南アフリカで売れている日本の工芸品

2021年09月02日

日本から遠く離れた南アフリカ。その第二の都市ケープタウンに、工芸品など日本のモノを専門に扱うショールームがオープンした。店内には、匠の技で作られた和包丁や備前焼の陶器などが並ぶ。さらに、食器などの陶器を専門に扱う店では「七輪」が人気だという。南アフリカで日本のモノが売られる背景を探った。

(8分33秒)

テキスト解説を読む

テキスト解説:視覚障害のある方のための文字おこしテキストです。

映像説明: ジェトログローバルアイオープニングタイトル。 フランス・パリのエッフェル塔や凱旋門、アニメキャラクターのコスプレをした20代くらいの海外の女の子や、渋谷のスクランブル交差点の写真など、世界中の12枚の写真が画面の奥から飛び出してくる。水色を基調としたコンピューターグラフィックスの背景に、中が空洞になった緑色(みどりいろ)の地球儀が回転しながら現れる。画面右側で地球儀が回転し、左側に紺色の文字で「世界は今 JETRO Global Eye(ジェトロ グローバル アイ)」と書かれたタイトルテロップが表示される。

映像説明: スタジオ。横長の背景モニターに緑色(みどりいろ)を基調とした地球儀と「世界は今 JETRO Global Eye(ジェトロ グローバル アイ)」のロゴが映し出されている。前方にも小さいモニターが置いてあり、高いところから見下ろした港の街並みが映し出されている。モニターの左側、スタジオ中央に女性キャスターが座っている。水色の模様が入った白いブラウスを着て水色のスカートをはいている。

女性キャスター: 世界は今、ジェトログローバルアイ。

映像説明: 薄い黄緑色(きみどりいろ)のモニターを背景に、画面の左側に女性キャスターが座っている。右側に小型モニターがあり、グレーの背景に日本と南アフリカがオレンジ色(いろ)で示された世界地図の白地図が映し出されている。日本から南アフリカに向かうオレンジ色(いろ)の矢印の横に「日本と南アフリカの距離 1万4,000キロ」と書かれている。続いて白い壁の室内で、壁際にある白い棚や並べて置かれた木目の長机(ながづくえ)の上に皿や湯飲みなどが陳列されている様子、グレーの壁の室内で、中央に置かれた長机(ながづくえ)や壁際の棚にさまざまな種類の皿や器、七輪(しちりん)が並べられ、奥のほうの仕切りの壁の上部に力士のイラストが描かれている様子が映し出されている。女性キャスターが話を続ける。

テロップ: 江連 裕子(えづれ ゆうこ)

江連(えづれ)キャスター: 日本から直線距離にして、およそ 14,000kmも離れた南アフリカに日本の工芸品専門店があると話したら、皆さんは信じられますか。実は本当にあるんです。なぜ南アフリカの地で、日本の工芸品が売られるようになったのか、その経緯と今を探りました。

テロップ: 南アフリカで売れている日本の工芸品

映像説明: 青空の下。高いところから見下ろした港の街並み。画面左下の四角い枠に南アフリカの地図。南アフリカは緑色(みどりいろ)で示され、南西の海沿いに位置するケープタウンが赤い星印で示されている。 青空の下。港の風景。港にはヨットや船舶が停泊しており、対岸には港湾施設の建物が建っている。遠くには高い山が見える。

サイドテロップ(画面右上にほぼ常時表示): 日本好き(にほんずき)のオーナーが開設 工芸品のショールーム

ナレーション: アフリカ大陸の南端に位置する南アフリカ。その第2の都市、ケープタウン。港湾都市として栄え、現在も440万の人が暮らしている。

映像説明: 明るい空の下。ビルの外壁に黒で富士山や植木ばさみのイラスト、「WAZA JAPAN LABO」の文字とロゴなどが描かれた白い突き出し看板が掲げられている。 白い壁の室内。壁際の白い棚にすしげたなどが並べられ、壁に設置されたモニターにはすしげたにすしが盛られた写真が映し出されている。3台ほどの木目調の長机(ながづくえ)が並べて置かれていて、皿や湯飲み、大工道具などが置かれている。

