インド経済の基礎知識(第3版)(オンデマンド版)
ジェトロ オンデマンド出版
巨大市場に世界から熱視線が注がれる国、インド。多民族、多言語、多宗教などの多様性はインドの魅力だ。インドは今や世界最先端のイノベーション発信拠点でもあり、さらにはアフリカなど世界各地への輸出基地としても注目される。
こうしたインドが持つ特徴や最新のインドの活用方法などを、基礎から分かりやすく解説するインド・ビジネス入門書。
西澤 知史 著
2019年11月01日
A5 / 216ページ
価格(税込): 2,200円
目次
インドの概況
第1章 インドを知るための基礎知識
―世界最大となる人口大国の姿―
- 地理 ―地理的優位性も兼ね備えた広大な国土―
- 社会 ―多様性の中で生き抜くインド人とは―
第2章 ビジネス・投資環境をとりまく政治・経済概況
―高度経済成長の持続のために―
- 政治制度 ―州政府の権限の強さも意識―
- 2期目を迎えたモディ政権 ―デジタル化がもたらした変化とは―
- 経済動向 ―主要経済大国としての姿―
第3章 貿易動向と貿易自由化の行方
―工業製品の輸出気運の高まり―
- 貿易動向 ―工業製品の輸出拡大で、貿易赤字縮小に光―
- 貿易自由化の行方 ―保護主義的措置の増加―
第4章 外国企業による投資
―高まる日本企業の存在感―
- 緩和される外資規制、進出形態と手続き ―刻々と変化する制度にも対応を―
- 近年のインド向け投資の動向 ―IT産業などのサービス業が牽引―
- 日本企業による投資の実態 ―黒字化率の向上と業種の多様化―
第5章 事業運営に関わる基礎知識と留意点
- 税制・税務手続き ―物品・サービス税(GST)の導入による変化―
- 資金調達 ―規制緩和が続く対外商業借入―
- 労務事情 ―労働法改正の行方、人材こそ投資の魅力―
- 駐在員の派遣 ―日印社会保障協定発効で負担は軽減―
- インフラ事情 ―広大なインドでは時間とカネが必要―
第6章 注目産業の動向
- 自動車 ―四輪1,000万台市場への道のり―
- 電子機器 ―中国からの輸入超過解消への一手―
- 医療 ―増え続ける人口と生活習慣病の増加―
- 小売業 ―外資の本格参入への期待と不安―
- IT(情報技術) ―優秀なIT人材の活用方法とは―
第7章 インドの新たな活用とリスク
―新たなインドとの向き合い方―
- グローバルなサプライチェーンの一角に ―コネクティビティの強化―
- 世界に羽ばたくスタートアップ ―日本企業の連携とは
- 投資環境上のメリットとリスク ―リスクを最小化して円滑なビジネス遂行を―
[コラム]
- ファストフードでも菜食
- インドの冷蔵庫
- 酷暑の過ごし方
- インドで入院
- 日本のオシャレ
関連情報
出版物についてのお問い合わせ先
アジア経済研究所出版物について
アジア経済研究所成果出版課
Tel:043-299-9735
Fax:043-299-9736
E-mail:syuppan@ide.go.jp