ドバイ万博で つながる未来へ ‐中東・アフリカ地域のハブ UAEで初開催‐
2022年01月06日
「世界は今」のアクセシビリティ対応について
ジェトロ・ウェブアクセシビリティ方針に基づき、「世界は今」では次のような取り組みを行っています。
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- 視覚障害をお持ちの方向け
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建国50周年を迎えたアラブ首長国連邦(UAE)。今や中東・北アフリカ地域の経済・金融、物流の中心地として発展しているドバイで、2021年10月1日、新型コロナウイルスの影響で延期となっていた「ドバイ国際博覧会」が開幕した。「心をつなぎ、未来を創る」というメインテーマのもと、192の国と地域が参加し、盛り上がりを見せている。ドバイ万博の各国パビリオンの様子を伝えるとともに、2025年の大阪・関西万博へと橋渡しをする日本館をリポートする。
(11分28秒)
※本番組は英語版(字幕)でもご覧いただけます。
テキスト解説:視覚障害のある方のための文字おこしテキストです。
映像説明: ジェトログローバルアイオープニングタイトル。 フランス・パリのエッフェル塔や凱旋門、アニメキャラクターのコスプレをした20代くらいの海外の女の子や、渋谷のスクランブル交差点の写真など、世界中の12枚の写真が画面の奥から飛び出してくる。水色を基調としたコンピューターグラフィックスの背景に、中が空洞になった緑色(みどりいろ)の地球儀が回転しながら現れる。画面右側で地球儀が回転し、左側に紺色の文字で「世界は今 JETRO Global Eye(ジェトロ グローバル アイ)」と書かれたタイトルテロップが表示される。
映像説明: スタジオ。横長の薄い黄緑色(きみどりいろ)の背景モニターに緑色(みどりいろ)を基調とした地球儀と「世界は今 JETRO Global Eye(ジェトロ グローバル アイ)」のロゴが映し出されている。前方にも小さいモニターが置いてある。モニターには、青空の下、「EXPO 2020」の緑色(みどりいろ)の文字のオブジェが置かれ、奥には巨大な箱型の黒いのゲートの映像が映し出されている。モニターの左側、スタジオ中央に女性キャスターが座っている。紺色のチュニックとオフホワイトのズボンを着ている。
女性キャスター: 世界は今、ジェトログローバルアイ。
映像説明: スタジオ。薄い黄緑色(きみどりいろ)のモニターを背景にした女性のバストショット。
テロップ: 江連 裕子(えづれ ゆうこ)
江連(えづれ)キャスター: 新型コロナウイルスの影響で延期となった「ドバイ国際博覧会」が2021年10月1日(ついたち)に開幕しました。
映像説明: スタジオ。江連(えづれ)キャスターが左のほうに体の向きを変える。画面の左側に江連(えづれ)キャスター。右側に小型モニターがあり、屋外の通路を大勢の来場者が行き交う映像、鏡張りの壁に通路に敷かれたレッドカーペットの白い十字マークなどが映っている建物の映像、携帯を手に持ち操作している黒い帽子を後ろ向きにかぶった男性など来場者が密集して並んでいる映像、屋内のスクリーンに滝が流れる映像や霧がかかった大森林の映像を来場者が眺める様子が映し出されている。江連(えづれ)キャスターが話を続ける。
江連(えづれ)キャスター: 連日、多くの来場者が訪れ、にぎわいをみせています。中東地域では初となる万博。そこではどんなメッセージを発信しているのでしょうか。
テロップ: ドバイ万博で つながる未来へ ‐中東・アフリカ地域のハブ UAE(ユーエーイー)で初開催‐
映像説明: 店内。左手前に金色の台に金色の円柱の香炉が置かれ煙が立ち昇っている。奥の階段状のテーブルの上には、粒や棒状などのさまざまな形をした白、ベージュ色(いろ)のお香のような物が入った透明の丸い容器が陳列されている。 衣料品店のある通り。店先には服や布地がつるされ、多くの人が行き交う。ショーウインドーには金色のランプ、カップやゾウ、ラクダの置物など、さまざまな商品が陳列されている。 じゅうたんが売られている店。店内の左側の壁際にあるショーケースに首飾りなどのアクセサリーが飾られ、奥には色鮮やかなじゅうたんがつり下げられている。右側ではマスクをつけ白い民族衣装を着た男性が商品をみている。
サイドテロップ(画面右上にほぼ常時表示): 建国50周年 UAE(ユーエーイー) 中東初の万博開催
テロップ: United Arab Emirates アラブ首長国連邦
テロップ: 建国50周年
ナレーション: アラブ首長国連邦、UAE(ユーエーイー)。7つの首長国からなるこの連邦国家は、2021年、建国50周年を迎えた。
