンを取り、パックご飯を水玉模様があるオレンジ色(いろ)の皿に移す。
参加者・英語: どうしたら三角形になるのだろうとずっと思っていたので、 それを教えてもらえて、実際に具材も見られて本当に楽しかった。 パックご飯は初めて使ったが、かなり便利。おにぎりも簡単にできる。
映像説明: 配信画面。36分割された画面に映ったサミュエルズさんと参加者たちが、おにぎりを作ったり、食べたり、話をしているのが映し出されている。
ナレーション: パックご飯はイベントの参加者たちに好評だったと講師は言う。
映像説明: いくつもの額が壁に飾られた部屋。サミュエルズさんがインタビューに答える。(Zoomのビデオ通話) 店内。背中に文字が書かれた白い服を着ておだんごヘアの女性が、棚の上段に置かれたパックご飯の商品を右手に取り、少し見てから棚に戻して移動する。 「サトウのごはん 5食パック」、「こしひかり 4食入(よんしょくいり)」と書かれたパッケージの商品のアップ。 「玄米 BROWN RICE」などと書かれたパッケージの商品のアップ。 いくつもの額が壁に飾られた部屋。サミュエルズさんが話を続ける。 ワークショップ会場。黒と赤のジャンパーを着てひげを生やした短髪の男性が透明の袋からのりを取り出す。テーブルには、開封されたおにぎりキットの黄色い箱やラップに包んだごはんなどが置かれている。 金属製のトレーの上に載せられた茶色い包み紙に具が巻かれた3本ののり巻きが置かれている。 茶色い紙がしかれた金属製のトレーの上。半透明の包み紙に3本ののり巻きが置かれ、枝豆が紙皿(かみざら)に入れられている。
テロップ: Onigiri Action Workshop 講師 デボラ・サミュエルズ さん
サミュエルズさん・英語: 「どこで買えるのか?」、「とても気に入った」という声を聞いた。 アジア系の店だけでなく、一般的な店でも販売されるようになると人気が高まると思う。 のりは、すしやのり巻きで、みんな知っている。
映像説明: 白いテーブルの上。おにぎりキットの黄色い箱に「魚沼産こしひかり」と書かれたパックご飯が入っている。左手で持った白いラベルに「TAKAOKAYA OMUSUBI」などと書かれたのりのパッケージのアップ。
サイドテロップ(画面右上にほぼ常時表示): 今や人気食品に! 米国でのりの評価に変化
ナレーション: ワークショップで使われたのりは、髙岡屋(たかおかや)の商品。
映像説明: 薄っすらと雲が広がる空の下。出入り口の上の外壁に「TAKAOKAYA USA」と書かれた白い建物の外観。フェンスに囲まれた建物の前に車が数台駐車されている。画面右下の四角い枠にアメリカ西海岸、ロサンゼルス周辺の地図が表示される。ロサンゼルスのダウンタウンを中心として、西海岸側にサンタモニカがある。ダウンタウン・ロサンゼルスから少し南に位置するバーノンが赤い星印で示されている。 工場内。作業台の上にのりが積まれ、白い作業服を着て透明な手袋をはめた人物が緑色(みどりいろ)の英語と漢字が書かれたパッケージにのりを詰めている。
テロップ: TAKAOKAYA USA
ナレーション: ロサンゼルスに現地法人を設立し、40年近くのりを販売している。
映像説明: 工場内。コンベアがある機械にカットされたのりが置かれている。 白い壁の部屋。白い手袋をはめた人物が両手に1枚ずつのりを持っている。奥にはフタが置かれた数個の茶色い入れ物が置かれているのが見える。 右手に持ったのりのアップ。
ナレーション: かつてはアメリカでは、あまり評価が高くなかったのりへの意識も変わってきたのだという。
映像説明: フェンスで囲まれた白い壁の建物の前にある樹木の前。ワイシャツの襟をあけ、紺色のジャケットを着た男性がインタビューに答える。 工場内。機械にのりが2列にセットされ、リズムよくのりが上に跳ねると、下にある2列のコンベアに1枚ずつ載せられ、流されていく。 オレンジ色(いろ)の6本のコードからなる2列のコンベアにのりが流され、モニターがある機械の下を流れていく。
テロップ: TAKAOKAYA USA 野口 啓 副社長