テロップ: WAZA Japan Labo 日本の商品を扱うショールーム

ナレーション: そこに2020年3月に誕生したのが、工芸品など、日本のモノを専門に扱うショールームだ。

映像説明: 目の粗いグレーの生地が敷かれた木目の机の上。「Kakuri」「登録商標 角利(かくり)」などと書かれたカンナや木づちと金づちが並べて置かれている。

ナレーション: 大工道具や

映像説明: グレーに細い白のしま模様の布が敷かれた机の上。出刃包丁が2本、木製の包丁スタンドに飾られている。

ナレーション: 出刃包丁、

映像説明: 白い棚の上。黒い階段状の飾り台に白やベージュ、黄緑色(きみどりいろ)の湯飲みが並べて置かれている。

ナレーション: 湯飲みなど、職人が手がけた品物が並ぶ。

映像説明: 白い壁のショールームの一角。奥の窓から太陽光がさし込んでいる。壁際の白い棚や木目調の棚に湯飲みや急須などが置かれ、ワゴンにはダンボール箱などが置かれている。グレーのジャケットを着て眼鏡をかけた外国人男性と紺色の法被を着た外国人男性が大きなダンボール箱を抱えながら室内に入ってきて、木目調の棚の前にダンボール箱を置く。

ナレーション: この日、ちょうど、日本から荷物が届いた。

映像説明: 開けられたダンボール箱の上で、グレーのジャケットを着た外国人男性がこげ茶色(こげちゃいろ)の革製のさやから柄がこげ茶色(こげちゃいろ)のナイフを抜き出す。 ダンボール箱に大量に入った柄がベージュ色(いろ)で、先が銀色の熊手を1つ取り出す。

ナレーション: 中から出てきたのは、ナイフや園芸用品。

映像説明: グレーの服を着て眼鏡をかけた外国人男性が、木目調のさやから包丁のようなものを出したあと、透明のケースにしまいながら笑顔で確認している。

テロップ: WAZA ボサ・クルーガー オーナー

ナレーション: 無事に届いた品物を見て、ホッと笑みを浮かべているのが、オーナーのクルーガーさん。

映像説明: 白い壁のショールームの一角。壁際の棚には湯飲みや調理器具などが置かれており、壁のコルクボードには日本地図(にほんちず)や写真などが貼られている。クルーガーオーナーと紺色の法被を着た外国人男性が、ワゴンの上に置いた大きなダンボール箱を開け、中身を確認している。 チャック付きの薄い茶色のパッケージの商品を手に持ちながら、クルーガーオーナーが話をしている。

ナレーション: 日本を旅行することが好きで、旅先で見つけた品々(しなじな)を南アフリカの人に薦めたいと、始めたビジネスだ。

映像説明: 白い壁のショールームの一角。壁際の棚には湯飲みや調理器具などが置かれている。クルーガーオーナーがインタビューに答える。

クルーガーオーナー・英語: 日本の商品を南アフリカに輸入しています。 デザインや品質、匠の技や頑丈さを紹介するために始めました。

映像説明: 「WAZA Japan Labo」のウェブサイト。画面右側には、白い壁のショールームの写真。黒いフレームに置かれた木目調の天板にコップや皿などが並べられていて、奥には座卓の前に座っている人物がぼんやりと見える。表示されている写真が、火花が出ている黒い機械の前で紺色のシャツを着た人物が作業をしている様子に切り替わる。写真部分には「WAZA Online Shop」などの文字がある。下にスクロールすると、包丁や青やシルバーの工具箱(こうぐばこ)、瓶詰めのジュースなどの商品の写真が掲載されている。商品の下には商品名や値段が書かれている。画面左側には「和」の文字があるロゴと、「WAZA」の文字、サイトのメニューが表示されている。

ナレーション: 日本のモノを売り始めたのは6年前。当時は、オンラインやイベントなどで販売していた。

映像説明: 木目調の机の上に目の粗いグレーの布が敷かれ、その上に木製の柄のせんていばさみが2本、置かれている。 薄いグレーの棚の上。墨で一筆書きをしたような模様が描かれた白い丸皿が木製のスタンドに飾られている。後ろには墨で描いたような模様があるアイボリー色(いろ)の大きな長方形の陶器が飾られている。 グレーの細い白のしま模様の布が敷かれた机の上に、種類の異なる違う包丁が4本、木目製の包丁スタンドに飾られている。

