1. サイトトップ
  2. お知らせ・記者発表
  3. 記者発表
  4. 2018年
  5. 英国最大級の国際酒類見本市「Imbibe Live(インバイブライブ)2018」に日本産酒類プロモーションブースを初出展

英国最大級の国際酒類見本市「Imbibe Live(インバイブライブ)2018」に日本産酒類プロモーションブースを初出展

2018年06月25日

北は北海道から南は沖縄までバラエティーのある日本産酒類を英国の非日系市場へ売り込み

ジェトロと国税庁は、英国・ロンドンで開催される英国最大級の酒類見本市「Imbibe Live 2018」(2018年7月2日~3日)に、「日本産酒類プロモーションブース」を初めて出展します。当該ブースには、国内酒類企業20社(日本酒14社、ワイン2社、ジン・泡盛2社、リキュール1社、ラム等1社、別添参照)が出品します。
英国はEU主要国の中でも日本産酒類の輸出額が最も伸びており、日本産酒類の輸出先として魅力的な市場です。また、英国は世界的な酒類コンペティションが毎年開催される等、酒類の情報発信地でもあります。市場性および情報発信力のある英国で、北は北海道から南は沖縄までバラエティーある日本産酒類をアピールし、英国の非日系市場の開拓を目指します。

今回の主な取組のポイントは以下の通りです。

1.日本産酒類の輸出先および情報発信地として魅力のある英国市場:

日本産酒類の英国向け輸出額(2017年)は、対前年比で177.8%増(フランス:23.2%増、オランダ:57.2%増)と、EU主要国の中でも最も高い伸びを記録しています(表1ご参照)。また、今回出品者が最も多い日本酒についても、英国は欧州内で最大の輸出先となります(表2ご参照)。
また、英国は世界的な酒類の情報発信地でもあり、「International Spirits Challenge」や「International Wine Challenge(以下、IWC)」等の酒類コンペティションが毎年開催されています。特に、IWCには2007年に日本酒を対象とした「Sake部門」が創設され、EUにおける日本酒の認知度向上にも寄与しています。この他、世界最大のワイン等の教育機関である「Wine and Spirit Education Trust(以下、WSET)」の本部も英国・ロンドンにあり、2014年より「日本酒講座」が開設され、現地ソムリエ等への日本酒教育も始まっています。

表1:日本産酒類輸出動向(国・地域別、品目別)(単位:百万円)
国・地域 金額(2017年) 対前年比 シェア 品目
清酒 ウイスキー ビール 焼酎 ぶどう酒 その他
世界 54,508.8 26.8% 100% 18,679.2 1,3640.3 1,2873.4 1,537.1 493.3 7,285.5
米国 12,014.8 17.7% 22% 6,039.3 3,716.9 826.0 388.3 2.1 1042.2
韓国 10,757.2 42.4% 20% 1,863.9 82.4 8,045.9 76.4 4.0 684.6
台湾 5,308.1 14.5% 10% 948.4 1,216.7 1,472.2 83.7 57.5 1,529.7
香港 4,794.9 11.7% 9% 2,799.1 225.0 366.6 73.2 303.4 1,027.5
中国 4,379.4 62.6% 8% 2,659.8 427.0 207.5 484.1 23.1 577.9
フランス 3,226.4 23.2% 6% 266.6 2,738.6 53.9 4.6 6.9 155.8
シンガポール 2,767.8 0.8% 5% 691.3 1,082.1 446.8 57.6 6.3 483.7
オランダ 2,347.9 57.2% 4% 144.5 1800.0 4.6 8.8 0.6 389.5
オーストラリア 1,899.9 31.8% 3% 396.0 489.1 802.2 4.4 4.0 203.4
英国 1,600.8 177.8% 3% 347.6 996.4 40.5 7.3 8.2 200.8

(出典)財務省貿易統計よりジェトロ作成

表2:日本酒対EU輸出金額推移(単位:100万円)

2013年~2017年の間、英国への輸出額が毎年最多であり、全体の約3割を占めている。

(出典)財務省貿易統計よりジェトロ作成


2.北海道から沖縄までバラエティーのある日本産酒類を紹介:

ジェトロは国税庁とともにオールジャパンで取り組み、北は北海道から南は沖縄まで20社の国内酒類企業によるバラエティー溢れる日本産酒類を海外バイヤーにアピールします。例えば、IWC SAKE部門のトロフィー受賞酒、生酒、スパークリング日本酒、有機日本酒等の多様な日本酒に加えて、日本固有のぶどうの品種「甲州種」による甲州ワイン、琉球泡盛やロンドンのバー市場でも人気のあるジンやラム等の洋酒も出品します。

3.英国ソムリエ協会による日本産酒類セミナーを開催:

日本産酒類プロモーションブース内にはセミナースペースを設置し、出品者による商品紹介の他、英国ソムリエ協会による日本産酒類の特徴や魅力、日本産酒類と現地料理とのペアリング等について解説するセミナーを実施します。

セミナー概要

  • 講師:Ms. Federica Zanghirella, General Manager, UK Sommelier Association
  • 場所:日本産酒類プロモーションブース内のセミナーエリア (次項の2.は、Imbibe Live 2018会場内の「Taste Zone」)
  • テーマおよび日時:
    1. Tradition & Innovation in Japanese Spirits」(7月2日(月曜)14時00分~14時30分)
    2. Saké & Food Matching」(7月3日(火曜)11時00分~11時45分)
    3. Wine vs Sake, Product of Fermentation, Similarity & Difference」(7月3日(火曜)13時30分~14時00分)

4.日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO)と連携し英国への日本酒の輸出拡大を図る:

JFOODO(※)では、英国の現地消費者向けに日本酒のプロモーション活動を2018年3月より開始しています。2018年度も、引き続きJFOODOによる英国での日本酒のプロモーション活動の実施が予定されているため、ジェトロでは、「Imbibe Live 2018」への国内酒類企業の出展支援を通じた英国への商流構築・販路拡大の取組みと、JFOODOによる英国での日本酒のプロモーション活動による相乗効果により、更なる日本酒の輸出拡大を狙います。

(※)「日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO)」は、2017年4月1日付でジェトロに設置された日本産の農林水産物・食品のブランディングのためにオールジャパンでの消費者向けプロモーションを担う新たな組織です。


「Imbibe Live 2018」概要

日時
:2018年7月2日~3日
場所
:英国・ロンドン ケンジントン Olympia Exhibition Center(Grand Hall)
主催
:Reed Exhibitions
対象
:アルコール飲料、スナック(おつまみ類)、各種機材、バー関連用品等
来場対象
:アルコール飲料専門小売業、ソムリエ、レストランのシェフ等の飲食業、アルコール飲料専門輸入卸、ホテル業界等
ウェブサイト
:Imbibe Live(英語)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます

日本産酒類プロモーションブース概要

共催
:国税庁、ジェトロ
規模
:180平方メートル
出品者
:20社
品目
:日本産酒類(日本酒、ワイン、ジン、泡盛、リキュール等)

ジェトロ加工食品・酒類支援課 (担当:濱田、内田、杉野、石田)
Tel:03-3582-8350