野口副社長: 以前はそれこそ、あの、のりが内側に隠されるような、いわゆるカリフォルニアロールっていうのがもう全盛で、 すしロール文化というのがアメリカに広がったと思うんですけれども、 最近は風味がある、うまみのある、のりが欲しいという声が増えてきてます。
映像説明: 車が走り、パーキングメーターのある道路沿いに黒い車が止まっている。道路の向こうには店が建ち並び、店の前の道路沿いにも数台の車が止まっているのが見える。手前の歩道を水色のワイシャツに紺色のジャンパーを着たスキンヘッドの男性が歩いてくる。画面左下の四角い枠にアメリカ西海岸、ロサンゼルス周辺の地図が表示される。海岸沿いのサンタモニカから東に位置するダウンタウン・ロサンゼルスがオレンジ色(いろ)の丸印で示されている。サンタモニカから少し南東に位置するカルバー・シティが赤い星印で示される。
ナレーション: この日、髙岡屋の営業の担当者が訪れたのが、
映像説明: 店が建ち並ぶ通り。「sunny blue」の文字の立体看板がガラス扉の上に掲げられた店の外観。ガラス窓にのりが巻かれたおにぎりのイラストや「OMUSUBI」などの文字がある。店の前に白い車が止まっていて、2人の男性が店の前を歩いて行く。
テロップ: Sunny Blue カルバー・シティー店
ナレーション: 取引先のおにぎり店。
映像説明: Sunny Blueの店内。白い壁にはメニューが書かれた数枚の深緑色(ふかみどりいろ)のボードが掲げられている。水色のワイシャツに紺色のジャンパーを着たスキンヘッドの髙岡屋の営業担当の男性と白い服に黒いエプロンをつけた長い髪のSunny Blueの女性がカウンターを挟み、向かい合って立っている。長い髪の店の女性が白い袋のなかのものを確かめながら、髙岡屋の営業担当の男性が持ったフィルムに入ったのりを見ている。
ナレーション: こちらでは、フィルムに入ったのりが使われている。
映像説明: カウンターの上。フィルムに包装されたのりが巻かれた2個の三角形のおにぎりを営業担当の男性が手で示し、Sunny Blueの女性がおにぎり手に取りながら話をしている。
テロップ: TAKAOKAYA USA 新田 勝也 営業部長
新田部長・英語: こちらにロゴを入れることもできる。
Sunny Blueの女性・英語 このあたりがよい。
映像説明: 白い服に黒いエプロンをつけた長い髪のSunny Blueの女性がインタビューに答える。 白い丸テーブルの上。紙皿(かみざら)に「miso beef」、「spicy salmon(スパイシー サーモン)」、「sunny blue curry」と書かれたラベルが貼られ、のりが巻かれた三角おにぎりが3つ置かれている。 紙皿(かみざら)に「spicy salmon(スパイシー サーモン)」と書かれたラベルが貼られたのりが巻かれた三角おにぎりが置かれている。
テロップ: Sunny Blue 沼野 恵子 オーナー
沼野オーナー・英語: 髙岡屋(たかおかや)のものは一般的なフィルム入りのりよりも、 はるかにパリッとしていて品質が安定している。
映像説明: フェンスで囲まれた白い壁の建物にある樹木の前。ワイシャツの襟をあけ、紺色のジャケットを着た野口副社長がインタビューに答える。 Sunny Blueの店内。新田営業部長がフィルムに入ったのりとパンフレットを持って、カウンターを挟んで沼野オーナーと話をしている。 白い棚。「有明の恵み」などと書かれたパッケージや「瀬戸内の旬」などと書かれたパッケージの髙岡屋ののりの商品が置かれている。 フェンスで囲まれた白い壁の建物にある樹木の前。野口副社長が話を続ける。
テロップ: TAKAOKAYA USA 野口 啓 副社長
野口副社長: のりの素材として、こういう違いがあって、こういう用途の違いがあるというのを、現物をもってご説明することによって 最終的に、あのお客さんの満足感が上がる。しいては、いいのりの販売拡大にもつながりますし、 日本食(にほんしょく)を食べておいしかった、いう結論に持っていけるのかなとは思ってます。
映像説明: 紺とグレーのしま模様の布が敷かれた茶色いテーブルの上。長方形の白い皿にのりが巻かれた2個の三角おにぎりが置かれている。 「魚沼産 こしひかり」などと書かれたパックご飯のアップ。