ナレーション: 事業が軌道に乗ったことで理解を深める機会を作りたいと、直接、手に取ってもらえるこのショールームを開設した。

映像説明: 白い壁のショールームの一角。濃い木目のマガジンラックにさまざまな書籍が15冊並べられている。 白いカバーに黒い文字で「日本茶(にほんちゃ)」と書かれたタイトルと、湯飲みで茶を飲む仕草のイラストが描かれた書籍などが置かれている。

ナレーション: 店の中には、日本に関連した書籍を読むスペースも。図書館をイメージしたものだという。

映像説明: 白い壁のショールームの一角。窓から太陽光がさし込んでいる。高床式の畳に座卓が置かれ、4人の外国人男女が正座をしている。手前の木目の長机(ながづくえ)の上に置かれた透明の飾り台には湯飲みや皿などが並べられている。右奥には本が並べられたマガジンラックがあり、その横には観葉植物が置かれている。

ナレーション: さらに、文化を疑似体験できるワークスペースも確保した。

映像説明: 白い壁のショールームの一角。壁際の棚には木製のスタンドに飾られた墨で一筆書きをしたような模様が描かれた白い丸皿や墨で描いたような模様があるアイボリー色(いろ)の大きな長方形の陶器、すしげたなどが置かれている。4人の外国人男女が、茶道具などが置かれている木目調の座卓を囲み、正座をしている。紺色の法被を着た外国人男性が頭を下げながら挨拶をする。黒い布を頭に巻き黒いジャケットを着た外国人女性、グレーのジャケットを着て眼鏡をかけた外国人男性、ベージュ色(いろ)のジャケットを着て黒い帽子をかぶった男性が同じように頭を下げる。黒い布を頭に巻き黒いジャケットを着た外国人女性が質問をして、紺色の法被を着た外国人男性が説明をする。

紺色の法被を着た外国人男性: いただきます。

黒い布を頭に巻き黒いジャケットを着た外国人女性・英語: なんて言ったの?

紺色の法被を着た外国人男性・英語: 「いただきます」の意味は、食事を楽しみましょう。 イタリア語のボナペティート(召し上がれ)という意味です。

映像説明: 白い壁のショールームの一角。紺色の法被を着た外国人男性が、木目調の座卓の上で茶こしを使い、茶しゃくで茶碗に抹茶を入れる。 紺色の法被を着た外国人男性が茶せんを手に持ちながら、3人の外国人男女に説明をしている。

ナレーション: これから日本へ行きたい人や、関心のある人が膝を突き合わせて、学べる場所を提供している。

映像説明: 白い壁のショールームの一角。窓から太陽光がさし込んでいる。壁際にはたくさんの本が並んだ本棚やマガジンラックがあり、観葉植物が飾られている。4人の外国人男女が木目調の座卓を囲み正座をして、茶碗を両手で包み込むようにして持っている。紺色の法被を着た外国人男性が説明しながらおじぎをして挨拶をすると、続くように黒い布を頭に巻き黒いジャケットを着た外国人女性、グレーのジャケットを着て眼鏡をかけた外国人男性、ベージュ色(いろ)のジャケットを着て黒い帽子をかぶった男性がおじぎをして挨拶をする。全員、両手で茶碗を口に運び抹茶を楽しむ。紺色の法被を着た外国人男性が感想を聞き、黒い布を頭に巻き黒いジャケットを着た外国人女性が感想を言う。

紺色の法被を着た外国人男性・英語: おじぎをしてください。 次に「いただきます」と言い、 抹茶を味わいます。 お味はいかがですか?

