ミャンマービジネスは“おいしい”か!? ‐外食産業の実態を探る‐
2018年04月05日
「世界は今」のアクセシビリティ対応について
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ミャンマー最大の商業都市ヤンゴン市内のある屋台。庶民の味として親しまれている麺料理は一杯約50円と、まだまだ物価は安いが、ミャンマーの飲食ビジネスにも変化が生じている。近代的なショッピングモールが誕生し、グローバルな外食チェーンの進出も始まっている。そのヤンゴンに、日本から飲食店の経営者たちが訪れた。彼らがそこで見たものは、様々な困難とパートナー探しの重要性、そして、その先にある大きな可能性だった。民政移管後7年、経済成長が続くが、改革途上のミャンマーにおける外食産業のビジネスチャンスと課題を取材した。
(10分35秒)
テキスト解説:視覚障害のある方のための文字おこしテキストです。
映像説明: ジェトログローバルアイオープニングタイトル。 薄い青を基調としたコンピューターグラフィックスの背景画。 世界地図から飛び出した、中が空洞になった地球儀が、回転しながら拡大表示される。 さらに世界の様々な都市の画像が周囲を取り巻きタイトルが現れる。 「世界は今 ジェトログローバルアイ」
映像説明: スタジオ。 地球儀と都市の画像をバックに、女性キャスターが入ってくる。 淡いベージュの襟なしジャケットに白のパンツ。
テロップ: 宮瀬 茉祐子(みやせ まゆこ)
宮瀬キャスター: 世界は今、ジェトログローバルアイ。 4月からキャスターを務める宮瀬 茉祐子(みやせ まゆこ)です。 皆さんと一緒に、国際ビジネスについて学んでいきたいと思います。 よろしくお願いします。
映像説明: 宮瀬キャスターがお辞儀をする。
宮瀬キャスター: さて、今回はミャンマーの外食ビジネスです。 去年の12月に新会社法が成立するなど、外国企業の進出先として、環境が徐々に整いつつあります。 そのミャンマーに関心を持つ飲食店の経営者が視察に訪れました。果たして、ビジネスチャンスを見つけることはできたのでしょうか?
タイトル: ミャンマービジネスは“おいしい”か!? ‐外食産業の実態を探る‐
映像説明: 黄金に輝くパゴタと生い茂る木々(きぎ)を遠くに臨む広場。 広い歩道を人々がゆっくりと歩いている。
テロップ: ミャンマー ヤンゴン
ナレーション: 黄金のパゴダがそびえるミャンマー最大の都市、ヤンゴン。
映像説明: 街中(まちなか)の通り。行き交う人々であふれている。
ナレーション: 海外からの投資が増え、人々の暮らしも日々刻々と変わっていく。
映像説明: 通りに並んだ屋台。 若い女性たちや男性客などがプラスチックの椅子に座り、麺をすすっている。 お椀に、てきぱきと麺をよそう若い男性店員。
ナレーション: 昔ながらの屋台では、麺が一杯、50円。
映像説明: 屋台の男性店員がインタビューに答える。
屋台の男性店員・ミャンマー語吹き替え: もう10年やっている。3年前は30円だったけど、値上げしたんだ。
映像説明: 大量の麺が入った箱から、ゆでる分の麺を取り出す。鍋で麺を湯がく。 通りの両側に並んだ屋台と食事をしている人々の様子。
ナレーション: 現地の人が食べる食事の値段は、まだ安い。 それでも、飲食業を取り巻く環境に変化が生じている。
映像説明: ガラス張りの近代的なビル。 ビルの前の大きな通りを車が走る。
テロップ: ジャンクション・シティー 大型複合施設(おおがたふくごうしせつ)
ナレーション: 去年3月にオープンしたショッピングモール。
映像説明: 天井まで続く開放的な吹き抜けを囲むように店舗が並んでいる 海外ブランドの店舗には、黒いスーツを着たモダンな雰囲気の店員がいる。
ナレーション: 欧米の高級ブランドも入居する華やかな施設。
映像説明: エスカレーターと吹き抜けをはさんで、正面にアルファベットで「F O O D S T R E A T」の電光文字。
ナレーション: 最上階にはフードコートが。
映像説明: 家族連れの客などでいっぱいのフードコード。
