猫・犬のヘルスケア市場に商機 ‐ペットの健康が人生も変える!?‐

2022年04月28日

今、急成長しているのは、犬や猫の健康に関する製品やサービス。猫の行動を記録し、健康管理ができる首輪型端末や心拍の解析で犬の気持ちも分かるハーネス型の製品など、体調を把握することができる日本の技術に関心が集まっている。ペットビジネスへの新規参入の動きとともに、動物たちのヘルスケアの分野で世界に挑む企業を取材した。

(9分38秒)

テキスト解説を読む

テキスト解説:視覚障害のある方のための文字おこしテキストです。

映像説明: 会場の一角。黒いリュックを背負い、眼鏡をかけ白い服を着てマスクをつけた男性がしま模様の茶色の被毛(ひもう)の猫を左肩に乗せている。 看板が掲げられたたくさんのブースの前の通路。犬を抱いた女性やペットカートを押す人物など大勢の来場者でにぎわっている。 「腎活 健康缶」という看板が掲げられたブースの前。「腎活」と書かれた4種類のパッケージされた商品などが掲載されたタペストリーが中央の展示台の上に掲げられている。眼鏡をかけマスクをつけた男性や白いパーカを着た女性など、数人の来場者がブースの中に入り、商品を見ている。

サイドテロップ(画面右上にほぼ常時表示): ペット関連の見本市 新規参入 続々!

テロップ: 東京都 江東区

テロップ: ペット関連の国際見本市

ナレーション: 東京で開催されたペット関連製品の国際見本市。

映像説明: 緑(みどり)のじゅうたんが敷かれたブース。薄い茶色の被毛(ひもう)のフレンチ・ブルドックが電動アシスト自転車の前カゴ(まえかご)にあるキャリーバッグから顔をのぞかせている。 イラストが描かれた白い壁のブース。花の模様がある白いウェディングドレスやピンク、赤などのドレスが展示されている。 白い壁に大きさや輝きが異なる丸い形の銀色の宝石のような石7粒や床に猫が仰向けになっている写真が額に入れられ飾られている。

ナレーション: フードからお出かけ、冠婚葬祭に関するものまであらゆるものが一堂に会した。

映像説明: 「PET CARRY iCO(ペットキャリーいこ)」と書かれたタペストリーが掲げられているブース。白い服を着てマスクをつけた女性が水色のクリアファイルを抱え視線を下に向けている。ブースの前にベージュ色(いろ)のショルダーバッグを右肩から斜め掛け(ななめがけ)した赤色のダウンジャケットを着た女性と、柄(がら)のあるピンク色のリュックを背負い黒いジャンパーを着た女性が立ち止まり、ブースの中を見ている。

テロップ: 新規参入が増加

ナレーション: ペットビジネスへの新規参入も年々増加。

映像説明: 明るい茶色の被毛(ひもう)の柴犬が、上部が開けられた水色のスーツケースのようなかばんから顔と前足を出し黒いズボンをはいた人物が取っ手を握り、移動する。

テロップ: ティーアンドエス スーツケースメーカー

ナレーション: 旅行用のスーツケースメーカーが出品したのは、ペット用のキャリーケースだ。

映像説明: 白い壁の一部にツタが伸びている建物の前。大勢の人が青いベンチに座っている。犬のイラストが描かれたオフホワイトのスウェットの服を着てマスクをつけた女性がインタビューに答える。 会場の外。明るい茶色の被毛(ひもう)の柴犬が、上部が開けられた水色のペット用のキャリーケースから顔をのぞかせている。 グレーのズボンをはいた人物が明るい茶色の被毛(ひもう)の柴犬が、上部が開けられた水色のペット用のキャリーケースの取っ手を握り、移動する。 会場の通路。眉と口元が灰色で黒の被毛(ひもう)のミニチュア・シュナウザーが、上部が開けられた薄いグレーのペット用のキャリーケースから顔をのぞかせ、黒いズボンをはいた人物が取っ手を握り移動する。

テロップ: ティーアンドエス 斉 真希(さい まき) 社長

斉社長: (コロナ禍で)海外旅行もインバウンドも少なくなっているなか、すごく苦しい時期がありました。 で、そういったなかペット業界の需要が上がっている(高まっている)のと、スーツケースの技術をうまく応用できる商材がないかを探していて、 えー、弊社ならではのペットキャリーを開発しました。

映像説明: 会場の一角。白と茶色の被毛(ひもう)のチワワが丸い突起が2つある黄色(きいろ)の機器を左頬に当ててさすられている。 Aの文字がΛの形にデザインされた「INDIBA(インディバ)」と書かれた看板を掲げたブース。キャップをかぶり、茶色の皮のジャンパーを着てマスクをつけた男性が黒と白の被毛(ひもう)の中型犬につけたリードを右手で握っている。その前に立つ黒い服を着て手にパンフレットを持った女性と黒いジャンパーを着て手にビニール袋を持った女性が黒と白の被毛(ひもう)の中型犬を見ている。 白い展示台の上。小型モニターがある白い機器2台から黒いコード数本が下に伸びている。そばに置かれた黒い犬のマネキンの体に白いシートが被せられていて上から黒いバンドで固定している。