映像説明: 青空の下、先端のとがったガラス張りの細長い銀色の超高層ビルの「ブルジュ・ハリファ」がそびえ立つ街並み。奥には建設中の高層ビルや「EMAAR(エマール)」の白い文字の立体看板が掲げられた複数の高層ビルが建ち並ぶ。 画面左下の四角い枠内に中東地域の地図が表示される。アラビア半島の大部分を占めるサウジアラビアの東側にアラブ首長国連邦が緑色(みどりいろ)で示され、北側にペルシャ湾をはさみイランが示されている。アラブ首長国連邦の北東にあるペルシャ湾沿いに位置する都市ドバイが赤い星印で示されている。 青空の下、近代的な高層ビルが建ち並ぶ街並み。片側5車線以上ある幹線道路を白や黒などの多くの車が走り道路沿いに無数のドバイの国旗が掲げられている。
テロップ: この番組は2021年11月に撮影しました
ナレーション: この短期間でめざましい発展を遂げたUAE(ユーエーイー)で中東・北アフリカ地域の経済・金融、物流の中心地となっているのが、ドバイ。
映像説明: 青空の下、「EXPO 2020」の緑色(みどりいろ)の文字のオブジェが置かれ、奥には無数の国旗が掲げられ、風になびいている。
テロップ: 2021年10月1日(ついたち)~(から)2022年3月31日 2020年ドバイ国際博覧会
ナレーション: 今、この地で、ドバイ国際博覧会が開催されている。
映像説明: 屋外。白とグレーのしま模様の通路の両脇にグレーの円柱が奥まで並び白い布のような屋根が取り付けられている。通路をひさしがある白いカートのような乗り物が走り多くの来場者が行き交う。
テロップ: 入場者はワクチン接種証明書またはPCR検査陰性証明書の提示が必要
映像説明: グレーの凹凸がある壁に「Kingdom of Saudi Arabia」の白い文字の立体看板が掲げられ、手前にはサウジアラビア国旗3本が風になびいている。 白い壁に「CAMPUS GERMANY」の黒い文字の立体看板と、上から黒、赤、黄を並べ、台形を左に倒したような立体看板が掲げられている。
テロップ: 192ヵ国・地域が参加
ナレーション: パンデミックのなか、行われる世界最大規模の国際イベントとして、192の国と地域が参加。
映像説明: 青空の下。アラブ首長国連邦、マレーシア、マダガスカル共和国などの多くの国旗が掲げられ、風になびいている。
テロップ: 来場者2,500万人を目標
ナレーション: 半年間の会期で、来場者2,500万人を目指している。
映像説明: 白いフィルター加工が施された映像。背景に屋外の白とグレーのしま模様の通路に箱型の小さなショップが置かれている。ショップの前には人が集まり、白い民族衣装を着た男性、黒いアバーヤを着た5人の女性など、多くの来場者が行き交っている。 円形の壁一面に無数の文字が区切られ表示されている淡黄色(たんこうしょく)の建物が建っている。手前の地面から無数の噴水が小さく噴きあがっている。円盤を幾重にも積んだような銀色の建物が手前と左奥に見える。
テロップ: 心をつなぎ、未来を創る Connecting Minds, Creating the Future
テロップ: 機会 オポチュニティ
テロップ: 流動性 モビリティ
テロップ: 持続可能性 サステナビリティ
ナレーション: メインテーマは、「心をつなぎ、未来を創る」。3つのサブテーマは、よりよい世界を築くために不可欠な要素としている。
映像説明: 屋外のグレーと白のしま模様の通路。画面左から黒いTシャツを着た若い男性、スモークピンクのヒジャブを着て、頭にサングラスを載せた女性、黒いTシャツを着た男の子、水色のジャケットを着た男性が並んで立っている。全員マスクをつけている。水色のジャケットを着た男性がインタビューに答える。
テロップ: シリア国旗 来場者(シリア)
シリアからの来場者の男性・英語: 建築物がとても魅力的です。デザインもすばらしく、 各国のパビリオンがあり多くの異文化に触れることができます。
映像説明: マスクをつけ、黒いTシャツを着た若い男性がインタビューに答える。
テロップ: シリア国旗 来場者(シリア)
シリアからの来場者の若い男性・英語: すばらしいです。すべてに感動しています。
映像説明: グレーと白のしま模様の通路横。マスクをつけ白い民族衣装を着てクーフィーヤをかぶり眼鏡をかけた男性がインタビューに答える。
テロップ: UAE(ユーエーイー)国旗 来場者(UAE(ユーエーイー))
UAE(ユーエーイー)からの来場者の男性・英語: 世界中が私たちの国に集まって語り合い、よく知ろうとしてくれています。 海外に行くと、皆さん、UAE(ユーエーイー)がどこにあるのかも知りませんし、 いまだにラクダで移動しているとか、砂漠やテントで暮らしているとか、 UAE(ユーエーイー)をもっとよく知ってもらいたいです。
映像説明: 雲が浮かぶ青空の下。翼を模した屋根構造の白いドーム型の建物の外観。建物の前には、 グレーの壁に外国の文字を組み込んだような白い3重の円の立体看板が掲げられていて、隣にはゲートが見える。
サイドテロップ(画面右上にほぼ常時表示): UAE館(ユーエーイーかん)で知る 50年の軌跡
テロップ: UAE館(ユーエーイーかん)
ナレーション: こちらは、開催国であるUAE(ユーエーイー)のパビリオン。