黒い布を頭に巻き黒いジャケットを着た外国人女性・英語: おいしいです。

映像説明: 高いところから見下ろしたケープタウンの港の街並み。 白い壁のカフェの中。左側の窓から太陽光がさし込んでいる。奥の壁には赤の白抜き文字で「甘い」や赤い文字で「kawaii」などと書かれ、さまざまなイラストが描かれた白いパネルが飾られている。壁際やカウンターの上には観葉植物が置かれている。木目調のテーブルやカウンターがあり、3人の外国人男女がそれぞれ本を読んだり、飲み物を飲みながらくつろいでいる。

サイドテロップ(画面右上にほぼ常時表示): 日本が近くに! 南アでひそかなブーム

テロップ: 人口 5,962万

ナレーション: その南アフリカ、国土は日本の3倍、およそ6,000万の人が暮らしている。

映像説明: 白い壁の店内。木目調の格子で仕切られ、木目調のテーブルと長椅子が設けられている。テーブルごとに薄いグレーの壁にポスターやネオン文字などがある。紺色の背景にピンクの縁取り文字(ふちどりもじ)で「原宿」、その下に小さくピンク色の文字で「女子」と書かれ、和傘(わがさ)を差し、腰に日本刀(にほんとう)を携え、紫色の制服の上に黄色いジャンパーを着た女性のイラストが描かれたポスターがある。その前に設けられたテーブルには料理が盛りつけられた皿や取り皿(とりざら)が置かれ、デニムのシャツを着た外国人男性とデニムのジャケットを着た外国人女性が向かい合って座り、会話を楽しんでいる。木目調の仕切りの奥のテーブルには外国人女性が座っている。さらに奥のスペースの壁には「鳥居」のオレンジ色(いろ)のネオン文字がある。 店内の一角。奥の窓から太陽光がさし込んでいる。「原宿女子」のポスターがあるテーブルの上には料理が盛り付けられた皿などが並んでいる。デニムのシャツを着た外国人男性が、白い取り皿(とりざら)に取り分けた料理を箸で口に運んでいる。

テロップ: 1人当たりGDP 2020年 南アフリカ 5,067ドル 出所:IMF

ナレーション: 1人当たりのGDPは5,000ドルほどだが、購買力のある人も少なくない。

映像説明: 店内の一角。壁際にはカウンターと椅子が設けられている。壁には紺色の背景に富士山などを模した絵が描かれ、中央に黒い透かし飾りがあり、オレンジ色(いろ)の「鳥居」のネオン文字が飾られている。壁の左側には黄色い文字で「いらっしゃいませ」と書かれている。左奥のスペースの壁には昭和を思わせるような日本のポスターがたくさん貼られている。手前にあるL字のカウンターの上にメニューが書かれた黒板が立てかけられている。 店内の一角。木目調の格子で仕切られ、木目調のテーブルと長椅子が設けられた席。薄いグレーの壁に紺色の背景にピンクの縁取り文字で「原宿」、その下に小さくピンク色の文字で「女子」と書かれ、和傘(わがさ)を差し、腰に日本刀(にほんとう)を携え、紫色の制服の上に黄色いジャンパーを着た女性のイラストが描かれたポスターがある。 店内。テーブルや椅子が設けられていて、奥の窓から外の通りが見えている。左手前にはオレンジ色(いろ)の文字で「映画ファン」と書かれ、女性の絵が描かれた昭和を思わせるようなポスターなどが貼られている。

テロップ: 南アフリカからの訪日人数 2011年 → 2019年 3,942人 → 19,543人 出所:日本政府観光局(にほんせいふかんこうきょく)

ナレーション: そうした層を中心に日本を旅行する人が増えてきた。旅での体験を通じて、より本物を求める傾向が強まっている。

映像説明: 白い壁の店内。木目調の格子の前でグレーのチェック柄のジャケットを着て眼鏡をかけた男性が話をしている。

テロップ: 来店客

ナレーション: レストランで食事をしていた男性も…。

映像説明: 白い壁の店内。木目調の格子の前でグレーのチェック柄のジャケットを着て眼鏡をかけた男性がインタビューに答える。

来店客・英語: 2年前、ラグビーワールドカップの際に日本に行ったんだよ。 食事もレストランもすばらしかった。 この店は、本物に近い日本食が食べられるからね。

映像説明: 歩道沿いに建つガラス張りのレストラン。店の前には植木鉢が置かれている。上部の窓部分が開けられており、太陽光がさし込む店内に4人ほどの外国人男女が座っている。店の前のひさしに黒いフレームで白地に黒い文字で「SEA POINT THREE WISE MONKEYS RAMEN.SUSHI.POKE」などと書かれたつり下げ看板がある。 「SEA POINT THREE WISE MONKEYS RAMEN.SUSHI.POKE」のつり下げ看板のアップ。

