羽ばたけ! 日本のアーティスト ‐世界が求める音楽コンテンツ‐
2020年12月18日
「世界は今」のアクセシビリティ対応について
ジェトロ・ウェブアクセシビリティ方針に基づき、「世界は今」では次のような取り組みを行っています。
- 聴覚障害をお持ちの方向け
- 字幕キャプションを用意しています。動画コントロールバーで字幕をオンにしてご利用ください。ただし、Internet Explorerでは文字体裁が崩れるため、 Google ChromeやFirefoxのご利用を推奨します。
- 視覚障害をお持ちの方向け
- 動画の内容をテキストに起こした「テキスト解説」をご利用ください。動画の次にテキスト解説を表示させるリンクがあります。
近年、日本人アーティストは、楽曲やパフォーマンスで世界に認められつつある。シンガポールでは、日本語で歌うアニメソングが観客の心をつかみ、タイの首都バンコクでは、4人組ロックバンドが、そして、バルト三国の一つ、リトアニアでは、女性アーティストが多く観客を魅了しているという。今、世界でどのような日本のアーティストが求められているのか、取材した。
(12分22秒)
テキスト解説:視覚障害のある方のための文字おこしテキストです。
映像説明: ジェトログローバルアイオープニングタイトル。 薄い青を基調としたコンピューターグラフィックスの背景画。 世界地図の上で回転する、中が空洞になった地球儀から、もうひとつ地球儀が飛び出す。 拡大表示された地球儀の横にタイトルが現れる。 「世界は今 ジェトログローバルアイ」
映像説明: スタジオ。地球儀と世界地図の画像をバックに、女性キャスターが入ってくる。 タイの付いた赤いワンピースを着ている。
テロップ: 八木 ひとみ(やぎ ひとみ)
八木(やぎ)キャスター: 世界は今、ジェトログローバルアイ。 日本ではまだ知られていないアーティストでも、楽曲やパフォーマンスが認められ、海外で成功している例があります。今、海外市場で求められている楽曲やアーティストとは、どのようなものなのでしょうか。
テロップ: 羽ばたけ! 日本のアーティスト ‐世界が求める音楽コンテンツ‐
映像説明: ホールの中。ステージがほのかな青い照明に照らされている。正面の壁にはアルファベットで「I love anisong(アイ ラブ アニソン)」と書かれたロゴが描かれている。「love」の部分はピンクのハートのマークになっている。ステージが明るくなり4人グループのバンドが演奏を始める。青いラメ入りのブラウスを着てマイクを手にした女性が身ぶりを交えて観客に話しかける。客席では大勢の人がペンライトを振っている。 ラメ入りのブラウスを着た女性が歩きながら笑顔で歌っている。 チェックのシャツに紺のベストを着た男性がステージで手をたたき、飛びはねている。(C3AFA(シースリーアファ) Singapore 2019 Committee (C) SOZO Pte Ltd(ソウゾウ プライベートリミテッド))
テロップ: 2019年11月 C3AFA(シースリーアファ) Singapore 2019
テロップ: fhána(ファナ)
ナレーション: オープニングから熱狂的な盛り上がりを見せるライブ会場。演奏しているのは、数々(かずかず)のアニメ主題歌を手がけている、日本の音楽グループ、fhána(ファナ)だ。
映像説明: 画面左下の四角い枠に東南アジアの地図。シンガポールはマレー半島の先に浮かぶ島国で赤い星印で示されている。マレーシアは海を隔ててシンガポールに接している。 ラメ入りのブラウスを着た女性が体を揺らしながら笑顔で歌っている。 マイクを手にしたチェックのシャツに紺のベストを着た男性がステージで腕を振り、声を上げている。 黒い柄物の上着を着た男性がギターを弾いている。 ラメ入りのブラウスを着た女性が体を揺らし、ペンライトを振る観客にマイクを向けている。
ナレーション: 実は、このライブイベントの開催地はシンガポール。歌詞は日本語だが、言語の壁を越えて聴衆の心をわしづかみにする。
映像説明: 別のステージ。明るく照らされた壇上に、バンドのメンバーやテレビカメラを構えた男性が立っている。たくさんの人がステージの前に集まっている。画面左下の四角い枠に東南アジアの地図。タイはインドシナ半島とマレー半島に位置している。バンコクは国の中央部にある海に近い都市で赤い星印で示されている。 ベージュの上着を着てギターを抱えた男性がマイクの前で歌っている。 観客が手を挙げて拍手をする。 客席が黄色(きいろ)や青のライトで照らされる。