映像説明: UAE(ユーエーイー)館の中。砂漠を再現した展示場。通路の両脇に砂漠の砂が高く積み上げられ、奥のスクリーンには樹木1本が生えた砂漠の景色が映し出されている。薄暗い展示場を来場者が行き交う。 右手に砂を取り、握った砂を少しずつ下に落とす人物の手元。 砂漠で座っている複数の人物に4人の男性が歩み寄るモノクローム映像や樹木の下に複数の人物が座っているモノクローム映像が砂漠の砂に映し出される。右側に英語などで説明が映し出されている。
ナレーション: 中に入ると、砂漠の風景が再現されている。砂漠から運び込まれた砂を、実際に触ることもできる。そこで映し出される,さまざまな、映像は、UAE(ユーエーイー)の繁栄と成長のストーリーだ。
映像説明: 壁一面に蜃気楼(しんきろう)の映像が映し出されている部屋。白い民族衣装を着た人物が壁際の揺らめく砂漠が映し出されているスクリーンに近づく。 砂漠から水中を泳ぐ赤い魚の群れに変化したり、ベッドに横たわっている男性の上半身を傍らに立つ人物がリング状のマシンで検査している様子が浮かび上がる映像がスクリーンに映し出される。
ナレーション: 順路を進んでいくと、最後に現れたのは揺らめく蜃気楼(しんきろう)。本来は近づけば消えてしまうものだが、ここではスクリーンに人が近づくと近未来の映像が浮かび上がる。
映像説明: 幻想的な部屋。緑、ベージュ、赤茶色の円の模様などが床に映し出されている。床の模様が反時計まわりに円を描き、色や模様の変化を複数の来場者が立ち止まり見ている。女の子と男の子が円の動きと同じように早足で動いている。
ナレーション: 幻想的な雰囲気のなか、来場者はUAE(ユーエーイー)の文化を通じて過去と未来を旅することができるのだ。
映像説明: 青空の下、近代的な高層ビルが建ち並ぶ街並み。幹線道路を白や黒などの多くの車が走り、中がくりぬかれただ円形(だえんけい)の銀色の建物が幹線道路沿いに建てられている。 片側5車線以上ある幹線道路を多くの車が走り、奥には幹線道路の上を横切るグレーの連絡通路のようなものが見える。
ナレーション: 首都のアブダビが保有する豊富な石油資源で発展してきたUAE(ユーエーイー)。しかし、当初から石油資源は、いずれ枯渇することを予見し、
映像説明: うすい雲がかかる青空の下の沿岸部。屋根がある木造の小舟3艘が複数の人物を乗せ水上を移動している。奥の陸には白い大型バス5台が駐車し、ベージュやレンガ色(いろ)の建物が建ち並んでいる。
ナレーション: ドバイでは空港や港湾の整備に力を入れ、投資を呼び込み、貿易に強い国づくりの戦略をとってきた。
映像説明: 青空の下、先端のとがったガラス張りの細長い銀色の超高層ビルの「ブルジュ・ハリファ」がそびえ立つ街並み。「ブルジュ・ハリファ」の周辺には高層ビルなどが建ち並んでいる。建設中のビルも数棟ある。
テロップ: ドバイのフリーゾーンによる優遇措置 ・100%外国資本による会社所有が可能 ・UAE(ユーエーイー)国民の雇用義務の免除 ・各種手続きのワンストップサービス など
ナレーション: その一環として整備したのは外国企業を優遇する特区、フリーゾーン。100%外資による会社所有、UAE(ユーエーイー)の国民を雇用する義務の免除、各種手続きのワンストップサービスなどを認める制度が設けられている。
映像説明: 青空の下。アーチ状の駅の出入り口に「Financial Center 24」と白い文字の看板が掲げられている。出入り口の自動ドアの奥にエスカレーターが設けられている。左側にある車道の奥には道路の上を横切るグレーの連絡通路のようなものが見える。
ナレーション: この戦略により、外国企業の進出は順調に伸び続けている。
映像説明: 沿岸部。白い文字が書かれた赤い屋根のある木造の小舟が20人ほどの男女を乗せ水上を移動している。 白い文字で「Financial Center 24」などと書かれた看板が掲げられている出入り口。自動ドアが開くと上下青の服を着た女性と黒のリュックを背負い白いシャツを着た男性が出てくる。前の歩道には横の2本の黄色いラインなどが入った高さ1メートルほどの銀色の鉄柱5本が設置されている。
テロップ: 人口の9割が外国人
ナレーション: また、外国人労働者も増え、UAE(ユーエーイー)の人口およそ1,000万人(いっせんまんにん)のうち、9割が外国人という特殊な人口構造となっている。
映像説明: 幹線道路。片側5車線以上ある幹線道路を白や黒などの多くの車が走っている。車道から見える高架鉄道の金色のアーチ状の駅のホームに銀色の電車が入って行く。 雲のある青空の下。中がくりぬかれただ円形(だえんけい)の銀色の建物が建てられ、外壁にはアラビア文字のような模様が描かれている。奥のほうには先のとがった高層ビルが建ち並ぶ。
テロップ: 物理的なハブ
テロップ: 知識のハブ
ナレーション: ドバイの物理的なハブとしての強さに加え、さらに近未来構想としては、知識のハブとしての成長を目指し、世界中から高い技術やアイデアを求めている。
