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  有限会社グリーンサム

 
環境保全活動から始まる商品開発、TTPPで海外の顧客開拓
 


取締役副社長/貿易部
 戸田 義彦氏

  <事業内容>
  食品・環境機器等の対米輸出、廃漁網の輸出、
  水処理剤・凝集促進剤等の開発・製造販売

 

  <TTPPビジネスタイプ>

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環境美化活動から始まる、廃漁網の輸出ビジネス
戸田氏は1984年に造園設計事務所を立ち上げ、沖縄を中心に国立公園等の整備に係る基本計画、環境対策、交通体系の見直し等を手掛ける一方、環境分野では、水処理剤、凝集促進剤等の開発、製造販売もしています。

廃漁網のリサイクルを考えるようになったのは、"浜の環境美化"のボランティア活動(発泡スチロールや漁網の回収)をする中で、漁村の方から廃漁網の処理の相談を受けたことからです。

同氏は製造者責任を問うために出向いた製網工場では、工場で生じるくず糸や裁断くずの産業廃棄物処理の膨大なコスト負担の実情を聴取。同氏は廃漁網を含めた産業廃棄物処理の解決に、リサイクル用途の商品化を提案し、その輸出ビジネスを担当することになりました。

米国在住の1960年代後半から、同氏と同じ九州出身者がジェトロ・シカゴに在籍していたことから、ジェトロの事業を知っていました。TTPPへの登録は2006年5月で、前述の漁網関連の廃棄物の輸出先を見つけるためです。

同氏は毎日配信される新着案件メールもあり、ほぼ毎日TTPPのビジネス案件をチェックし、問合せメールの受信・送信機能を活用しています。2012年には、TTPPを介して10件以上の商談機会がありました。また、新着案件からは分野を限定せずに、世界の動きを見ることができ、興味深いです。

廃漁網

くず糸

相手の商品知識、やる気、必要性が商談のポイント
TTPP経由の引合では、信用できる方が多い、あるいは自分が信用されるので、早く商談に入ることができます。戸田氏が問合せを受けた場合、まず相手の具体的な要求を伺うことにしています。その返事の内容で、相手の商品知識や、やる気、必要性がわかります。

次に、相手に応じた商品説明をし、その後のメールの遣り取りだけでご満足いただけるようです。また、廃漁網を輸出する際には、塩分除去等の処理方法も教えており、このことが次の取引につながっています。

同氏は、海外の貿易業者やリサイクル工場向けに、毎月1〜3コンテナを出荷し、定期取引とスポット取引が半々です。これまでの取引先には、ベトナム、タイ、マレーシア、中国、台湾、韓国、トルコがあります。廃漁網の取扱業者は零細が多く、廃業したり、転職したりで、継続取引は1年程度で、常時新規取引先を探している状況です。

他方、廃漁網のストックについては、漁協・青年会の有志が回収しているので、困ることはありません。漁網のくず糸等の処理は、以前は製網工場で膨大な産廃処理費用が掛かっていましたが、商品化後は逆に利益を出しています。同氏はこうしたビジネス本意でない活動を通し、ゴミを減らして地球環境にも寄与していると自負しています。

TTPPには案件登録していませんが、本業の水処理剤や凝集促進剤は、ユーザー向けにカスタマイズして販売し、国内では水質保全に採用されています。海外では、前者は中東で農業用水の浄化に、後者は中米で赤土の流出防止に採用されています。

塗料汚泥や食品残渣の混じった食品工場の汚泥に、弊社の凝集促進剤で処理すると、簡単に乾燥、凝集が起こり、フロックは壊れることがありません。そのため、処理後の水は再利用ができ、凝集汚泥に電気ショックを与えれば、細菌を死滅させることもできます。

この他にも、同氏は環境保全に関連する商品やサービスを展開していますが、ビジネスに偏らない国内外のネットワークをベースに、ご相談を受けて、解決を図ったのが切欠となっています。特別な広報、営業活動はしていません。



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