サイドテロップ(画面右上にほぼ常時表示): パックご飯に商機あり! 炊きたてのおいしさを米国へ
ナレーション: おにぎりのおいしさが注目されるなか、日本のパックご飯のメーカーも、アメリカで販路を広げようとしている。
映像説明: 曇り空の下。雪が降っていて、道路や道沿いなどに雪が積もっている。道路を沿いに葉が落ちた樹木が並び、その向かいにコンクリートの低い塀がある三角屋根の建物が建っている。画面右下の四角い枠内に新潟県の地図が表示される。新潟県が緑色(みどりいろ)で示され、西に日本海が面していて東に福島県が隣接している。新潟県の中央部に位置する小千谷市が赤い星印で示されている。
テロップ: 新潟県 小千谷市(にいがたけん おじやし)
ナレーション: ワークショップで今回使われたパックご飯は、
映像説明: 出入り口にある風除室(ふうじょしつ)に「株式会社 たかの 千谷島工場(ちやじまこうじょう)」と書かれた看板が掲げられている。
テロップ: たかの
ナレーション: 新潟県の「たかの」の商品。
映像説明: 駐車場。数台の車が止められている。雪が降るなか、止められた車のほうから5人の男女が歩いてくる。先頭を歩く黒いパーカーのフードをかぶり、眼鏡をかけ、ひげを生やした外国人男性がカメラに向かって笑顔で左手を振る。
ナレーション: ことし1月、初めて、アメリカからバイヤーが工場を訪れた。
映像説明: スーパーマーケットの店内の写真。多くの食品が並び、手前の通路に設けられた台にボトルや容器に入った商品が陳列され、天井からチーズを頭の上にかかげる女性のイラストと「PARMIGIANO(パルミジャーノ)」などと書かれた看板がつり下げられている。 スーパーマーケットの店内の別の写真。通路の両側にたくさんの食品が並ぶ棚があり、通路の前方を2人の男性が前を歩き、その後方をカートを押している2人の女性が並んで歩いている。
テロップ: セントラルマーケット
ナレーション: テキサスの富裕層向けスーパーマーケットチェーンの担当者だ。
映像説明: 配信画面の静止画。ラップに包んだおにぎりを持ったサミュエルズさんの手元と画面下部の4つの枠にサミュエルズさんとワークショップの参加者が映っている。
ナレーション: 去年、おにぎりづくりのワークショップに参加し、
映像説明: 白い壁の部屋。青いジャンパーを着て白い衛生帽子をかぶった男性とダークブラウンのチェック柄があるジャケットを着て眼鏡をかけ、ひげを生やしたセントラルマーケットの担当者の男性が名刺交換をしている。2人ともマスクをつけている。 コの字型に机が並べられた部屋。セントラルマーケットの担当者を含む10人ほどの男女が座っている。全員マスクをつけている。
ナレーション: パックご飯の可能性を感じたという。
映像説明: ダークブラウンのチェック柄があるジャケットを着て眼鏡をかけ、ひげを生やし、マスクを外したセントラルマーケットの担当者の男性が話をする。
テロップ: セントラルマーケット エリック・ビールスキー 事業開発マネージャー
ビールスキーマネージャー・英語: お客にとってパックご飯は、生コメを炊くよりも使いやすい。
映像説明: 白い壁に「株式会社たかの」という社名や創業、従業員数(じゅうぎょういんすう)などの会社概要が投影され、出席者が見ている。 ライトグリーンの衛生服を着て白い衛生帽子をかぶった2人の男性が座っている。左の眼鏡をかけた男性がノートパソコンを見ながら卓上マイクに向かい、説明をしている。2人ともマスクをつけている。 ビールスキー事業開発マネージャーが箸を使い、茶わんからごはんを口に運ぶ。横に座るグレーのジャケットを着て眼鏡をかけ、マスクをつけた通訳の女性が話をしている。 茶わんに盛られたごはんのアップ。
ナレーション: アメリカ向けの商品は、食品規制に対応するため、クエン酸を添加しているという説明があった。
映像説明: ビールスキーマネージャーが横に座るグレーのジャケットを着て眼鏡をかけ、ピンク色のマスクをつけた通訳の女性に英語で話しかける。たかの担当者が日本語で答える。
ビールスキー事業開発マネージャー・英語: (クエン酸の添加で)味は変わるのか?
