外国人材を生かすには ‐中小企業の戦略‐

2023年01月26日

日本国内に20万人以上いる外国人留学生。卒業後の彼らを積極的に採用する企業も増えてきている。さまざまなスキルを持つ留学生に活躍してもらうため、企業ではどのような工夫をしているのか。留学生を採用し、海外営業の第一線で生かす大阪市のものづくり企業、日本語教育アプリの開発やそのアプリを活用して外国人材の定着を図ろうとする川崎市の中小企業を取材した。

(9分36秒)

テキスト解説を読む

テキスト解説:視覚障害のある方のための文字おこしテキストです。

映像説明: ジェトログローバルアイオープニングタイトル。フランス・パリのエッフェル塔や凱旋門、アニメキャラクターのコスプレをした20代くらいの海外の女の子や、渋谷のスクランブル交差点の写真など、世界中の12枚の写真が画面の奥から飛び出してくる。水色を基調としたコンピューターグラフィックスの背景に、中が空洞になった緑色(みどりいろ)の地球儀が回転しながら現れる。画面右側で地球儀が回転し、左側に紺色の文字で「世界は今 JETRO Global Eye(ジェトロ グローバル アイ)」と書かれたタイトルテロップが表示される。

映像説明: スタジオ。横長の薄い黄緑色(きみどりいろ)の背景モニターに緑色(みどりいろ)を基調とした地球儀と「世界は今 JETRO Global Eye(ジェトロ グローバル アイ)」のロゴが映し出されている。前方にもスタンド付きの小さいモニターがある。モニターには、壁際に白い書類ロッカーがあるオフィス内で机に向かって座る紺色のスーツを着て眼鏡をかけ、黒いマスクをつけた外国人男性とそばに立つ紺色の作業服を着てマスクをつけた男性が手ぶりを交えながら話している映像が映っている。スタジオ中央に後ろで髪をまとめた女性キャスターが座っている。薄いピンク色のハイネックのブラウスを着て白いズボンをはいている。

女性キャスター: 世界は今、ジェトログローバルアイ。

映像説明: 画面の左側に手を前で軽く組んだ女性キャスターのウエストショットが写り、右側にスタンド付きのモニターがある。モニターには、ガラスで仕切られた部屋で黒いスーツを着た男性、グレーのスーツを着て眼鏡をかけた男性、白いシャツの上にグレーのセーターを着た男性、グレーの上着を着て眼鏡をかけた男性が、それぞれマスクをつけて3つの台形のテーブルを組みあわせたテーブルを囲むように座って話をしている映像、光がさし込む窓があるオフィス内でパソコンのモニターやノートパソコンが置かれた白い机で襟にグレーのボアがついた黒い防寒ジャケットを着てマスクをつけた外国人男性が座り、ノートパソコンを操作している映像が映し出されている。

テロップ: 江連 裕子(えづれ ゆうこ)

江連(えづれ)キャスター: 日本に20万人以上いる留学生。卒業後の彼らを積極的に採用する企業も増えてきています。さまざまなスキルを持つ留学生に活躍してもらうため、企業ではどのような工夫をしているのでしょうか。

テロップ: 外国人材を生かすには ‐中小企業の戦略‐

映像説明: 曇り空の下。駅のホームから出た茶色の車体の電車が踏切を通過していく。線路の向かい側には何人かの男女が遮断器の前で待っていて、奥には中層階のマンションなどが建っているのが見える。

サイドテロップ(画面右上にほぼ常時表示): 活躍する留学生 海外営業の期待の星

テロップ: 大阪市 淀川区

ナレーション: 大阪市淀川区。

映像説明: 曇り空の下。1階部分の外壁が白、2階と3階部分の外壁がグレーの建物の外観。出入り口横の壁と出入り口の上にあるひさしに「櫻製作所」の看板が掲げられている。「桜」の漢字は、旧字体で書かれている。グレーの外壁部分に、円のなかに「S」をモチーフにしたようなロゴマークとローマ字で白く「SAKURA SEISAKUSHO」と書かれている。 工場内。グレーの四角い機械などさまざまな機械、段ボール箱やプラスチック製の箱が置かれた青い鉄製の棚、木箱や段ボール箱、赤い三角コーンなどが置かれている。2階ほどの高さに設けられた通路の手すりに「安全第一」の文字と時計などが掲げられている。紺色の作業服を着て紺色の帽子をかぶった従業員が通路を歩いていく。 工場の一角。紺色の作業服を着て軍手をはめ、小さい四角い窓がついた赤茶色の鉄製保護マスクをかぶった人物が機具に固定された銀色の円筒形(えんとうけい)の部品の溶接作業をしている。溶接部分からは強い光が放たれている。

