パリに届け! ‐あんこと干しいもをフランス料理に‐

2022年03月24日

世界でも浸透しつつある、日本の和菓子。フランス・パリでは、さまざまなフレーバーのあんこが入った大福が人気を集めているという。しかし、現地で作られる和菓子に日本産の材料が使われることは、まだ少ない。こうしたなか、日本産のあんこや干しいもといった食材の販路開拓を目指して現地のパティシエやシェフにサンプルを送り、その理解を深めてもらおうという取り組みが行われた。フランスで日本産の食材を浸透させていく方法とは? そのヒントを探る。

(12分33秒)

テキスト解説を読む

テキスト解説:視覚障害のある方のための文字おこしテキストです。

映像説明: ジェトログローバルアイオープニングタイトル。 フランス・パリのエッフェル塔や凱旋門、アニメキャラクターのコスプレをした20代くらいの海外の女の子や、渋谷のスクランブル交差点の写真など、世界中の12枚の写真が画面の奥から飛び出してくる。水色を基調としたコンピューターグラフィックスの背景に、中が空洞になった緑色(みどりいろ)の地球儀が回転しながら現れる。画面右側で地球儀が回転し、左側に紺色の文字で「世界は今 JETRO Global Eye(ジェトロ グローバル アイ)」と書かれたタイトルテロップが表示される。

映像説明: スタジオ。横長の薄い黄緑色(きみどりいろ)の背景モニターに緑色(みどりいろ)を基調とした地球儀と「世界は今 JETRO Global Eye(ジェトロ グローバル アイ)」のロゴが映し出されている。前方にも小さいモニターが置いてある。モニターには、クリーム色(いろ)の伝統的な建物の1階に黒い文字で「MOCHI」と書かれた看板を掲げた店の前に数人の男女が立っている映像が映し出されている。モニターの左側、スタジオ中央に女性キャスターが座っている。アイボリー色(いろ)のブラウスとスカートを着ている。

女性キャスター: 世界は今、ジェトログローバルアイ。

映像説明: スタジオ。薄い黄緑色(きみどりいろ)のモニターを背景にした女性のバストショット。

テロップ: 江連 裕子(えづれ ゆうこ)

江連(えづれ)キャスター: 海外でも浸透しつつある和菓子。しかし、材料に使われている、あんこやおいもの輸出は、まだ発展途上です。

映像説明: スタジオ。江連(えづれ)キャスターが左のほうに体の向きを変える。画面の左側に江連(えづれ)キャスター。右側にモニターがあり、銀色の配管や機械がある工場内に設けられた釜にあんこが入っている映像、こげ茶色(こげちゃいろ)の丸皿(まるざら)に盛られた干しいもを背景に、干しいもを1枚持つ手元の映像が映し出されている。江連(えづれ)キャスターが話を続ける。

江連(えづれ)キャスター: こうした食材を、パリの高級レストランやカフェに売り込もうとする企業の取り組みを取材しました。

テロップ: パリに届け! ‐あんこと干しいもをフランス料理に‐

映像説明: 雲が浮かぶ青空の下、橋が架かる川沿いにエッフェル塔が建ち、塔の周りに樹木が茂っている。

サイドテロップ(画面右上にほぼ常時表示): 花の都 パリで いま “MOCHI”が人気

テロップ: パリ

ナレーション: フランス、パリ。

映像説明: 石造りの伝統的な建物が建ち並び、等間隔に街灯が立っている通り。通りを車やバイクが走り、歩道を多くの人が行き交っている。通りの奥にドーム状の屋根がある絢爛豪華(けんらんごうか)なオペラ座が見える。

ナレーション: 日本食(にほんしょく)の人気が高いこの街で、いま、ブームになりつつあるものがある。

映像説明: 1階に店舗を構えたクリーム色(いろ)の伝統的な建物が並ぶ通り。店舗の前に数人の男女が立っている。窓の上部の外壁に黒い文字で「la maison de MOCHI(ラ メゾン デュ モチ)」と書かれた看板が掲げられ、文字の両脇に球体の照明が設けられている。 出入り口横の窓ガラスにオレンジ色(いろ)の円の中に「la maison de MOCHI(ラ メゾン デュ モチ)」と書かれたロゴが描かれている。「MOCHI」の「O(オー)」の部分は波をモチーフにした青海波(せいがいは)の模様が描かれている。

テロップ: メゾン・デュ・モチ

ナレーション: 市内にある大福屋さん、メゾン・デュ・モチ。あんこの入った大福が売りのカフェだ。

映像説明: 店内のショーケース。ほのかな黒、赤紫、黄緑、赤の求肥に包まれ円い和柄の焼印がある大福が紙カップに載り3列ずつ並んでいる。 色とりどりの大福が並ぶショーケースがあるカウンター越しに背中に円に青海波(せいがいは)の模様が描かれた赤紫色の服を着た店員がシンクで洗い物をしている。カウンター内の壁面の棚にグラスやカップ、急須などが置いてあるのが見える。ショーケースの上にメニューや「ANKO」「YUZU」とそれぞれパッケージに書かれたあんこ入りの瓶が置かれている。 赤茶色のテーブルにクリーム色(いろ)の湯飲みに入った抹茶、白い丸皿(まるざら)に載った抹茶の大福、白いカップに青海波(せいがいは)の模様が描かれた飲み物などが並んだ木製のトレーが置かれている。