テロップ: 2018年11月 CAT EXPO 5
ナレーション: 一方、こちらは、タイの首都バンコクで開催された音楽フェス。
映像説明: ステージの壁に揺らめく朱色の渦が映っている。 ストライプのシャツを着た男性がドラムをたたいている。 グレーのシャツを着てベースを抱えた男性がマイクの前で声を上げる。 ベージュのシャツを着た男性がギターを弾き、マイクの前で歌い始める。 スポットライトが点滅するステージを聴衆が見つめている。 ベージュのシャツを着た男性がギターを弾き、マイクの前で歌っている。
テロップ: cinema staff
ナレーション: ステージに立つのは日本の4人組ロックバンド、cinema staff。タイでは初めてのライブだが、疾走感あふれるクールなサウンドで、会場の空気を一つにしていく。
映像説明: 白壁に赤い屋根の建物が立ち並ぶ町並み。装飾が施された窓がいくつもある聖堂がそびえている。画面左下の四角い枠にヨーロッパ北東部の地図。リトアニアはバルト海の東岸に面している。ビリニュスは国の南東にある海から遠い街で赤い星印で示されている。リトアニアの南にはポーランドが、西にはロシアが位置している。(by Sauliaus Video(バイ サウ レウス ビデオ))ナレーション: さらに、バルト三国のひとつ、リトアニア。
映像説明: ホールの中。銀色の着物を着た女性がステージでスポットライトを浴び、歌っている。 崩れるように床に膝をつき、後ろに倒れる。
テロップ: 2019年2月 新訳古事記「イザナミ」
映像説明: ホールの中。ステージで銀色の着物を着た女性が立て膝をついて右手を上に伸ばし、踊る。正面の壁には立ち上る水色の泡の映像が映っている。
テロップ: ・エコツミ・(エコツミ)
ナレーション: 荘厳な雰囲気の教会で単独ライブを行ったのは日本人女性アーティスト、・エコツミ・(エコツミ)だ。彼女の歌とパフォーマンスが多くの観客を引き付けた。
映像説明: 客席。薄暗い紫の光の中で、大勢の人がステージを見つめている。 銀色の着物を着た・エコツミ・(エコツミ)がステージの上で踊り、回っている。 茶色い花柄の上着を着た・エコツミ・(エコツミ)と黒い柄物の着物を着た外国人の女性アーティストがマイクの前で歌っている。正面の壁には青い背景の中で揺れ動く3本の腕の影が映っている。 茶色い花柄の上着を着た・エコツミ・(エコツミ)と黒いシャツを着た女性が身ぶりを交えて歌っている。正面の壁には紫や白の背景の中で揺れ動く何本もの腕の影が映っている。 装飾が施された壁や彫刻がステージに建てられ、赤い照明が当てられている。
ナレーション: 今、活動の場を世界に広げ海外でライブを行う日本人アーティストが、音楽やパフォーマンスで現地の人たちを魅了しつつある。ライブはアーティストにとって収入源であることはもちろんだが、現在の音楽市場では欠かすことのできない世界を意識したインターネット配信のプロモーションにもなるという。
映像説明: 4分割されたノートパソコンの画面。白いブラウスを着た女性と黒い上着を着た外国人女性を含む4人が話をする様子が映っている。
テロップ: 2020年10月27日~(から)11月2日 音楽コンテンツビジネス・オンライン商談会 主催:ジェトロ
ナレーション: そうしたなか、開催された音楽コンテンツのオンライン商談会。
映像説明: ノートパソコンの別の画面。左側の大きな枠に黒い帽子をかぶってパッドをたたく男性が映っている。つづいて、黒い服を着てキーボードを弾く男性の姿が映り、英語の字幕が表示される。右側の3つの小さな枠には紺のポロシャツを着た男性を含む4人の人物が映っている。
ナレーション: 日本のアーティストや楽曲などを求め、欧米、アジアから8ヵ国のバイヤーが参加した。
映像説明: 画面左下に米国の国旗と「バイヤー」の文字が表示される。本やフィギュアが並んだ棚の前でチェック柄のシャツを着た男性がインタビューに答える。(Zoomのビデオ通話)
テロップ: 米国の国旗 バイヤー
バイヤー・英語: 特に探しているジャンルは、ポップ、ロック、アイドル系です。
映像説明: 左下にイギリスの国旗と「バイヤー」の文字が表示される。青い壁のそばでグレーのシャツを着た男性がインタビューに答える。(Zoomのビデオ通話)
テロップ: 英国の国旗 バイヤー
バイヤー・英語: 私が好きな音楽をやっているアーティストを求めています。