テロップ: 櫻製作所

ナレーション: こちらの櫻製作所は、工場などでの排水処理や食品加工に必要な、さまざまなプラント設備を設計、製造している。

映像説明: 紺色の作業服を着て軍手をはめてマスクをつけ、肩まで髪を伸ばした男性が鉄製保護マスクを頭の上まであげ、電動カッターで円筒形(えんとうけい)の部品を切断している。切断部分からはオレンジ色(いろ)の火花が飛び散っている。

ナレーション: 近年、海外とも取り引きが増えていて、

映像説明: オフィス内。壁一面に白い書類ロッカーが設けられ、テーブルには紺色のスーツを着て眼鏡をかけ黒いマスクをつけた短髪の外国人男性と、紺色の作業服を着てマスクをつけ、髪を後ろで束ねた女性が並んで座っている。向かい側には紺色の作業服を着てマスクをつけた男性が立っている。外国人男性はノートパソコンに向かっていて、女性と立っている男性はテーブルに置かれた書類を手に取っている。

ナレーション: 見積もりなどの問い合わせが相次いでいるという。

映像説明: 窓にブラインドがかかった木目調の壁の部屋。薄いこげ茶色(こげちゃいろ)の木目調の机に向かって、白と黒のチェックのセーターに黒いジャケットを着てマスクをつけた白髪混じりの短髪の男性が座り、ノートパソコンのマウスを動かしている。机の上には白い電話と白いプラスチックの書類ケースが置かれていて、男性が座る背もたれの長いいすのそばにグレーのコートがかかったコートハンガーが置かれている。

テロップ: 櫻製作所 井上 正基(いのうえ まさき) 社長

ナレーション: こうしたなか、井上社長は、海外営業を専門に担当してもらうため、日本で学んでいた外国人留学生を採用した。

映像説明: 櫻製作所のロゴマークが描かれた窓ガラスから駐車場が見えるグレーの壁の部屋。円筒形(えんとうけい)の機械が置かれた台の横で左胸にローマ字の筆記体で「SAKURA」とオレンジ色(いろ)のししゅうが入った紺色の作業服を着て暗い薄茶色(うすちゃいろ)の帽子をかぶり、マスクを外した井上社長が手ぶりを交えながらインタビューに答える。

テロップ: 櫻製作所 井上 正基(いのうえ まさき) 社長

井上社長: 主に海外貿易ができるような、当然、英語もできないといけない。 そういう海外の書類関係ですね。法的な部分も含めて、 ある程度理解しているような人間を(採用した)。 非常に戦力としては貴重な戦力になってます。

映像説明: ブラインドが掛かった窓がある白と木目調の壁のオフィス内。パソコンや書類が置かれたベージュ色(いろ)の木目調の長いテーブルに白いシャツの上に黒いVネックの服に紺色のスーツを着て眼鏡をかけ、黒いマスクをつけた髪の黒い短髪の外国人男性がノートパソコンに向かい、座っている。ノートパソコンの手前にはノートが開いて置かれていて、ペンを持った手でマウスを操作している。 外国人男性がノートパソコンの横に置いた書類を見ている。外国人男性の向かい側に座る紺色の作業服を着てマスクをつけた男性が書類を指し示しながら外国人男性に話をしている。外国人男性が書類の上を指さしたあと、書き込んでいく。 外国人男性が真剣な表情でノートパソコンを見つめている。紺色の作業服を着た男性が外国人男性のそばに紙を置くと、外国人男性が紙の方へ視線を向ける。紺色の作業服を着てマスクをつけた男性が紙を指で差しながら話をすると、外国人男性が男性の方へ顔を向けながら手ぶりを交えて話をする。

テロップ: 櫻製作所 事業開発室 イシュマム・タウシフ・フセイン さん

ナレーション: 2021年入社のフセインさん。バングラデシュ出身で、大分県内の大学を卒業後、日本企業(にほんきぎょう)でグローバルな仕事に就きたいと考えていた。しかし、新卒採用では、必ずしも海外営業のチャンスが保証されていないケースもあったという。こうしたなか、櫻製作所の面接では、海外営業を任せてもらえるという提案があり、入社を決意した。

フセインさん: 私、あの、もともと海外営業で働く、興味がありました。

映像説明: ブラインドが掛かった白い壁の部屋。黒いマスクをつけたフセインさんがインタビューに答える。

フセインさん: ほかの会社と比べると櫻製作所は、最初から海外営業部で働くことができます。 ほかの会社は、最初はできません。 サクラ(櫻製作所)は、私のため1番、ベスト会社と思いました。