ナレーション: 平日の午後でも、家族連れや会話を楽しむ人でにぎわう。
映像説明: チキンカレーなどの写真が並んだメニュー。
テロップ: 約250円
ナレーション: 現地の定食は250円から。
映像説明: カウンターで注文をしている男性2人の後ろ姿。 別のカウンターで注文した商品を受け取る女性。 食事を楽しむカップルの様子。
テロップ: 未来の市場へ
ナレーション: 潜在力の高い未来の市場へ。 グローバルな外食チェーンの進出が徐々に始まっている。
映像説明: スーツやシャツ姿の視察団一行、十数人がビルの中に入っていく。
ナレーション: そのショッピングモールに、日本から来た一行の姿が。
映像説明: ショッピングモール内で店内を見回している視察団一行。
テロップ: 2018年2月19~(から)20日 ミャンマー外食産業海外進出支援ミッション 主催:ジェトロ
ナレーション: 実はこれ、ジェトロが行ったミャンマーを視察するミッション。 参加者の多くが飲食店の経営者だ。
映像説明: 視察団の一行がエスカレーターに向かって歩いていく。
ナレーション: ヤンゴンの商業施設や市場(いちば)を回り、進出先として、可能性があるのか調べていく。
映像説明: ブルーのジャケットに白いシャツを着た男性がインタビューに答える。
テロップ: 創作居酒屋 ブロックス インダストリー 門脇 義明 社長
門脇社長: ベトナム、インドネシア、タイとかは、皆さん進出されてきて、競争が激しいので。 ミャンマーって、まだちょっと、競争が少ないところで…。
映像説明: 郊外の市場(いちば)に向かう視察団の一行。 市場(いちば)を外から見た様子。大きな台車を押している男性など。
ナレーション: 観光では行かないディープな現場を自らの足で見て回る。
映像説明: 市街地。 道の両側にさまざまな露店が並ぶ。 白いシャツを着た女性参加者が、通訳の男性の案内で露店に歩み寄る。 女性参加者は道路に置かれたテーブルの上いっぱいに広げられた具材や調味料を興味深げに眺める。
テロップ:通訳
通訳の男性: “汁なし担々麺”みたいなものです。
映像説明: 台(だい)の上に載せられたさまざまな食材。
テロップ: 参加者
女性参加者 これをお皿に盛って、肉盛って。好きな…。へぇー。
映像説明: 人でにぎわう露店。 白いシャツを着た男性がインタビューに答える。
テロップ: 海鮮居酒屋 Tx 竹内 徹平(たけうち てっぺい) 社長
竹内社長: ニュースとかテレビで入ってくる情報と全然違って、自分の目で見ていきたいなと思いました。
映像説明: 会議室。 テーブルに座る30人ほどの参加者。 半そでのボタンダウンシャツに眼鏡姿の男性がマイクを持って話している。
テロップ: から揚げ店 シマナカ 嶋中 隆治 社長
ナレーション: このミッションに参加した一人、から揚げ専門店を経営している嶋中さん。
映像説明: 黄色(きいろ)を基調としたデザインの店舗。 ひよこのイラストが描かれた看板に、ローマ字でKIN no ToriKARA(きんの とりから)の文字。 イスラム教徒の女性の装いである、ヒジャブを巻いた女性客がカウンター前にやってくる。 店内では、おそろいの制服を着た店員たちが仕込みをする様子を、スーツ姿の嶋中社長が見守っている。
テロップ: 金のとりから インドネシアの店舗
ナレーション: 3年前にインドネシアに進出。ミャンマーでも事業を拡大させたいと考えている。
テロップ: から揚げ店 シマナカ 嶋中 隆治 社長
嶋中社長: 4年前に来ているんですけれども。 その頃に比べてかなり進歩しているんで。 今すぐにでもしなあかんのかなというような焦りがちょっとあるような気がしますね。
映像説明: 広場にある大きな噴水。 画面の四角い枠内にコンピューターグラフィックスの地図。 北東に中国、南東はタイに国境を接するミャンマー。ヤンゴンは、ミャンマーの南側の海沿いに位置する。
映像説明: 通りの両側に並ぶ野菜などを売る露店。行き交う人々。
テロップ: 人口 5,148万人 出所:ミャンマー入国管理・人口省