テロップ: 獣医療(じゅういりょう)・介護 ゾーン

ナレーション: 11回目の開催となったことし、新たに加わったのが「獣医療(じゅういりょう)・介護」のゾーン。

映像説明: 白でさまざまな文字が書かれた赤いパネルがあるブース。青や緑(みどり)のテーブルクロスが掛けられたテーブルが並んでいる 。手前のテーブルにデニムシャツを着た男性スタッフが持ち手の黒い小さな機器をシルバーと茶色の長めの被毛(ひもう)のヨークシャーテリアの体に当ててさすり、テーブルを挟んで座るグレーの服を着た女性が両手を前足に添えている。2人ともマスクをつけている。奥の各テーブルでも、デニムシャツを着た数人の男性スタッフが白い被毛(ひもう)の小型犬や茶色の被毛(ひもう)の小型犬数匹に持ち手が黒や赤の小さな機器を体に当ててさすっている。

テロップ: MJカンパニー 筋膜(きんまく)リリースの機器メーカー

ナレーション: こちらは、体をほぐす筋膜(きんまく)リリースの機器メーカー。

映像説明: グレーの長い被毛(ひもう)のミニチュア・プードルのような小型犬が持ち手の赤い小さな機器を背中に当ててさすられている。 MJカンパニーのブース。赤いパネルには白い文字で「飼い主とペットの「Quality of Life」を高めます!」、「ヒト用で国内2100台出荷実績のある「押す」から「吸う」の新発想!の筋膜(きんまく)リリース」などと書かれている。ベージュ色(いろ)のコートを着て白いかばんを右肩にかけた女性とカーキ色(いろ)の服を着て黒いリュックを背負った女性が、白いカウンター越しに白いシャツに柄(がら)のある紺色のネクタイを締め紺色のスーツを着た男性スタッフと話をしている。3人ともマスクをつけている。そばで黒いジャケットを着た女性スタッフとブルーグレーの服を着た男性スタッフが「凄い!!体験? みてみませんか?」などと書かれたプラカードを持ち胸元に掲げている。2人ともマスクをつけている。

ナレーション: この企業では、人向けの製品を手がけていたが、新たな事業として動物向けのものを開発した。

映像説明: MJカンパニーのブースの前。グレーのVネックシャツに紺色のジャケットを着てマスクをつけた女性がインタビューに答える。 グレーのじゅうたんの上。ブルーグレーの服を着てマスクをつけた男性スタッフが、かがみながら持ち手の黒い小さな機器を、横向きに寝そべっている黒と白の短い被毛(ひもう)の大型犬の体に当ててさすっている。そばで黒い服に白いパンツをはいた女性がかがみながら黒と白の被毛(ひもう)の大型犬の首元を指先でなでている。 青いテーブルクロスが掛けられているテーブルの上。白い服を着た顔が白く体が茶色の短い被毛(ひもう)の小型犬が赤い持ち手の小型の機器をお尻に当てられている。

テロップ: MJカンパニー 栗栖 こず恵 (くりす こずえ)さん

栗栖さん: ペットも高齢化してるというところで、介護が必要になったり、そのことによって殺処分とか増えてしまってる。 ま、お互いに人もそうですけど、ワンちゃん、猫ちゃんも一緒に長生き、健康でいられるようにというところで 今後の展開としては海外も視野には入れております。

映像説明: ジェトログローバルアイオープニングタイトル。 フランス・パリのエッフェル塔や凱旋門、アニメキャラクターのコスプレをした20代くらいの海外の女の子や、渋谷のスクランブル交差点の写真など、世界中の12枚の写真が画面の奥から飛び出してくる。水色を基調としたコンピューターグラフィックスの背景に、中が空洞になった緑色(みどりいろ)の地球儀が回転しながら現れる。画面右側で地球儀が回転し、左側に紺色の文字で「世界は今 JETRO Global Eye(ジェトロ グローバル アイ)」と書かれたタイトルテロップが表示される。

映像説明: スタジオ。横長の薄い黄緑色(きみどりいろ)の背景モニターに緑色(みどりいろ)を基調とした地球儀と「世界は今 JETRO Global Eye(ジェトロ グローバル アイ)」のロゴが映し出されている。前方にも小さいモニターが置いてある。モニターには、薄い茶色の被毛(ひもう)の小型犬がペットカートから顔をのぞかせている様子が映し出されている。モニターの左側、スタジオ中央に女性キャスターが座っている。白い花柄の光沢のある薄いベージュ色(いろ)のワンピースを着てネックレスをつけている。

女性キャスター: 世界は今、ジェトログローバルアイ。

映像説明: スタジオ。薄い黄緑色(きみどりいろ)のモニターを背景にした女性のバストショット。

テロップ: 江連 裕子(えづれ ゆうこ)

江連(えづれ)キャスター: ペット関連の市場規模は右肩上がりで拡大を続けています。

映像説明: スタジオ。江連(えづれ)キャスターが左のほうに体の向きを変える。画面の左側に江連(えづれ)キャスター、右側に小型モニターがあり、会場の通路で緑(みどり)、赤、紺の色違いの唐草模様のスカーフをそれぞれ首に巻いた黒と白の被毛(ひもう)の柴犬3匹がリードをつけ、前にいるビニール袋を持った人物から食べ物を口に運んでもらう様子、女性の中指で眉間をなでられている薄い茶色と白い被毛(ひもう)の猫の様子、グレーの服をきた人物の膝の上に載せられた中央がピンク色に光る赤いハーネスを背中につけた明るい茶色の被毛(ひもう)の柴犬の様子が映し出されている。江連(えづれ)キャスターが話を続ける。