映像説明: オフィス内。ベージュ色(いろ)の長机(ながづくえ)にフセインさんと紺色の作業服を着た2人の男性が向かい合って座り、それぞれノートパソコンを使って作業をしている。 黒いマスクをつけたフセインさんがノートパソコンの横に置いた書類に視線を向けたりしながら話をしている。

ナレーション: 入社後は、管理から製造、営業部門まですべての部署で指導を受けたという。右も左も分からないなか、会社全体の流れを理解するのに大きく役立ったという。

映像説明: ブラインドが掛かった白い壁の部屋。フセインさんがインタビューに答える。

テロップ: 櫻製作所 事業開発室 イシュマム・タウシフ・フセイン さん

フセインさん: 大体分かりました。どんな部署で、何の(なんの)仕事やってます。 あと、私、もし注文もらったら、どの流れで、これ発送まで、流れとか、それも理解することになりました。 めっちゃいい経験でした。

映像説明: オフィス内。ベージュ色(いろ)の木目調の長机(ながづくえ)に向かって座るフセインさんがノートパソコンの画面をペンでさし示しながら話をしている。ノートパソコンの画面には「Offer Sheet」、 「Sakura Seisakusho,Ltd(サクラ セイサクショ リミテッド)」などと表示されている。

ナレーション: 現在は、自ら見積もりや仕様書の作成にも取り組む。

映像説明: 長机(ながづくえ)を囲んで座るフセインさんや紺色の作業服を着て後ろで髪を束ねた女性、紺色の作業服を着た2人の男性が手元の資料に視線を落としながら話をしている。全員マスクをつけている。

ナレーション: 会議や資料はほぼ日本語だが、同僚たちとも協力しながら、能力を発揮している。

映像説明: フセインさんが手元の資料に視線を落としながら報告をしている。向かいに座る紺色の作業服を着た男性が答える。奥に別の長机(ながづくえ)で2人の女性がノートパソコンに向かっているのが見える。

フセインさん: 今、お客様とやり取り中です。お客様からいろいろ、あの、スペック(仕様)の質問がきましたので、いま回答中です。

男性社員: じゃ、もうちょっと時間かかりそうやな、これは。

映像説明: 窓にブラインドが掛かった白い壁の部屋。壁際には黒い書類ロッカーが置かれている。グレーのシャツの上に黒と白のチェック柄のセーターを着てマスクを外した井上社長が茶色の木目調のテーブルに向かって座り、組んだ両手をテーブルの上に置き、動かしながらインタビューに答える。

テロップ: 櫻製作所 井上 正基(いのうえ まさき 社長

井上社長: 当時、私が考えてた、その海外展開を、 もっと急速に拡大していきたいと。 海外売上比率をもっと伸ばしたいというところが合致して、 彼の希望を叶えることができたというところなので、 ちょうど、ま、ウィンウィンなのかなというふうに思います。 引き続き、そういう海外人材っていうのが、あの採用しながら 海外貿易比率っていうのを、あの、売上全体の中で増やしていきたいなというふうに考えてます。

映像説明: クリーム色(いろ)の柱とグレーの壁の部屋。大きなベージュ色(いろ)のテーブルをはさんで、10人の男女が5人ずつ向かい合うように座っている。テーブルの上には資料や水のペットボトルなどが置かれていて、奥にはスクリーンが設けられている。画面手前左側に座った紺色のジャケットを着た外国人男性が手ぶりを交えながら話をしていて、花柄模様の黒い半袖ブラウスを着て後ろで明るい色の髪を1つに結んだ外国人女性など3人の男女が話を聞いている。奥にいる6人の男女も話をしていて、テーブルの周りでは8人ほどの男女が立ち、話し合いの様子を見たり、話をしている。全員マスクをつけている。 部屋の別の一角。資料や水のペットボトルなどが置かれたベージュ色(いろ)のテーブルに4人の外国人男性が座っている。暗いカーキ色(いろ)のTシャツを着た外国人男性が手ぶりを交えながら話をしていて、紺地にオレンジ色(いろ)の線画入ったポロシャツを着た外国人男性など3人が話を聞いている。4人ともマスクをつけている。 部屋の別の一角。資料や食べ物などが置かれたベージュ色(いろ)の小さなテーブルを3つ並べ、5人の外国人の男女が座っている。水色のTシャツを着て黒いキャップをかぶった外国人男性が手ぶりを交えながら話をしていて、グレーのシャツに黒いベストを着て髪をまとめた外国人女性や茶色のシャツを着て眼鏡をかけた外国人男性など4人の外国人の男女が話を聞いている。その奥には5人の人物がいすに座り資料などを見ている。全員マスクをつけている。