ナレーション: その視察団が訪れたミャンマーは、東南アジアの西に位置し、人口5,000万人ほどの、多民族国家だ。
映像説明: 広場を歩く女性たちの後ろ姿。
テロップ: 一人当たりGDP ミャンマー 1,272ドル 日本 38,550ドル 出所:IMF(2017年 推計値)。
ナレーション: 一人当たりのGDPは1,300ドルに満たず、日本と比べると、所得の差は大きい。
映像説明: スーパーマーケット店内。 おでんの素や、みそ、おろしわさびなど、日本語で書かれた商品がずらりと並んでいる。
ナレーション: しかし、7年前に民政移管が行なわれ、アジアのラストフロンティアと企業の関心を集めた。
映像説明: 人でにぎわう屋台などが写っている画面の上に、「ミャンマーの経済成長率の推移」と書かれた折れ線グラフが表示される。 2011年から2018年の数値(推計値含む)が示されている。。 2011年は6%を下回っているが、2013年には8%を超え、その後2016年に6%台に下がるものの、2017年、2018年は上向きの数字になる見込み。(出所:IMF資料を基にジェトロ作成)
ナレーション: 民族問題なども伝えられるが、経済は、6%を超える成長を続けている。
映像説明: 狭い路地。 野菜などを売る露店。地べたに置かれたザルや敷物の上に緑の野菜やトマトなどが並ぶ。 客が腰をかがめてお金を支払っている。 屋台ではタレを塗られた魚が、網に挟まれ焼かれている。 別の屋台では麺料理を口に運ぶ女性。 野菜などを売る露店のまえを行き交う人々。
ナレーション: ミャンマー料理の特徴は、米をよく食べること。 味付けが濃いことで知られている。 外食は、中華やタイ料理が主流で、日本食(にほんしょく)が浸透するのはこれから。 先行投資のメリットが期待できるものの、レストラン協会の会長は、外国企業の成功は容易ではないと話す。
映像説明: 説明会会場。 壇上に、白い襟なしのシャツを着た七三(しちさん)分けの髪型の男性。マイクを手にして話をしている。
テロップ: ミャンマーレストラン協会 ネイ・リン 会長
リン会長・ミャンマー語吹き替え: 外国からきた飲食店は苦戦しているところが多いです。目先の利益ではなく、先を見据えた投資を考える必要があるでしょう。
映像説明: リン会長の話を聞く参加者たちの様子。
ナレーション: 苦戦する要因はどこにあるのか…。
映像説明: 公園。 プールに飛び込む子供たち。 木陰は座り込んで談笑する大人たちでにぎわう。 飲み物のペットボトルや皿などのほかに、金属製の弁当箱が置いてある。 深さ6センチ程の平たい金属製の容器が3段ほど重ねられている。
ナレーション: こちらは、家族連れでにぎわう週末の公園。 木陰でくつろぐ人たち。その足元には銀色の食器が。ミャンマーの弁当箱だ。
映像説明: 金属製のボックスにたっぷり入った食材を手で平皿に移し、調理する女性たち。
テロップ: 外食が少ないライフスタイル
ナレーション: 実は、ミャンマーでは遊びや仕事の際も、弁当を持参することが多い。 こうしたライフスタイルが、外食産業が伸びない要因の一つとなっている。
映像説明: ブランコで遊ぶ子どもたちと親子。
映像説明: 車が行き交う通り。 二階建てのレストランの外観。 別のレストランの窓にはトタンが打ち付けられている。 また、ほかの場所には、張り紙が貼られた門もある。
ナレーション: さらに、大きな障壁になっていることが…。 ここは、高級レストランが連なる通り。 しかし、よく見ると、閉まっている店も…。 問題になっているのが家賃だ。
テロップ: 高額な家賃
映像説明: 閉店している様子の複数のレストランの外観。
ナレーション: 不動産への投資が活発で、家賃も大きく値上がりした。 人気のエリアでは、月、200万円もするという。
テロップ: 外国企業は1年ごとの賃貸契約
ナレーション: しかも、法律により、外国企業への賃貸契約は原則1年限定。 毎年、更新が必要だ。
映像説明: 説明会場。 白い襟なしのシャツを着た七三(しちさん)分けの髪型の男性。マイクを手にして話をしている。
テロップ: ミャンマーレストラン協会 ネイ・リン 会長