映像説明: 屋外の白とグレーのしま模様の通路。ひさしのある白いカートのような乗り物の後部に後ろ向きで2人の子どもが座っている姿や子ども連れなど、大勢の来場者が行き交っている。所々に高さの異なる樹木が植えられている。
映像説明: 白い建物のそばに噴水がある一角。マスクをつけ白い民族衣装を着てクーフィーヤをかぶった男性が身振りを交えながら話をしている。
テロップ: UAE館(ユーエーイーかん) フマイド・アル・ハマディ 儀典長
ナレーション: 今回の万博が、まさにUAE(ユーエーイー)という国を象徴していると話すのはパビリオンの担当者だ。
映像説明: 白い建物のそばに噴水がある一角。ハマディ儀典長が身振りを交えながらインタビューに答える。
ハマディ儀典長・英語: 万博を開催する前からUAE(ユーエーイー)自体が大きな博覧会でした。 200以上の国籍の人々が集まり、世界中の人がつながっています。 私たちはこの地域のハブです。 以前からそうでしたが、 万博によってその国際性が、より確かなものになりました。
映像説明: 屋外の白とグレーのしま模様の通路。マップを広げている女の子を肩車している紺色のTシャツを着て短パンを履いた男性とマップを広げて遠くを指さす女性が立ち止まり話をしている。そばでオレンジのTシャツを着た女の子が待っている。マスクをつけた3人の男性や黒いアバーヤを着た女性など多くの来場者が行き交う。 白い壁の前。耳に同じ形(かたち)の黒いイヤホンをつけた9人ほどの男女が並んでいる。
ナレーション: 万博は、世界中の国や人に、輝かしい未来を予感させる、新しい文化や技術を伝える一大イベントだ。
映像説明: 青空の下。鏡張りの壁に通路に敷かれたレッドカーペットの白い十字マーク、赤に白い模様の日傘などが動いている様子が映っている建物の外観。建物の周りには多くの来場者がいる。
サイドテロップ(画面右上にほぼ常時表示): 地域のハブ UAE(ユーエーイー)に期待 オーストラリア館
映像説明: グレーの格子状の壁に「INDIA」の茶色い文字の立体看板が掲げられている。 ザルを裏返しにしたような大きな木製の屋根のだ円形(だえんけい)の建物が建っている。草が茂った外壁に「SLOVENIA」の白い文字の立体看板が掲げられ、出入口付近に「I FEEL SLOVENIA」の白い文字の立体文字看板が置かれ、大勢の来場者が並んでいる。
ナレーション: 人と人の交流があり、知恵が集結すれば、ビジネスが生まれる。万博は参加各国にとっても経済分野の関係性を深めるきっかけになるのだ。
映像説明: 青空の下。木目調の岩山のような形をした建物があり、左手前から木目調の箱型の通路のようなものが建物のほうに伸びている。建物の前にはステージや広場が設けられ、樹木が植えられている。建物と広場の上に木の板を立体格子状に組み合わせたような構造物が設置され「AUSTRALIA」の白い文字の看板が掲げられている。来場者が広場に集まっている。 広場で顔と胸の部分が黄色(きいろ)、おなかと腕の部分がオレンジ色(いろ)、腰から下と手の部分が紫色のコアラのキャラクターの着ぐるみ(きぐるみ)と2人の女の子が手を振り、笑顔で並んでいる。
テロップ: オーストラリア館
ナレーション: こちらのオーストラリア館にも、多くの人が集って(つどって)いる。
映像説明: 屋外。ブースの上に「THE LOCAL Aussie Bar(ザ ローカル オージー バー)」の白い文字看板が掲げられている。カウンターの上に緑、黄色(きいろ)の果物が入った器、あかがね色(いろ)の円柱の容器などが置かれている。奥には、飲み物が隙間なく詰められた箱型の冷蔵ショーケース2台が置かれ、ピンク色の壁にモニターがつり下げられている。薄いピンク色のシャツを着た2人のスタッフが、カウンターと冷蔵ショーケースの前で作業をしている。 こげ茶色(こげちゃいろ)のカウンターの上に、エビのような食べ物4個が刺さった串が1串、横に肉のようなものが刺さった串焼き3串が、それぞれ、紙の器に盛り付けられ置かれている。 大型モニターの前のステージ。左側に赤茶色のTシャツを着た男性がスタンドマイクの前でギターを弾き、隣でサングラスをかけ紺色のワンピースを着た女性が右手にマイクを持ち、座りながら歌っている。
ナレーション: 屋外にあるブースでは、さまざまな料理を提供していて、解放感あるステージのライブを楽しむこともできる。
映像説明: 床が紫のライトで照らされている通路。赤と紺色のしま模様が映し出された、壁の天井がM字型のようなトンネルを多くの来場者が通る。 宇宙から見た地球のオーストラリア大陸から白い雲に替わる映像。 天井に映像が映し出される部屋。大勢の来場者が席に座り天井を見上げ映像をみている。
ナレーション: 開催から2ヵ月で30万人を超える来場者が訪れ、大盛況だ。
映像説明: 壁一面がスクリーンになっている部屋。鉄塔のような無数の構造物が映し出されている。白いヘルメットをかぶった男性が手を上に伸ばし鉄塔のような構造物の先端に触ると青白い光が地面から空へと走り出す映像が映し出され、複数の来場者が見ている。