テロップ: 日本の外国人留学生の数

テロップ: 20万人以上

ナレーション: フセインさんのように日本で学ぶ留学生の数は全国に20万人以上。

映像説明: 流れる白い雲が浮かぶ青空の下。高層ビルが建ち並んでいる。 空中から撮影した東京の街並み、東京タワーやビルの合間に茂った木々(きぎ)が見える。街並みを真上から撮影した映像。ビルの合間に車が止まっている駐車場や樹木などが見える。

テロップ: 留学生30万人計画

ナレーション: 日本政府(にほんせいふ)は、外国人留学生を年間30万人受け入れる計画を掲げている。

映像説明: モニターやホワイトボードが置かれ、ガラスで仕切られた会場。白い台形のテーブルが3つずつ、向き合うように並べられている。手前の3つのテーブルを囲んで、紺色の上着を着た短髪の若い男性、オレンジ色(いろ)のフリースを着た短髪の若い男性、黒いスーツを着た若い男性の3人が座っている。テーブルの上に「(株)(かぶしきがいしゃ)東京エンヂニアリング」と書かれたプレートやタブレット端末、水が入ったペットボトルなどが置かれている。奥のほうにも3人ほどの人物が座っているのが見える。全員マスクをつけている。 白い台形のテーブルに向かって座る黒い服にグレーのフリースの上着を着て眼鏡をかけた留学生らしい若い男性のそばに、薄いグレーの服を着てズボンをはいて眼鏡をかけた50代くらいの男性が水色の表紙のノートを持って立っている。画面奥には色とりどりのコートがかけられたハンガーラックが置かれていて、ガラスの仕切り越しに真ん中がオープンラックになった壁一面の収納用の棚が見える。

ナレーション: 留学後の就業支援にも力を入れ、各地で自治体や大学が採用のためのイベントを開催している。

映像説明: たくさんの男女が複数の台形のテーブルに向かって座り、4人ほどの男女が立っている。コンクリートの壁に2つのスクリーンが掛けられていて、右側のスクリーンには2分7秒からカウントダウンされる時間が映し出されている。スクリーンの前で紺色のスーツを着て髪をハーフアップにした女性がノートパソコンを操作している。

サイドテロップ(画面右上にほぼ常時表示): 地元で留学生を採用へ 日本企業(にほんきぎょう)が奮闘中

テロップ: 横浜市

テロップ: 2022年12月8日 留学生積極採用企業と留学生の交流会 主催:かながわ留学生就職促進プログラム ジェトロ

ナレーション: この日、横浜で地元の中小企業と留学生の交流会が行われた。

映像説明: 3人の参加者の様子。紺色のストライプ柄のスーツを着た男性とグレーの服に黒い上着を着た若い男性、オレンジ色(いろ)の服を着て髪を後ろで1つに結んだ若い外国人女性がそれぞれ台形のテーブルに向かって座っている。スーツを着た男性が話すのをオレンジ色(いろ)の服を着て髪を後ろで1つに結んだ外国人女性がうなずきながら聞いている。全員マスクをつけている。 別のグループ。黒いスーツを着た男性、グレーのスーツを着て眼鏡をかけた短髪の男性、白いシャツの上にグレーのセーターを着た短髪の男性、グレーの上着を着て眼鏡をかけた男性が3つの台形のテーブルを囲んで座って話をしている。テーブルの上には「(株)(かぶしきがいしゃ)東京エンヂニアリング」と書かれたプレートなどが置かれている。奥のほうに室内の様子を映したスタンド付きのモニターとホワイトボードが見える。

ナレーション: ここでは企業側からグローバルな活躍の場があることなどをアピールした。

映像説明: 交流会場。紺色のスーツを着てネクタイを締めて眼鏡をかけマスクをつけた男性がマイクを右手に持って立ち、座っている参加者に向かって話をしている。

テロップ: 参加企業

参加企業の担当者: 自動車業界に強い機械工具の専門商社です。 日本国内(にほんこくない)に16営業所。あと、あの、メキシコと中国、タイに会社持ってまして。

映像説明: 会場内。白い机の近くで、青や茶色のチェック柄の白いセーターを着てマスクをつけて企業の資料を胸元に持った参加者の女性がインタビューに答える。

テロップ: 留学生(フランス文学専攻)

留学生(フランス文学専攻)の女性: 出身は中国です。 今は3年生で、で、日本(にほん)で就職したいと思って。 だから、ここでなんか、留学生、積極採用している企業のみなさまと、交流したいと思ってここに来ました。