江連(えづれ)キャスター: そうしたなか、注目されているのが、犬や猫の健康に関する製品やサービス。体調を把握することができる日本のスタートアップの技術に関心が集まっています。

テロップ: 猫・犬のヘルスケア市場に商機 ‐ペットの健康が人生も変える!?‐

映像説明: オフィスの一角。振り返っているスポテッド模様のある茶色の被毛(ひもう)の猫が顔を前に向けしっぽを立て、しま模様の椅子が数脚置かれているグレーのまだら模様の通路を歩き出す。 ガラス扉の前をスポテッド模様のある茶色の被毛(ひもう)の猫がしっぽを立てながら走り去る。眼鏡をかけ紺色の服を着た男性がガラス扉の横の机に向かい、作業をしている。

サイドテロップ(画面右上にほぼ常時表示): きまぐれな猫の行動も 自動記録で健康管理!

テロップ: 東京都 渋谷区

テロップ: RABO

ナレーション: オフィスの中を自由に動き回る猫。

映像説明: RABOのオフィスの一角。ダークグレーの長机(ながづくえ)の上。ノートパソコンや無色や茶色の飲み物が入ったペットボトルなどが置かれている。スポテッド模様がある茶色の被毛(ひもう)の猫が、机上に置かれたキーホルダーのような物に鼻を近づけ匂いを嗅いでいる。 ノートパソコンに向かうマスクをつけた女性の横に、スポテッド模様がある茶色の被毛(ひもう)の猫が前を見つめて座り、顔を左の方に向ける。

テロップ: RABO おでん CCOアシスタント

ナレーション: ベンガルのおでんちゃんは、こちらの企業の社員。CCOアシスタントを務める。

映像説明: RABOのオフィス。中ほどにダークグレーの長机(ながづくえ)が数台向かい合って設置され、マスクをつけた2人の女性がノートパソコンに向かい、スポテッド模様がある茶色の被毛(ひもう)の猫が手前の女性の前の長机(ながづくえ)の上に座っている。右側の縦型のブラインドが掛かった窓際の前に白い正方形のテーブル3台とグレーのソファが置かれ、真ん中の白いテーブルに柄(がら)のある服を着た女性が座っている。左奥の縦型のブラインドが掛かった窓際には、黄色(きいろ)のソファとグレーの丸テーブルが置かれている。黒と白いセーターを着て金色のスカートをはいてマスクをつけた女性が黄色(きいろ)のソファに座りノートパソコンに向かっている。画面左に白の背景に中央が金色の赤い首輪をかけた茶色い被毛(ひもう)の猫が座っている写真が映し出される。

テロップ: RABO ブリ丸 CCO(チーフ・キャット・オフィサー)

ナレーション: CCO、チーフ・キャット・オフィサーは先輩のブリ丸くん。

映像説明: キャップをかぶり、紺色の服を着た人物がダークグレーの長机(ながづくえ)の下にいるおでん CCOアシスタントの頭をなでている。 おでん CCOアシスタントがキャットタワーに座っている。

ナレーション: 彼らは、撮影モデルのほか、製品開発のためのデータ提供の任務にあたっている。

映像説明: ベンガル猫のおでんCCOアシスタントの首に首輪のような中央が金色の白い機器が装着されている。 グレーの台の上に置かれた円形の白い機器の側面に中央が金色の赤い機器が収納されている。

テロップ: キャトログ

ナレーション: そうして生まれたのが、おでんちゃんも身に着けている、首輪型端末「キャトログ」だ。

映像説明: RABOのオフィスの一角。窓に縦型のブラインドが掛かり、キャットタワーや黄色(きいろ)のソファが置かれている。黒と白のセーターを着た女性が手に中央が金色の赤いキャトログを持ちインタビューに答える。 中央が金色の赤いキャトログを手のひらに置き、重さを確かめるように上下に動かす。

テロップ: RABO 伊豫 愉芸子(いよ ゆきこ) 社長

伊豫社長: 首輪の中に内蔵しているセンサーのデータから猫様が今何をしているかとか、 どんな行動を1日、どれぐらいしてたかといったことをアプリで見ることができる、そういったプロダクトになります。 で、かなり、あの、軽く、ま、こうやって持っていただくと、あの10円玉、約2個分ぐらいの重さなので、猫様の首にも、あの、負担がかからない、そういった設計にしています。

映像説明: RABOのプロモーション映像。猫のブリ丸CCOが、中央が金色の赤いキャトログを首に装着し、キャットタワーに座っている。 白いブラウスを着てマスクをつけた女性がダークグレーの長机(ながづくえ)の上のノートパソコンに向かい、そばにあるスマートフォンを手に取る。 スマートフォンの画面に、「寝ています」の文字や黄色い猫が寝ているイラスト、猫の写真と「ブリ丸」、「いつもどおりのようです」と文字が映し出されている。 窓際で猫のブリ丸CCOがガラス窓に寄りかかり寝ている。 猫のブリ丸CCOが、白と青のじゅうたんに置かれた円柱の先がボウルの形をした黒い容器に盛られたごはんを食べている。画面右側には黄色い猫が食事をするイラストと「ごはんを食べています」の文字が映し出されている。 猫のブリ丸CCOが、グレーのソファの横にあるキャットタワーにかけのぼる。画面右側に黄色い猫が走っているイラストと「走っています」の文字が映し出されている。 猫のブリ丸CCOがキャットタワーに座っている。画面右側に黄色い猫が座っているイラストと「くつろいでいます」の文字が映し出されている。 白を背景にイラストと文字が浮かび上がる画面。黄色い猫のイラストと「走っています」の文字や緑(みどり)の円の心拍数のイラストと「いつもどおりのようすです」、赤い円の心拍数のイラストと「昨日は運動がやや少なかったようです」など、数多くのイラストと文字が映し出される。(映像提供 RABO)