映像説明: 左下にシンガポールの国旗と「バイヤー」の文字が表示される。白い壁の前で深緑(ふかみどり)のTシャツを着た男性がインタビューに答える。
テロップ: シンガポールの国旗 イベントプロデューサー
イベントプロデューサー・英語: 日本のジャズのアーティストや 一般に知れ渡っているものより、インディーズ系のロックで J‐POP(ジェーポップ)のような商業的ではないものも探したいです。
映像説明: 4分割されたノートパソコンの画面。マスクを着け、白いブラウスを着た女性と黒い上着を着た外国人女性を含む4人が話をする様子が映っている。 画面右下の黒い上着を着た女性の部分に米国の国旗と「A-KON(エーコン)」などもの文字が表示される。黒い上着を着た外国人女性が話を続ける。
テロップ: 日本人アーティストのブッキング責任者 A‐KON(エーコン) リーソル・ウィルカーソン さん
ナレーション: 商談しているこちらの女性。全米で最大規模のアニメ、日本カルチャーイベントを開催しているA‐KON(エーコン)のブッキング責任者だ。
映像説明: 白い壁の前で黒い上着を着たウィルカーソンさんが身ぶりを交えてインタビューに答える。(Zoomのビデオ通話)
ウィルカーソンさん・英語: 来年は室内と屋外と、その両方の会場を使って、 少しカーニバルのような感じを醸し出してみたいと考えています。
映像説明: 4分割されたノートパソコンの画面。ウィルカーソンさんを含む4人が話を続ける。
ナレーション: コロナ後の開催予定のイベントに召集するアーティストを探しているのだ。
映像説明: レコード盤が棚に並べられた棚の上にターンテーブルが置かれたオフィス。マスクを着け、白いブラウスを着た女性が長机(ながづくえ)でノートパソコンに向かって話をしている。
テロップ: ユーマ 宮島 杏里 さん
ナレーション: A‐KON(エーコン)と商談しているのは、アーティストのマネジメントや音楽製作などを行っているユーマ。
映像説明: マスクを着け、白いブラウスを着た宮島さんがうなずきながら話を聞いている。
ナレーション: アメリカの市場をどう見ているのか。
映像説明: オレンジに白いロゴが入った電光看板の前でインタビューに答える。
宮島さん: 市場として大きいのと、あの、すごく熱いファンの方(かた)が多いので、 えーと、アメリカのその単体のイベントもそうなんですけど、その中でまたツアーが組めるように、という可能性もあるので、 そこも含めて、すごく期待の持てる国だと思ってます。
映像説明: ユーマの置かれたオフィス。マスクを着け、白いブラウスを着た宮島さんが長机(ながづくえ)でノートパソコンに向かって話をしている。
ナレーション: ユーマの宮島さんがこの商談でA‐KON(エーコン)に推した所属アーティストは…。
映像説明: 薄暗いスタジオ。回転するミラーボールの光が壁に映っている。スポットライトが当てられた演壇で、白地に黒の柄が入ったワンピースを着た女性がポーズを取り、歌っている。照明が明るくなる。 バンドのメンバーが体を揺らし、キーボードやベース、ドラム、バイオリン、チェロを演奏している。 地に黒の柄が入ったワンピースを着た女性が身ぶりを交えて歌を続ける。
テロップ: ♪星をあつめて
テロップ: fhána(ファナ)
ナレーション: アメリカでも人気を博した日本のアニメ「SHIROBAKO」(しろばこ)。その劇場版の主題歌を歌っているfhána(ファナ)だ。
映像説明: ユーマのオフィス。マスクを着けた宮島さんが長机(ながづくえ)でうなずきながら話をしている。
ナレーション: 商談を終えたユーマの宮島さんは、今後につながったと話す。
映像説明: オレンジに白いロゴが入った電光看板の前で、マスクを着けた宮島さんがインタビューに答える。
テロップ: ユーマ 宮島 杏里 さん
宮島さん: イベントの可能性を、あの、模索されてるってことをすごく分かったので、 コロナの状況になったうえでではあるんですけど、 可能性はあるかなと思っています。見込みは高いかなと感じてます。
映像説明: 白い壁の部屋。ダークグレーのジャケットを着た女性がテーブルでノートパソコンに向かって話をしている。 2分割されたノートパソコンの画面。うなずきながら話をするキズ色のシャツを着た外国人男性の部分にポーランドの国旗とIndependent Digitalの文字などが表示される。
テロップ: コンテンツ国際業務責任者 Independent Digital ヴォイチエフ・レオンチュク さん