ナレーション: オーストラリア政府代表は、この2ヵ月の反響について…。
映像説明: 木目調の壁の部屋。青いマスクをつけ赤紫のネクタイを締め、紺色のスーツを着た男性がインタビューに答える。
テロップ: オーストラリア ジャスティン・マクゴーワン 政府代表
マクゴーワン政府代表・英語: 期待以上です。 パンデミックでの開催なので、来てくれる人が減る可能性があると考えました。 私たちは、この地域に戦略的な関心があり、UAE(ユーエーイー)とは多大な貿易投資関係もあります。 現在100億ドル規模の取り引きがありますが、 このレベルを維持するだけでなく、さらに拡大したいのです。
映像説明: 展示会場内。黒い天井に照明が取り付けられ、白いブースなどが設置されている。民族衣装やスーツを着た大勢の来場者がグレーの通路を行き交う。 会場の一角。「GITEX FUTURE STARS(ジャイテックス フューチャー スターズ)」と文字が掲げられたブースが並び、大勢の来場者が話をしている。
テロップ: IT(アイティー)展示会「GITEX(ジャイテックス)」(2021年10月開催)
ナレーション: さらに、この万博と同時期に開催される、さまざまな国際見本市などにも視野を広げていた。
映像説明: 木目調の壁の部屋。マクゴーワン政府代表がインタビューに答える。
マクゴーワン政府代表・英語: ドバイでの国際見本市を軸にビジネスプログラムを展開しています。 投資のリターンやビジネスに関するあらゆる機会を利用しています。 世界の国が1ヵ所に集まる、ここドバイ以上の場所はありません。 非常に効率的です。
映像説明: 曇り空の下。三角形を組み合わせたテント状の立体格子の白いファサードが建物を覆う建物の外観。建物の出入り口に向かう通路の左右に大きな水盤が広がっている。
テロップ: 日本館(にほんかん)
サイドテロップ(画面右上にほぼ常時表示): 日本館(にほんかん)で出会う 未来に続く“アイディア”
映像説明: 太陽光が差し込む白いファサードの中。吹き抜け空間のスロープをスマートフォンを首から下げた多くの来場者が歩きなが上ってくるる。全員マスクをつけている。
テロップ: アイディアの出会い
ナレーション: そしてこちらは、開幕から、連日、行列ができているという日本館(にほんかん)。テーマは、「アイディアの出会い」。
映像説明: 花柄のある黄色い服を着た女性がスマートフォンを操作している。 マスクをつけ、白いドット柄の紺色の服を着た男性が黒いイヤフォンをつけている。
ナレーション: 来場者は、受付で個別にスマートフォンデバイスと、イヤフォンを渡される。
映像説明: 天井から床の所々にライトが照らされている暗い通路。マスクをつけ、スマートフォンを首から下げた多くの来場者が歩いている。 湾曲した壁に花瓶に生けられた植物が映し出された展示場。首から下げたスマートフォンを手に持ち白い民族衣装を着た男性など、多くの来場者が、壁に映し出された花瓶に生けられた植物を眺めている。全員マスクをつけている。
テロップ: スタッフ 来場者ともに入館時にはマスクの着用 消毒を実施
ナレーション: 多言語対応のデバイスを通じて、それぞれの人が見ている展示の説明が聞こえてくる仕組みだ。
映像説明: 暗い展示場。壁に掛けられた幕に木々(きぎ)やシカのシルエットに花柄模様が現れる映像が映し出され、大勢の来場者が眺めている。 壁に掛けられた幕に真上から撮影した相撲の取組、重なり合った色とりどりのダルマ、さまざまな和柄のまり、アニメの「ドラえもん」、2足歩行ロボットの「ASIMO」の顔、アニメの「ガンダム」、アニメの「プリキュア」の映像が映し出される。4人の来場者がスマートフォンで撮影をしている。
ナレーション: 古来より、豊かな自然環境や外国との交流から、多くのアイディアを得て成長してきた日本。来場者は、展示を巡りながら最新の技術で日本を体感できる。
映像説明: 天井に設置された装置からミストが噴射されている展示場。ステージの球体にミストが噴射され、花や花びらが舞う地球が浮かび上がる。 キャップをかぶりTシャツを着た男性が、花や花びらが舞う地球をスマートフォンで撮影をしている。 湾曲した壁に花瓶に生けられた植物が映し出された展示場。マスクをつけ、首から下げたスマートフォンを手に持ち、イヤフォンをつけた男性が展示を見上げている。
ナレーション: こちらのステージでは、噴射されたミストによって地球が浮かび上がった。映像の世界へと、より深く入り込んでいく感覚が味わえると評判だ。
映像説明: 暗い展示場。手にされたスマートフォンに「AJISAI」の文字とオレンジ色(いろ)の円の中に円柱とテープのようなもので表現されたアバターが表示されている。 湾曲した黒い壁には、ローマ字で書かれた植物の名前とさまざまな形や色のアバターが動いている映像が映し出されている。多くの来場者が映像を眺めながら歩いている。 色とりどりのライトが降り注ぐなか、マスクをつけた8人の来場者が、さまざまなアバターが映し出された壁を眺めながら、流れる音楽に合わせて手拍子をしている。