ナレーション: 取得した行動データをAI(エーアイ)が分析。気にかけるべき兆候があればスマートフォンに通知する。毎日一緒に暮らしていても気づかないような緩やかな変化にも対応し、猫の体調不良の予兆を捉える助けになる。

映像説明: RABOのオフィスの一角。キャットタワーが置かれ、右側に黄色(きいろ)のソファが見える。ベンガル猫のおでんCCOアシスタントが前に立っている人物の手に顔を近づけ左前足で触れる。 グレーの丸テーブルの上。「Catlog_(キャトログ)」と書かれた長方形の平たい白い機器が置かれている。薄い茶色のペレットが入れられたベージュ色(いろ)の猫用トイレを白い機器の上に載せる。

テロップ: キャトログボード

ナレーション: たとえば、猫に多いのが泌尿器系の疾患。トイレの下に置いて、体重や排せつ物を記録する製品も手がけ、首輪型と連携して健康状態を確認できる。

映像説明: RABOのオフィスの一角。キャットタワーには「Catlog_(キャトログ)」と書かれた宅急便 の箱やキャトログ、白い八角形(はっかくけい)の化粧箱が置かれている。キャットタワーの前で伊豫社長がインタビューに答える。 伊豫社長が黄色(きいろ)のソファに座りグレーの丸テーブルの上のノートパソコンに向かい作業をしている。そばのキャットタワーにはベンガル猫のおでんCCOアシスタントが座っている。 ベンガル猫のおでんCCOアシスタントがだ円形のグレーのテーブルの上で横になり、寝そべっている。

テロップ: RABO 伊豫 愉芸子(いよ ゆきこ) 社長

伊豫社長: このキャトログボードを使って、例えば膀胱炎の早期発見につながったりであったりとか、 あとは尿道閉塞の、あの、兆候に気付いて早めに、こう、病院に連れて行くことができたと言ったようなお声もあります。 もう、おしっこ(尿)の回数が多くなるというふうな1つの事象でも、そのさらに前兆となるきざしがありまして、 ま、それを水を飲む回数であったりとかも、あの大きく関係してるんですが、この水を飲む回数というのがキャトログ、首輪型のデバイスのほうで取得することができます。

映像説明: 伊豫社長が黄色(きいろ)のソファに座り仕事をしながらそばに来たベンガル猫のおでんCCOアシスタントに話しかけながらなでている。

ナレーション: 暮らす環境は違っても猫の習性は万国共通。創業当初から海外展開を目指していたという伊豫社長。

映像説明: 展示会の会場。壁の前に赤や青、白などのキャトログ12本が2段に並べられている。展示台に猫のブリ丸CCOの写真と「Catlog_(キャトログ)」の文字、英文の説明が書かれたパンフレットや中央が金色で赤いキャトログを首に掛けた猫のブリ丸CCOのぬいぐるみ、スマートフォンなどが置かれている。長方形の平たい白い機器の上に、猫のぬいぐるみが置かれた白と黄色(きいろ)の大きな器が載せられている。 「REALTIME」などの文字が上部に表示されたモニターに、猫が部屋で遊ぶ映像とスマートフォンの画面に猫が元気よく走るイラストが映し出されている。モニター画面が切り替わり、上部に「RECORD(レコード)」などの文字があり、その下に表示されたスマートフォン画面にさまざまなイラストと、それぞれのイラストの右側に「Ate food」、「Drank water」などの項目が表示されている。

テロップ: 米国 ラスベガス

テロップ: 1月5~7日(いつかからなのか) CES2022

ナレーション: 世界での反応を確かめるために、ことし1月ラスベガスで開催されたCESに初めて出展。

映像説明: CESの会場内。こげ茶色(こげちゃいろ)のスタンドにスマートフォンが立てかけられ、画面に器に盛られたごはんのイラストと「Food 9times(フード ナイン タイムス)」、猫が走っている様子のイラストと「Exercise 2mins(エクササイズ トゥーミニッツ」、3本の毛とダイヤのマークのイラストと「Grooming」などの項目や下部に黒の被毛(ひもう)の猫の写真3枚が映し出されている。 中央が金色で赤いキャトログを首に掛けた猫のブリ丸CCOのぬいぐるみ。 白い布地にプリントされた「Catlog_(キャトログ)」の文字とさまざまなイラスト。