ナレーション: こちらのポーランドのバイヤー。デジタル配信に強みを持つ企業で、フランスやドイツ、イギリスにも拠点がある。
映像説明: 2分割されたノートパソコンの画面。左側にダークグレーのジャケットを着て身ぶりを交えて話をする女性が、右側に水色のシャツを着たレオンチュクさんが映っている。
ナレーション: そこからヨーロッパ各国で開催されるイベントへの橋渡しもしている。今回は楽曲やアーティストを探しに来たという。
映像説明: 現地の言葉で書かれたポスターが貼られた壁の前で、紺の上着を着たレオンチュクさんがインタビューに答える。
レオンチュクさん・英語: 主にコンテンツと音楽。どちらも日本国外で有名になりうるものを探したいです。
映像説明: 白い壁の部屋。ダークグレーのジャケットを着た女性がテーブルでノートパソコンに向かって話をして笑っている。
テロップ: For Bridges 肝付 信子(きもつき のぶこ) プロデューサー
ナレーション: そう話したバイヤーが商談しているのはFor Bridges。海外展開を目指すアーティストなどのPRを行っている。この企業が受け持つアーティストは…。
映像説明: オレンジや白、黄色で塗り分けられた壁の建物の外観。出入り口の上に「EG Diner Surf Store」と書かれた立体看板が建てられている。4人組のバンドがステップを踏みながら演奏をしている。 白いTシャツを着た男性がベースを弾きながらマイクの前で歌い始める。 レンガ色に黒のストライプのワンピースを着た女性がギターを弾きながらマイクの前で歌う。 白いTシャツを着た男性がマイクの前で歌っている。 紺地に白のチェック柄のシャツを着た男性がギターを弾きながらマイクの前で歌っている。 レンガ色に黒のストライプのワンピースを着た女性がマイクの前で口笛を吹く。
テロップ: ♪Wandering Days
テロップ: Czecho No Republic(チェコ ノー リパブリック)
ナレーション: すでにアジアに進出している、Czecho No Republic(チェコ ノー リパブリック)だ。
映像説明: ノートパソコンに表示された2つの枠。右側に水色のシャツを着て話をするレオンチュクさんが、左側にダークグレーのジャケットを着た肝付(きもつき)プロデューサーが映っている。
レオンチュクさん・英語: Very Nice, Very Rock.
映像説明: 現地の言葉で書かれたポスターが貼られた壁の前でレオンチュクさんがインタビューに答え、人さし指を振りながら話をする。
レオンチュクさん・英語: Czecho No Republic(チェコ ノー リパブリック)ですね。とても気に入りました。
映像説明: ノートパソコンの画面に、話をするレオンチュクさんが映っている。
ナレーション: 反応は上々だ。多くのバイヤーから良い感触を得たという肝付(きもつき)さん。具体的な話も進みそうだ。
映像説明: 白い壁の部屋。肝付(きもつき)プロデューサーがうなずきながらインタビューに答える。
テロップ: For Bridges 肝付 信子(きもつき のぶこ) プロデューサー
肝付(きもつき)プロデューサー: (現地でのライブ活動を含め)ライブ配信と、 あとは、えーと、彼らが一番、アーティストが欲しがっているPR面、海外でのPR面でのサポートを どういうふうにしていくかっていうとこの条件ですね。 このあと、一応、どういった形でコントラクト(契約)を、あの、各アーティストと結ぶかというのを メールでやりとりをさせていただく予定に、今なっています。
映像説明: 夜の街なか。外灯に照らされた道をコート姿の人々が歩いている。車道の両側に車が何台も止められている。 建物の白い壁に英語で「THEATRE」と書かれた立体看板が掲げられている。
テロップ: 2016年2月
テロップ: by Mizuki Tagawa
映像説明: 建物の中のステージ。光沢のある赤い着物を着た女性が衣装の裾を引きずりながら踊っている。 白い壁に落下するオレンジの玉の映像と赤い着物を着て踊る女性の影が壁に映っている。 人々が客席でステージを見つめている。
ナレーション: そしてもう1人。ポーランドのバイヤーの目に留まったのは…。
映像説明: 聴衆が白いパンフレットを手にしている。その奥のステージで、光沢のある赤い着物を着た女性が踊っている。 ステージで光沢のある赤い着物を着た女性が身ぶりを交えて歌っている。