リン会長・ミャンマー語吹き替え: ミャンマーの企業も家賃の高さに頭を抱えています。 さらに更新の際には、法外に高い価格を提示されるケースもあります。
映像説明: 建物の中にある市場(いちば)。 視察団が入っていく。 市場(いちば)の中を歩く参加者たち。
ナレーション: 商習慣や食材の調達など、日本のビジネス環境とは大きく異なる。 進出した飲食店の中には、撤退するところも少なくない。
映像説明: ハンチング帽をかぶり、メガネをかけたポロシャツ姿の男性がインタビューに答える。
テロップ: 海鮮居酒屋 オフィス弁慶 横澤 光幸 社長
横澤社長: 日本とあまり違い過ぎますね。ビックリしてます。 商売ね…。 日本人の感覚では、結構難しい部分があるのかなあと。はい。
映像説明: バスから降りる視察団一行。 通訳者の案内で現地の飲食店に向かう。
ナレーション: 課題を乗り越えて、ビジネスを始めるには? そこで参考になるのが、現地で成功している飲食店だ。
映像説明: グレーの民族衣装に身を包んだ3人の男性スタッフが、店先で太鼓やドラを打ち鳴らす。
映像説明: 民族的なつくりをしたレストラン外観。 中に入っていく参加者たち。
ナレーション: 一行が訪ねたのがヤンゴンで人気のレストラン。
テロップ: シャンヨーヤー 郷土料理の専門店
映像説明: 広い店内には明るい日ざしがさしこんでいる。 木で編まれた椅子や濃い茶色(ちゃいろ)で統一されたテーブルの上には、鮮やかな黄色(きいろ)のひまわりが飾られている。
ナレーション: 日本に留学していた社長が帰国し、6年前に開業した。
映像説明: 英語で「Welcome to Shun Yoe Yar Restaurant!」(うぇるかむ とぅ しゃん よー やー れすとらん!)と書かれたメニューの中表紙をめくる。メニューには、肉料理や野菜料理の写真が並んでいる。 店内のテーブルセッティング。 参加者たちが店内で飲食をしながら説明を聞いている様子。 モニターを前に、説明する店の女性スタッフ。
ナレーション: ミャンマー東北地方の伝統料理を出している。 値段は一品500円から。 現地の飲食店では、高めの値段設定。 顧客のターゲットは外国人と、所得が増えている現地の中間層(ちゅうかんそう)だ。
映像説明: 日ざしがさしこむ明るい店内。 テーブルセッティングの終わっているテーブル。 別のテーブルでは、スタッフがテーブルをセットしている。
ナレーション: 演出にこだわっており、築150年の建物を活用、民族衣装を身にまとう。
映像説明: レストランの外。 白い調理用帽子をかぶった女性が、トングを使ってバーベキューグリルの上で10本ほどの巨大なナスを焼いている。
ナレーション: その店の脇で、なすを焼くスタッフが…。
映像説明: 白い調理用帽子をかぶった女性がインタビューに答える。
女性スタッフ: わたしの国には、しょうゆがない。小さな豆と混ぜるの。
テロップ: ミャンマーには醤油(しょうゆ)がないので、ナスと小さな豆を混ぜる
映像説明: 調理など、作業をしながらコミュニケーションをとるスタッフたち。
ナレーション: 驚くことに、日本語を上手に話す。 実は、スタッフの語学習得にも力を入れているという。
映像説明: 店内。 かっぷくのいい、開襟シャツを着た男性がにこやかな顔で話す。
テロップ: シャンヨーヤー サイ・トゥン・ミョー・タン 社長
タン社長・ミャンマー語吹き替え: 一番、力を入れているのは人材育成です。 研修センターを設け、スタッフに英語や日本語を勉強してもらっています。
映像説明: 店内で、参加者たちに料理や飲み物などを提供するスタッフたちの様子。 にこやかに話をしているタン社長の様子。
映像説明: 店の前で視察団と記念撮影をするサイ・トゥン・ミョー・タン社長。
ナレーション: 留学経験で得たノウハウとミャンマーの伝統文化を融合させ、ビジネスを軌道に乗せていた。
映像説明: 市街地に立つ近代的なビルの前。 1階の店舗。 黒地に、アルファベットの立体的な文字で「YKKO Kyay-oh & Restaurant(わいけいけいおー ちぇいおー あんど れすとらん)」と書かれた看板。