映像説明: 会場内。コンクリートの壁にかかったスクリーンの前で、グレーの服に黒い上着を着て黒いマスクをつけた黒髪で短髪の参加者の男性がインタビューに答える。

テロップ: 留学生(機械工学専攻)

留学生(機械工学専攻):の男性 機械の勉強をしているから、機械系の仕事、ちょっと探してみようと思って参加したんですけど。 すごい役に立ちました。 日本(にほん)で働きたいです。

映像説明: 台形のテーブルに「金子機械(株)(かぶしきがいしゃ)」と書かれたプレートや水のペットボトル、ノートパソコン画面が参加者に見えるように置かれ、紺色のスーツを着てネクタイを締めた男性と黒いスーツを着た女性がいすに座り、前に座るグレーの服に黒い上着を着た参加者の男性に話をしている。全員マスクをつけている。

ナレーション: 日本での就職には留学生からのニーズがあるようだが、

映像説明: 「クズミ電子工業(株)(かぶしきがいしゃ)」と書かれたプレートや水のペットボトルが置かれた台形のテーブルに襟元を開けたワイシャツにストライプ柄の紺色のスーツを着た男性が座って話をしている。右側の資料やノート、水のペットボトルが置かれた台形のテーブルに黒い服を着た参加者の男性と白いシャツに黒いスーツを着て長い髪を後ろで束ねた参加者の女性がいすに座っている。手前に8種類ほどのカラフルな色のマーカーが入ったパッケージが置かれた台形のテーブルにフードがついた紺色の服を着てペットボトルを両手で持った参加者の男性がいすに座り、話を聞いている。別の台形のテーブルでも、企業の人物と参加者の留学生が話をしている。全員マスクをつけている。

ナレーション: 一方で、企業側も、就職した人材にどのように活躍してもらうか、試行錯誤している。

映像説明: 「ありがとうございます!」の文字と頭を下げる男女のイラストが映ったノートパソコン画面が参加者に見えるように置かれた台形のテーブル。グレーのスーツを着て青いネクタイを締めて眼鏡をかけた短髪の男性がいすに座り、話をしていて、横に座る黒いスーツを着て赤いネクタイを締めた男性がうなずいている。水のペットボトルなどが置かれた2台の台形のテーブルに向かって座る2人の男性留学生が話を聞いている。 黒いスーツを着て赤いネクタイを締めた男性が膝の上に置いたノートパソコンを見ながら、グレーのスーツを着て青いネクタイを締めて眼鏡をかけた男性が話をしている。全員マスクをつけている。

テロップ: 東京エンヂニアリング 貝田 充(かいだ みつる) 社長

ナレーション: イベントに参加していた貝田(かいだ)社長。川崎市で電気の制御の設計会社を経営している。理系の日本人学生(にほんじんがくせい)獲得が難しくなるなか、3年前から留学生の採用を行ってきた。

映像説明: グレーの壁の部屋、黒いスーツを着て青いネクタイを締めてマスクをつけ眼鏡を外した貝田(かいだ)社長が紺色のソファに座り、インタビューに答える。

テロップ: 東京エンヂニアリング 貝田 充(かいだ みつる) 社長

貝田(かいだ)社長: いろいろやっぱり、ずっと人材不足(じんざいぶそく)。製造業というのは、そういう状態が続いてましたんで、 電気とか制御とか、そういうところにですね、 率先して、そういうことをやってこうっていう(日本人(にほんじん)の)学生さんもちょっと少なくなってきているっていうのもあって、 で、これは困ったなと思ってました。

映像説明: 青空の下、高架下(こうかした)にライトグレーの壁に緑色(みどりいろ)の階段やバルコニーが設置され、シャッターがある横長の2階建てほどの建物の外観。

テロップ: 川崎市 中原区

テロップ: 東京エンヂニアリング

ナレーション: 東京エンヂニアリング。

映像説明: 事務所の中。手前に書類や数台の四角い白いケース、電話などが置かれた5台の白い机が集められている。画面左側、数台のノートパソコンが置かれた白い長机(ながづくえ)の奥に、薄茶色(うすちゃいろ)の作業服を着て眼鏡をかけた男性が立っている。中央に設置されたファイルなどが置かれた木製の6段の棚の奥の机に4人ほどの人物が見える。全員マスクをつけている。