テロップ: ・エコツミ・(エコツミ)
ナレーション: すでにリトアニアのほかに、パリで公演を成功させている・エコツミ・(エコツミ)だ。
映像説明: 客席。黒いセーターを着た男性が耳を傾け、うなずいている。 舞台の壁にオレンジや緑などの不規則な模様が映り、その前で白い着物を着たの・エコツミ・(エコツミ)が踊っている。 ステージに立つ・エコツミ・(エコツミ)にデジタルカメラが向けられている。 白い着物を着た・エコツミ・(エコツミ)がステージで踊っている。
ナレーション: 日本神話をモチーフにした独特の世界観(せかいかん)で描かれた歌詞やパフォーマンスを高く評価したという。
映像説明: 画面左下にポーランドの国旗とIndependent Digitalの文字などが表示される。現地の言葉で書かれたポスターが貼られた壁の前でレオンチュクさんがインタビューに答える。
テロップ: コンテンツ国際業務責任者 Independent Digital ヴォイチエフ・レオンチュク さん
レオンチュクさん・英語: ・エコツミ・(エコツミ)は本当に音楽性がすばらしくて、まさにワールドミュージックだと思う良い事例。 欧州だけではなく、世界中で受け入れられると思っています。
映像説明: 観葉植物が置かれた部屋。黒い革のジャケットを着た女性がソファで話をしている。
テロップ: 樂(らく) 代表 兼 アーティスト ・エコツミ・(エコツミ)
ナレーション: 個人事務所の代表でもあるアーティストの・エコツミ・(エコツミ)は、バイヤーの評価に手応えを感じていた。
映像説明: 観葉植物が置かれた部屋。黒い革のジャケットを着た・エコツミ・(エコツミ)が身ぶりを交えてインタビューに答える。
・エコツミ・(エコツミ): こちらが曲を配信する中で、えーと、その売上のパーセンテージを分けていきましょう。 なので、お互い、あの、売れて曲がどんどん広がっていくと、お互いにその利益をシェアしてWin‐Win(ウィン ウィン)でいけるっていう形ですね。 このプロモーションをお手伝いしてくださるということで、あの、今、順調にお話はしています。
映像説明: 街路樹が植えられた歩道沿いに建つグレーの建物。地下へ続く階段のそばの壁に「THE LIVE HOUSE CHICKEN GEORGE」と書かれた立体文字が掲げられている。
テロップ: 神戸市
テロップ: チキンジョージ
ナレーション: 海外の音楽市場に、新たにチャレンジする動きもある。
映像説明: 薄暗い店内。いすとテーブルがフロアに並べられ、大勢の人がグラスを手に前方の青い照明がともったステージのほうを見ている。
テロップ: 2020年12月 ministudio showcase
映像説明: 青い照明がともったステージ。黒いトレーナーを着た女性がキーボードを弾きながらマイクの前で歌っている。 緑のスポットライトに照らされたステージ。黒いジャケットを着た男性と黒いパーカーを着た男性がキーボードを演奏している。
ナレーション: 神戸の老舗ライブハウス、チキンジョージ。クロマニヨンズやJAYWALK、コブクロなど、多くのアーティストが下積みをした場所だ。チキンジョージは今年7月に新会社を設立。国内外でのアーティストの活動をサポートするため、著作権などを取り扱う、音楽出版事業に乗り出した。
映像説明: 店内の一角。マスクを着け、グレーのカーディガンを着た男性がテーブルでインタビューに答える。
テロップ: チキンジョージパブリッシャーズ 制作部 河原 拓宏(かわはら たくひろ) 部長
河原(かわはら)部長: (コロナ禍で)イベントを打ってお客さんがいっぱい集まってっていうビジネスモデルが、ちょっと厳しくなってしまって、 地元のミュージシャンとか、たくさんの方(かた)、ミュージシャン、仕事がなかったり、ライブがなくなったりする中で、 どうやって、この新しい道っていうんですかね、音楽で収入を得たり、生活をしていくために、どうしたらいいだろうかってことを考えて、 あの、権利ビジネス、著作権、そういうものを扱う新会社、チキンジョージパブリッシャーズを設立しました。
映像説明: 店内の一角。マスクを着け、グレーのカーディガンを着た河原(かわはら)部長がいすに座ってベースのペグを回している。
ナレーション: では、なぜ、ライブハウスで活動するアーティストの海外展開を考えたのだろうか。
映像説明: 店内の一角。マスクを着けた河原(かわはら)部長がテーブルでインタビューに答える。