ナレーション: 店内には、色とりどりの大福が並び、イートインのコーナーでは、抹茶とともに提供されている。

映像説明: 木製のトレーに白い丸皿(まるざら)に載った抹茶の大福と急須、砂時計、湯飲みが置かれている。 丸皿(まるざら)に半分に割られた茶色いあん入りの大福、黄緑のあん入りの大福、半分に割られた赤い求肥に薄い黄色(きいろ)のあん入りの大福、表面にくるみを置き、カカオパウダーをかけた大福が、それぞれ載っている。

ナレーション: 使われているのは、フランスで作られた、あんこ。オーナー自らが仕込んでいる。日本産の抹茶を混ぜたり、りんごを使ったあんや、表面にくるみや

映像説明: 丸皿(まるざら)に半分に割られた面にくるみを置き、カカオパウダーをかけた大福が載っている。

ナレーション: カカオパウダーをあしらったチョコレート入りのものも。

映像説明: ショーケースに並ぶ色とりどりの大福のなかから客が赤茶色の大福を指さし、店員が取り出す。 赤茶色の服にエプロンをした店員がカウンター内から紙袋を客に渡し会計をする様子を背景に、画面手前の赤茶色のテーブルにドライフラワーを生けたガラス製の花瓶が置かれている。

ナレーション: なじみのない和菓子の大福を、お客の好みに合わせてアレンジしている。

映像説明: 壁に飾られた絵に照明が当たっている店内の一角。グレーのニットを着た男性がクルミとカカオパウダーをあしらった大福を口に運び、インタビューに答える。 赤茶色のテーブルに置かれた白い丸皿(まるざら)に半分に割られたクルミとカカオパウダーをあしらった大福が載っている。 グレーのニットを着た男性が手に持ったスプーンで皿に載った大福を指し示しながら話を続ける。

撮影スタッフの女性・フランス語: 大福は初めて?

大福を口にする男性・フランス語: はい初めて。 もちもちした食感がとても気に入った。 くるみとチョコレートあんの相性がとてもいい。

映像説明: 窓際の白いカウンター席。食べ終わった皿や飲み終わったグラスが載った木製のトレーが置かれたカウンターに座る黒い服にグレーのカーディガンを着て眼鏡をかけた女の子とグレーのパーカーを着た女性がインタビューに答える。

黒い服にグレーのカーディガンを着て眼鏡をかけた女の子・フランス語: 誕生日なので大福を食べに来た。 抹茶とマンゴーパッションのあん入りを食べた。とてもおいしかった。

グレーのパーカーを着た女性・フランス語: クレルモンには大福の店が無いので、メゾン・デュ・モチに行くため、 わざわざパリまで来た。

映像説明: ショーケースに色とりどりの大福が並んでいる。 壁に商品が並び、絵が飾られた店内の一角。赤茶色のテーブルに座るグレーのニットを着た男性がスプーンを使い大福を口に運ぶ。

テロップ: あんこ

ナレーション: こうして、フランスで現地流にアレンジして、食べられている「あんこ」。

映像説明: 木製のトレーに白い丸皿(まるざら)に載った抹茶の大福と急須、砂時計、湯飲みが置かれている。 ショーケースに色とりどりの大福が並んでいる。 赤茶色の服を着て白い手袋をした店員が大福を4個白い化粧箱に入れている。

ナレーション: しかし、日本から輸入されたあんこが使われることは、まだまだ少ない。現地で豆を煮て、作られていたり、他国から安い値段で輸入されている場合も多いからだ。

映像説明: 曇り空の下。出入り口の門の横の塀に「株式会社 木下製餡」、「株式会社 京雅庵」と書かれた看板が掲げられている。3階部分にピンクとグレーの扉とバルコニーがある3階建ての白い外壁の建物の外観。

サイドテロップ(画面右上にほぼ常時表示): 日本のあんこをフランスへ 中小企業の挑戦

テロップ: さいたま市

ナレーション: こうしたなか、日本のあんこの魅力を、海外に伝えようとする企業がある。

映像説明: 窓があり、手洗い場(てあらいば)や床に道具が置かれている工場内。たくさんの配管やさまざまな機械が置かれている。水色の作業服に白い前掛けを着け衛生帽子をかぶり白い長靴をはいた従業員と白い服を着て白い衛生帽子をかぶり白い長靴をはいた従業員が階段を上がり、中2階へ移動する。

テロップ: 木下製餡(せいあん)

映像説明: 銀色の配管がついた機械や斜めに設けられた釜がある部屋。「木下製餡」などと書かれたクリーム色(いろ)のケースが積まれ、作業台にはさまざまな道具が置かれていて、水色の作業服を着た2人の従業員が作業をしている。1人が床に置かれた水色のカゴを手に取る。白い服を着た従業員が釜のなかのあんこを指し示す。釜の中にあんこと木べらが2本入っている。 工場の一角。白い服を着た従業員が大きい紙袋から小豆を両手ですくいあげる。 両手ですくいあげた小豆のアップ。

