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ドイツで日本産オーガニック食品等のプロモーションを実施 ‐日本産オーガニック食品のポジティブイメージを世界に発信‐

2018年01月17日

ジェトロは、2018年1月~2月にドイツで「ドイツ日本産オーガニック食品等広報展示事業」を実施します。本事業では、アグリビジネスに焦点をあてた食品産業・農業及び園芸展「International Green Week(IGW)」と世界最大級のオーガニック専門見本市「BIOFACH」に広報展示ブースを設置し、テストマーケティングや調理デモ、日本の中小企業の販路開拓支援等を行うことで、日本産オーガニック食品のポジティブイメージを発信し、世界のオーガニック市場開拓を図ります。

欧州で高まるオーガニック食品のニーズ

世界のオーガニック市場は、消費者の健康志向、環境保全志向の高まりから、2015年に816億ドル(約10兆円)を記録し、2000年から15年間で約4.5倍の規模に急成長しています。特に、欧州市場は世界全体の35%を占め、なかでもドイツは欧州最大のオーガニック市場であり、世界最大級のオーガニック見本市等が開催されることから、多数の海外バイヤーが同国を訪れます。
欧州でオーガニック食品市場が拡大している背景には、「環境保護(エコロジカル)」や「倫理的(エシカル)」といった価値基準に基づき購買活動を行う20~40代の比較的裕福な消費者の存在があります。また、環境保護等に関心の低い消費者でも、毎日食べる食品(シリアルや乳製品、ベビーフードなど)については、遺伝子組み換え食品や農薬・食品添加物への抵抗感から、「安全・安心」を求めてオーガニック食品を購入する場合があります。
食の「安全・安心」が消費のキーワードとなる欧州で、日本食は「健康に良い」というイメージとともに普及しています。ポジティブな日本食のイメージと相まって、高付加価値の日本産オーガニック食品へのニーズは今後も高まることが予想されます。

世界のオーガニック市場規模
(小売販売額、2015年)

米国47%、ドイツ11%、フランス7%、中国6%、カナダ4%、その他25%

出所:Research Institute of Organic Agriculture(FiBL)の発表をもとにジェトロ作成

IGWで一般消費者向けにアンケートによるテストマーケティングを実施

International Green Week(IGW)は1月19日~28日にベルリンで開催されます。ベルリンは欧州最大のGDPを有するドイツの首都として、350万人以上の人口を抱え、トレンド発信地でもあります。
IGWの特色は、来場者の多くが一般消費者であることです。昨年の来場者約400,000人のうち、約8割が一般消費者でした。そのため、ジェトロは同見本市で、出品商品についてアンケート形式のテストマーケティングを実施します。ドイツをはじめ欧州の市場開拓を目指す企業にとっては、アンケート結果から、消費者の嗜好や商品の適切な価格帯を知ることができます。販路のある企業にとっても、既存商品改良のヒントを見つけることが可能です。
ジェトロは同見本市にジャパンパビリオンを設置し、10社が出品します。出品企業を品目別に見ると、抹茶を含む日本茶等が4社、醤油やたれを含む調味料が4社、日本酒が1社、その他加工品が1社です。特許製法の黒麹菌による発酵有機茶葉など、ユニークな健康志向の商品が出品されます。


IGW 2018 ジャパンパビリオンイメージ図

オーガニック専門見本市BIOFACHで日本産オーガニック食品の販路開拓を支援

BIOFACHは2月14日~17日にニュルンベルクで開催されます。世界最大規模のオーガニック専門見本市として、欧州やロシア、北米など世界各国からオーガニック関連の商品を扱うバイヤーが50,000人以上集まります。 ジェトロが同見本市にジャパンパビリオンを出展するのは3年ぶりとなり、パビリオンには日本の中小企業14社が出品し、販路開拓を行います。出品企業を品目別に見ると、味噌、醤油、ドレッシングを含む調味料が9社、抹茶を含む日本茶等が5社です。有機認証を受けた国産オーガニックの大豆、玄米、天日塩を使用し、伝統の製法で熟成させた化学合成添加物不使用の生味噌や、グルテンフリーでコーシャ認証(注)を取得している醤油など、いずれも安全と健康にこだわった商品です。

(注)コーシャ:ユダヤ教の戒律に基づく食規定であり、北米等では「安全・安心」のイメージが強い。


BIOFACH 2018 ジャパンパビリオンイメージ図

広報ファシリテーターの活用による効果的な広報と成果の創出を目指す

IGWとBIOFACH、2つの展示会で日本産オーガニック食品等のポジティブイメージを発信し、バイヤーとの接触機会を設けるため、現地市場に精通する「広報ファシリテーター」が、参加企業への商品輸送方法のアドバイス、会期中のアンケートによるテストマーケティング実施、Facebookとtwitterでの広報、バイヤー誘致等を継続的に担います。これにより、広報展示にとどまらず、具体的な販路開拓の成果創出を目指します。

「ドイツ日本産オーガニック食品等広報展示事業」開催概要

International Green Week(IGW)

主催
:ジェトロ
会期
:2018年1月19日(金曜)~28日(日曜)
会場
The Messe Berlin Exhibition Grounds
住所
Messedamm 22, D-14055 Berlin, Germany
参加企業
:10社・団体(別添参照)

BIOFACH

会期
:2018年2月14日(水曜)~17日(土曜)
会場
Exhibition Centre Nuremberg
住所
90471 Nürnberg, Germany
参加企業
:14社・団体(別添参照)

ジェトロ農林水産・食品事業推進課(担当:和波、松本、三好)
Tel:03-3582-5546