アグリフードEXPO2019・シーフードショーにあわせて食品輸出商談会を開催

2019年08月19日

国内外32バイヤーが135社と商談

ジェトロは、8月22日および8月23日に、東京ビッグサイトにおいて、15カ国から招へいする海外の輸入・卸売業者、小売業者等と、日本の農水産物・食品の海外販路開拓に意欲のある国内事業者との「食品輸出商談会」を開催します。
あわせて、国内商社と国内事業者が商談する「商社マッチング」も開催し、商社経由の間接貿易による輸出促進も支援します。2日間で計135社が国内外32バイヤーと商談を行います。
これらは、8月下旬に東京ビッグサイトで開催される国産農産物の展示商談会「アグリフードEXPO東京2019」(今回第14回。以下「アグリフードEXPO」)および水産物専門見本市である「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」(同第21回。以下「シーフードショー」)にあわせて開催するものです。

1.15カ国のバイヤーが東京他3都市で商談

本商談会に招へいする海外バイヤー22社(添付資料1)の地域別内訳は、欧州6社、アジア13社、オセアニア1社、中東2社となっています。日本側事業者と海外バイヤー双方の要望や関心事項等をふまえて事前に商談相手のマッチングをした結果、全国37都道府県から114社・団体の食品加工業者、生産者、貿易会社・商社が本商談会に参加し、計320件の商談を行います。

2018年の農林水産物・食品の輸出額は9,068億円(前年比12.4%増)と過去最高を記録する中、全体の33.4%(3,031億円)を占める水産物・同加工品への関心が引き続き高く、今回海外バイヤー22社のうち15社が水産物・同加工品の買付を希望しています。
今回初めて招へいするBig C(ベトナム)は、大型スーパーを36店舗展開し、中間層から富裕層まで幅広い顧客を持っており、今後日本産の水産物の取り扱い増加が期待できます。

なお、海外バイヤーは、東京での商談会終了後、2つのグループに分かれ、 北海道と山陰(鳥取)で開催される地方商談会に参加します。生産現場等を訪問し、 日本産農林水産物・食品の品質、製造技術等について知識を深めます。


前回の商談風景


前回の商談風景

2.商社マッチングを同時開催

本商談会に際しては、輸出に不慣れな国内事業者も安心して輸出に取り組めることを意図した「商社マッチング」を同時開催します。輸出実績のない国内事業者13社を含む43社が、国内商社9社(添付資料2)と商談を行います。

3.日本政策金融公庫、大日本水産会との連携

「アグリフードEXPO」にあわせての食品輸出商談会の開催は今年で11回目です。会期中には、主催者である日本政策金融公庫が展示会出展者向けに設置する「海外展開相談コーナー」にジェトロからアドバイザーを派遣します。
また、「シーフードショー」には、会場内での輸出セミナー(8月22日(木曜)13時00分~15時00分「水産物輸出拡大への取り組み ―輸出の基礎からHACCPまで―」)にジェトロから講師を派遣するとともに、日本産水産物の輸出状況等を紹介するジェトロブースを設置します。

4.開催概要

ジェトロ食品輸出商談会:

日時
8月22日(木曜)~23日(金曜)10時00分~16時50分
※海外バイヤーは21日(終日)に展示会場視察および商談を実施。
会場
東京ビッグサイト会議棟1階 レセプションホールB
主催
ジェトロ
参加バイヤー
海外バイヤー:22社・23名(別添1-1)
国内事業者
(サプライヤー)
114社・団体 (予定) ※参加22社を含む
対象品目
食品全般

ジェトロ商社マッチング:

日時
8月22日(木曜)~23日(金曜)10時00分~16時50分
※海外バイヤーは21日(終日)に展示会場視察および商談を実施。
会場
東京ビッグサイト会議棟1階 レセプションホールB
主催
ジェトロ
参加バイヤー
国内商社:9社(別添1-2)
国内事業者
(サプライヤー)
43社(予定) ※参加22社を含む
対象品目
食品全般

5.地方商談会 開催概要

北海道(札幌市)

開催地
北海道(札幌市)
日時
8月27日(火曜)9時00分~16時20分
8月28日(水曜)9時00分~17時10分
会場
札幌パークホテル地下2階「パークプラザ」
海外バイヤー
10社(9カ国)
国内事業者
(サプライヤー)
101社(予定)

山陰(鳥取県米子市)

日時
8月27日(火曜)9時30分~16時50分
会場
ANAクラウンプラザホテル米子2階「飛鳥」
海外バイヤー
7社(6カ国)
国内事業者
(サプライヤー)
27社(予定)

農林水産・食品事業推進課 (担当:河村、小山)
Tel:03-3582-8356