変わるバングラデシュ ‐露店もキャッシュレスで‐

2023年03月23日

高い経済成長の続くバングラデシュ。ダッカ市内の小さな露店ではキャッシュレスで買い物ができる試みが始まった。さらに、去年12月に開通したメトロでも日本の交通系ICカードの技術が導入された。国をあげて社会インフラのデジタル化に取り組むバングラデシュの動きを追った。

(8分17秒)

テキスト解説を読む

テキスト解説:視覚障害のある方のための文字おこしテキストです。

映像説明: ジェトログローバルアイオープニングタイトル。フランス・パリのエッフェル塔や凱旋門、アニメキャラクターのコスプレをした20代くらいの海外の女の子や、渋谷のスクランブル交差点の写真など、世界中の12枚の写真が画面の奥から飛び出してくる。水色を基調としたコンピューターグラフィックスの背景に、中が空洞になった緑色(みどりいろ)の地球儀が回転しながら現れる。画面右側で地球儀が回転し、左側に紺色の文字で「世界は今 JETRO Global Eye(ジェトロ グローバル アイ)」と書かれたタイトルテロップが表示される。

映像説明: スタジオ。横長の薄い黄緑色(きみどりいろ)の背景モニターに緑色(みどりいろ)を基調とした地球儀と「世界は今 JETRO Global Eye(ジェトロ グローバル アイ)」のロゴが映し出されている。手前にもスタンド付きモニターがある。モニターには、曇り空の下、黄緑色(きみどりいろ)のリンゴなどが置かれた5つほどの露店が並び、20人ほどの男女が行き交っている映像が映し出されている。スタジオ中央に後ろで髪をまとめた女性キャスターが座っている。白いシャツの上にベージュのジャケットを着て、白いスカートをはいている。

女性キャスター: 世界は今、ジェトログローバルアイ。

映像説明: 画面左側に手を前で軽く組んだ女性キャスターが座り、右側にモニターがある。モニターには細長い黄緑色(きみどりいろ)のブドウ、20個ほどのオレンジなどが置かれた3軒ほどの露店の前に3人の店主の男性が座っている映像、ベンガル文字で書かれたチラシが貼られた壁の前に青いプラスチックコンテナの上に板を置き、黄色(きいろ)やピンク、青色の紙幣の束を積み重ねた露店が並び、10人ほどの店主の男性が座っている映像、白いシャツを着た人物が露店の壁の二次元バーコードにスマートフォンをかざしている映像、駅の自動改札機でカードをかざして通っている人物の映像が映し出されている。

テロップ: 江連 裕子(えづれ ゆうこ)

江連(えづれ)キャスター: 高い経済成長の続くバングラデシュは、今、国をあげて社会インフラのデジタル化を進めています。日本企業(にほんきぎょう)と連携する動きを取材しました。

テロップ: 変わるバングラデシュ ‐露店もキャッシュレスで‐

映像説明: 透明のパッケージに個包装された7枚ほどのパンがつり下げられた細い木の柱のある店の軒先。薄い水色のシャツを着て白髪で白い長いあごひげを生やした男性が人さし指を動かしながら話をしている。

薄い水色のシャツを着て白髪で白い長いあごひげを生やした男性・アラビア語: インシャラー。

映像説明: たくさんの露店が並ぶ通り。紺色の半袖シャツを着た男性がバケツのようなものに積み上げた食材と、たくさんの袋に入ったクリーム色の食材を棒の前後につるして右肩に担ぎ、右手を顔の前に立てるようにして歩いている。後ろから数台の三輪自転車のリキシャが走ってくる。 樹木の前にたくさんの露店が並んでいる通り。黄色(きいろ)のシャツを着た男性が歩いたり、リキシャが走ったりしている。

サイドテロップ(画面右上にほぼ常時表示): 小さな露店でも キャッシュレス

テロップ: ダッカ

ナレーション: バングラデシュの首都ダッカ。

映像説明: ベンガル文字が書かれた紺色のポスターが貼られた壁の前の露店。露店には20個ほどのキャベツやジャガイモが並んでいる。黒と白のチェック柄のシャツを着て少しひげを生やした男性がキャベツを持ち、黒いジャケットを着てマスクをずらした男性に話しかけている。

ナレーション: 中央銀行のそばにある路地。

映像説明: 茶色の建物の前のあるリアカーのような車輪のついた露店。青い箱にたくさんの房付き(ふさつき)の紫色のブドウや粒が細長い黄緑色(きみどりいろ)のブドウが入っている。紺と黄緑色(きみどりいろ)のシャツを着た男性が房付き(ふさつき)の紫色のブドウを手に取る。後ろには20個ほどの赤や黄みどりのりんごが並べられている。 別の露店。透明の袋に入った10枚ほどのパン、黄色(きいろ)のパッケージに入った菓子がフックにかけられ、透明のケースに入った5種類ほどのビスケット、10本ほどの透明のペットボトルに入った水などが置かれている。奥にも露店が並んでいるのが見える。