ナレーション: 最後は、自分の分身になるアバターがスクリーンに登場。仮想空間で開催されるライブで、来場者の興奮は最高潮に。
映像説明: 壁一面が鏡張りの薄暗い展示場。透明なドーム型のカバーがかぶせられた数台の白い展示台には、さまざまな建造物のミニチュア作品が展示されている。展示物に白いライトが当たり、通路には紫や薄い緑色(みどりいろ)のライトが当たっている。多くの来場者が展示を眺めている。 黒い台の上。透明のドーム型のカバーの中の中央にソーラーパネルが付いた衛星の模型があり、周りには和柄模様の茶色や黄色(きいろ)のお手玉8個が展示されている。
ナレーション: 五感を刺激する最新技術で日本を知り、新たな出会いを感じてもらうのがコンセプトの日本館(にほんかん)。
映像説明: 回転ずし店の一角。透明のカバーがかぶせられた、まぐろのにぎりずし2貫が盛り付けられた皿や「まぐろ」「Tuna(ツナ)」と書かれ、まぐろのにぎりずしの写真が掲載されたパネルが、幾何学模様があるガラスの前のレーンを流れている。
テロップ: スシロー ドバイ万博店
映像説明: きゅうりやのりなどがまかれ、上にサーモンがのった巻きずし2個、うなぎのにぎりずし2貫、サーモンのにぎりずし2貫が、それぞれ皿に盛り付けられ、レーンを流れていく。 2分割された画面。木目調のテーブルの上。左側に、きゅうりや海苔などが巻かれ上にサーモンがのった巻きずし2個、右側には、うなぎのにぎりずし2貫が、それぞれ黄色(きいろ)で「スシロー」と書かれたグレーの皿に盛り付けられている。
ナレーション: 館内のレストランで味覚を刺激するのは、回転ずし。特に人気のメニューは、サーモンやうなぎだという。
映像説明: 店内。すしが流れるレーンをはさんで4人がけテーブルが並び、それぞれのテーブルで家族連れが食事を楽しんでいる。 黒いTシャツを着た男性がテーブルに座り、箸を使い、にぎりずしを口に運ぶ。テーブルには、巻きずしやうなぎのにぎりずしが盛り付けられた皿などが置かれている。
テロップ: ハラール食品 イスラム法の定める適正な方法で処理 加工された食品
ナレーション: 今回、出店したスシローは、メニューのすべてをハラール対応の食品にした。
映像説明: 木目調のテーブルの上。ベージュ色(いろ)の受け皿に載せられた黒い器のフタを開けると、白濁したスープに半分に切られたゆでたまごやわかめ、ねぎがトッピングされたラーメンが盛り付けられている。
ナレーション: こちらは鶏(とり)のダシをベースに、新たに開発したラーメン。
映像説明: 店舗の出入り口。白い和帽子をかぶり、赤い円の中に黒い文字で「スシロー」と書かれたロゴが胸元にある白いユニフォームを着た男性が、水色のストライプ柄のシャツを着た男性と黒い服を着た女性を案内する。出入り口の横に「Guide&Ticket」と書かれたプレートがあるタッチパネルがあり、白い和帽子をかぶり、袖元が赤い白いユニフォームを着た女性店員が操作をする。全員マスクをつけている。
ナレーション: 世界各国から訪れる客に、喜ばれている。
映像説明: 店舗の前。奥には、ガラス張りの建物があり、店内に赤い円の中に黒い文字で「スシロー」と書かれたロゴが描かれた白い縦型のブラインドがかかっているのが見える。マスクをつけ白い和帽子をかぶり、赤い円の中に「スシロー」と書かれたロゴが胸元にある白いユニフォームを着た男性がインタビューに答える。
テロップ: FOOD&LIFE COMPANIES ドバイ国際博覧会 プロジェクトマネージャー 谷口 義裕 さん
谷口プロジェクトマネージャー: アラブの方(かた)はもちろんですけれども、やはりヨーロッパから来ました、で、アジアから来ましたっていう。 世界中のお客様に食べていただいて、で、また日本(にほん)にも来ていただくという、そういうのがつながりみたいな、を持っていただけたらなと思ってます。
映像説明: 暗い展示場。湾曲した黒い壁に、さまざまな形や色のアバターが動いている映像が映し出されている。色とりどりのライトが降り注ぐなか、ヘッドフォンをしたアバーヤを着た女性など6人ほどの来場者が、さまざまなアバターが映し出された壁を眺めながら、流れる音楽に合わせて手拍子をしている。全員マスクをつけている。
ナレーション: 日本館(にほんかん)を体験した来場者は…。
映像説明: 屋外に設けられた緑の植物をはわせたパーゴラの下。マスクをつけ青いキャップをかぶり黒いTシャツを着た男性がインタビューに答える。 青空の下。白いジグザグ屋根のガラス張りの「スシロードバイ万博店」の建物があり、店内に赤い円の中に黒い文字で「スシロー」と書かれたロゴが描かれた縦型の白いブラインドがかかっているのが見える。奥には、三角形を組み合わせたテント状の立体格子の白いファサードが建物を覆う日本館(にほんかん)があり、日本館(にほんかん)の前には大きな水盤が広がっている。 太陽光が差し込む白いファサードの中の吹き抜け空間。ガラスの手すりがある階段が2階に続いていて、天井にはシーリングファンが設置されている。 通路の両側に鏡が設置された暗い展示場。場内全体に映像が映し出されていて、マスクをつけた多くの来場者が映像と自身が映し出された鏡を眺めている。