ナレーション: さいたま市に本社を置く、木下製餡。90年以上、あんこの製造に携わってきた国内屈指の中小企業だ。厳選された材料で練り上げたあんこを、和菓子店などに卸している。

映像説明: 銀色の円柱形(えんちゅうけい)の容器が並んだ場所。水色の作業服を着た従業員が容器のフタについた棒を手に持ち、フタを開ける。湯気が立ち上り、炊かれたあずきが見える。 炊かれたあずきが銀色のパイプから大きな四角い容器に注がれていく。 白い服を着た従業員が銀色の四角い容器から木べらを使い、あずきと液体をすくいあげ、確認をしている。

ナレーション: 長年の経験を生かして顧客のニーズに応じ、さまざまな甘さ、硬さ、素材のあんこを製造している。

映像説明: 薄いグレーのテーブルに濃いグレーの敷物が敷かれている。パッケージに「十勝つぶあん」、「越生(おごせ)ゆずあん」、「川越いもあん」と書かれた透明の袋に入った商品、「しお羊羹」、「本練(ほんねり)羊羹(ようかん)」、「小倉羊羹」、「柚子羊羹」、「狭山茶羊羹」、「川越いも羊羹」と書かれた薄茶色(うすちゃいろ)の長方形の化粧箱に入った商品が並んだ長方形の菓子盆、3枚の白い丸皿(まるざら)にそれぞれ山型にこんもりと盛られた黄、白、赤紫色のあんこが盛られている。 紫の布地の上に置かれた3枚の白い丸皿(まるざら)にそれぞれ、黄、白、赤紫色のあんこがそれぞれ盛られている。

ナレーション: 今まで、羊羹などの商品を中心に、海外に輸出してきたが、豆を煮ただけの「あんこ」単体の輸出は、バイヤーに使い方が伝わりづらく、販売に苦労してきた。

映像説明: ブラインドがかかった白い壁の部屋。透明の袋に入ったあんこ3袋、薄茶色(うすちゃいろ)の長方形の化粧箱に入った羊羹6箱、白い丸皿(まるざら)に盛られた3種類のあんこ3皿が置かれたテーブルに座る紺色のスーツを着てマスクをつけた男性が話をしている。

ナレーション: しかし、木下専務には、シンプルな「あんこ」だからこそ、海外であらゆる食べ方ができるはずだという確信があった。

映像説明: ブラインドがかかった白い壁の部屋。壁際に額を置いた木製の棚やテレビを置いたスチール製の書庫が置かれている。あんこや羊羹の商品を置いたテーブルに座る木下専務がインタビューに答える。 工場内。網がついた横型の六角形の筒状の機械が湯気を上げながら回転している。六角形の筒状の機械に平行にパイプが設けられ、等間隔に取り付けられた吹き出し口から水が吹きかけられている。 逆円すい形(ぎゃくえんすいけい)をした銀色の機械にあんこが入っている。

テロップ: 木下製餡 木下 大輔 専務

木下専務: あの、まず、そもそも、あんこの機能っていう、性質のものですね。どういう使い方ができる、 どういう味があって、どういう風になるのかっていうのを知ってもらわなきゃいけない。 例えば、バターもそうですし、チーズもそうですし、さまざまな物を乳製品含めて、いろいろ合うんですね、あんこって。 なので、使い方はすごく広いと思っていて。

映像説明: クリーム色(いろ)を背景に木下専務が話をしている。画面左上に「木下製餡」の文字とロゴマークが表示されている。 「フランスにおける日本食品(にほんしょくひん)の流通」と題された画面。画面左側に日本国旗( にほんこっき)がある点線の枠内に「生産者・製造業者」、「輸出業者」、「輸送業者」と表示され「生産者・製造業者」から「輸送業者」に向かって、それぞれが矢印でつながっている。 画面右側にフランス国旗がある点線の枠内に「輸入業者」、「製造業者」、「卸売業者」、「外食・中食(なかしょく)」、「小売」、「消費者」と表示され、「輸入業者」から「消費者」に向かってそれぞれが矢印でつながっている。日本側の「輸送業者」からフランス側の「輸入業者」に向かって伸びた矢印に「輸入通関」と表示されている。右下に「JETRO(ジェトロ) WEBセミナー」、左下に「出所:ジェトロ・パリ事務所作成」と表示されている。画面右上の小さい枠内に額を飾った白い壁の部屋にいる青い服を着て眼鏡をかけた女性が映し出されている。 「フランスの基本情報」と題された画面。画面左側に面積、人口、名目GDP、宗教、在留邦人数などのデータ、画面右側にフランスの地図、画面中央に「日本との差」の時差や距離などが表示されている。

テロップ: 2021年11月~(から)2022年2月 埼玉発フランス向け食品プロモーション事業 主催:ジェトロ

ナレーション: そこで木下専務が参加したのが、ジェトロによる輸出プロモーション。フランスのシェフ、パティシエに日本の食材サンプルを送り、彼らに食材のことを理解してもらうための取り組みだ。