ナレーション: 果物や新聞を売る小さな店が連なる。

映像説明: 緑色(みどりいろ)のシャッターが閉まった店の道路の前。赤い背景に二次元バーコードとベンガル文字が書かれたポスターと紫の背景にベンガル文字が書かれたポスターが貼られている露店。黄色(きいろ)のシャツを着てマスクをつけた男性と白いシャツを着て白いひげを生やした白髪の男性が座り、テーブルには10種類ほどの新聞が置かれている。 赤い背景に折り紙の鳥をモチーフにしたようなロゴとベンガル文字、11桁の数字の上に二次元バーコードが貼られたポスターと、白い背景にベンガル文字と英語で「ROCKET」と紙飛行機のようなロゴが描かれたポスターのアップ。 樹木がある黄色(きいろ)の塀の前にある露店の店先。

細い角材の柱に、白い背景に二次元バーコードと「citypay」などの文字、クレジットカード会社のロゴなどが印刷された赤いボードがくくりつけられている。

テロップ: キャッシュレス・バングラデシュ

ナレーション: そこで行われているのがキャッシュレス・バングラデシュ、政府が進める実証事業だ。店先にあるQRコードをスマートフォンで読み込み、

映像説明: リアカーのような車輪のついた露店。黒い壁に白い紙に二次元バーコードが貼られ、薄い水色のシャツを着て黒とオレンジ色(いろ)のニット帽をかぶった男性がスマートフォンを二次元バーコードにかざし、読み込んでいる。露店には10種類ほどのパンのようなものが入った透明の袋がフックにかけられ、数種類のタネのようなものが入った透明の容器が置かれている。

ナレーション: 支払い先を選べば、キャッシュレスで買い物ができる。

映像説明: 薄い水色のシャツを着て黒とオレンジ色(いろ)のニット帽をかぶり、マスクをつけた男性がインタビューに答える。

薄い水色のシャツを着て黒とオレンジ色(いろ)のニット帽をかぶり、マスクをつけた男性・ベンガル語: QRコードを読み取って、どれを使って決済をするか選ぶだけだよ。

映像説明: 曇り空の下。大きな川に5そうほどの小舟が浮いている。黒いシャツを着た男性が小舟に4人の人物を乗せ、長い棒状の物を使ってこいでいる。遠くに見える橋には、バスや車が走っているのが見える。画面左下の四角い枠に南西アジアの地図が表示される。バングラデシュは中国の南側、インドの東に位置し、緑色(みどりいろ)で示され、赤い文字でバングラデシュと書かれている。背景映像が切り替わる。赤や青のベンガル文字の横断幕が掲げられ、建物が並んでいる通り。1台のリキシャが走り、20人ほどの男女が行き交っているのが見える。

テロップ: 人口1億7,130万人

ナレーション: バングラデシュは南西アジアに位置し、1億7千万の人々が暮らす。

映像説明: 高いところから見下ろした広い道路。20人ほどの人が行き交っていて、2台の車や赤い2階建てバスが走っている。5本のコンクリートのはりが連なる建設中の道路の上で作業をしている人物が見える。 建物の建築現場。茶色の土(つち)の上で重機が動いている。鉄骨や小さな型枠が置かれている。 建築現場。固められた白いコンクリートの上で10人ほどの作業員が作業している。それぞれ黄色(きいろ)やオレンジ色(いろ)、白いヘルメットをかぶっている。

テロップ: 経済成長率 7.1% 1人当たりGDP 2,687ドル 出所:バングラデシュ統計局(2021/22年度)

ナレーション: 至る所で交通インフラの整備やビルの建設が行われ、コロナ禍でも高い経済成長を続けてきた。

映像説明: 曇り空の下。横断幕が掲げられた6階ほどの高さのビルが建ち並ぶ通り。通りにはたくさんの人が集まっている。 20枚ほどのたくさんのカラフルな服がつり下げられた赤や白のテントを立てた露店が並んでいる通り。白い服などを着た10人ほどの人物が行き交っている。 道路沿いにバイクが並んで止められている通り。青と白のボーダーのシャツを着てひげを生やした男性が右手でスマートフォンを持ち、電話をしながら歩いてくる。奥にも10人ほどの男女がいるのが見える。