ナレーション: ケープタウンには日本食を提供するレストランが多くある。

映像説明: 店内。奥にはちゅう房があり、上部の黒いボードには白いインクで猿のイラストが描かれている。黒の木目調のカウンターにラーメンや皿に盛られた料理が並べられている。黒いジャケットを着た外国人女性とベージュ色(いろ)のジャケットを着た外国人男性が食事をしている。

テロップ: ケープタウン 日本食(にほんしょく)レストランの数 211軒 出所:Zomato

ナレーション: グルメサイトに掲載されているだけでもおよそ200軒。

映像説明: 黒の木目調のカウンターの上。青い模様が描かれた白い皿に、のりの上に丸められたシャリとサーモンが盛られていて、そばにはしょうがとわさびが添えられている。 黒いジャケットを着た外国人女性が料理を箸で口に運んでいる。奥の厨房の手前の上部に黒いボードがあり、白いインクで目を手で覆う猿、耳を手で押さえる猿、口を手で押さえる猿のイラストが描かれている。

ナレーション: こうした店が日本製(にほんせい)の食器や調理道具を購入していく。

映像説明: 白い壁のショールームの一角。壁のコルクボードに日本地図(にほんちず)や写真などが貼られている。クルーガーオーナーが笑みを浮かべながら、銀色の包みをそばにいる人物に渡す。

サイドテロップ(画面右上にほぼ常時表示): 日本の工芸品を海外へ TAKUMI NEXTとは

ナレーション: 日本の工芸品をこよなく愛するクルーガーさん。

映像説明: 6分割された画面。クルーガーオーナーを含む、7人の男女が映し出されている。クルーガーオーナーが話をし、黒いジャケットを着た男性や黒い服を着た女性がうなずく様子が映し出されている。

テロップ: TAKUMI NEXT 主催:ジェトロ

ナレーション: 新しい品物を調達しようと、去年、参加したのがオンラインでの商談会。

映像説明: インスタグラムの画面。フィルター加工が施された商品などが掲載された画面を下にスクロールする様子を背景に、白い台の上に置かれた木製で中が空洞で多面体の製品の写真、グレーの壁の室内でベージュ色(いろ)の机の上に取っ手がある黒いキャンドルスタンドに火がともったろうそくが置かれている写真、白い台の上に持ち手(もちて)がオレンジ色(いろ)で太さや長さが違う3本の筆の写真が順々に映し出される。それぞれ写真の右側に英語で文章が書かれている。 白い壁の室内。木目調の格子のついたてがある高床式の畳の上に、座椅子や和柄の小さな二枚屏風(にまいびょうぶ)などが置かれている。水色のシャツの上に紺色のジャケットを着た男性が高床式の畳に腰掛け、話をしている。

テロップ: ジェトロ デジタルマーケティング課 山本 翔太

ナレーション: これは、海外バイヤーと日本の匠の技を持つ企業をマッチングさせるためのもので、海外販路の開拓が目的だ。その担当者は…。

映像説明: オフホワイトの壁の室内。木目調の格子のついたてがある高床式の畳の上に、座椅子や和柄の小さな二枚屏風(にまいびょうぶ)などが置かれている。山本が高床式の畳に腰掛け、インタビューに答える。 6分割された画面。クルーガーオーナーを含む7人の男女が映し出されている。黒い服を着た女性が話をし、グレーのシャツを着て眼鏡をかけた男性や黒いジャケットを着た男性、白いセーターを着て眼鏡をかけた男性がうなずく様子が映し出されている。 インスタグラムの画面。WAZA JAPAN LABO」ページ。下にスクロールされていくと、包丁やはさみ、こけ玉、建物などに雪が積もっている景色、草履などの写真が映し出される。 オフホワイトの壁の室内。木目調の格子のついたてがある高床式の畳の上に、座椅子や和柄の小さな二枚屏風(にまいびょうぶ)などが置かれている。山本が話を続ける。