テロップ: YKKO(ワイケイケイオー) 現地の飲食チェーン
ナレーション: 一方、こちらは多店舗展開している飲食店。
映像説明: 店内。 働いているスタッフ。メニューの見開きページ。アルファベットで「AUTHENTIC KYAY‐OH」(おーせんてぃっく ちぇいおー)の文字と、麺料理の写真。
ナレーション: 麺料理を中心に36店舗ある。
映像説明: アルファベットで「YKKO KYAY‐OH&BBQ(わいけいけいおー ちぇーおー あんど びーびーきゅー)」と書かれたロゴと店内の様子。
テロップ: ショッピングモールの店舗
ナレーション: 契約の結びやすいショッピングモールに多く出店。
映像説明: 室内。グレーのシャツを着て、胸元で手を組んだり、手振りを加えながら話をしている現地の男性。
ナレーション: 路面店に関しては大家(おおや)と良好な関係を築くことで、家賃の値上がりを抑えている。
映像説明: グレーのシャツを着て、話す男性
テロップ: YKKO(ワイケイケイオー) チョウ・チョウ・ナイン 社長
ナイン社長・ミャンマー語吹き替え: 大切なことは、しっかりと交渉することです。 地主の理解を得て、家賃の交渉は3年に一度にしてもらっています。
映像説明: ナイン社長の話を聞きながら熱心にメモを取る参加者たち。
映像説明: 白い大きなタイル貼りの清潔な厨房。 視察団が、調理する様子を観察している。
ナレーション: 現地の企業を視察した参加者は…
映像説明: 口回りにヒゲを生やした男性がインタビューに答える。
テロップ: どんぶり店 アントワークス 早川 秀人 社長
早川社長: 一応ね、フィルターをかませているんだよね。油受けのフィルター。 だから、思ったよりかは、なんか厨房としてはしっかりしている。
映像説明: 白いの シャツを着た男性がインタビューに答える。
テロップ: 創作居酒屋 ブロックス インダストリー 門脇 義明 社長
門脇社長: 可能性はあると思います。 いろんな問題はね、どこの国も一緒なんで。 クリアできれば、かなり成長が期待できるんちがうかなと思います。
映像説明: レセプション会場。 参加者たちが資料や名刺、ドリンクなどを片手に熱心に話し合っている。
テロップ: ネットワーキング・レセプション
ナレーション: その夜、開かれたネットワーキング・レセプション。 日本の飲食店とミャンマー企業の出会いの場だ。 ミャンマーでのビジネスを実現させるためには現地のパートナーが欠かせない。
映像説明: 半そでシャツに赤系のストライプ柄のネクタイをしめ、眼鏡をかけた男性が話をしている様子。
テロップ: から揚げ店 シマナカ 嶋中 隆治 社長
ナレーション: そこで、精力的に商談していたのが、インドネシアでから揚げ店を成功させた嶋中社長。
映像説明: 現地の女性たちに自社のチラシを見せながら、説明をする嶋中社長。
嶋中社長: スパイスをかけて 店頭で
ナレーション: すかさず、チラシを取り出しビジネスモデルを売り込む。手応えのほどは?
映像説明: 黒のジャケットを着て、赤系のストライプ柄のネクタイをした嶋中社長がインタビューに答える。
嶋中社長: そうですね。インドネシアで経験させてもらったんですけども、パートナー探しが一番重要で、 時間をかけなあかんとこかなと思ってます。 1回にたくさんの方(かた)とお会いできるのでいい機会です。
映像説明: レセプション会場。 現地の方たちと歓談する嶋中社長や、参加者の様子。
ナレーション: ミャンマーの飲食ビジネスはこれから。 進出へ向けた挑戦が始まっている。
スタジオの宮瀬キャスター: いくつか課題がありますが、それを逆手に取り、チャンスと考える経営者の姿も見られました。 そうした障壁を乗り越えることができれば、大きな成功を手に入れられるのかもしれません。 ミャンマーで開業する飲食店の活躍を期待したいと思います。
映像説明: 宮瀬キャスターがお辞儀をする。
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