テロップ: 世帯における保有率 携帯電話 97.4% スマートフォン 52.2% 出所:バングラデシュ統計局

ナレーション: 携帯電話を持っている人も増え、世帯での保有率が97%、スマートフォンに関しては50%を超えている。

映像説明: 塀の手前にある植え込みに樹木が並んでいる広場の一角。赤茶色のワンピースを着て、ヒジャブとマスクをつけた女性が写真撮影をしている。奥に上下白い服を着た2人の人物の後ろ姿が見える。

ナレーション: 2026年には、後発開発途上国から卒業する見込みだ。

映像説明: 曇り空の下。車が走る道路の前に3つのパネルが置かれている。両側のパネルには海上に白い橋がかかり、その上には画面上に二次元バーコードが表示されたスマートフォンのイラストが描かれている。下にはベンガル文字と「VISA」、「mastercard」など、10種類ほどのロゴが描かれている。真ん中のパネルには二次元バーコードと、スマートフォンのイラストが描かれている。 海上に白い橋がかかり、その上には画面上に二次元バーコードが表示されたスマートフォンのイラストが描かれたパネルのアップ。

テロップ: スマート・バングラデシュ

ナレーション: そうしたなか、政府はスマート・バングラデシュをスローガンに掲げている。

映像説明: 道路に面した舗道の端に座って、薄いピンクの長い上着とズボンを着てヒジャブを肩にかけたセミロングの髪型の女性が右手にスマートフォンを持ち、電話をしている。傍らで濃いピンクのシャツとズボンを着て緑色(みどりいろ)のヒジャブを肩にかけ、眼鏡をかけた女性と薄い水色のシャツを着てグレーのズボンをはき、ひげを生やした男性が座って話をしている。 赤茶色と白の広い階段がある広場。上下オレンジ色(いろ)の服を着た若い女性と上下白い服を着て黒い髪を長いおさげにした女性が階段に座り、階段の下からグレーとオレンジ色(いろ)のシャツを着た男性がスマートフォンで写真撮影をしている。上下オレンジ色(いろ)の服を着た女性はオフホワイトの入れ物に入った、たくさんの赤い花を胸の前に抱え、2人とも笑っている。

ナレーション: デジタル化を通じて国民生活を豊かにすることが狙いだ。

映像説明: 白い棚に10本ほどのペットボトルなどが置かれた店内。オレンジ色(いろ)の柱に青や紫のライトが光っていて、出入り口近くの柱に赤い背景に二次元バーコードが印刷された紙が貼られている。

ナレーション: キャッシュレス・バングラデシュも、こうした政策にひもづいた試み。

映像説明: 曇り空の下。4階建ての白い建物が建ち、道路を挟んで樹木が見える場所に透明のビニールで覆われた品物が置かれた露店が並んでいる。紫色の半袖シャツを着た男性と緑(みどり)と白のチェック柄のシャツを着た男性が話をしている。

ナレーション: 実際に利用している店の人は。

映像説明: 紫色の半袖シャツを着た男性がインタビューに答える。横にいる青と緑(みどり)のチェック柄のシャツを着た男性も話している。

店主・ベンガル語: この仕組みのよいところは偽札をつかまされずに済むところだよ。

映像説明: 曇り空の下。4階建ての白い建物が建ち、道路を挟んで20個ほどのリンゴやオレンジが列になって置かれた露店。黄色(きいろ)、緑(みどり)、グレー、白のチェック柄のシャツを着てひげを生やした店主の男性が1つのオレンジを布で拭きながらインタビューに答える。

ナレーション: 一方で。

店主・ベンガル語: 始まったばかりだから、使い方が分からない人も多いです。 うちはまだ、現金だけで商売しています。

映像説明: 曇り空の下。黄緑色(きみどりいろ)のリンゴなどが置かれた露店が並んでいる通り。買い物客でにぎわっている。薄い水色のシャツを着た男性が緑色(みどりいろ)の袋に入ったリンゴを受け取ったあと、横に立っているダークグレーのシャツを着た男性が会計をしている。

ナレーション: 中には、少し変わった商いをする人も。

映像説明: ベンガル文字で書かれたチラシが貼られた壁の前。紙幣の束を山積みにした5軒ほどの露店が並んでいる。プラスチックコンテナを重ねて、その上に板を置き、青やオレンジ、黄色(きいろ)など8種類の紙幣の束が積み重ねられ、その前にバラバラなしわだらけのたくさんの紙幣が置かれている。後ろに、ひげを生やした10人ほどの男性が座っている。