山本(ジェトロ デジタルマーケティング課): コロナ禍において、時間的、空間的な、あのコストっていうのが非常に下がっている。 で、オンライン化が、あのバイヤーでも企業側でも進みましたので、 直接つながりをする、生むことができるっていうような時代になっているというところが、 より全世界にいろんな方々いらっしゃいますので直接訴求していくことができるっていうことは 非常にチャンスかなと思ってます。

映像説明: グレーの壁の工場(こうば)の中。奥の上部にある窓から太陽光がさし込んでいる。紺色のポロシャツを着た男性が、高さが等間隔の白い棚にグレーの器を置いている。 紺色のポロシャツを着た男性が白い花瓶のようなものが10個、1列に並べられた細長い板を木材で組まれた台の上に移動させる。両側にはレンガの上に高さが等間隔の白い棚があり、白いカップのようなものやグレーの器がたくさん並べられている。奥には銀色の機械が設置されている。

ナレーション: クルーガーさんと取り引きを始めた有田焼の窯元は、オンラインでビジネスが進んでいく現状に驚いていた。

映像説明: 室内。木目調の壁の前で紺色のポロシャツを着た男性がインタビューに答える。(Zoomのビデオ通話)

テロップ: 久保田稔製陶所(くぼたみのるせいとうしょ) 久保田 剛 社長

久保田社長: まさか、アフリカの企業さんと取引になるとは思ってもいませんでした。 リモートで商談をして、それが成約につながって、商品がアフリカまで届くということは 非常にこう、すごいことだなと感じております。

映像説明: インスタグラムの画面。フィルター加工が施された商品などが掲載された画面を下にスクロールする様子を背景に、画面左側には濃淡のあるグレーの机の上に柄が木製で先が薄いグレーのスコップや熊手、キリと緑の葉が添えられた写真、画面右側には木目の机の上に取っ手がついた白いドリッパーに黒いフィルターが載せられた写真が映し出されている。

ナレーション: クルーガーさんが取り扱うことを決めたのが、園芸用のスコップと陶器製のコーヒーフィルター。どちらも伝統の技を生かし、スタイリッシュにデザインされたものだ。

映像説明: 白い壁のショールームの一角。奥の窓から太陽光がさし込んでいる。クルーガーオーナーがナイフを使ってダンボール箱を開けている。

ナレーション: 今、南アフリカでは、実用的でオリジナリティーのある商品が求められているという。

映像説明: 白い壁の室内。クルーガーオーナーがインタビューに答える。(Zoomのビデオ通話)

クルーガーオーナー・英語: ビジネスを始めたときは、伝統的な商品を探していました。 今、求めているのは、新しい概念の商品です。

映像説明: 明るい空の下。歩道沿いに1階がガラス張りの店やアーチ状の出入り口と窓がある店などが建ち並んでいる。3人の外国人男性がガラス張りの店の前のベンチに座り、話をしている。店の前を外国人男性が歩いている。

サイドテロップ(画面右上にほぼ常時表示): 南アで七輪(しちりん)が人気 その理由とは?

テロップ: 南アフリカ ケープタウン

ナレーション: ケープタウンにはクルーガーさんのほかにも、食器など、日本の家庭用品を専門に扱う店がある。

映像説明: 店のガラス窓に白い文字で「SETAMONO JAPANESE HOMEWARE(セタモノ ジャパニーズ ホームウエア)」と書かれ、白い文字の上部に筆で描いたような赤い丸が描かれている。

テロップ: SETAMONO

ナレーション: それが、SETAMONO。

映像説明: グレーの壁の店内。奥の仕切りの壁の上部には3人の力士のイラストが描かれている。中央に設けられたこげ茶色(こげちゃいろ)の長机(ながづくえ)や壁際のこげ茶色(こげちゃいろ)の棚に、さまざまな種類の皿や器が重ねて置かれている。右の壁際の木目調の机の上にはさまざまな種類の七輪(しちりん)が並べられている。 濃い木目調の棚の上。こげ茶色(こげちゃいろ)や白い皿などが重ねて置かれている。

ナレーション: これまでは、業務用を中心にレストランやホテルに卸してきた。

映像説明: グレーの壁の店内。壁際の黒いフレームに木目調の棚板(たないた)がある棚には、さまざまな種類の器や皿が重ねて置かれている。グレーのシャツを着て紺色のキャップをかぶった外国人男性がインタビューに答える。