ナレーション: 大きなニーズがあると感じ、海外での販売に向け準備を進めている。

映像説明: RABOのオフィスの一角。キャットタワーに「Catlog_(キャトログ)」と書かれた宅急便の箱やキャトログ、白い八角形(はっかくけい)の化粧箱が置かれている。キャットタワーの前で伊豫社長がインタビューに答える。 伊豫社長がグレーのソファに座りながら、そばに来たベンガル猫のおでんCCOアシスタントの顔を手の甲でなでている。 グレーの丸テーブルの上に座るベンガル猫のおでんCCOアシスタントが前にいる伊豫社長の手に近づき左前足で触れる。 伊豫社長がベンガル猫のおでんCCOアシスタントの頭をなでている。

テロップ: RABO 伊豫 愉芸子(いよ ゆきこ) 社長

伊豫社長: 世界中の猫様と飼い主さんが、1秒でも長く一緒にいられるようにっていうところを当初から考えてきておりまして、 ま、その意味でも、できるだけ早く多くの猫様たちにこのキャトログ(製品)というものを、まずは知っていただいて、 飼い主さんとの健康の記録であったりとか、ま、一生を添い遂げるような、そういったプロダクト(製品)にしていきたいなというふうに思っています。

映像説明: 「Welcome to interpets」と書かれた看板が掲げられた会場の出入り口。犬を乗せたペットカートを押す人物など大勢の来場者が出入り口に向かっている。出入り口の前には丸テーブルに「必ず、手指を消毒してください」と書かれたパネルが立てられ消毒液が設置されている。 ブースが立ち並ぶ広い通路が設けられた会場。犬を抱いた人物や犬を乗せたペットカートを押す人物など大勢の来場者でにぎわっている。

テロップ: 東京都 江東区

テロップ: 2022年3月31日~(から)4月3日 インターペット ~人とペットの豊かな暮らしフェア~

ナレーション: 延べ4万人余りとおよそ2万の犬や猫など、動物たちが来場した見本市「インターペット」。

映像説明: 猫2匹がペットカートに乗っている。 白い壁に「BIO GANCE(バイオ ガンス)」と書かれたタペストリーが掲げられたブース。タペストリーの前にモニターが設置され、犬にスプレーを吹きかけている様子が映し出されている。壁際の棚には、ボトル入りの商品などが並べられ、棚の前には黒いスーツを着た女性が立っている。黒い布地が掛けられたテーブルに2人の女性が座り、白い服を着て黒いエプロンをした女性がテーブルに座る女性の手にスプレーを吹きかけている。隣に座る女性がうなずいている。 白い壁のブース。2段のクリーム色の丸い展示台に「kin+kind(キン カインド)」と書かれたパネルが置かれ、缶詰や袋入りなどの商品が並べられている。

ナレーション: 8つの国と地域から465社が出展した。

映像説明: 「(株)ラングレス(イヌパシー)」と書かれた看板が掲げられたブース。赤い壁に、白い長方形の機械が取り付けられた赤い首輪をつけた犬の写真や「首輪型デバイス イヌパシー」などと書かれている。ブースの壁際に、「イヌパシー Touch & Try! 無料体験会」などと書かれたパネルが設置されている。手前で女性5人が腰を落とし、話をしている。奥では薄いグレーのパーカを着て眼鏡をかけた男性と黒い服を着た女性がカウンター越しに話をしている。全員マスクをつけている。

サイドテロップ(画面右上にほぼ常時表示): 心拍解析で心を読む! 犬用ウエアラブル端末

テロップ: ラングレス

ナレーション: その中に、海外の研究機関も注目している日本の技術がある。

映像説明: ラングレスのブース。薄いグレーのパーカを着て眼鏡をかけた男性が、紺地に白い柄(がら)のある服を着た茶色の被毛(ひもう)のトイ・プードルのような犬に、白い機械がついた赤いハーネスをつけている。そばで薄いグレーのパーカを着て眼鏡をかけた女性がその様子を見つめている。2人ともマスクをつけている。手前では、女性がスマートフォンの操作をしている。

テロップ: イヌパシー

ナレーション: 犬の気持ちを“見える化”するというウエアラブル端末「イヌパシー」だ。

映像説明: 明るい茶色の被毛(ひもう)の柴犬の背中に赤いハーネスがついている。ハーネスの中 央にだ円形の白いイヌパシーがセットされていて、波線(なみせん)のライトが虹色(にじいろ)に光る。

テロップ: ハッピー HAPPY

ナレーション: ハーネスについたライトが色で示すのは、「ハッピー」、

映像説明: 明るい茶色の被毛(ひもう)の柴犬の背中についただ円形のイヌパシーが緑色(みどりいろ)に光る。

テロップ: リラックス RELAX

ナレーション: 「リラックス」、

映像説明: 紫のチェック柄の服を着た犬につけられたイヌパシーが白く光る。

テロップ: ストレス STRESS

ナレーション: 「ストレス」など、5つの感情。

映像説明: 黒い丸テーブルや青と白の柄模様(がらもよう)の椅子が置かれた室内。イヌパシーをつけた明るい茶色の被毛(ひもう)の柴犬が、黒い丸テーブルの縁(ふち)に前足とあごを乗せたりしている。 黒い丸テーブルの上に置かれたスマートフォンの画面が薄緑色(うすみどりいろ)になっていて、画面上部に「INUPATHY」、「RELAX」と表示され、中央の白い円の中に「112」や「113」などの数値が表示されている。