ナレーション: ボロボロになった紙幣を新札に取り替えてくれる。

映像説明: 茶色の建物の前の通り。オレンジ色(いろ)のワンピースを着て顔や頭にオレンジ色(いろ)のヒジャブを巻いた女性が座り、青とオレンジ色(いろ)と黄色(きいろ)の新しい紙幣の分厚い札束を右手で持ち、プラスチックコンテナの上の台に置いている。台(だい)の上にはゴムで留められた「10」と数字が書かれたピンクの札束や「100」と数字が書かれた青い札束、使用感のあるバラバラの紙幣などが置かれている。

ナレーション: 一般的な買い物は、まだまだ現金が主流だが、変化の兆しが生まれている。

映像説明: 曇り空の下。10棟ほどの横長のひさしのある平屋建ての建物が建ち、オレンジ色(いろ)のシャツを着た男性、子どもやヒジャブ姿の女性が歩き、1台のバイクが走っていく。1軒の建物のひさしの上には赤い看板があり、出入り口には10枚ほどの赤や白のベンガル文字が書かれたバナーや横断幕が掲げられている。

サイドテロップ(画面右上にほぼ常時表示): 浸透する モバイル金融サービス

ナレーション: 急速に浸透したのは携帯電話を使った金融サービスだ。

映像説明: 店の中。奥の棚には20個ほどの緑色(みどりいろ)の小さな箱や黄色(きいろ)の小さな箱が積まれている。グレーのボーダーのシャツを着て、ひげを生やした店主の男性が白と黄色(きいろ)のボーダーのシャツを着て、ひげを生やしたスマートフォンを持った男性客のほうを見ている。店内の壁は赤い背景にベンガル文字が書かれた貼り紙で埋め尽くされている。

ナレーション: 店先で暗証番号を入れれば(いれれば)、送金や支払いができる。

映像説明: 店の中。赤いワンピースを着て頭に赤いヒジャブをかぶった女性が紙幣を数えたあとで机に置き、傍らで白と黄色(きいろ)のボーダーのシャツを着て、ひげを生やした男性がその様子を眺めている。グレーのボーダーのポロシャツを着てひげを生やした店主の男性がショーケースの上でスマートフォンを左手に持ち、右手で電卓を打つような動きをしている。

ナレーション: お店に来た女性は地方にいる息子に5,000タカ、およそ6,300円を送金しに来たという。

映像説明: 曇り空の下。10棟ほどの平屋の建物が建ち並び、オレンジ色(いろ)や緑色(みどりいろ)の服を着た子ども、白いシャツに白いズボンをはいた男性が通りを歩き、乗客を乗せた1台の三輪バイクが走っていく。 黄緑色(きみどりいろ)の柱に赤い背景に二次元バーコードが印刷され、白や赤でベンガル文字が書かれたバナーが掲げられている。 たくさんの小さな商品が積まれた白い壁の店の中。青い背景にベンガル文字が書かれ、ベンガル文字とスマートフォンの画面のイラスト、二次元バーコードが印刷された横断幕が掲げられている。 茶色の土(つち)が積まれた青いシャッターの前。手前にある柱に赤い背景にベンガル文字や折り紙の鳥をモチーフにしたようなロゴが書かれたバナーが掲げられている。 赤いバナーや横断幕などで飾られた店の前。オレンジ色(いろ)のヒジャブ姿の女性が通り過ぎる。

ナレーション: こうしたサービスはバングラデシュに限らず、多くの新興国で一気に普及した。銀行などの金融機関が少ない国や地域でも、通信技術を応用することで誰もが金融サービスを受けられる時代になった。

映像説明: 白い壁の店内。壁の棚に緑色(みどりいろ)や黄色(きいろ)の小さな箱が積まれている。グレーのボーダーのポロシャツを着て、ひげを生やした男性がインタビューに答える。

店主・ベンガル語: 送金もできますし、 ここで、バスチケットの購入やクレジットカードの支払いができます。 さまざまな取り引きが可能です。

映像説明: 曇り空の下。店の前にある柱に赤い背景にベンガル文字や折り紙の鳥をモチーフにしたようなロゴが書かれたバナーが掲げられている。 白い背景に「bKash(ビーキャッシュ)」の文字があり、「b」は赤で、「Kash(キャッシュ)」は黒で書かれている。文字の横には赤い折り紙の鳥をモチーフにしたようなロゴが描かれている。