たかのの担当者: 同じ味(おなじあじ)出すために、ものすごく苦労したんですよね。
ビールスキー事業開発マネージャー・英語: (クエン酸の添加は)分からなかった。
映像説明: 白い壁の部屋。マスクをあごにずらしたビールスキー事業開発マネージャーがインタビューに答える。 工場内の通路。白い衛生服を着て半透明の衛生キャップをかぶったビールスキー事業開発マネージャーや通訳の女性を含む4人ほどの男女が見学していて、ライトグリーンの衛生服を着て白い衛生帽子をかぶり、眼鏡をかけた男性が通訳の女性に向かって説明をしている。全員マスクをつけている。 白いレーンにパックご飯が流れている横で、ライトグリーンの衛生服を着て白い衛生帽子をかぶり、眼鏡をかけた男性が手に持っている3つのパックご飯を通訳の女性が左手で示しながらビールスキー事業開発マネージャーを含む2人の見学者に説明をしている。
テロップ: セントラルマーケット エリック・ビールスキー 事業開発マネージャー
ビールスキー事業開発マネージャー・英語: これこそ最高品質の製品だと思う。 地域やストーリー、安全性、品質について学ぶこともできた。 ここに来て本当によかった。
映像説明: 工場内の通路。ビールスキー事業開発マネージャーと通訳の女性を含む4人ほどの見学者が窓から部屋の中を見ている。通訳の女性が説明をしている。 ビールスキー事業開発マネージャーが窓の中を指し示し、通訳の女性も窓を指し示しながら説明をしている。傍らに立つライトグリーンの衛生服を着て白い衛生帽子をかぶり、眼鏡をかけた男性が窓の中をみたあと、ビールスキー事業開発マネージャーのほうを見る。
ナレーション: たかのでは、今後も、炊きたてのごはんのおいしさを追求していきたいという。
映像説明: 白い壁の部屋。「非常用 ごはんパック」、「五目おこわ」などの多くの商品が陳列された棚の前で、ライトグリーンの衛生服を着て白い衛生帽子をかぶり、眼鏡をかけた男性がインタビューに答える。 工場内の通路。ビールスキー事業開発マネージャーと通訳の女性を含む4人ほどの見学者が窓から部屋のなかを見ている。通訳の女性が説明をしている。 茶色い木目調のテーブルの上。フタのフィルムをはがしたパックご飯のごはんへのズームイン。 箸でパックからごはんを持ちあげている様子。
テロップ: たかの 高野 祐典(たかの ゆうすけ) 常務
高野常務: おいしさというものは、あの、日々、移ろっていくものっていうふうに、われわれは考えておりまして、当然あの、国籍が異なれば違うおいしさもあると、いうふうに考えております。 またアメリカやいろいろな国々(くにぐに)にですね、あの、ごはんを伝えていくにあたって、 それぞれ、おいしいものというものを、皆さまとお話ししながら作り上げていきたいなというふうに思っております。
映像説明: Rice & Noriの店内。黒いテーブルの上のトレーにのりが巻かれた2個の三角おにぎりと具が巻かれた3本ののり巻きが置かれ、別のトレーには袋に収められた割り箸などが並べられている。 ミツワマーケットプレイスの店内。おにぎりが陳列された棚の前。黒い長袖の服を着た男性がおにぎりを手にとる。 ワークショップ会場。黒い文字がある水色のTシャツを着てピンクの花火のような柄(がら)があるバンダナを頭に巻いた女の子がパックご飯のフタのフィルムをはがそうとしている。 グレーの服を着た女性の横に座る水色の服を着た子どもが、のり巻きを左手で口に運び、カメラに視線を向ける。
ナレーション: 全米に広がるおにぎりの人気。そのおにぎりを通じてパックご飯やのりの販路拡大にも期待が高まっている。
映像説明: Sunny Blueの店内。新田営業部長が沼野オーナーと話をしている。 たかのの工場。白いレーンにパックご飯が流れている横で、ライトグリーンの衛生服を着て白い衛生帽子をかぶり、眼鏡をかけた男性が手に持っている3つのパックご飯を通訳の女性が左手で示しながらビールスキー事業開発マネージャーを含む2人の見学者に説明をしている。
ナレーション: 新たな食の扉を開くべく、アメリカの食卓へ日本のおいしさを届ける挑戦が続いている。
映像説明: 薄い黄みどり色を基調としたコンピューターグラフィックスの背景画。緑(みどり)を基調とした、中が空洞になった地球儀が回転している。
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- ドジャースにおにぎり参上! ロサンゼルス発 コメを米国へ (2024年7月25日)
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