映像説明: 青空の下。背の低い水色の鉄柵の向こうに、三角屋根に煙突がある建物が数軒建ち、周辺には樹木が植えられている。駅のホーム沿いに、三角屋根に煙突やアイボリーとオレンジ色(いろ)の枠で囲まれたアーチ状の窓、屋根裏のある2階建てほどのベージュ色(いろ)の建物が立っている。駅のホームには、水色のベンチ2基や背の高い水色の街灯2本などが設置されている。

テロップ: メゾン・デュ・モチの工房

ナレーション: このプロジェクトを通じて、木下製餡がサンプルを送った先の1つ。

映像説明: 木目調のテーブルに置かれた打ち粉が広げられた木製の調理台の上。ピンクのエプロンを着けた人物が平たい求肥に載せられたあんこの形を整える手元。調理台の上にはハサミや銀色の円筒形(えんとうけい)の容器が置かれ、テーブルには丸皿(まるざら)の上に泡立て器やピンクや白のヘラが置かれている。 木目調のテーブルがある工房。襟元に花柄模様がある白いカーディガンを着て、ピンクのエプロンを着けた髪の長い女性が、調理台の上に広げられた打ち粉を使いながら、あんこを求肥で包み込んでいる。テーブルの上には、銅色(あかがねいろ)の3段のスタンドが置かれ、そばに花が飾られている。奥の窓際には白い扉の収納棚があり、木目調の天板の上に植物が植えられた小さな植木鉢が5鉢置かれている。 ベージュ色(いろ)の壁につり戸棚がある部屋。モットオーナーが白あんを載せたスプーンを口に運び大きくうなずく。

テロップ: メゾン・デュ・モチ マチルダ・モット オーナー

ナレーション: パリにある大福屋さん、メゾン・デュ・モチのオーナー、マチルダさんに実際に試食してもらうと…。

映像説明: ベージュ色(いろ)の壁につり戸棚がある部屋。モットオーナーがインタビューに答える。 木目調のテーブルの上。白い皿に丸められた黄色いあんこ7個、赤紫色のあんこ4個が盛られ、左の器に大福5個が盛られている。奥の小さな丸皿(まるざら)にはペースト状の白、赤紫、黄色いあんこが盛られている。 ベージュ色(いろ)の壁につり戸棚がある部屋。モットオーナーが話を続ける。

モットオーナー・フランス語吹き替え: こちらの白あんの方がクセが無いと思います。 私たちのものの方が、もう少し豆の味がするかもしれません。 とてもすてきな味です。 舌触りがすごく良くて、とてもふんわりしています。 ざらつきがなくて、おいしい。 とても使いやすそう。 毎月変えているフレーバーのベースにもなると思うし、 新商品にも使ってみたいですね。

映像説明: モットオーナーが白あんを載せたスプーンを口に運び、味を確かめる。

ナレーション: 製品を食べてもらうことで、味だけでなく、使い勝手の良さなども理解されたようだ。

映像説明: 白い角皿(かくざら)に4切れの肉と皮付きポテトやアスパラガス、黄色い果物が盛られ、ワイン色(いろ)のソースをスプーンで添えている写真。 白いテーブルの上の長方形の器に、シュークリームのような食べ物が3個盛られ、上部から溶かされたチョコレートがかけられている写真。

ナレーション: 一方、フランスの飲食業界に食材として認めてもらうには、現地ならではのアプローチも重要だという。

映像説明: 背の低い水色の鉄柵の前。鉄柵の後ろにはアイボリーとオレンジ色(いろ)の枠で囲まれたアーチ状の窓があるベージュ色(いろ)の建物が建っている。グレーの服を着て眼鏡をかけた女性が話をしている。

テロップ: ジェトロ パリ事務所 相原 由美子 食品コーディネーター

ナレーション: フランスで日本食材のPRをおこなっている、ジェトロの相原コーディネーターは…。

映像説明: 背の低い水色の鉄柵の前で相原がインタビューに答える。

相原(ジェトロ パリ事務所 食品コーディネーター): 日本(にほん)の食品。特に、あの、フランス独特かもしれませんけれども、 まず有名なシェフたち、星付きのクラスのレストランのシェフたちが (食材を)使っていただいて、それが何年後かに、あの、どんどん一般に広まるというような、 あの、そういう広まり方をする場合も多いです。 えー、彼らは自分の料理を、フランス料理の中に何か日本(にほん)の物、おもしろい物を使って 自分風な味付けをしたいという風(ふう)に、いつも探しております。

映像説明: キッチンで白い帽子をかぶり白いコックコートを着た男性が、手にトングと炎が立ち上がるフライパンを持ち調理をしている写真。 ちゅう房の壁際で白い帽子をかぶり白いコックコートを着た人物が後ろを向いて作業をして、手前の白い帽子をかぶり、白いコックコートを着た男性が料理を盛りつけた2枚の皿を作業台に並べようとしている写真。