ナレーション: そのモバイル決済の分野で最も高いシェアを持っているのがbKash(ビーキャッシュ)だ。

映像説明: 吹き抜けになった会場。赤と白の四角いアーチの上部に赤い折り紙の鳥をモチーフにしたようなロゴと「bKash(ビーキャッシュ)」の文字があり、アーチの下にある白い台形のカウンターの前面にも「bKash(ビーキャッシュ)」の文字と赤い折り紙の鳥をモチーフにしたようなロゴが描かれている。 bKash(ビーキャッシュ)のブース。3面の白い壁に縦型の大きなモニターが設置されている。ブースの中央に設けられた「bKash(ビーキャッシュ)」と書かれた白いカウンターに黒いポロシャツを着たスタッフが両肘をついている。 ブース内に設けられたモニターには「THE LARGEST(ザ ラージェスト)」、「ADD MONEY NETWORK」の文字とスマートフォン画面にアプリが表示される画像が映し出されている。 中央にあるカウンターには黒いポロシャツ姿の2人の男女スタッフが座っていて、ひげを生やした男性がスマートフォンを操作していて、髪を後ろでまとめた女性が手ぶりを交えながら話しをしている。2人とも頭の上にメガネを載せている。

ナレーション: 急成長を遂げ、バングラデシュで初となるユニコーン企業に成長した。日本のソフトバンクグループが株式の20%を取得している。金融サービスの浸透などデジタル化の動きは現地のビジネスにも変化をもたらしている。

映像説明: にぎわうバングラデシュの街頭。通りに設けられた露店には大量の衣類が積まれていて大勢の男女が積まれた衣類を見ている。数人の男性はムスリムの男性がかぶる帽子を身につけている。

サイドテロップ(画面右上にほぼ常時表示): デジタル化で業務改善 進出アパレルメーカー

ナレーション: バングラデシュの主要産業の1つが縫製業。

映像説明: 色とりどりの服がハンガーラックにかけられている店内。たくさんの男女が店内に陳列された服に手を伸ばしたり、眺めたりしている。2人の男性は、黒いマスクをつけている。 別のハンガーラックの前。黄緑色(きみどりいろ)の丈の長い服とズボンを着てピンクのリュックを右肩にかけた女性がハンガーにかかったこげ茶色(こげちゃいろ)の服を持ち、眺めている。 別のハンガーラックの前。花柄がある黒い服を着て髪を後ろでまとめ、黒いマスクをあごに下げた女性がハンガーラックに掛かった服を1枚1枚両手でかき分けながら見ている。首にはピンクと白の布をかけている。

ナレーション: 縫製品の輸出額では、世界で2番目に大きな規模がある。日本の企業も多く進出している分野だ。

映像説明: 舗装されていない通り。数人の人物が歩いたり、自転車を押したりしている。通り沿いにはクリーム色(いろ)の塀と守衛室、グレーのゲートが設けられた2階建てのクリーム色(いろ)の外壁に青い屋根の工場が建っている。守衛室の前には制服を着た人物が立ち、数人の男性がゲートに向かって歩いていく。 グレーのゲートには「TM Textiles & Garments Limited(ティーエム テキスタイルズ アンド ガーメンツ リミテッド)」と書かれた白い看板が掲げられている。

テロップ: TM Textiles & Garments(ティーエム テキスタイルズ アンド ガーメンツ)

ナレーション: ここは、広島県に本社を置く縫製メーカー「マツオカコーポレーション」が2009年に合弁で設立した、バングラデシュ工場だ。

映像説明: 広いフロアに業務用ミシンが並ぶ縫製工場内。オレンジの服に青いベストと帽子を身につけた大勢の女性従業員が縫製作業をしている。 水色の服に青いベストと帽子の制服姿に黒いマスクをつけた女性が真剣な表情で作業をしている。 幾重にも重ねられた黒い布地が高速で縫われていくミシンの様子。

テロップ: OEM生産

ナレーション: 大手アパレルブランドのOEM生産を行っている。

映像説明: 青いベストと青い帽子の制服姿に黒いマスクをつけた女性従業員たちが白い糸がかけられた青い文字で「JUKI(ジューキ)」と書かれたクリーム色(いろ)のミシンを使って縫製作業をしている。 青いベストに緑色(みどりいろ)の帽子をかぶった男性従業員がミシンのハンドルを回し、縫製作業をしている。

ナレーション: ダッカの中心部からは、車で2時間半ほどの距離にあって、4,300人が働いている。

映像説明: 工場の外。敷地内を大勢の男性従業員が歩いている。多くの男性たちがマスクをつけている。 敷地内の別の一角。色とりどりのヒジャブを頭に巻いた、たくさんの女性たちが歩いている。全員、赤や水色のマスクをつけている。