ナレーション: ここでは、管理や製造の各部門で、

映像説明: 事務所の一角、図面が映し出されたモニターとノートパソコンが置かれた白い机で、襟にグレーのボアがついた黒い防寒ジャケットを着て水色のマスクをつけた外国人男性がいすに座り、マウスを持っていた右手でノートパソコンのキーボードに触れる。 4つのメーターやモニター、緑(みどり)や赤、黄色(きいろ)の数個のボタンがついた背丈より高いグレーの機械が並んでいる部屋。襟にグレーのボアがついた黒い防寒ジャケットを着て紺色のキャップをかぶり、オレンジ色(いろ)の手袋をはめた外国人男性がメーターの確認をしている。そばで薄茶色(うすちゃいろ)の作業服を着て紺色のキャップをかぶった男性が、数枚の書類を持って作業を見ている。2人ともマスクをつけている。

ナレーション: サウジアラビア、ミャンマーなどから留学していた外国人材が活躍している。貝田(かいだ)社長は、外国人ならではの発想から、

映像説明: SNSの画面。右上に「SunS(サンズ)」と書かれ、大勢のマスクをつけた男女が手前に向かって歩いている写真の下に「SunS(サンズ)‐Japanese media for foreigners(ジャパニーズ メディア フォー フォーリナーズ)」と英語などの文字が書かれている。下にスクロールすると親指を立てたアイコンと「いいね!」の文字、吹き出しのマークと「コメントする」などの文字が書かれ、下に「SunS(サンズ) Arabia(アラビア)」の文字や「2022年11月10日」の日付とアラビア語の文章が書かれている。さらに下にスクロールすると着物を着た女性や10人ほどの踊る男性を描いた浮世絵、ジブリパークを紹介した日本語の文章や数枚の写真などが続いて表示される。

ナレーション: 新たな事業へのヒントを得ようと、留学生採用のためのSNSの運営を任せるなど、さまざまな試みを行ってきた。

映像説明: 会議室。ベージュ色(いろ)の壁にモニターが設置されている。モニターには「~これからの外国人材活用(共生)の考え方~」などの文字が映し出されている。黒いスーツを着て青いネクタイを締めて眼鏡をかけ、マスクをつけた貝田(かいだ)社長がモニターを見ながらインタビューに答える。

テロップ: 東京エンヂニアリング 貝田 充(かいだ みつる) 社長

貝田(かいだ)社長: 逆に事業化するとかビジネス化することとか、そういうことができれば、 本当に外国人材の特性と、を、うまく生かしながら、 あの、うまくビジネスに昇華できるようなことができたらいいなという形で、 いろいろディスカッションを重ねながら、これを運用してます。

映像説明: 会議室。「会社方針 責任を果たす」などと書かれた数枚の額がすりガラスのパーティションに掲げられている。横書きで細かな文字が書かれた書類が入れられた額を左手で示し、貝田(かいだ)社長がカメラに向かって話をしている。

サイドテロップ(画面右上にほぼ常時表示): 外国人材の強みを知る アプリ開発への挑戦

テロップ: 日本語学習のアプリ

ナレーション: そんな貝田(かいだ)社長が今、地元のスタートアップと取り組んでいるのが日本語の学習アプリの開発。

映像説明: 「WoW(ワウ) Academy(アカデミー)」と題された画面。中央に縦長のスマートフォン画面のイメージ画像が映し出されていて、左側には日本語、右側には英語での説明が表示されている。スマートフォン画面の上部に「TEST」と書かれていて、

三日月が浮かぶ街角で女性と男性が向き合って立っているイラストが描かれている。下部には左に丸印がついた「おやすみ(なさい)」、「おはよう(ございます)」、「こんにちは」、「こんばんは」の4項目が書かれていて、「こんばんは」の項目を押すと左の丸印が青色に変わる。下部の「Submit」と書かれた青色の項目を押すと、緑色(みどりいろ)で書かれた「Answer Correct」の文字とオレンジの背景に白で書かれた「Finish」の項目が現れる。「Finish」の項目を押すと、画面が切り替わる。

上部に「@(アットマーク)Academy」と書かれていて、中央に「0.8%」と書かれた円グラフ、赤い円形の再生ボタンのマーク、緑色(みどりいろ)の円形のマイクのマーク、「TEST」と書かれた青い円形のマークが表示されている。下には、赤い円形の再生ボタンのマークと「お先に失礼します」の文字、緑色(みどりいろ)の円形のマイクのマークと「おせわになりました」の文字などが表示されている。画面が切り替わり、前面に、青い文字で「Congratulations!(コングラッチュレーション!)」と書かれ、青い星を頭上に掲げている人物が重ねられた数冊の本の上に立っているイラストが表示される。