ナレーション: 一流の料理人がカギになるという、フランスの食事情。

映像説明: 青空の下。歴史を感じる3階建てほどの高さの木製の鐘楼が立ち、鐘楼の上部には、鐘と細長い棒がつり下げられているのが見える。 鐘楼のある通り沿いには、瓦屋根の2階建ての格子窓のある建物や「右門」と書かれた看板が掲げられた瓦屋根の2階建ての店などが並んでいる。通りを複数の人が行き交う。

テロップ: 埼玉県 川越市

ナレーション: そんなシェフやパティシエに、新たな食材を提案しようとしている企業が川越市にもある。

映像説明: 大きな窓のある店内。窓際に丸テーブル2台と椅子が3脚置かれている。白い丸テーブルの上に商品が入った黄緑色(きみどりいろ)の手さげ紙袋が置かれている。ライトグレーのスーツを着てマスクをつけた男性が茶色の丸テーブルの上に置かれた商品をビニール袋に入れる。 ライトグレーのスーツに紫色のネクタイを締め、マスクをつけた男性が、下を向いて作業をしている。

サイドテロップ(画面右上にほぼ常時表示): 干しいもをフランス料理に 販路拡大に挑戦

テロップ: 川越開運堂

木目調のテーブルの上。形や色に特徴のあるさまざまな商品の透明なパッケージが並べられている。手前には「干し芋 九里四里(くりより)うまい十三里」と書かれた緑色(みどりいろ)のラベル、「小江戸川越(こえどかわごえ) ほしいも 天皇杯受賞産地 富(とめ)の川越いも使用 シルクスイート」と書かれた水色のラベル、「小江戸川越(こえどかわごえ) ほしいも 天皇杯受賞産地 富(とめ)の川越いも使用 紅はるか」と書かれた赤紫のラベルが透明のパッケージに貼られた商品が並んでいる。

ナレーション: 「川越開運堂」。地元の特産品であるさつまいもの普及に向け、市内レストランでのレシピ開発や、さまざまな製品をプロデュースしている。

映像説明: 黄色(きいろ)や青の採集コンテナに入った根や土(つち)がついたままの収穫されたさつまいもの写真。 地面に伸びた蔓(つる)に青々と茂ったハート型の葉の写真。 白い壁の作業場でさつまいも数本が傾斜した円柱の鉄製の籠がある機械に入れられ、そばで衛生帽子をかぶりマスクをつけた男性が立ち、床にはさつまいもが入れられた黄色い採集コンテナ3個が置かれている写真。(写真提供 川越開運堂)

ナレーション: 川越(かわごえ)には、江戸時代から伝わる、伝統的なさつまいもの栽培方法がある。2年ほどかけて肥やした、

映像説明: 畑一面に青々と茂った葉の映像の画面下部に「川越いもは三芳町の三富新田(さんとめしんでん)で江戸時代中頃から作られる」とテロップが表示される。区分けされた畑や耕作地の映像の画面下部に「三富新田(さんとめしんでん)は江戸時代に開拓され畑と雑木林が短冊形に並ぶ」とテロップが表示される。(映像提供 埼玉県)

ナレーション: 枯葉を含む、やわらかな土(つち)の中で、甘く大きく育つという。こうして作られた、さつまいも。

映像説明: パフェが売られている店内。さつまいものスティック2本を添えた橙色のソフトクリームと紫いものスティック2本を添えた紫色のソフトクリームがグラスに盛られ、透明なプラスチックの台の上に並べられている。橙色のソフトクリームの下のプラスチックの台に「大学いもパフェ」の文字と価格が書かれたプレートが貼られている。

テロップ: ソフトクリーム

ナレーション: 最近では、ソフトクリームに

映像説明: 綿菓子機(わたがしき)がある室内。綿菓子機(わたがしき)の回転蓋の上で割り箸を両手で回し白い糸状の物をからめている。

ナレーション: 綿菓子、

映像説明: 木目調のプレートの上。ハンバーガーのハンバーグの上に黄色いペーストが添えられ、横に置かれた白い器にポテトフライが盛られている。

テロップ: 綿菓子

テロップ: ハンバーガー

ナレーション: ハンバーガーなど、幅広いレシピに使用されている。

映像説明: 黄色(きいろ)の壁際に4段の商品棚がある店内。棚には、干しいもやお茶など数多くの種類のパッケージされた商品が陳列されている。棚の前で、ライトグレーのスーツに紫色のネクタイを締めた男性と模様がある紫色の布を頭に巻き、赤いポロシャツを着て黒いエプロンをつけた女性が話をしている。2人ともマスクをつけている。 商品棚に「いも羊羹」や「シルクスイート」、「干し芋」などと書かれたラベルがパッケージに貼られた商品が並んでいる。

テロップ: 干しいも

ナレーション: 今、川越開運堂は、この「さつまいも」を使った、「干しいも」の輸出を目指している。

映像説明: さつまいもをモチーフにしたイラストが描かれた紫の布地の上。こげ茶色の丸皿(まるざら)に表面に少し白い粉がある平切り(ひらぎり)された橙色の干しいもが5枚盛られている。 白いテーブルの上。「シルクスイート」、「紅はるか」などと書かれたラベルがパッケージに貼られた干しいもの商品が並んでいる。