テロップ: アイルランド国旗 来場者(アイルランド)
アイルランドからの来場者の男性・英語: 日本館(にほんかん)はまさに驚きでした。 正面には美しい水辺があり、すしレストランも、すばらしい。 経験豊富なスタッフが親切に対応してくれました。 多層構造の館内に、いくつもの異なる空間があり、本当に良い経験でした。
映像説明: 日本館(にほんかん)の前。クリーム色(いろ)のTシャツを着た男の子と来場した白い民族衣装を着て白いクーフィーヤをかぶった男性がインタビューに答える。
テロップ: UAE(ユーエーイー)国旗 来場者(UAE(ユーエーイー))
UAE(ユーエーイー)からの来場者の男性・英語: とてもすばらしいです。多くの優れた新しいアイディアがありました。 日本に感謝を伝えたいです。
映像説明: 屋外のステージ。黒い羽織を着た4人の男性が、台座に載ったさまざまな大きさの和太鼓を打ち、演奏している。
テロップ: 2021年12月11日
ナレーション: 鳴り響く和太鼓(わだいこ)。
映像説明: 黒い羽織を着た4人の男性が和太鼓を演奏する前で、白い上衣(じょうい)と黒い袴の道着を着た8人の男性が木刀を持ち合気道の演武を披露している。手前では、白い民族衣装を着て白いクーフィーヤをかぶった男性やスーツを着た男性、着物を着た女性など20人ほど人々が、間隔をあけて設けられた椅子に座り演武を眺めている。奥には、大小いくつもの円などがつながったベージュ色(いろ)の膜ファサードのドームの壁が見える。 黄色い襟元の赤い法被を着た30人ほどの小中学生が、民謡のソーラン節をアレンジした踊りを披露している。 白い民族衣装を着て白いクーフィーヤをかぶった男性や紺色のアバーヤを着た女性、スーツを着た男性など数人の人物が椅子に座りパフォーマンスを眺めている。 設置されたベルトパーテーションの外から大勢の来場者がパフォーマンスを眺めている。
テロップ: ジャパンデー さまざまな催事を行い日本をPRする一日(いちにち)
ナレーション: 12月11日に開催されたジャパンデーでは、日本の文化や伝統を紹介するイベントが会場の各所でおこなわれ、広い万博会場が日本一色(にほんいっしょく)に染まった。
映像説明: 等間隔に樹木が植えられている白とグレーのしま模様の広い通路。黒い襟元の白い法被を着た人物や白いジャケットと黒いズボン、黒い帽子の日本館(にほんかん)のユニフォームを着て、6人1列で並んだ人々が歩いてくる。先頭を歩く6人が「JAPAN EXPO 2020 DUABI」のロゴ・シンボルマークと大阪・関西万博のロゴマーク、「JAPAN DAY 11th(イレブンス) December 2021」「EXPO2025」「OSAKA, KANSAI, JAPAN」などと書かれた横断幕を掲げ歩いている。日本館(にほんかん)のユニフォームを着た団体が、大阪・関西万博のロゴマークや日の丸の小旗(こばた)を振りながら、あとに続き歩いている。全員マスクをつけている。沿道にはマスクをつけた多くの来場者が手を振りパレードを眺めている。
ナレーション: 場内をめぐるパレードには、多くの国の人が参加し、盛り上がりを見せた。
映像説明: 白とグレーのしま模様の広い通路でのパレード。奥には、さまざまな建物や通り沿いに植えられた樹木が見える。白い上衣(じょうい)と黒い袴の道着を着て木刀を腰に差した団体や日本館(にほんかん)のユニフォームを着た団体が、日の丸の小旗(こばた)を頭上で振っている。黒い羽織を着た4人の人物が腰の位置に提げた和太鼓を打っている。全員マスクをつけている。
ナレーション: 実は、今回のドバイ万博における、日本館(にほんかん)とジャパンデーには、大きな使命がある。
映像説明: 日本館(にほんかん)の出入り口に向かう通路。マスクをつけ白いシャツに赤いネクタイを締め黒いスーツを着た男性がインタビューに答える。
サイドテロップ(画面右上にほぼ常時表示): UAE(ユーエーイー)からメッセージ 2025大阪へつなぐバトン
テロップ: 日本 中村 富安 政府代表
中村政府代表: それは2025年大阪・関西万博への橋渡しを行うことです。 大阪・関西万博には多くの国に参加していただきたいと思っています。
映像説明: 大型スクリーンが設置された展示場。大型スクリーンには、赤や青のいくつもの円が中央に集まり、「TEAM EXPO 2025」の文字が現れ、両端(りょうはし)には白や赤の大小の円が映し出される。 スクリーンの手前にある低い台に、大阪・関西万博の夢洲(ゆめしま)会場エリアの白い模型が展示されている。 首から提げたスマートフォンを手に持ちイヤフォンをつけた家族連れが展示を眺めている。
テロップ: 2,800万人
テロップ: 2兆円
映像説明: 20人ほどの来場者が、海の部分は水色、公園などの部分は緑色(みどりいろ)、会場を囲むように建っているリング状の建物を黄緑色(きみどりいろ)やオレンジ色(いろ)のグラデーションで表示した、大阪・関西万博の夢洲(ゆめしま)会場エリアの模型を眺めている。