ナレーション: デジタル化は暮らしにも変化をもたらしているのか、従業員に話を聞いた。

映像説明: 白い壁の部屋。ピンクの服に青いベストを着て青い帽子をかぶり、制服姿の赤いマスクをつけた女性がインタビューに答える。

テロップ: 従業員

従業員・ベンガル語: 夫は出稼ぎで離れて暮らしていますが、 インターネットや携帯電話でデジタル化が進み、 離れた家族を身近に感じられるのが、とてもうれしいです。

映像説明: 両袖を肘までまくったグレーと白のストライプのワイシャツを着て眼鏡をかけ、水色のマスクをつけた日本人男性(にほんじんだんせい)がクリーム色(いろ)の工場の外壁に設けられた機械を示しながらカメラに向かって話をしている。壁に設けられた黒く四角い機械には時間が表示されたモニターと数字や矢印などが書かれた複数のボタンがあり、右下には緑色(みどりいろ)のライトが光る透明のプレートの指紋センサーが取り付けられている。

ナレーション: 工場の代表を務める進東(しんどう)さんは指紋認証を使った出退勤(しゅったいきん)や、

映像説明: 写真が入った額が掛かったクリーム色(いろ)の壁の室内。壁際には赤いバイクが止められている。両袖を肘までまくったグレーと白のストライプのシャツを着て眼鏡をかけた進東(しんどう)社長が腕時計を見たあと、隣に立つ水色のシャツを着て眼鏡をかけ、マスクをつけた男性に手ぶりを交えながら話をしている。

テロップ: TM Textiles & Garments(ティーエム テキスタイルズ アンド ガーメンツ) 進東 正弘(しんどう まさひろ) 社長

ナレーション: ICタグを用いた生産管理など、工場の運営にも変化が生じているという。

映像説明: 縫製工場内。青いベストと帽子を身につけた多くの従業員が広いフロアに並ぶミシンで縫製作業をしているのを背景に進東(しんどう)社長がインタビューに答える。

テロップ: TM Textiles & Garments(ティーエム テキスタイルズ アンド ガーメンツ) 進東 正弘(しんどう まさひろ) 社長

進東(しんどう)社長: 給与支払いなんですが、 ま、最初はあの、こういう田舎ですから、ま、銀行口座を持てないような人が多くあって、 毎回、あの現金で、あの渡してたんですね。 で、ま、人数が増えれば、だんだん、だんだん、現金運ぶのも大変でして、 一時、ちょっと強盗に襲われたことも、ちょっと以前あったりもしたんですが。

映像説明: 広い食堂。天井には等間隔にシーリングファンが設置されている。いすと一体になった8人がけほどのステンレス製のテーブルに大勢の男性従業員が座り、食事をしている。テーブルには料理が盛られた大きなステンレス製のボウルと白い丸い皿が置かれている。 食堂の別の一角。いすと一体になった8人がけほどのステンレス製のテーブルに色とりどりのヒジャブを頭にかぶった大勢の女性従業員が座り、食事をしている。

ナレーション: 従業員全員分の給料、金額も大きい。幸い、現金が奪われることはなかったが、モバイル金融サービスを使った振り込みに変えたという。

映像説明: 白い壁の部屋。小さい四角い柄(がら)がある白いシャツと黄色いベストを着て緑色(みどりいろ)の帽子をかぶり、黒いマスクをつけた男性がインタビューに答える。

テロップ: 従業員

従業員・ベンガル語: 昔は、給料を現金でもらっていました。 今は、bKash(ビーキャッシュ)の口座に入金されます。 (口座から)使う分しか下ろさないので、貯めることができるようになりました。

映像説明: 縫製工場内。広いフロアで縫製作業をしている従業員たちを背景に進東(しんどう)社長がインタビューに答える。 広いフロアにミシンが並ぶ縫製工場内。青いベストと帽子を身につけた制服姿の大勢の女性従業員たちが縫製作業をしたり、通路を歩いたりしている。 緑色(みどりいろ)の帽子をかぶり、黒いマスクをつけた男性従業員が真剣な表情で縫製作業をしている。 黒い布地を押さえていたミシンのパーツを上げ、布地を引き抜く手元の様子。 青いベストを着て青い帽子をかぶり、黒いマスクをつけた女性従業員たちが、白い糸がかけられた青い文字で「JUKI」と書かれたクリーム色のミシンを使って縫製作業をしている。

進東(しんどう)社長: 今は、もうほとんど携帯電話を持っていない方(かた)はいないくらいの状況になってますので。 携帯(電話)へ、もう、振り込むということで、問題が無くなりました。 現金を渡すのも1日がかりで、1人ずつ呼んで手渡してましたから。 それを考えますと、ま、大きく改善できました。