ナレーション: すでにヨーロッパでは、小売店向けに輸出実績があるが、販路拡大に向けた突破口として、幅広い料理に使ってもらおうと、レストランにも売り込もうとしている。

映像説明: 白い丸テーブルなどがある室内。丸テーブルの上にはさつまいもをモチーフにしたイラストが描かれた紫の布地の上に「シルクスイート」、「紅はるか」などと書かれたラベルがパッケージに貼られた干しいもの商品と、干しいも5枚が盛られたこげ茶色(こげちゃいろ)の丸皿(まるざら)が置かれている。ライトグレーのスーツに紫色のネクタイを締めマスクをつけた男性が手振りを交えてインタビューに答える。

テロップ: 川越開運堂 森 貴史 営業部長

森営業部長: もちろんスイーツ、えー、ショコラティエ(チョコレート)の甘い部分というのは、おいもは非常に、あの、連想しやすいんですけど。 ま、(一方で)どちらかといえば、そのしょっぱい系というか、料理系にも使っていただけないかなっていう、あの、考えで提案をさせていただいてます。 調味料。ま、ソースですね。ソースとしての、えー、ペーストとかの可能性もありますし。

映像説明: カウンターがある店内。木枠やガラスに、「紫いもパフェ」などの商品のポスターが貼られているカウンター越しに森営業部長が、黒い服を着て薄い紫のエプロンを着けた女性に話しかける。

ナレーション: 海外への販路拡大に期待を寄せる森さん。しかし、課題も感じているという。

映像説明: 衛生帽子をかぶり衛生服を着てマスクをつけた男女が、木枠のトレーをはさみ向かい合って立ち、 黒い敷物の上にスライスされたさつまいもを並べ、手前には皮がむかれたさつまいもが入れられた水色の採集コンテナが置かれている写真。 衛生帽子をかぶり衛生服を着て水色の手袋をはめ、マスクをつけた3人の人物が木枠のトレーを囲み黒い敷物の上にスライスされたさつまいもを並べている写真。(写真提供 川越開運堂) 白いテーブルの上。「シルクスイート」、「紅はるか」などと書かれたラベルがパッケージに貼られた干しいもの商品が並んでいる。 こげ茶色(こげちゃいろ)の丸皿(まるざら)。表面に少し白い粉がある平切り(ひらぎり)された橙色の干しいもが5枚盛られている。 白い丸テーブルなどがある室内。丸テーブルの上にはさつまいもをモチーフにしたイラストが描かれた紫の布地の上に「シルクスイート」、「紅はるか」などと書かれたラベルがパッケージに貼られた干しいもの商品と、干しいも5枚が盛られたこげ茶色の丸皿(まるざら)が置かれている。森営業部長がインタビューに答える。

森営業部長: 課題の部分でいいますと、ま、干しいもっていうのが、あの、海外では、まあ、認知されてない部分の商品でもありますので、 一気に、えー、訴求するっていうのは、なかなか難しいのかなっていうのは、えー、思っています。 やはり、あの、中身の説明をしていただくっていう部分が無いと、なかなか、あの、大きな展開にはならないのかなっていうのが現状の課題ではあります。

映像説明: 白いテーブルの上。「シルクスイート」、「紅はるか」などと書かれたラベルがパッケージに貼られた干しいもの商品が並んでいる。

ナレーション: こうしたなか、1月に、ジェトロのプロジェクトを通じて、フランスのレストランにサンプルを送った。

映像説明: 白い丸テーブルがある室内。丸テーブルの上にはさつまいもをモチーフにしたイラストが描かれた紫の布地の上に「シルクスイート」、「紅はるか」などと書かれたラベルがパッケージに貼られた干しいもの商品と、干しいもが5枚盛られたこげ茶色の丸皿(まるざら)が置かれている。森営業部長がインタビューに答える。 さつまいもをモチーフにしたイラストが描かれた紫の布地の上。こげ茶色(こげちゃいろ)の丸皿(まるざら)に盛られた干しいもを背景に、干しいもを1枚持ち、裏返して両面を見せている。 白いテーブルの上。「シルクスイート」、「紅はるか」などと書かれたラベルがパッケージに貼られた干しいもの商品が並んでいる。 白い丸テーブルがある部屋。丸テーブルの上にはさつまいもをモチーフにしたイラストが描かれた紫の布地の上に「シルクスイート」「紅はるか」などと書かれたラベルがパッケージに貼られた干しいもの商品と、干しいも5枚が盛られたこげ茶色(こげちゃいろ)の丸皿(まるざら)が置かれている。森営業部長が話を続ける。

森営業部長: ま、今まで小売り用でやってたんですけど、今回の、その、料理人(りょうりにん)の方たちに提案できるっていうのは、 特にフランスに関して言えば、料理の技術、歴史っていうのが非常にあるので、 料理人(りょうりにん)の方たちが、どうアレンジして、マリアージュした、 新しい食の、なんか楽しさなんかを、提案していただけるんじゃないかなっていうので 非常にワクワクした気持ちで、あの、今回、えー、参加させていただいてます。