ナレーション: 2025年4月、日本で開催される万博。来場者は2,800万人以上を目標に、経済波及効果はおよそ2兆円と試算されている。新型コロナですべてが停滞した世界にとっても、人々が前へ進む、大きな原動力となるはずだ。
映像説明: 雲が浮かぶ青空の下。翼を模したような屋根のUAE館(ユーエーイーかん)の外観。白とグレーのしま模様の通路には来場者の列ができていて、奥には大小いくつもの円などがつながったベージュ色(いろ)の膜ファサードのドームが見える。 UAE館(ユーエーイーかん)の前。グレーの壁に、外国の文字が組み込まれたような3重の円の白い立体看板が掲げられていて、隣にはゲートが見える。
ナレーション: そして、今回の開催国であるUAE(ユーエーイー)にとっても、大阪で行われる万博は特別なものであるという。
映像説明: 白い建物のそばに噴水がある一角。ハマディ儀典長がインタビューに答える。
テロップ: UAE館(ユーエーイーかん) フマイド・アル・ハマディ 儀典長
ハマディ儀典長・英語: 私たちが初めて参加したのが、1970年の大阪万博だったからです。
映像説明: UAE館(ユーエーイーかん)の一角。ひし形の模様のガラス窓に、「日本万国博覧会」の赤いシンボルマークが描かれ、水色の文字で「OSAKA 1970」と書かれた額が飾られている。隣にあるガラスケースの中には、「日本万国博覧会」の会場案内図の額やアブダビ館の白い模型などが飾られている。 円形の塔を中心に、放射状に大きさの異なる建物があり、端(はし)に正方形の塔が建つ白い模型。模型の壁にはカタカナで「アブダビ」と書かれた赤い立体文字看板が掲げられている。模型の隣には「EXPO 1970 OSAKA」と題され、英語などで説明が書かれたパネルが置かれている。
テロップ: 当時のアブダビ館の模型
ナレーション: 50年前、建国の直前に開催された大阪万博に、当時のアブダビ首長国が初参加したのだ。
映像説明: 「EXPO 70」や「日本万国博覧会 会場案内図」の文字がある地図が額に入れられている。各パビリオンがピンクや黄色(きいろ)で表示され、案内図のまわりには各国の国旗が掲載されている。アブダビ館から白い矢印が伸びていて、アブダビ首長国の国旗が表示されている。 「日本万国博覧会記念メダル」、「MEDA EXPO '70(エキスポ セブンティース」の文字がある金、銀、銅のメダルが額に入れられている。 白い建物のそばに噴水がある一角。ハマディ儀典長がインタビューに答える。
ハマディ儀典長・英語: 当時は自分たちが万博を主催できるなんて思ってもいませんでした。 今それが実現しました。私たちにとって大阪は特別な場所です。 初参加した場所であり、私たちの次の開催場所でもあります。 私たちが経験し学んだことの全てを日本の友人たちと共有することで、 大阪の成功につながれば、とてもうれしいです。
映像説明: 多くの鳥のデザインがあしらわれたパーゴラが設置された白とグレーのしま模様の広い通路でのパレード。マスクをつけ白い民族衣装を着て白いクーフィーヤをかぶった2人の男性が、UAE(ユーエーイー)の国旗を掲げ先頭を歩き、金色の装飾が付いた赤い服に黒いズボンを履き帽子をかぶった音楽隊が後ろに続き歩いている。 沿道の多くの来場者がスマートフォンで撮影をしたり、手を振ってパレードを眺めている。 赤い服を着てサンタ帽子をかぶった男女のマスコットが、マスクをつけオレンジ色(いろ)の服を着た男性が運転する黄色い車の後部に立ち、沿道に投げキッスをしたり手を振っている。車の両脇には、マスクをつけ水色の服や緑色(みどりいろ)の服を着てサンタ帽子をかぶった2人の女性が手を振りながら歩いている。 グレーの広い通りでの大阪・関西万博をPRするパレード。日本館(にほんかん)のユニフォームなどを着た6人の人物が、「JAPAN EXPO 2020 DUBAI」のロゴ・シンボルマークと大阪・関西万博のロゴマーク、「JAPAN DAY 11th(イレブンス) December 2021」「EXPO2025」「OSAKA, KANSAI, JAPAN」などと書かれた横断幕を掲げ先頭を歩き、日本館(にほんかん)のユニフォームを着た一行が後ろに続き歩いている。全員マスクをつけている。
ナレーション: 絶え間なく進化し続ける科学や技術で、世界がつながる、万国博覧会。日本で初の開催となった1970年の大阪万博から、2025年の大阪・関西万博へ、過去から未来へとそのバトンをつないでいく。
映像説明: 薄い黄緑色(きみどりいろ)を基調としたコンピューターグラフィックスの背景画。緑を基調とした、中が空洞になった地球儀が回転している。
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11月14日(予定)
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