映像説明: 曇り空の下。高いところから見下ろした広い川にある屋根がある船着き場。5隻の3階建てほどのフェリーが船首部分を接岸している。川の左右には中層や高層のビルが建っていて、奥には橋が架かり、川を中型や小型の船が航行しているのが見える。 船着き場。観光客や太鼓や楽器を持った人など、30人ほどの男女が乗る小型の屋根付きの緑色(みどりいろ)の船が接岸しようとしている。船の後方の屋根の上には中央に赤い丸がある緑色(みどりいろ)のバングラデシュの国旗がはためいている。右側には船頭が立って乗っている3そうの手こぎの船が停泊していて、岸辺には土砂などが積み上げられ、奥にはベージュの外壁の建物などが建っている。 広い道路。緑色(みどりいろ)の三輪タクシーや赤い2階建てバス、リキシャが入り交じって走行している。

サイドテロップ(画面右上にほぼ常時表示): 日本が支援 初の都市型鉄道

ナレーション: 首都ダッカは2,000万以上の人が暮らすメガシティー。世界でも有数の人口過密都市で慢性的な渋滞が社会課題になっている。

映像説明: 2車線の道路。白い乗用車などが走行する脇を、たくさんのリキシャが走っている。 乗用車や赤い2階建てバス、緑色(みどりいろ)の三輪タクシー、客を乗せたリキシャが走る道路を、数人の歩行者がすり抜けるように渡っている。

ナレーション: 公共の交通機関は未発達で、市民の足は、リキシャやバスだ。

映像説明: 銀色の鉄骨が組まれ丸みを帯びた屋根がある駅のホーム。ホームドアが設置されているホームに、正面が白と緑色(みどりいろ)に塗り分けられ、側面の上部に緑色(みどりいろ)のラインが入ったシルバーの列車が入ってくる。ホームの手前に設置された銀色のフェンスの前で白いシャツを着た男性や黒や赤のヒジャブを着用した女性など、数人の人物がホームに入ってくる列車をスマートフォンで撮影している。

テロップ: メトロ

ナレーション: そのダッカに去年12月に開通したのがメトロだ。

映像説明: 大勢の男女がホームに立っているなか、正面が白と緑色(みどりいろ)に塗り分けられた列車が入ってくる。濃紺の服を着て、ひげを生やした男性や黒い服を着てリュックを背負った男性などが、自身と列車にスマートフォンを向けながら撮影をしている。 床がグレーでクリーム色(いろ)の壁の走行する列車内。黄緑色(きみどりいろ)の座席に9人ほどの男性が座っている。窓からは建物や川が見える。 走っている列車の車窓風景。駅のホームを通り過ぎる。 列車内。ドアが開き、赤い服に濃紺のリュックを背負った男性や水色の服を着た男性、カラフルな模様が描かれたヒジャブを着用した女性など10人ほどの人物が列車を降りていく。

ナレーション: 日本の支援でつくられたもので、開発プロジェクトには、JICA(ジャイカ)や複数の民間企業が参画している。現在、一部の区間のみの運行だが、順次、路線網を広げていく計画だ。ここでもキャッシュレスの動きがある。

映像説明: 現地の言葉と英語が書かれた緑色(みどりいろ)の看板が掲げられた切符売り場。3台の券売機に、それぞれ数人の人物が並んでいる。券売機の上部に現地の言葉と英語で「Ticket Vending Machine」と書かれた緑色(みどりいろ)の看板があり、タッチパネルなどがある。右端にある券売機の前で、グレーと白のチェック柄のシャツを着て黒いリュックを背負った男性が紙幣を数えている。カーキ色(いろ)のTシャツを着て眼鏡をかけた男性がスマートフォンで列の後ろから券売機の前まで移動しながら撮影をしている。 「Dhaka Mass Transit Company Limited(ダッカ マス トランジット カンパニー リミテッド)」などと書かれ、雲が浮かぶ青空と、さまざまな形の4つの建物のイラストが描かれたICカードを持つ手元。裏返すと、現地の言葉や英語で説明が書かれている。

ナレーション: メトロに導入されたのが交通系ICカードのシステムだ。日本で培われた技術がベースになっている。

映像説明: 腰丈ほどの高さの壁がクリーム色(いろ)の壁で上部3面がガラス張りの窓口。水色のワイシャツに模様の入った濃い緑色(みどりいろ)のネクタイを締め、マスクをつけた男性がパソコンモニターの前で作業をしている。窓口の前で、グレーと水色のチェック柄のシャツを着てカバンを右肩にかけ、マスクをあごにずらした男性がズボンのポケットに手を入れながら待っている。奥にはホームに続く階段やエスカレーターがあり、数人の男女が歩いている。