映像説明: 根や土(つち)がついたままの収穫されたさつまいもが入った緑(みどり)や青、黄色(きいろ)の採集コンテナ12個が2列に並べて置かれている写真。(写真提供 川越開運堂) さつまいもをモチーフにしたイラストが描かれた紫の布地の上。表面に少し白い粉がある平切り(ひらぎり)された橙色の干しいもが5枚、こげ茶色(こげちゃいろ)の丸皿(まるざら)に盛られて置かれている。

ナレーション: 甘みやうまみが凝縮された、日本の干しいも。フランスの料理界では、どう受け止められるのだろうか。

映像説明: 白い壁の店内。奥にはカーテンが掛かった窓やこげ茶色(こげちゃいろ)の格子の扉が見える。木目調のテーブルが設けられ、重ねられた小皿やトングなどが置かれている木製トレーや重ねられた黒い丸皿(まるざら)、酒瓶(さかびん)、透明の容器に入った調味料、袋に入った食材などが置かれている。木目調のテーブルのそばで、白いコックコートを着たポニーテールの女性と襟に青や白、赤いラインがあり、「MICHELIN 2020」の文字やMICHELINの星のマークなどが胸元にある白いコックコートを着た男性が手振りを交えながら話をしている。 白いコックコートを着たポニーテールの女性が手振りを交えながら話をしている。

サイドテロップ(画面右上にほぼ常時表示): 日本食材の未来 輸出を増やすには

テロップ: アロームパリ 長江 桂子 パティスリーコンサルタント

ナレーション: 新たな食材の発掘に取り組んでいる、長江桂子さん。フランスの三ツ星(みつぼし)レストランで、パティシエの主任を務めたほか、世界各国で活躍している。

映像説明: 青空の下。道路沿いに建つ歴史を感じるベージュ色(いろ)の石造りの建物の外観。1階の白い壁の店舗に水色のオーニングがあり、白い文字で「SOLSTICE」と書かれている。カーテンが掛かった大きなガラス窓があり、店舗の出入り口横のガラス窓の前には、テラス席が設けられている。 ガラス窓の上部にある水色のオーニングに白い文字で「SOLSTICE」と書かれている。

テロップ: ソルスティス

映像説明: 白い壁のちゅう房。壁の棚に白い丸皿(まるざら)などが重ねて置かれていて、奥の壁にはマグネット式のホルダーが設置され、スパチュラなどの調理器具が並んでいる。壁際の黒い調理台の上に、干しいもが盛られた白い丸皿(まるざら)が2皿置かれている。長江パティスリーコンサルタントが黒い調理台に置かれた黒いまな板の上で干しいもを包丁で小さく切り、口に運び、うなずいている。

ナレーション: 現在、パリ市内の高級レストラン、ソルスティスで、デザート開発のアドバイザーを務めている。日本から届いた2つの品種の干しいもを試食してもらった。

映像説明: 黒い調理台の上。表面に少し白い粉がある細く平切り(ひらぎり)された橙色の干しいも3本が白い丸皿(まるざら)に盛られ、金色のフォークが添えられている。

テロップ: シルクスイート

ナレーション: 1つは「シルクスイート」と呼ばれる品種。歯ごたえと甘みが特徴。

映像説明: 黒い調理台の上。表面の全体に白い粉がある平切り(ひらぎり)された橙色の干しいも1枚が白い丸皿(まるざら)に盛られ、金色のフォークが添えられている。

テロップ: 紅はるか

ナレーション: そして、もう1つは「紅はるか」。ねっとりとした濃厚な味わいがあるという。

映像説明: 白い壁のちゅう房。壁の棚に白い丸皿(まるざら)などが重ねて置かれていて、奥の壁にはマグネット式のホルダーが設置され、スパチュラなどの調理器具が並んでいる。長江パティスリーコンサルタントが、黒い調理台の上の白い丸皿(まるざら)に盛られたシルクスイートと紅はるかを眺めながら手振りを交えインタビューに答える。 黒い調理台の上。シルクスイートと紅はるかが、それぞれ白い丸皿(まるざら)に盛られ、金色のフォークが添えられている。 黒いまな板の上。紅はるかと包丁、金色のスプーンが置かれている。 白い壁のちゅう房。黒い調理台の前で、長江パティスリーコンサルタントが、手振りを交えながら話を続ける。

長江パティスリーコンサルタント: うん。なんか2つとも全然、全然、同じ干しいもでも全然違いますね。 なんか食感も違ければ(ちがければ)、その水分量の感じ方、糖度の感じ方も違いますね。 こちら(紅はるか)の方が甘みもすごく、こう、穏やかなんだけど華やかさがある。 エレガントな甘みというか。ちょっとバニラ香(ばにらこう)のあるような感じの甘み。

映像説明: 白い壁の店内。奥にはカーテンが掛かった窓やこげ茶色(こげちゃいろ)の格子の扉が見える。長江パティスリーコンサルタントが手振りを交えながら話をしている。 白い壁のちゅう房。壁の棚に白い丸皿(まるざら)などが重ねて置かれていて、奥の壁にはマグネット式のホルダーが設置され、スパチュラなどの調理器具が並んでいる。長江パティスリーコンサルタントが、黒い調理台の上の白い丸皿(まるざら)からシルクスイートと紅はるかを順に手に取り、鼻に近づけ香りを確かめている。