ナレーション: ビジネスに必要な日本語の会話や語彙などを、好きなテーマを選びながら学習できるものだ。

映像説明: 会議室。数枚の額がすりガラスのパーティションに掲げられ、ベージュ色(いろ)の壁にモニターが設置されている。モニターには「~これからの外国人材活用(共生)の考え方~」などの文字が映し出されている。眼鏡をかけた貝田(かいだ)社長がカメラのほうに向かって話をしている。 白いテーブルをはさみ、襟にグレーのボアがついた黒い防寒ジャケットを着た黒髪の短髪の外国人男性がノートパソコンを前にしていすに座り、左手を動かしながらカメラに向かって話をしている。2人ともマスクをつけている。

ナレーション: このアプリをコミュニケーションのツールとして活用して、外国人ならではの興味や関心を知り、新たなビジネスの展開につながることを期待している。

映像説明: グレーの壁の部屋。マスクをつけ、眼鏡を外した貝田(かいだ)社長がソファに座り、インタビューに答える。 事務所の一角。写真や文章が映し出されたモニターとノートパソコンが置かれた白い机に、黒い防寒ジャケットを着て水色のマスクをつけた黒髪で短髪の外国人男性がいすに座り、マウスを操作してモニター画面の写真や文章を少し下にスクロールする。 貝田(かいだ)社長が話を続ける。

貝田(かいだ)社長: この人材にはこういう特性があるっていうのをうまく、こう、可視化して、 で、その部分を、お互いのいいところマッチングできれば1番いいかな。 文化も違えば育ち方も考え方も、違う人たちを、 無理に、日本(にほん)の会社文化に合わせるっていうことをやって うまくいかないんじゃないかというところですね。

映像説明: 雲が浮かぶ青空の下、数階建ての建物の外観。建物の左側の黒い壁に、白い背景に青い文字で「SFC‐Ⅳ」と書かれていて、右側の壁はガラス張りになっている。

テロップ: 神奈川県 藤沢市

ナレーション: このアプリを共同で開発しているスタートアップ、

映像説明: 撮影機材がある部屋、画面合成用の黄緑色(きみどりいろ)の背景があり、三脚にスマートフォンが取りつけられている。赤いスウェットを着て眼鏡をかけた長い髪を明るい茶色に染めた女性がスマートフォンの画面に触れる。前に立つ白いスウェットの服を着て黒いマスクをつけた男性が左手に持った小型マイクの確認をしている。そばに茶色いセーターを着た男性が立っている。 ベージュ色(いろ)の机に置かれた黒いテープで仕切りが貼られ「TAKE」などと書かれた小さなホワイトボードにマーカーで文字を書く赤いスウェットを着た女性の手元。 茶色いセーターを着てマスクをあごにずらしたマッシュルームカットの男性がベージュ色(いろ)の机のいすに座り、小型マイクを持ってノートパソコン画面を見ながら話をしている。ベージュ色(いろ)の机には三脚につけられたスマートフォンなどが置かれ、そばに赤いスウェットを着て白いスカートをはいた女性が立っている。

テロップ: WoW SPACE(ワウ スペース)

ナレーション: WoW SPACE(ワウ スペース)。慶応義塾大学の学生が立ち上げ、日本語教材の制作やシステム設計をおこなっている。

映像説明: 白い壁の通路。黒いコートを着て赤いチェック柄の緑色(みどりいろ)のマフラーを首に巻いた男性が奥に向かって歩いている。 白い壁の部屋。ワイシャツにグレーのベストを着て水色のマスクをつけた黒髪で短髪の外国人男性が立っている。 壁際の棚に多くの本が並んでいる部屋。ワイシャツにグレーのベストを着た外国人男性と黒い薄手のセーターを着て緑色(みどりいろ)のスカーフを首元に巻いた黒髪が肩ぐらいの長さの女性がベージュ色(いろ)の机に向かって座っている。女性の前にはノートパソコンと眼鏡が置かれている。2人ともマスクをつけている。

テロップ: 東京エンヂニアリング アイバーン・ニダル さん

ナレーション: この日、東京エンヂニアリングで働く、サウジアラビア人のニダルさんが訪れ、アプリの開発状況を確認していた。

映像説明: ニダルさんが前に座っている男性と話をして、横に座る女性がノートパソコンに打ち込んでいる。

テロップ: 東京エンヂニアリング アイバーン・ニダル さん

ニダルさん: これはいい勉強になると思います。 最近は、読解の勉強しました。 やっぱり、あれ(読解)のおかげで、いろんな語彙、分かるようになりました。 読解のようなアプリケーションが、することができますか。

