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東京流研株式会社

 
風洞試験をメインとする"光造形"模型の設計で、TTPPを介してグローバル展開
 


代表取締役 重谷 秀夫氏

  <事業内容>
  風洞試験用精密モデルの設計・製作、風洞試験や空力のコンサルティング

 

  <TTPPビジネスタイプ>

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風洞試験をメインとする "光造形"模型作りに成功、チャレンジを求めて起業
東京流研(株)代表取締役の重谷氏は本田技研工業(株)に入社早々、空力の知見を買われ、エアロプロジェクトの立ち上げに参画し、以来20年以上航空機関連の業務に携わってきました。 1990年〜93年の米国駐在中、ホンダジェットの初期プロトタイプの製作では主に主翼部分を担当。 ホンダジェットのプロジェクトがスタートした97年からは、風洞試験を担当。風洞試験では、試験模型の製作に時間の半分を費やしていました。

当時、試験模型をアルミ合金の切削で作っていましたが、重谷氏は紫外線に反応する樹脂にレーザーを照射して模型を作る"光造形"に着目。 造型機の輸入業者と材料メーカーとともに3年間の試行錯誤の末、耐久性があり、実際に風を受けて試験に使える風洞試験モデルの技術開発に成功。

2007年、ホンダジェットが完成し、量産ステップに移行すると、風洞試験の比重が下がるため退職を決意し、光造形のノウハウと特許を活かして起業しました。 重谷氏はベンチャー企業ならば、国内だけでなく、日米欧を視野にグローバルに活躍したいとの思いの中で、ジェトロの海外支援サービスを見つけました。 2009年4月、自社のWebサイト作成と同時に、TTPP に案件2件を登録しました。TTPPの利用はコンタクトメールを受信した時のみです。

清水建設技術研究所からの受託

圧力分布から風荷重を計算

TTPPとジェトロ・インキュベーション施設を利用し、グローバル展開を目指す
風洞試験は空気抵抗を減らし、燃費改善に役立つことから、自動車分野で盛んに行なわれています。 "光造形"の模型を採用すれば、アルミ合金製と比較し、製作期間は1/3以下、風洞テスト時間も1/2以下となり、高精度化、軽量化、時間短縮、コスト削減を同時に達成できます。

重谷氏によれば、同社の売上の8割を宇宙航空研究開発機構(JAXA)からの受注が占めています。 風洞模型の製作会社は日本に3社ありますが、光造形による模型をJAXAに最初に納入できたのは東京流研です。 また、JAXAで取引のない部門から、TTPPを介し2重反転ファンの模型を受注したことがあります。 この時、重谷氏自身は米国に滞在中で、Eメールで依頼を受け、米国で設計し、日本のメーカーに製作を依頼しました。 帰国後、チェック・修正し、納品しました。

米国にも競合大手は5社ありますが、光造形模型の設計ノウハウを持っていないようです。 2009年11月、米国サンノゼのジェトロ・インキュベーション施設で3ヵ月間入居し、NASAやスタンフォード大学を訪問し、自社の技術が十分通用することがわかりました。 2011年3月の東北大震災の影響で1年延期となりましたが、2012年に再度このジェトロ施設に入居し、米国進出を実現させたいと思います。

なお、ジェトロの知名度と比べ、TTPPの認知度は低いので、国内外の産業界にもっとPRが必要だと思います。



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