河原(かわはら)部長: 若いミュージシャンとか、これからの子たちに、 ま、日本の音楽シーンもあるけども、海外もあるし、ま、大きく視野を持ってみてはどうかなっていう活動をずっと神戸でしてきました。 僕のやりたいこと、その日本の音楽を世界に持っていくってこととつながるので、 今までやってきたことを、ちゃんと形にできたらな、できて、できるなっていう気持ちがあります。
映像説明: 2分割されたノートパソコンの画面。左側に話をする河原(かわはら)部長が、右側に紺のポロシャツを着たシンガポールのイベントプロデューサーが映っている。右側の枠の下にシンガポールの国旗とThe Esplanade(エスプラネード)の文字などが表示される。
テロップ: The Esplanade(エスプラネード) タン・シャアンホゥイ プロデューサー
ナレーション: 河原(かわはら)さんが商談していたのは、インディーズのロック系アーティストを探していると話していたシンガポールのイベントプロデューサーだ。
映像説明: オレンジの照明が当てられたステージ。ステージの上部には「CHICKEN GEORGE」の正面発光の看板が掲げられている。花柄のチャイナドレスを着た女性がアコースティックギターを弾きながらマイクの前で歌っている。河原(かわはら)部長が傍らでいすに座ってベースを弾いている。
テロップ: YORIE
ナレーション: そこで紹介したのが…。ライブハウスを中心に活動しているYORIE。海外進出を目指しているアーティストの一人だ。
映像説明: 2分割されたノートパソコンの画面。左側に河原(かわはら)部長が、右側に紺のポロシャツを着たタン・シャアンホゥイ プロデューサーが映っている。
ナレーション: シンガポールのイベントプロデューサーは日本人アーティストの可能性を、こう話す。
映像説明: 画面左下にシンガポールの国旗とThe Esplanade(エスプラネード)の文字などが表示される。シャアンホゥイ プロデューサーがインタビューに答える。
テロップ: The Esplanade(エスプラネード) タン・シャアンホゥイ プロデューサー
タン・シャアンホゥイ プロデューサー・英語: 日本のアーティストでも、 音楽そのものやパフォーマンスにエネルギーを注いでいるアーティストは、 日本語が分からないシンガポールの人々にも、より直接的に受け入れられると思っています。
映像説明: チキンジョージの店内の一角。黒いセーターを着たYORIEがアコースティックギターを弾いている。傍らで、マスクを着けた河原(かわはら)部長がいすに座ってベースの弦をはじいていいる。 マスクを着けた河原(かわはら)部長がマイクを前に話をしている。
ナレーション: 商談を終えた河原(かわはら)さんは、支援するアーティストの海外展開に可能性を感じたという。
映像説明: 店内の一角。マスクを着けた河原(かわはら)部長がテーブルで身ぶりを交えてインタビューに答える。
テロップ: チキンジョージパブリッシャーズ 制作部 河原 拓宏(かわはら たくひろ) 部長
河原(かわはら)部長: アジアの人々が、いろんなことをやろうとしてる中で、 お互い何かプランできたらなというところで、 アジアの国々は、ほとんどの国と、何か一緒に(ビジネスが)できるんじゃないかなという気はします。
映像説明: 焦げ茶の壁のステージ。・エコツミ・(エコツミ)が歌いながら扇子を開いて踊っている。。 壁にオレンジの同心円が映し出されたステージ。cinema staffが演奏をしている。 ベージュの上着を着た男性がマイクの前で歌っている。 オレンジの照明が当てられたステージ。YORIEがギターを弾き(ひき)ながら歌っている。 オレンジや白、黄色で塗り分けられた壁の建物の前でCzecho No Republicが演奏をしている。 白いTシャツを着た男性がマイクの前で歌っている。 青い光に照らされたステージ。fhána(ファナ)のライブの様子。ラメ入りのブラウスを着た女性が身ぶりを交えて歌っている。
ナレーション: 世界の音楽シーンが注目する未開拓の日本人アーティストたち。海外のバイヤーやプロモーターは世界各国での音楽ライブ開催に向け、新たな才能の発掘に動いている。日本人アーティストの活躍の場が広がりそうだ。
映像説明: 薄い青を基調としたコンピューターグラフィックスの背景画。 中が空洞になった地球儀が回転している。
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