ナレーション: 品種独自の個性を持つ、日本の干しいも。こうした要素は、レストランが提供する一品(ひとしな)に、新たな彩りを加えてくれる、重要な要素だという。

映像説明: 黒い調理台の前で、襟に青や白、赤いラインがあり、「MICHELIN 2020」の文字やMICHELINの星のマークなどが胸元にある白いコックコートを着た男性が、干しいもを両手でくるくると巻いている。そばで長江パティスリーコンサルタントがその様子を見ている。

ナレーション: 同じく、実際に干しいもを試食した、レストランのオーナーシェフは。

映像説明: 襟に青や白、赤いラインがあり、「MICHELIN 2020」の文字やMICHELINの星のマークなどが胸元にある白いコックコートを着た男性が z、長江パティスリーコンサルタントに話をしている。長江パティスリーコンサルタントが、うなずいたり手ぶりを交えながら答えている。

テロップ: ソルスティス エリック・トロション オーナーシェフ

トロションオーナーシェフ・フランス語吹き替え: シルクスイートの方は、塩気がある料理にも使えるね。 僕はとても好きだよ。 野菜のミルフィーユの中に入れたら、どんな味になるかな。

映像説明: 干しいもが盛られた白い小皿などが置かれた黒い調理台の前で、トロションオーナーシェフと、長江パティスリーコンサルタントが話をしている。

ナレーション: いろいろな料理への応用が期待される、日本の干しいも。しかし、食材として、さまざまなレシピに活用されるには、こんな課題も。

映像説明: 白い壁のちゅう房。長江パティスリーコンサルタントが、黒い調理台の上の白い丸皿(まるざら)から干しいもを手に取り、持ちながら手振りを交えてインタビューに答える。

テロップ: アロームパリ 長江 桂子 パティスリーコンサルタント

長江パティスリーコンサルタント: ただ、それを今度、プロ相手にどうしたいかってなってきたときには、この1つの厚さだけだと私たちは、あの、可能性が限られてしまう。 なので、もうちょっと、こう、いろんな厚さであったりとかを変えることによって、 どういう物が出来るかっていうので選択肢が広がっていくと、 あの、私たちの料理の中での可能性は変わっていくかなと思います。 このまんま食べるっていうのが前提であった干しいもではなくて、 干しいもの、干しいもの次に、私たちが加工していくっていうことを考えたときに。

映像説明: トロションオーナーシェフが黒い調理台の前に立ち、作業をしている。そばで長江パティスリーコンサルタントがその様子を見ている。

テロップ: どうすれば 日本食材の輸出が増えるのか

ナレーション: 今後どうすれば日本食材の輸出が増えるのか。フランスの料理人たちは、何を求めているのか、ちゅう房で腕を振るう、シェフの意見は。

映像説明: トロションオーナーシェフが黒い調理台の上で薄く伸ばした干しいもを包丁を使って調理台からはがす。そばで長江パティスリーコンサルタントが、トロションオーナーシェフに話をしている。 白い壁の店内。木目調のテーブルを前に、トロションオーナーシェフが手振りを交えながらインタビューに答える。木目調のテーブルの上に大きな木目調の板があり、グレープフルーツのような果物などが盛られている白い丸皿(まるざら)が置かれている。壁際には、さまざまな種類の包丁が収納されたラックが置かれている。トロションオーナーシェフの後方にはちゅう房が見える。

テロップ: ソルスティス エリック・トロション オーナーシェフ

トロションオーナーシェフ・フランス語吹き替え: フランスのレストラン業界のトップ層が何に関心を示すのか、興味を持つことが大事です。 そして、とても良い(よい)品質の食材を提供することです。 フランスでもある程度、アジアや日本(にほん)の食材を見つけることはできます。 日本食材(にほんしょくざい)の品質の良さとはどういうことなのか、伝えないといけません。 シェフは、こうしたことに強い関心があります。 日本(にほん)の小規模な生産者にも、チャンスがあると思いますよ。

映像説明: スタジオ。画面左側には江連(えづれ)キャスターが写り、右側にはモニターが設置されている。モニターには、メゾン・デュ・モチの工房で、打ち粉が広げられた木製の調理台でモットオーナーがあんこを求肥の上にのせる手元やあんこを求肥で包み込んでいる様子、ソルスティスのちゅう房で、小さく切られた干しいもが置かれた調理台の前に立つトロションオーナーシェフと、長江パティスリーコンサルタントが話をしている様子が映し出されている。江連(えづれ)キャスターが話をする。

江連(えづれ)キャスター: 和菓子の食材も、現地のニーズに合わせてアレンジすることで、人気につながりそうですね。身近な食材だからこそ、その良さを見直せば、まだまだ可能性が広がるかもしれません。

映像説明: 薄い黄緑色(きみどりいろ)を基調としたコンピューターグラフィックスの背景画。緑(みどり)を基調とした、中が空洞になった地球儀が回転している。

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