ナレーション: 窓口で手続きをしている男性は課金ができるICカードを購入していた。

映像説明: 窓口と自動改札機の前。グレーと水色のチェック柄のシャツを着てカバンを右肩にかけ、マスクをあごにずらした男性が、「Dhaka Mass Transit Company Limited(ダッカ マス トランジット カンパニー リミテッド)」などと書かれ、雲が浮かぶ青空と、さまざまな形の4つの建物のイラストが描かれたICカードを持ち、指で示しながらインタビューに答える。

テロップ: 乗客

乗客・ベンガル語: 毎回、チケットを買うと時間がかかります。 これならば1回だけで済みます。 500タカ(約630円)かかりましたが、 300タカ分はメトロに乗るのに利用できます。 使い切ったら、また300タカをリチャージします。

映像説明: 券売機の前。グレーと白のチェック柄のシャツを着て黒いリュックを背負った男性がカードを買っている。後ろで水色の服を着て眼鏡をかけた男性が順番を待っている。右側にはカーキ色(いろ)のTシャツを着て眼鏡をかけた男性が立っている。券売機の横には、水色のシャツを着て緑(みどり)とピンクのスカーフを巻いたネクタイを締め、マスクをつけた男性スタッフが立っている。 改札口(かいさつぐち)。水色の服と紺色に赤い線の入ったベストのようなものを着て白と紺色のスカーフを巻いたネクタイを締め、眼鏡をかけ、マスクをつけた女性スタッフが自動改札機の横に立ち、グレーの迷彩柄の服を着て黒いリュックを背負った男性や黒いヒジャブを巻いた女性などに自動改札機のカードをかざす場所などを案内している。

ナレーション: カードの買い方や使い方が分からない人にはボランティアのスタッフが教えてくれる。

映像説明: クリーム色(いろ)の壁の駅の構内。天井から案内看板や時計がつり下げられている。黒とグレーの曲線のラインが入った水色のポロシャツを着てサングラスをかけた男性がスマートフォンを掲げ、自身とピンク色のヒジャブを巻いた女性や英語が書かれた黒いTシャツを着た男の子など4人の男女と写真撮影をしている。

ナレーション: 国内初の都市型鉄道は大人気だ。

映像説明: 上部に緑色(みどりいろ)のラインが入ったシルバーの車体の列車が停車しているホーム。ピンク色のポロシャツを着て髪を横分けにした男性が笑顔でインタビューに答える。

テロップ: 観光客

観光客・ベンガル語: 家族、みんなで来ました。 バングラデシュに初めてメトロが出来たので乗りたいと思ったんです。

映像説明: 上部に緑色(みどりいろ)のラインが入ったシルバーの車体の列車が停車しているホーム。水色のシャツを着て緑(みどり)、赤、茶色のマフラーのようなものを首にかけ、白くなりかけたひげを生やし、髪を横分けにした男性が右手を動かしながらインタビューに答える

テロップ: 観光客

観光客・ベンガル語: メトロは夢の技術ですよ。 北部の地方都市から来ました。 初めて乗るので楽しみです。

映像説明: 駅のホーム。上部に緑色(みどりいろ)のラインが入ったシルバーの列車のドアが開き、続いてホームドアが開くと、大勢の乗客が降りてくる。ホームの奥のほうに1人の人影が見える。

ナレーション: すでに通勤で利用している人も。

映像説明: 駅のホーム。天井からつり下げられた時計が8時15分をさしている。深緑色(ふかみどりいろ)の模様が入ったグレーのシャツを着た男性がインタビューに答える。

テロップ: 通勤客

通勤客・ベンガル語: 毎日、通勤で使っています。 メトロが出来る前は車で2時間以上かかって大変でした。 今は、ここから14分で着きます。

映像説明: 屋外。緑色(みどりいろ)の布を肩にかけ、黒い布を頭に巻いた女性がスマートフォンを耳に当てて歩いている。奥のほうに、腰丈ほどの高さの塀にピンクの服と黒い服を着た髪の長い2人の若い女性が座り、話をしているのが見える。 奥の棚に水色や赤の湯沸かしポットなどが並べられた店内。青と水色のストライプ柄の服を着て髪を横分けにした男性がスマートフォンに映し出された緑色(みどりいろ)の服を着て、ひげを生やした男性と話をしている。 大勢の男女がいる駅のホーム。正面が白と緑色(みどりいろ)に塗り分けられ、側面の上部に緑色(みどりいろ)のラインが入ったシルバーの列車がホームに入ってくる。

ナレーション: 世界で同時に進むデジタル化の動きはバングラデシュにも広がり、ビジネスを取り巻く環境を変えつつある。

映像説明: 薄い黄緑色(きみどりいろ)を基調としたコンピューターグラフィックスの背景画。緑(みどり)を基調とした、中が空洞になった地球儀が回転している。

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