ナレーション: 犬の繊細な心拍の揺れから解析する。スマートフォンのアプリでも確認することができる。

映像説明: ラングレスのブース。深緑(ふかみどり)のボーダー柄の服を着た女性が犬の名前を呼ぶと、伏せているイヌパシーをつけた茶色と白、グレーの被毛(ひもう)のボーダー・コリーのような犬が深緑(ふかみどり)のボーダー柄の服を着た女性の方に顔を向ける。深緑(ふかみどり)のボーダー柄の服を着た女性が、ボーダー・コリーのような犬の頭をなでるとイヌパシーが虹色 (にじいろ)に光る。

深緑(ふかみどり)のボーダー柄の服を着た女性: ゆうちゃん。 ゆうちゃんって言うと、なんかハッピー出るね。すごいね。ゆうちゃん。

映像説明: 薄いグレーのパーカを着て眼鏡をかけた男性と黒い服に薄いグレーのパーカを着た女性、黒いチェック柄のTシャツに黒いダウンベストを着た女性が両膝を床につけ、お座りをしたベージュの被毛(ひもう)の大型犬を囲んで話をしている。黒い服に薄いグレーのパーカを着た女性が「イヌパシー Touch & Try! 無料体験会」などと書かれたパネルを手に持っている。3人ともマスクをつけている。

ナレーション: ペット向けのサロンを開業予定という来場者も。

映像説明: ラングレスのブース。黒いチェック柄のTシャツに黒いダウンベストを着た女性がインタビューに答える。 黒い服に薄いグレーのパーカを着た女性が両膝を床につけ、お座りをしたベージュの被毛(ひもう)の大型犬の背中をなでている。ベージュの被毛(ひもう)の大型犬が、両膝を床につけた黒いチェック柄のTシャツに黒いダウンベストを着た女性に寄り添い伏せる。

テロップ: 来場者

来場者の女性: サロンとかやるようなときとかは、(犬が)今がほんとに、あの、どんな状態なのか分かってから、落ち着いてからやるとかやらないとか 可視化されてるので事故にもならなそうですよね。

映像説明: 会場の通路。リードを持つ紺色のズボンを履いた人物の前をイヌパシーをつけた明るい茶色の被毛(ひもう)の柴犬が歩いている。

ナレーション: 実際にイヌパシーを身につけて見本市を回ってみると。

映像説明: 「Hobby Wood Box」と書かれた看板が掲げられたブース。木材で組まれた小屋が立てられている。外壁には、小屋のイラストなどが描かれたポスターや価格などが貼られている。

テロップ: くらしのリーザ

映像説明: リードを持つ紺色のズボンを履いた人物とイヌパシーをつけた明るい茶色の被毛(ひもう)の柴犬が「くらしのリーザ」の小屋に入る。小屋にはケージや椅子、テーブル、食器台などが置かれている。食器台に設置された銀色のフードボウルに柴犬が顔を入れる。柴犬の背中のイヌパシーのライトがオレンジ色(いろ)に光る。画面右側の淡いオレンジ色(いろ)の四角い枠に「EXCITE」と表示され、中央の白い円の中に「124」や「125」などの数値が表示される。

テロップ: 興奮

ナレーション: ログハウス風の小屋に入って、「興奮」。

映像説明: 白い服とカーキ色(いろ)のズボンを着た人物に首回りをなでてもらうと柴犬の背中のイヌパシーのライトがオレンジ色(いろ)から緑色(ふかみどり)に変わる。画面左側の淡いオレンジ色(いろ)の四角い枠が薄緑色(うすみどりいろ)に変わり、「EXCITE」から「RELAX」に表示が変わる。中央の白い円の中に「113」や「114」などの数値が表示される。

テロップ: リラックス

ナレーション: そして、なでてもらい「リラックス」。

映像説明: 会場の通路。明るい茶色の被毛(ひもう)の柴犬がペットカートに乗って移動している。 キッチンのイラストが描かれた白い壁のブース。壁の棚にピンクや黄色(きいろ)、オレンジなどのパッケージの商品が並べられている。グレーのパーカと紺色のズボンを着た男性が柴犬を乗せたペットカートのハンドルに手を添えながら、緑色(みどりいろ)のパッケージの商品を手に持つ黄色い服にグレーのパーカを着た女性と話をしている。2人ともマスクをつけている。

テロップ: Portland Pet Food Company

ナレーション: 続いては、フードの試食。

映像説明: Portland Pet Food Companyのブース。グレーのパーカと紺色のズボンを着た男性と黄色い服にグレーのパーカを着た女性が、種類の異なるドッグフードが盛られた銀色の試食皿(ししょくざら)3つをペットカートに乗った柴犬の前に差し出す。柴犬が匂いを嗅ぎ、中央の試食皿(ししょくざら)に盛られたドッグフードを口にする。 柴犬の背中のイヌパシーのライトが虹色(にじいろ)に光っている。画面右側の淡い黄色(きいろ)や淡いピンク、淡い紫色などのグラデーションの四角い枠に「HAPPY」と表示され、中央の白い円の中に「117」や「118」などの数値が表示される。

テロップ: ハッピー

グレーのパーカと紺色のズボンを着た男性: じゃあ一緒に。よーいどん。

黄色い服にグレーのパーカを着た女性: あっこれか。おいしかった?