テロップ: SETAMONO ダリン・モリスビー 社長

モリスビー社長・英語: クライアントの90%が、日本食(にほんしょく)レストラン以外の方(かた)です。

映像説明: グレーの壁の店内。壁際にある黒いフレームに木目調の棚板(たないた)がある棚には、さまざまな種類の皿や器などが重ねて置かれている。 白い机の上。取っ手にベージュ色(いろ)のつるが巻かれていて、胴の上部が灰色で表面が波打っている、やや黒みを帯びた青い急須、下部がやや白くなっている黒い湯飲み、飲み口の部分が白の茶色い湯飲みなどが置かれている。

ナレーション: 主な顧客は、地元のイタリアンレストランやギリシャ料理店。料理の個性を引き出すアイテムとして購入していくという。

映像説明: 濃い木目調の棚の上。上部に金属製の網が載せられ、四方に黒い文字で縦書きの日本語が書かれた白い小型の七輪(しちりん)が置かれている。

テロップ: 七輪(しちりん)

ナレーション: この店で、今、人気なのが卓上で使える小型の七輪(しちりん)。

映像説明: グレーの壁の店内。奥の仕切りの壁の上部には3人の力士のイラストが描かれている。中央に置かれたこげ茶色(こげちゃいろ)の長机(ながづくえ)や壁際にある黒いフレームで こげ茶色(こげちゃいろ)棚板(たないた)の棚にはさまざまな種類の皿や器が重ねて置かれている。右の壁際にある木目調の机の上には、さまざまな種類の七輪(しちりん)が並べられている。手前の木目の机の上には、上部に金属製の網が載せられ、四方に黒い文字で縦書きの日本語が書かれた小型の白い七輪(しちりん)や箸が置かれた藍色の皿、模様がある青い小鉢が並べられている。

ナレーション: 個人で買っていくお客が増えている。

映像説明: グレーの壁の店の一角。奥の窓から太陽光がさし込んでいる。木目の机の上に、上部に金属製の網が載せられ、四方に黒い文字で縦書きの日本語が書かれた小型の白い七輪(しちりん)や箸が置かれた藍色の皿、模様がある青い鉢が並べられている。机の両脇には赤と白のクッションが置かれた生成り色(きなりいろ)の椅子が置かれている。モリスビー社長が四方に黒い文字で縦書きの日本語が書かれた小型の白い七輪(しちりん)の上に載せた金属製の網を置き直している。 作業をするモリスビー社長のアップ。 小型の白い七輪(しちりん)の上に金属製の網を載せ直している様子。

ナレーション: その理由が、新型コロナウイルスの感染拡大によって家で過ごす時間が増えたことだ。七輪(しちりん)を使って自宅でバーベキューをするのだという。

映像説明: 白を背景に、七輪(しちりん)を取り上げた現地の新聞が映し出されている。 七輪(しちりん)で肉や野菜を焼いている写真2枚が掲載され、横に英語で説明が書かれている。(Sunday Times(サンデー タイムス) 2021年2月28日の記事)

ナレーション: 現地のニーズと日本らしさ(にほんらしさ)がマッチし、地元の新聞でも大きく取り上げられた。

映像説明: グレーの壁の店内。奥の窓から太陽光がさし込んでいる。壁際にある黒いフレームで濃い木目調の棚板(たないた)がある棚には、さまざまな種類の皿や器などが重ねて置かれている。左の手前の棚の下段には炭がたくさん入った木箱などが置かれている。モリスビー社長が椅子に座りインタビューに答える。 壁に設置された濃い木目調の板の上に白やオレンジの長方形の七輪(しちりん)が置かれている。上段の板には黒くて丸いツボのような陶器が置かれている。 濃い木目調の長机(ながづくえ)の上。表面が波打った、だ円形(だえんけい)の白い皿や模様がある薄いベージュ色(いろ)の丸い皿など、さまざまな種類の皿や小鉢が並んでいる。 グレーの壁の店内。モリスビー社長が椅子に座り、話を続ける。