男性: あ、そうです。もう、なんなら今、作ってます。

映像説明: 壁際の棚に多くの本が並んでいる部屋。ニダルさんと女性の向かい側に、黒いスウェットの服と白いスウェットの服を着た2人の若い男性が座っている。2人は黒いマスクをつけている。黒いスウェットの服を着た男性の前に置かれたスマートフォンの画面をニダルさんが指で示し、話をしている。

ナレーション: 外国人として経験したことをアプリにどう反映させたらいいか、実体験をもとにした意見で利便性の高いアプリの完成を目指している。

映像説明: 壁際の棚に多くの本が並んでいる部屋。黒いスウェットの服を着た男性がカメラに向かって話したあと、ニダルさんのほうに向かって話をする。

テロップ: WoW SPACE(ワウ スペース) 浜口 翔伍 CMO

浜口CMO: やっぱり、こう、生(なま)の声を聞くと、こう、日本(にほん)、日本(にほん)しかぼく住んだことがないので、 作っていくうえで、すごくひとつの手がかりになるなというのがありますね。

映像説明: スマートフォンを持った浜口CMOと白いスウェットの服を着た男性が並んでいすに座り、前にはニダルさんとノートパソコンを前に置いた黒い薄手のセーターを着て緑色(みどりいろ)のスカーフを首元に巻いた女性が並んで座っている。後ろには、照明機材や撮影用の黄緑色(きみどりいろ)の背景があるのが見える。 浜口CMOがスマートフォンを持ちながら話をしている。 浜口CMOがスマートフォンの画面を見せたりしながら話をするのを、ニダルさんを含む3人が聞いている。

ナレーション: 日本語学習機能のほかにも、今後は生活に必要な情報発信や新たに中国語のバージョンを開発するなど日々改良を重ねている。

映像説明: 会議室。数枚の額がすりガラスのパーティションに掲げられ、ベージュ色(いろ)の壁にモニターが設置されている。中央に紫色の花が飾られた白いテーブルに眼鏡をかけた貝田(かいだ)社長と茶色の作業服を着た3人の女性、白いシャツに黒いスーツを着て眼鏡をかけた外国人女性がいすに座り、貝田(かいだ)社長が話をしている。全員マスクをつけている。

ナレーション: アプリの開発など、新たな事業にも積極的に進出することで東京エンヂニアリングでは、さらなる外国人材の獲得にもつながりそうだ。

映像説明: 会議室。白いシャツに黒いスーツを着て眼鏡をかけ、マスクをつけた黒い髪の毛をボブヘアにした外国人女性が、組んだ手をテーブルに乗せ、話をしている。

テロップ: 東京外国語大学 国際日本学部(こくさいにほんがくぶ) 鄭 予韶(ジェン ユウシャウ) さん

ナレーション: ことし、春に入社する台湾からの留学生も、ユニークな日本語学習の取り組みが応募の決め手だったと話す。

映像説明: 会議室。白いシャツに黒いスーツを着て眼鏡をかけ、マスクをつけた鄭(ジェン)さんがインタビューに答える。

テロップ: 東京外国語大学 国際日本学部(こくさいにほんがくぶ) 鄭 予韶(ジェン ユウシャウ) さん

鄭(ジェン)さん: 日本語勉強を支援するっていうところが、すごく私は興味深いと思いました。 外国人が中心になっているので、 より効果的な方法で、もっと、そのいろんな外国人に、こう情報を伝えたりとか、 あと、ま、もっと効率的な勉強方法を自分たちで提供できるんじゃないかなと思ったので。

映像説明: 櫻製作所のオフィス内。木目調の長机(ながづくえ)にノートパソコンや書類などが置かれ、フセインさんと紺色の作業服を着た3人の男女がいすに座って話をしている。 東京エンヂニアリングの事務所の中。貝田(かいだ)社長がニダルさんの机の横に立ち、机に両手を置いて立っていてニダルさんの話を聞いている。 交流会場。貝田(かいだ)社長と黒いスーツを着て赤いネクタイを締めた男性が参加者の話を聞いてうなずいている。 WoW SPACE(ワウ スペース)のオフィス内。壁際の棚に多くの本が並んでいる部屋、ニダルさんが浜口CMOに話をしている。

ナレーション: 外国人材と協力しながら海外展開や、新たな事業開発に乗り出す日本企業(にほんきぎょう)。これからも彼らの試行錯誤は続く。

映像説明: 薄い黄緑色(きみどりいろ)を基調としたコンピューターグラフィックスの背景画。緑(みどり)を基調とした、中が空洞になった地球儀が回転している。

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