ナレーション: おいしいものを見つけて、「ハッピー」に。

映像説明: 会場の外。水色のペットキャリーに乗った明るい茶色の被毛(ひもう)の柴犬が、近づいてきたリードとイヌパシーをつけた明るい茶色の被毛(ひもう)の柴犬に向かってうなるように吠える。 画面左側のアイボリー色(いろ)の四角い枠に「INTEREST」と表示され、中央の白い円の中に「126」や「127」などの数値が表示される。

テロップ: 興味

ナレーション: 犬との出会いに、「興味」。

映像説明: ラングレスのブースの前。茶色のタータンチェック柄の服の上にイヌパシーをつけたこげ茶色の被毛(ひもう)のチワワのような犬が、身震いをしたあとリードを持つ黒いズボンを履いた人物の足元から、両膝を床につけた薄いグレーのパーカを着て眼鏡をかけマスクをつけた男性とグレーのコートを着てマスクをつけて腰を落とした女性の元にしっぽを振りながら寄っていく。 ラングレスのブース。お座りをしたイヌパシーをつけたベージュの被毛(ひもう)の大型犬を囲み、黒いチェック柄のTシャツに黒いダウンベストを着た女性と黒い服に薄いグレーのパーカを着てマスクをつけた女性、薄いグレーのパーカを着て眼鏡をかけマスクをつけた男性が両膝を床につけ話をしている。黒い服に薄いグレーのパーカを着た女性が「イヌパシー Touch & Try! 無料体験会」などと書かれたパネルを手に持っている。

サイドテロップ(画面右上にほぼ常時表示): 動物との暮らしが変わる!? 健康管理の新技術で世界へ

ナレーション: もともとは人と犬とのコミュニケーションに着目して作られたこの製品。簡単に心拍のデータを測ることができるため、犬の健康管理にも活用されたり、国内外の研究団体や企業へ製品提供を行ったりしているという。

映像説明: 薄いグレーのパーカを着て眼鏡をかけた男性が、緑(みどり)のコートを着た女性の膝の上の茶色の被毛(ひもう)の小型犬にイヌパシーをつけている。隣で黒い被毛(ひもう)の小型犬を膝の上に乗せたグレーの服を着た男性がその様子を見守っている。3人ともマスクをつけている。 白い犬のぬいぐるみの背中にイヌパシーがつけられていて、ライトが緑色(みどりいろ)に光っている。 薄いグレーの服と黒地に白の模様が入ったズボンを着た人物が、イヌパシーをつけた黒と白の被毛(ひもう)の中型犬の首回りをなでると、犬がしっぽを振りイヌパシーのライトが緑色(みどりいろ)に光る。 窓辺に観葉植物が置かれた白い壁の部屋。グレーのストライプ柄のシャツを着て眼鏡をかけた男性がインタビューに答える。

テロップ: ラングレス 山口 譲二 CTO(最高技術責任者)

山口CTO: コロナウイルス感染症にかかっている人を判別する探知犬の(海外の)研究団体さんにお貸し出ししたり、 飼い主さんから心臓病の心配があるんだけど予防だとか負荷軽減に使えないかっていうことをお問い合わせいただくことも増えてます。

映像説明: 窓辺に観葉植物が置かれた白い壁の部屋。ノートパソコンとイヌパシーをつけた白い犬のぬいぐるみが置かれた木目調のテーブルの前に、山口CTOと白い服を着た女性が座っている。2人ともマスクをつけている。

テロップ: 東京都 港区

ナレーション: 去年から製品の提供をしているのが、オーストラリアの大学。

映像説明: 屋外。明るい茶色の被毛(ひもう)の補助犬が黄色い蛍光の服を着た人物の横に寄り添うように歩いている写真。(資料) グレーの床の室内で、イヌパシーをつけた黒い被毛(ひもう)の補助犬が座り、緑(みどり)の服を着た人物を見ている後ろ姿の写真。(写真提供 スウィンバーン工科大学)

テロップ: 補助犬

ナレーション: 体の不自由な人をサポートする補助犬の訓練の効率化を研究している。

映像説明: 白い壁の部屋。木目調のテーブルの上にノートパソコンが置かれている。画面には、背後の窓から建物内の吹き抜け空間が見える部屋で、白いシャツを着た外国人男性が話をしている様子が映し出されている。 2分割された画面。画面左側に、白いシャツを着た外国人男性、画面右側に、マスクをつけた山口CTOと白い服を着てマスクをつけた女性が映し出されている。白い服を着た女性が話をし、白いシャツを着た外国人男性がうなずいている。

ナレーション: 心拍の状態と行動解析を通して、科学的な訓練プログラムの開発を目指している。これまでの訓練方法には、大きな課題があったという。

映像説明: 背後の窓から建物内の吹き抜け空間が見える部屋。白いシャツを着た外国人男性がインタビューに答える。(Zoomのビデオ通話)

テロップ: スウィンバーン工科大学 ジェイ・ファレル さん

ファレルさん・英語: 補助犬の育成には3万米ドル以上の費用と2年の歳月が必要であり、 過去100年もの間(あいだ)、訓練方法が変わっていなかった。

映像説明: グレーの床の室内で、イヌパシーをつけたこげ茶色(こげちゃいろ)の被毛(ひもう)の補助犬が、白い小型の人型ロボットに向かっている写真。そばには青い服を着た人物が立っている。 イヌパシーをつけたこげ茶色(こげちゃいろ)の被毛(ひもう)の補助犬が座り、青い服を着た人物を見上げている後ろ姿の写真。