モリスビー社長・英語: テーブルグリル(七輪(しちりん))は、とても人気があります。 日本には南アフリカにない商品がたくさんあります。機能的なだけでなく、見た目も美しいものです。

映像説明: SETAMONOのウェブサイト。画面の左右に放射線状に模様が入った青や白い器があり、あいだには濃い茶色の角皿(かくざら)の上に白い花と緑の葉が置かれていて、中央に白い文字で「MODERN JAPANESE」とある写真が表示されている。下にスクロールすると、茶色いテーブルに、オレンジ色(いろ)の長方形の七輪(しちりん)やワイングラス、料理が盛られた小皿が置かれていて、奥には食事をしている人物が写った写真が表示される。画面の左側には「ABOUT US」の文字と英語で説明が書かれている。続いて、画面左側にグレーのテーブルの上に3種類の皿が並べられ、そばにナイフとフォークが置かれている写真、画面中央に四方に黒い文字で縦書きの日本語が書かれた小型の七輪(しちりん)で肉が焼かれている写真、画面右側にグレーのテーブルの上に料理が盛られた器から料理を取り分けている写真が表示される。3枚の写真の上部にはそれぞれ英語で説明が書かれている。さらに下にスクロールすると、オーガニックのスポンジ、瓶詰の「柚子胡椒(ゆずこしょう)」や「ゆず塩」など、さまざまな商品の写真と価格が表示される。

ナレーション: 南アフリカで日本の商品の市場を開拓してきたモリスビーさん。今後は、オンラインを活用して個人向けにも力を入れていきたいという。

映像説明: グレーの壁の店内。奥の窓から太陽光がさし込んでいる。壁際にある黒いフレーム で濃い木目調の棚板(たないた)がある棚には、さまざまな種類の皿や器などが重ねて置かれている。左の手前の棚の下段には炭がたくさん入った木箱などが置かれている。モリスビー社長が椅子に座りインタビューに答える。 透明の板越しに見た店内。奥でモリスビー社長が作業をしている。 グレーの壁の店内。奥の窓から太陽光がさし込んでいる。壁際にある黒いフレームで濃い木目調の棚板(たないた)がある棚には、さまざまな種類の皿や器などが重ねて置かれている。胸元に赤いラインが入ったグレーの服を着て眼鏡をかけた男性が棚にある器に触れながら見ている。モリスビー社長が中央の長机(ながづくえ)の上に置かれた盆栽の枝を触り、眺めている。 グレーの壁の店内。奥の窓から太陽光がさし込んでいる。壁際にある黒いフレームで濃い木目調の棚板(たないた)がある棚には、さまざまな種類の皿や器などが重ねて置かれている。モリスビー社長が中央に置かれた長机(ながづくえ)のそばに立ち、急須の取っ手を胴の上部が灰色で表面が波打っている、やや黒みを帯びた青い急須に取り付けている。出入り口のオレンジ色(いろ)ののれんをくぐり、人物が店内に入ってくる。グレーの壁の店内。モリスビー社長が話を続ける。

モリスビー社長・英語: オンラインで関心を持ったお客が、実際に店に来てくれます。 そこで他の(ほかの)商品にも興味を持つ。これが重要です。 ビジネスの規模は大きくはありませんが、アフリカでは期待以上に成功しています。 商品や品質のことを、より多くの人に知ってもらい、売り上げを伸ばしていきたいです。

映像説明: スタジオ。画面左側には江連(えづれ)キャスターが写り、右側にはモニターが設置されている。モニターには、久保田稔製陶所(くぼたみのるせいとうしょ)の工場(こうば)の中、棚には白い器などがたくさん並べられ、男性が白い花瓶のようなものを10個、1列に並べた長い板を木材で組まれた台に移動させている様子、白い花瓶のようなものを1つずつ手に取り、確認している様子が映し出されている。江連(えづれ)キャスターが話をする。

江連(えづれ)キャスター: 歴史や風土の中で受け継がれてきた匠の技が新たな市場を切り開いていました。こうした日本の工芸品の価値が、さらに深まっていくことを期待します。

映像説明: 薄い黄緑色(きみどりいろ)を基調としたコンピューターグラフィックスの背景画。緑を基調とした、中が空洞になった地球儀が回転している。

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