ナレーション: そこで、訓練方法を変えるために活用できる技術を調査。リアルタイムの活動時の心拍データが得られる製品は、ほかには見当たらなかった。犬の毛をそる必要もない。そこで導入を決めたという。

映像説明: 背後の窓から建物内の吹き抜け空間が見える部屋。ファレルさんがインタビューに答える。

テロップ: スウィンバーン工科大学 ジェイ・ファレル さん

ファレルさん・英語: リアルタイムで新しい情報を得られるので、トレーナーの行動が変化した。 例えば犬が集中できているとボディランゲージを見るよりも早く分かる。

映像説明: 窓辺に観葉植物が置かれた白い壁の部屋。ノートパソコンとイヌパシーをつけた白い犬のぬいぐるみが置かれた木目調のテーブルの前に、山口CTOと白い服を着た女性が座り、ノートパソコンに向かっている。2人ともマスクをつけている。

テロップ: ラングレス 山口 譲二 CTO

ナレーション: 山口さん、この日、大学からフィードバックを受けていた。

映像説明: 白い壁の部屋。山口CTOがノートパソコンに向かって話をしている。隣で白い服を着た女性がうなずいている。2人ともマスクをつけている。ノートパソコンの画面には、ファレルさんが映し出されている。

山口CTO・英語: 改善してほしい点は?

映像説明: 背後の窓から建物内の吹き抜け空間が見える部屋。ファレルさんが話をする。

テロップ: スウィンバーン工科大学 ジェイ・ファレル さん

ファレルさん・英語: 犬がハーネスを嫌がるかもしれないので首輪型のオプションがあるといい。

映像説明: 白い壁の部屋。木目調のテーブルの上にノートパソコンが置かれている。画面には、山口CTOの話を聞くファレルさんが映し出されている。ファレルさんが話を続ける。

山口CTO・英語: 実は首輪型の製品を開発している。

ファレルさん・英語: それは、すばらしい!

映像説明: 屋外。白い長方形の機械が取り付けられた緑(みどり)の首輪をつけた明るい茶色の被毛(ひもう)の柴犬がお座りをしている。柴犬が紺色のズボンを履いた人物の手からドッグフードを食べる。 ラングレスのブース。山口CTOが白い長方形の機械が取り付けられた薄紫の首輪を手に持ち、白いカーディガンを着た女性とカーキ色(いろ)のコートを着た女性に話をしている。3人ともマスクをつけている。 会場の通路。リードを持つ黒いワイドパンツを履いた人物の前を黒と白の被毛(ひもう)のボーダー・コリーのような犬が歩いている。 リードを持つ薄茶色(うすちゃいろ)のズボンをはいた人物の前で、白い被毛(ひもう)のスピッツが周りを見ている。

ナレーション: 山口さんはより手軽につけられる首輪型を、グローバルモデルとして海外に販路を広げたいという。健康管理にフォーカスし、ストレスが高い場合は、散歩を見直すなど、アドバイス機能を追加する。

テロップ: ラングレス 山口 譲二 CTO

映像説明: 会場の通路の一角。花柄の服を着た白と黒、茶色の被毛(ひもう)のジャック・ラッセル・テリアのような犬2匹のうち1匹がダークグレーのジャケットを着た人物に抱かれ(だかれ)、もう1匹はペットカートに乗っている。 別のブースの前。白と茶色の被毛(ひもう)の小型犬2匹がペットカートに乗っていて、黒いジャケットを着た人物が小型犬をなでている。 会場の通路。リードを持つ黒いズボンを履いた人物と並んで、黒い被毛(ひもう)の小型犬が歩いている。 ラングレスのブース。白い服にベージュ色(いろ)のジャケットを着てマスクをつけた女性が、茶色の被毛(ひもう)のトイ・プードルのような犬を抱いている。

山口CTO: 犬の場合だと体の健康だけじゃなくて、心の健康もすごく大事で、心の健康が損なわれると、四六時中(しろくじちゅう)むだ吠え(むだぼえ)をしちゃったりだとかっていう 飼い主さんの負担にもなったりするので、 その関係がより穏やかなものになるような、お手伝いができればいいなと思っています。

映像説明: 会場の外。ベージュと白の被毛(ひもう)の大型犬が、青いベンチに座っているオフホワイトの服と黒いズボンを着てマスクをつけた女性の肩あたりに前足を乗せる。オフホワイトの服と黒いズボンを着た女性が、大型犬の体をなでる。 RABOのオフィスの一角。グレーのソファに座っている伊豫社長がテーブルの上のベンガル猫のおでんCCOアシスタントの首回りをなでている。 ラングレスのブース。白い服に黒のダウンベストを着た女性に前足をかけた白と紺の柄(がら)がある服を着た茶色の被毛(ひもう)のトイ・プードルのような犬に、山口CTOがイヌパシーをつけている。

ナレーション: 動物たちが健康であることが、人のよりよい生活にも、つながっていく。技術の進歩や企業の新規参入などで拡大する動物向けのヘルスケア市場。そこに商機を見いだし、世界に挑む企業の姿があった。

映像説明: 薄い黄緑色(きみどりいろ)を基調としたコンピューターグラフィックスの背景画。緑(みどり)を基調とした、中が空洞になった地球儀が回転している。

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